【試合詳細】7・30 マリーゴールド後楽園ホール大会 【ツインスター】MIRAI&桜井麻衣vs青野未来&翔月なつみ ジュリア&Sareeevsビクトリア弓月&田中きずな 高橋奈七永vsボジラ 松井珠紗&南小桃vsマイラ・グレース&ゼイダ・スティール 石川奈青vs瀬戸レア

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『MARIGOLD Summer Gold Shine 2024』
日程:2024年7月30日(火)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:818人

▼シングルマッチ 15分1本勝負
●石川奈青
7分32秒 エビ固め
○瀬戸レア

▼タッグマッチ 15分1本勝負
松井珠紗/●南小桃
8分46秒 フォーファンク・クロス→片エビ固め
○マイラ・グレース/ゼイダ・スティール

▼初代ツインスター王座決定戦 準決勝 15分1本勝負
[ミライサク]MIRAI/○桜井麻衣
11分18秒 STF
野崎渚(フリー)/●CHIAKI
※MIRAI&桜井が決勝戦進出。

▼初代ツインスター王座決定戦 準決勝 15分1本勝負
○青野未来/翔月なつみ
12分53秒 バズソーキック→片エビ固め
[tWin toWer]天麗皇希/●後藤智香
※青野&翔月が決勝戦進出。

▼パッション注入スペシャル シングルマッチ
●高橋奈七永
15分31秒 胴絞めスリーパーホールド
○ボジラ

▼スペシャルタッグマッチ 15分1本勝負
○ジュリア/Sareee(フリー)
18分7秒 ノーザンライト・ボム→体固め
●ビクトリア弓月/田中きずな

▼初代ツインスター王座決定戦 30分1本勝負
●青野未来/翔月なつみ
20分52秒 ラリアット→エビ固め
○MIRAI/桜井麻衣
※MIRAI&桜井が初代マリーゴールド・ツインスター王者となる。

MIRAI&桜井が悲願のツインスター王座戴冠!ジュリアが海外進出を正式発表!奈七永がボジラにパッション注入も敗北!元アイスリボンの南ゆうきが再デビュー決定!

第1試合


 ロックアップからリストの取り合い。石川がヘッドロックで捕らえるが、瀬戸が取り返して絞り上げる。石川が突き飛ばして逃れると、瀬戸はロープの反動を使ったドロップキックを連発。石川は全て受けきりショルダータックルでなぎ倒すと、髪を掴んで引き起こし、首投げからスリーパー。そのままボディシザースからサーフボードストレッチに移行し、蹴り上げてロープに飛ばすと背中を蹴りつけてロープにくくる。ロープに飛んで後頭部にラリアットからフォールも2。

 石川はコーナーに振ろうとするが、瀬戸が逆に振って串刺しドロップキック。さらにフェイスバスターからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。

 瀬戸は投げようとするが、逆に石川がボディスラムから倒立プレス。フォールも2。

 エルボーの相打ちを石川がすべて制していくが、瀬戸がガードするとエルボー連打。石川が強烈なエルボーで倒すと、髪を掴んで引き起こしダブルアームの体勢。耐えた瀬戸のボディに膝蹴りから、ロープに振ろうとするも瀬戸が切り返して逆さ押さえ込みも2。

 瀬戸はキャメルクラッチで捕らえ、キャトルミューティレーションで絞り上げるが石川はロープに足を伸ばしブレイク。

 瀬戸は腕へのエルボーからボディスラム。フォールも2。

 瀬戸はロープに飛んで四方からドロップキック連発。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。

 瀬戸は投げようとするが、耐えた石川がバックを取っていく。抜けた瀬戸のエルボーを巻き込んだ石川がゴリースペシャルで捕らえ前方に巻き投げる。フォールも2。

 石川は投げようとするが瀬戸が丸め込むも2。

 瀬戸はロープに飛ぶが、石川はネックブリーカードロップで迎撃しフォールも2。

 石川はロープに飛んでネックブリーカードロップ。さらにダブルアーム・スープレックスで叩きつけフォールも2。

 石川はリバースN.A.Oからフォールも、瀬戸が丸め込み3カウント。

 納得いかない石川は瀬戸の髪を掴んで抗議した。

<試合後コメント>

瀬戸レア
「石川奈青さん、私の汗舐めて嘘だと思いましたか?でも奈青さんの情熱で瀬戸レアから気持ちはウェルダンに変わりました。ありがとうございました」

石川奈青
「いやっ!納得行かないですね!2でしたよね?!マジで納得行かないです悔しいです。悔しいってのもいつも言ってるんですけどそういういつもの悔しいじゃなくて、ホントに今日は勝ったと思ったんですけど、こういう……いやぁ~そうですね、油断しました。こういう油断が1個1個の勝ち負けにつながるんだなっていうのをホントに自分自身の、いや、そうですね~悔しい!今度絶対もう3決まったと思ったんですけど、ホントに悔しいですね。瀬戸レア、まだマリーゴールドに合流して仙女のときからキャリアとしても全然後輩なのに、こういう後輩だからって、そうですね、自分がもっと1個1個油断せずにやっていかなきゃなと思いました。ジョジョのセリフで『相手が勝ち誇ったときそいつはすでに敗北している』みたいなのがあった気がするんですけど、自分がまさかその言葉になってしまうとは。いや、いや、ホントに悔しいですね。またシングルでやり返したいと思います」

第2試合


 先発は松井とマイラ。ロックアップをスカした松井とバックの取り合い。マイラがロープに飛んでラリアットを避けると、松井をロープに振るが松井はアームドラッグで投げ捨てドロップキック。避けたマイラがドロップキックも松井が避けてジャックナイフ。マイラが切り返してフォールも2。両者タッチ。

 小桃とゼイダとなり、ゼイダが延髄斬りからロープに飛ぶが小桃がカサドーラから腕ひしぎもマイラがカット。
 ゼイダがガットショットからボディスラムを狙うが、小桃が逆にボディスラム。小桃は松井にタッチ。

 松井はコーナーに振り、小桃が串刺しドロップキックもから松井が串刺しニーをボディに突き刺す。さらにブレーンバスターホールドも2。
 松井はロープに飛ぶも、ゼイダは水面蹴りで迎撃し、ロープに飛んで低空ドロップキック。フォールも2。
 ゼイダはコーナーに振って串刺しヒップアタック。さらに串刺しビッグブーツも、マイラが背中にタッチ。

 ゼイダが松井を担ぎ、マイラが松井の顔面にドロップキック。そのままゼイダがリングに叩きつけ、マイラがフォールも2。
 マイラはロープに飛んで走り込み、丸め込みからのグラウンドコブラ。松井はロープを掴みブレイク。
 マイラはロープにもたれかかる松井の顔面にランニングヒップアタックからフォールも2。

 マイラはコーナーに振って走り込むが、松井が飛び越えてロープに飛ぶとスクールボーイ。2で返されるとそのままマフラーホールドで捕らえる。マイラは切り返して変形コブラツイストも、松井も切り返してマフラーホールドで取り返す。マイラはロープを掴みブレイク。
 松井はロープに飛んでスライディングクロスボディからコーナーに上り、ダイビングクロスボディからフォールも2。
 松井は小桃にタッチ。

 小桃はドロップキックからロープに飛ぶが、マイラは避けるとロープに振る。だが小桃はエルボーからドロップキックを突き刺しフォールも2。
 小桃は腕ひしぎで捕らえるがマイラはロープを掴みブレイク。

 小桃は投げようとするが、マイラが振りかぶってのエルボー連発。小桃はエルボー連打からロープに飛ぶも、マイラは追走してラリアット。マイラは串刺しエルボースマッシュから急角度のバックドロップ。さらにフォーファンク・クロスからフォールも2。

 マイラはロープに飛ぶが、松井がジャンピングニーで迎撃し、小桃が変形の逆打ちからフォールも2。
 小桃はスクールボーイも1。
 小桃は走り込み、逆さ押さえ込みも2。
 走り込んできたマイラを小桃が丸め込むも2.
 マイラはエルボーからみちのくドライバーII。フォールも松井がカット。
 マイラがフォーファンク・クロスで叩きつけフォール。これで3カウント。

 南ゆうきが突然リングに上がる。


ゆうき「練習生の南ゆうきです。次回8月19日の後楽園ホールでデビューをさせてください!南小桃さん!デビュー戦の相手お願いします!」
小桃「なんだ急に出てきて・・・お前、南かぶりだし?デビュー戦、準備できてんの?」
ゆうき「はい。私は再デビューになりますが、旗揚げから参加して死にものぐるいで練習してきました。これまで以上にプロレスにもっと没頭して、プロレスで輝きたいと思っています。よろしくお願いします」

<試合後コメント>

松井珠紗&南小桃
松井「後楽園ホール大会、ありがとうございました。ちょっと外国人2人、マイラとゼイダ。私は結構いっぱいやって来たんですけど、初めて負けました。ちょっと油断してたかも知れないですね。なので、次はもっと油断せずにボコボコにしてやりたいと思うんで。チャラチャラした……チャッッラチャラした外国人!私が次は叩きのめします!」
小桃「初めての珠紗さんとのタッグ。珠紗さんからたくさん吸収したいことがあるし、またタッグ組みたいです」
松井「組みたいです」
小桃「タッグ組みたいです!!!」(※急に松井に詰め寄る)
松井「お、お願いします(笑)」
小桃「今日はボロボロ!ダメでした!私は!でも、次は上手くなるので、またタッグ組んでください!」
松井「はい。でも、小桃は次デビューする南ゆうきからデビュー戦の申込みがあって。もうアンタ、先輩なんだよ!」
小桃「はい!」
松井「その覚悟できてる?」
小桃「……」
松井「アンタが引っ張って。負けてばっかじゃダメだから。もっともっと強くなりましょう、一緒にね」
小桃「はい。ぶっとばしまぁす」
松井「しっかりしろォッ!(笑)」
小桃「ワアアアアアアアアッ!しっかりします」

マイラ・グレース&ゼイダ・スティール
マイラ「見た見た?Cheater, Cheater, Pumpkin Eater♪」
ゼイダ「聞いてよ。私たち、この1週間ずっとトム&ジェリー、ティア&タメラ、ザック&コーディーを見てたの。そのおかげで初めてタッグで勝利できたの!これでタッグベルトも見えてくるんじゃない?私たちが新しいタッグチャンピオンになる日はすぐに訪れるはず!」

第3試合


 CHIAKIが握手を求め、MIRAIが握るとCHIAKIが首固めも2。
 CHIAKIはスクールボーイも2。
 CHIAKIは再度スクールボーイも、2でMIRAIが切り返すが2。場外に転がったCHIAKIを追ってMIRAIも降りると追いかけっこ。先にリングに戻ったCHIAKIが挑発し、リングに上ったMIRAIがロープに飛ぶが、場外から野崎が足を掴んで引きずり落とし場外乱闘へ。

 リングに戻るとCHIAKIがストンピング連打から顔面ウォッシュ。さらにロープにくくって野崎にタッチ。

 野崎はロープに飛んでビッグブーツを叩き込み、おしゃれキックからロープを使ったキャメルクラッチ。これを離すとロープに振ろうとするが、MIRAIが逆に振ってドロップキック。MIRAIはタッチしようとするがCHIAKIがカット。
 CHIAKIと野崎はロープに振ろうとするが、MIRAIが野崎の腕をCHIAKIの顔面に引っ掛けて、足を刈ってDDTのように突き刺させる。MIRAIは桜井にタッチ。

 桜井は二人まとめてミサイルキックからパリ風おパラダイスロック。

 ロープに飛んで尻への低空ドロップキックから串刺し攻撃。野崎が足を伸ばしてカットしドロップキックで吹っ飛ばすと、串刺しビッグブーツから投げようとする。耐えた桜井の腕を巻き込んでスリーパーで捕らえ、そのままドルミルもMIRAIがカット。
 野崎は投げようとするが、切り返した桜井がビッグブーツ。ビッグブーツの打ち合いから野崎がキャッチするも、回転して逃れた桜井がビッグブーツからブレーンバスター。フォールも2。
 野崎がトラースキックからノアールランサー。フォールも1。
 野崎がロープに飛ぶが、桜井はドロップキックで迎撃し、ロープに飛ぶが野崎がノアールランサーで迎撃。野崎はCHIAKIにタッチ。

 CHIAKIはストンピングから、桜井のエルボーを避けて髪を掴んで引き倒しアイアンクロースラム。さらに担ぐがMIRAIがカット。
 CHIAKIは再度桜井を担ぎ、野崎が桜井の顔面にトラースキックからアルゼンチンバスター。フォールもMIRAIがカット。
 CHIAKIがロープに飛ぶが、MIRAIが担ぐも着地したMIRAIの足を掴んで丸め込み、ホイールバローの体勢で担ぐと、桜井が走り込んで合体フェイスバスター。
 桜井は足を使ったファイナルカットからフォールも2。
 桜井は蝶野直伝のSTFで捕らえるがCHIAKIはロープを掴みブレイク。
 桜井はロープに飛んでビッグブーツ。MIRAIがコンプリートショットから桜井がドロップキックを突き刺しフォールも2。
 桜井はシャイニングバスターからフォールも野崎がカット。

 MIRAIがラリアットでなぎ倒し、桜井がコーナーに登るとエルボードロップを投下。フォールも2で野崎がレフェリーの足を掴んで場外に引きずり落とす。
 イスを持ち出した野崎が桜井に殴りかかるが、桜井はキャッチしてガットショットから振りかぶる。だがCHIAKIがこれを奪って殴りかかるが、桜井が避けて野崎に誤爆。桜井はCHIAKIにドロップキックからMIRAIのラリアットと桜井の低空レッグラリアートのサンドイッチ。フォールも2。
 桜井はロープに飛ぶがCHIAKIはスピアーで迎撃し、担ぐも着地した桜井にソバット。ロープに飛ぶが、桜井はビッグブーツで迎撃し改めてSTF。これでCHIAKIがギブアップした。

<試合後コメント>

MIRAI&桜井麻衣
桜井「まずは準決勝、特訓の成果が出てSTFで見事勝利することが出来ました!残り、決勝!次勝てば初代ツインスターチャンピオン!絶対に勝とう!」
MIRAI「絶対に勝とう!あとは勝つだけなんで、とりあえず次の試合に向けてしっかり調整します」

CHIAKI&野崎渚
野崎「いやぁ~……悔しいねえ。スタートから結構自分たちのペースに持って行ってたつもりだし、持って行けてたと思ったから、このまま行けちゃうんじゃないかなって。途中、桜井麻衣にいいブーツもらって、やっぱ桜井麻衣面白いじゃんって思ったけど、タッグトーナメントで大事な一戦。桜井麻衣と遊ぶより、ここはCHIAKIに託してって、任せたんだけど……どうでした?」
CHIAKI「超悔しいです。まあ、最後の決め技もスゴいけど、準備してたものが分かっていたからこそこの負けはメチャクチャ悔しくて。でも、これで絶対へこたれることは無いんで次に期待してください」
野崎「その悔しさがどんどん強さに変わってくからさ。ウチらはウチらなりの強さを求めてやってこうよ」
CHIAKI「お願いします」
野崎「これからもよろしく。今日はお疲れ様。帰るよ!」
CHIAKI「ウッス!」

第4試合


 先発は皇希と青野。ロックアップから皇希がヘッドロック。青野がエルボー連打で逃れるが、皇希はロープに飛んでビッグブーツ。避けた青野がローキックからロープに飛ぶが、皇希がビッグブーツ。すぐに起き上がった青野に再度ビッグブーツからフォールも2。皇希は後藤にタッチ。

 後藤はエルボー連打からロープに振ろうとするが、耐えた青野を担ぐとコーナーのセカンドロープに寝かせ、ロープに飛び乗って垂直落下式ヒップアタック。さらに投げようとするが、青野が逆にボディスラムからタッチしようとする。後藤が足に絡みついて担ぐとマンハッタンドロップから、皇希が走り込んでビッグブーツ。さらに皇希が後藤を担いで青野にヒッププレスで叩きつける。フォールも2。後藤は皇希にタッチ。

 皇希はビッグブーツも避けた青野がローキックで倒し背中にサッカーボールキック。タッチしようとするが皇希がカットして担ぐも、着地した青野が腕を取ってボディにミドルキック。さらにコーナーに振って串刺しドロップキック。
 青野は再度走りこみ串刺し低空ドロップキックから翔月にタッチ。

 翔月は串刺しダブルニーからロープの反動を使ったダブルニードロップ。フォールも2。
 皇希がバックをとるが、翔月はエプロンに滑り降りてエプロンへのDDT。

 リングに戻り、ロープに飛んでランニングニーも,避けた皇希が丸め込んで変形バタフライロック。翔月はロープに足を伸ばしブレイク。
 翔月のエルボーと皇希のビッグブーツの打ち合い。皇希がビッグブーツ連打からロープに飛んでビッグブーツ。翔月は受けきってドロップキックも、皇希もドロップキックを突き刺しフォールも2。
 皇希は担ぐが翔月が丸め込むも2。
 翔月はロープに飛ぶも、皇希はパワースラムで迎撃しフォールも2。
 皇希は後藤にタッチ。


 後藤はジャイアントスイングで投げ捨て、ヒップアタックから皇希がエプロンを走り込んでビッグブーツ。さらに後藤がショルダータックルで倒し、スライディングヒップアタックも翔月が避けて後藤が場外に落下。青野がエプロンを走り込んでのサッカーボールキックを叩き込み、翔月が場外を走り込んでのダブルニーを突き刺す。
 エプロンに登った翔月に皇希がビッグブーツ。後藤がリングに翔月を投げ入れ、皇希がボディスラムから170cmプレスを投下する。さらに後藤と担ぐも、青野が後藤にミドルキック叩き込みカットすると、翔月はそのまま皇希にDDT。青野は後藤にハイキックを叩き込み、翔月とともに後藤にダブルのブレーンバスター。フォールも2。翔月は青野にタッチ。

 青野はミサイルキックからフォールも2。
 青野は膝立ちの後藤にミドルキック。さらにミドルキックも、キャッチした後藤がジャイアントスイングを狙うが、エルボー連打で逃れた青野がスネ蹴りから39ロック。これは皇希がカット。
 皇希は青野にスパインバスターから後藤が担ごうとするが、耐えた青野がバックを取る。そこへ翔月が走り込み、低空ドロップキックから青野がフェイスバスター。フォールも2。
 青野はコーナーに登るが皇希が足を掴んで動きを止め、後藤がエルボーから片方の肩で肩車するとそのままフェイスバスター。フォールも2。
 皇希と後藤で担ぎダブルのフェイスバスター。さらに皇希が後藤を担ぎ、青野に叩きつけフォールさせるも2。


 皇希がアメジストバタフライを投下するが、青野が避けるとコーナーに登った後藤にエルボーから巻き投げる。さらにロープに飛ぶが、後藤がカウンターのチョークスラムからフォールも翔月がロープに押し込む、青野がラリアットから翔月がダブルニー。さらに青野がサッカーボールキックから翔月がダブルニーを突き刺し、青野がスライディングラリアット。フォールも2。
 青野はバズソーキックを叩きこみフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>

青野未来&翔月なつみ
翔月「勝ちました!まあ当然の結果ではあるけど、大きい2人っていうのは中々一筋縄では行かなかったですね」
青野「2人も色々考えてきたんだなっていうのは十分伝わったけど、まだまだですよ」
翔月「次、決勝。MIRAI&桜井ですか。まあMIRAIの相手は未来ちゃんが知り尽くしているんじゃないですか?」
青野「そうですね。メチャクチャやりまくってるので、私はまたここでMIRAIに勝ちたいと思ってます」
翔月「自分たちに有利なカードだと思ってるんで。まあ誰が来ても勝ちますけど。もう3回やって正直な結果は出てるんで、このままタッグももらいましょうよ」
青野「はい。この勢いで初代二冠になります!待っててください」

天麗皇希&後藤智香
後藤「ゴメン、皇希……!」
皇希「大丈夫、大丈夫だから」
後藤「皇希となら、皇希とこのtWin toWerで初めてのベルト、ツインスターのベルトを獲りたかった!いっぱいいっぱい皇希と一緒に練習してきたけど、まだまだ及ばない。強いお2人でした。必ず皇希とtWin toWerでツインスターのベルトを獲ってみせます!」
皇希「準決勝で未来さんとなつみさんに挑むって決めたのは私たちで、もちろん他の3組がどこも別に簡単に勝てるなんて思ってないけど、正直ベルト持ってる2人が一番大きい壁だと思って。だからここを超えてツインスターの初代のベルトを巻きたいって思って挑戦して。結果は勝てなかったけど、でも、2人で今ベルトを持った初代チャンピオンのあの2人に挑めたってことは2人の中ですごい大きな経験だと思うので。この先、ミライサクと未来さん&なつみさんのペア、どっちが勝つかわからないけど、どっちが獲ったとしても私たちtWin toWerは絶対にまたツインスターのベルトに挑戦します!だから、もっと強くなろうね。ありがとう」
後藤「ありがとうございました……」

第5試合


 ロックアップからボジラがロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップからボジラがロープに押し込もうとするが、奈七永が切り返してダブルチョップを叩き込んで下がる。
 再々度ロックアップからボジラがヘッドロックも、奈七永が切り返してヘッドロックからリストをとる。ボジラがヘッドロックで取り返すと、すぐに奈七永はリストを取って切り返し、グラウンドに持ち込もうとするがボジラが切り返す。だが奈七永は巻き投げて腕ひしぎ。回転して抜けたボジラがリストを取ってひねり、ヘッドロックで絞り上げてショルダータックル。奈七永は受け切りショルダータックルのぶつかりあいへ。これをボジラが制し、場外に転がった奈七永をボジラが追って場外乱闘へ。

 お客さんのカサで殴り合い、客席に叩き込みあうとエルボーの打ち合いへ。石川が割って入るがボジラがふっ飛ばし客席に叩き込む。
 ボジラがイスを奈七永に投げつけ、フラつく奈七永をリングに投げ入れるとストンピング連打。さらに踏みつけていき、レフェリーが注意すると引き起こすが奈七永は掌底連打でコーナーに押し込む。ボジラは切り返してビンタ連打。奈七永も切り返すと逆水平チョップ連打。ボジラが切り返すと強烈な逆水平チョップ連発から串刺しボディスプラッシュ。奈七永が避けて串刺しショートレンジラリアットからスライディングレッグラリアート。
 奈七永はコーナーに上るが、ボジラがランニングエルボーから担ぐも、奈七永はそのままスリーパー。ボジラは力任せに正面に投げ捨て、ロープに飛んで低空ドロップキック。フォールも2。

 ボジラはスペースローリングラリアットから、四方のコーナーに奈七永の顔面を叩き込もうとする。だが3つ目で奈七永が逆にコーナーにボジラの顔面を叩き込み。コーナーへの顔面連打からショートレンジラリアット。さらにビンタを叩き込んでコーナーに座らせ、顔面を踏みつけてからビンタ。続けて串刺し攻撃を狙うもボジラが走り込んでラリアットの相打ち連発へ。さらにビンタの打ち合いから奈七永がヘッドバッド。左右のビンタもボジラが振りかぶってビンタ連打。お互いロープに飛んでラリアットの相打ちでダブルダウン。

 奈七永が腕に絡みつくがボジラは力任せに投げ捨て、ミドルキックを放つがキャッチした奈七永がドラゴンスクリューから足4の字固め。ボジラはロープを掴みブレイク。

 奈七永はバックドロップの体勢も、エルボーで逃れたボジラに再度奈七永は組み付く。ボジラはエルボーで逃れてベイダーハンマー。吹っ飛んだ奈七永だったが、立ち上がると掌底からバックドロップを狙う。ボジラはエルボーからロープに飛ぶが、奈七永は組み付いて強引にバックドロップからフォールも2。

 奈七永はスライディングラリアットも、避けたボジラがスリーパー。奈七永はロープに足を伸ばしブレイク。

 ボジラはコーナーに登り、セカンドロープからのミサイルキック。さらにロープに飛んでセントーンからフォールも2。

 ボジラはコーナーに登るが、奈七永がビンタから正面に登りヘッドバッド。さらに雪崩式ブレーンバスターで投げ捨てるが、立ち上がったボジラがラリアット。フォールも2。

 ボジラはロープに飛ぶが、奈七永がラリアットで迎撃しフォールも2。

 奈七永は外道クラッチも2。


 奈七永は顔面に膝蹴り連発からロープに飛ぶが、ボジラがバックをとってスリーパースイングから胴締めスリーパー。これでレフェリーが試合を止めた。

<試合後コメント>

ボジラ
「今のを見たか?今のを見たかと言っている!このボジラが“パッション注入”とやらをぶち壊してやった。だがこれは始まりに過ぎない。お前はリアル・ファッ●ングモンスターを目覚めさせてしまった。次に誰が相手になっても関係ない。SIZE DOES MATTER!デカさこそが正義であることを証明するだけだ!ボジリアンたちだけではなく、すべての人間がそれを知るべきだ」

高橋奈七永
(※試合に向かうジュリア&Sareeeへ「頑張って!パッショーーン!」と激励し、2人とパッションポーズを交わしてからコメントへ)
「ボジラ!あぁ!なんだアイツ!つえーなあ?!楽しいなあ!プロレス!こんな相手と出会っちゃうんだもん!タッグで何回かやったけど、シングルの方がより相手を知れるから、最高だなプロレスって!負けて悔しいよ?悔しいけどさ、終わんないじゃん?私が諦めたときが終わりのときだから。まだまだ終わんねーよ。それがパッションだし、挑戦していくことが私の人生の生きがいなんで。そこが伝わってるからお客さんがパッションって応えてくれてると思ってるよ!ボジラ、パッション軍団入らないか?強力な味方、ほしーなあ!終わんねーよ!パッショーーン!!」

第6試合


 ジュリアとSareeeが並んで記念撮影に応じているところへ弓月と田中がドロップキックで奇襲し試合開始。弓月がジュリアを振って田中がランニングエルボー。さらに田中がスクールボーイからダブルの低空ドロップキックを突き刺す。
 弓月が投げようとするが、耐えたジュリアにエルボー連打。ロープに飛ぶも、エプロンからSareeeが蹴りつけジュリアがエルボー。ジュリアとSareeeが交互にエルボーを打ち込んでいき、サンドイッチエルボーからロープに振ろうとするが、弓月が同士討ちさせるとロープに走ろうとする。だがSareeeとジュリアはダブルのバックドロップで叩きつけフォールも2。
 ジュリアは髪を掴んで引き起こし、ボディスラムからSareeeにタッチ。

 Sareeeはボディスラムからジュリアにタッチ。
 ジュリアはボディスラムからSareeeにタッチ。
 Sareeeは逆エビ固めで捕らえ、弓月の手をジュリアが踏みつけるがレフェリーが注意しブレイク。Sareeeはジュリアにタッチ。

 ジュリアはロープに振ってドロップキック。フォールも2。
 ジュリアはキャメルクラッチから髪を掴んでひねっていき、そのままヘアーホイップからSareeeにタッチ。

 Sareeeはロープに振っていくが、弓月がドロップキックもSareeeもドロップキックで返す。
 弓月がエルボー連打もSareeeが強烈なエルボーでふっ飛ばし、ロープに振ろうとするが、弓月が切り返してコルバタで投げ捨てると顔面にドロップキック。弓月は田中にタッチ。

 田中はドロップキック連発からコーナーに上りミサイルキック。フォールも2。
 田中は投げようとするが、耐えたSareeeがブレーンバスター。フォールも2。
 Sareeeはバックを取るが田中が丸め込むも2。
 田中は変形ラ・マヒストラルも2。
 田中はロープに飛ぶが、Sareeeが追走ドロップキックからフィッシャーマンズスープレックスホールドも2。Sareeeはジュリアにタッチ。

 ジュリアは顔面を蹴りつけ、ケンカキック連発でロープに押し込み、これがレフェリーに注意されるとコーナーに振って串刺しエルボー。さらに逆コーナーに振って串刺し攻撃も、田中が蹴りつけてカット。ジュリアは走り込んできたジュリアの腕を取って前方回転腕ひしぎもSareeeがカット。

 田中がジュリアを、弓月がSareeeをロープに振ろうとするが、Sareeeが卍固め、ジュリアが蜘蛛の巣で捕らえる。田中はロープに足を伸ばしブレイク。
 ジュリアはベアハッグスープレックスからフォールも2。
 ジュリアは投げようとするが、耐えた田中にエルボーからロープに振っていく。田中はネックブリーカードロップで迎撃し、フィッシャーマンズスープレックスホールドも2。田中は弓月にタッチ。

 弓月はビッグブーツを避けてドロップキック。さらにボディスラムからフォールも2。
 弓月は丸め込み、ゆりかもめで捕らえる。逃れたジュリアをロープに振ろうとするが、切り返そうとしたジュリアをカニバサミで倒すと田中が鎌固め。弓月がジュリアの顔面に低空ドロップキックを叩き込みフォールも2。
 弓月は投げようとするが、切り返したジュリアが大外刈りからセンタクバサミ式のキーロック。弓月がロープに足を伸ばしブレイク。
 ジュリアはケンカキック連発。Sareeeもエプロンから蹴りつけ、髪を掴んで引き起こすも弓月も髪を掴んで引き倒すと顔面に膝を押し付けていく。これはSareeeがビッグブーツでカット。

 弓月がビンタも、ジュリアは余裕で受けて「打ってこい」と挑発。弓月はビンタを打ち込んでいくが、ジュリアはヘッドバッドで返しフォールも2。
 ジュリアはグロリアスバスターを狙うが、着地した弓月がトラースキックから田中とともにダブルのフィッシャーマンバスター。フォールもSareeeがカット。
 弓月は垂直落下式キャプチュードからフォールも2。

 弓月はコーナーに登るが、ジュリアがビンタから正面に上り雪崩式ダブルアームスープレックス。そこへSareeeがダイビングフットスタンプを投下し、ジュリアがランニングニーからSareeeが顔面への低空ドロップキック。
 ジュリアはバックドロップで叩きつけフォールも田中がカット。
 ジュリアは髪を掴んで引き起こし、グロリアスバスターを狙うが弓月が切り返してローリングアローもSareeeがカット。
 弓月が走り込むがジュリアはカウンターのバックドロップからフォールも2。
 ジュリアはグロリアスドライバーからフォールも田中がカット。

 Sareeeが田中を裏投げ、ジュリアが弓月をノーザンライトボムで叩きつけ3カウント。

ジュリア「後楽園ホールにおこしの諸君、ごきげんよう!今日は、女子プロレスの未来を担う2人と戦えて、最高の気分です!弓月、きずな?2人は、ほんとに、才能あふれる、私が羨ましく思うぐらいほんとに将来有望な若手選手だなと思う。だからね、これから色々チヤホヤされたり、逆に嫉妬されたり、いろんなことあると思うけど、自分を見失わずに今の気持ち絶対忘れないで、努力続けていけば必ず良いことあるから、2人とも、頑張ってね。私は、そんな2人の成長をね、近くでずっと見ていたかったんだけど、でも(観客の声を聞いて)・・・ありがとう、でも、それはできません。みんなに今日、報告があります。(うるさい野次を飛ばす客に)ちょっと、静かに聞いてもらっていい?ぶん殴るよ?はい、そうね、8月、19日、後楽園ホールが、私の日本での最後の試合になります。私は、世界のプロレスに挑戦しに行きます!なんかこう色んななんかよくわかんない情報とか色んな話がすごい先行して出回っちゃってて、すっごいみんなに心配かけたりすごい戸惑わせたりしてしまったんだけど、でもこれは私が何年も、何年もかけて悩んで決めた決断です。私は、日本での試合は、これよりカウントダウンに入り、残り5試合となります。今日のカードは、弓月がね、言ってくれたから実現した。なんか色々あったけど、Sareeeと、タッグ組めて、めっちゃ、最高の気分です。本当に出会ってくれてありがとう。でも!私、負けっぱなしで終わるわけにはいかないからさ、私、もっともっと世界でいっぱい勉強して強くなって、絶対帰ってくっからお前のこと倒しに。約束だから、一生私のライバルで居てくれ、お願いします頼む。女子プロレス、日本の女子プロレスSareee、よろしくなマリーゴールド。コイツらのこと、チャンピオンよろしく!お願いします」

Sareee「正直、ジュリアとはもっともっと戦いたかった。本当に短い時間だったけど、お前と戦えて本当に良かったし、私は、ジュリアがどこに行こうが、ずっとライバルだと思って、この日本で、この女子プロレス界私が守っとくよ。これは約束する。だから!安心して!世界に羽ばたいてきてください。本当にありがとうございました」
ジュリア「ありがとうございます。残りのカードは、私が戦いたい相手と、組みたいやつとちょっと自由にさせてもらうんで、皆さん私はね、どこに行っても上を目指すことしかできないのがジュリアだから、必ず必ず、絶対ビッグになって日本に帰ってきます。みんな私がどこに行っても、日本と繋がってるから、これからも応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」

<試合後コメント>

ジュリア&Sareee
ジュリア「マリーゴールド後楽園ホール大会、ありがとうございました。なんだか旗揚げからホントに色々あって、『なんで今日Sareeeとタッグ組まなきゃいけないのかな』ってさぁ、負けっぱなしで来るなんてメチャクチャ悔しかったんだけど、色々あった中で今日正式にみんなに報告するっていうのが今日決まって。今日だけはSareeeと横に並べて良かったなって思うし、もっと闘いたかったし、もっと組んでみたかったなって思いました。でも、ありがとうございます」
Sareee「私もホントに『ジュリアと闘いたい』って言い続けてきて、やっと闘えるようになったのにすぐに離れ離れになっちゃうっていうのは正直悲しいけど、でもこれは良いことだから。本当に頑張ってきて欲しいなって心から思うし、ジュリアが言った通り私に日本を任せてほしいなって思います。」
ジュリア「Sareeeがいれば安心していられる自分がいる。だからね、自分は言い続けてきたんだけど、今のマリーゴールドの所属たちはもっと気合い入れて頑張って。私も頑張るからお前らも頑張れ!ジュリアとマリーゴールドの約束だから。絶対みんなで大きくなろう。こんななんかヌルいこと言うの好きじゃないんだけど、でも、私マリーゴールドのメンバーはどっかで繋がってるような気がしてて。ここで出会った人たち、それは選手もそうだしファンの方もそうだし、スタッフさん、関係者、みんなにそう思ってるから。女子プロレス盛り上げていこうぜ!って。私絶対帰ってきたらもっと日本の女子プロレスをデカくするから。そのために行ってくるから。絶対成功して一番獲って来るから。みんなで上を目指そう。約束!ジュリアとお前らの約束!ファンの諸君も約束!女子プロレス、最高!だから、Sareee!その中心となって、今よりもっともっとでっかくなったときに私がお前のこと倒しに行くからな」
Sareee「絶対負けないから。そんときも。約束!」
(※2人がとてつもなくぎこちない動きで小指を絡めて指切りげんまん)
ジュリア「……なんか、こーいうのガラじゃねーけど(笑)」
Sareee「約束ね!」

ビクトリア弓月&田中きずな
弓月「私から持ちかけてSareeeさんとジュリアさんにお願いして叶ったカード。ホントはジュリアさんと私はシングルがしたかったんですけど、どうしてもSareeeさんにも借りがあって、ジュリアさんとはシングルもしたことがないし、タッグでも当たったことがない。だからあのとき一緒にいた、だから、この2人にお願いしてこの19歳タッグで必ずあの2人に勝利してウチらが、未来のマリーゴールドを背負う2人だってことを見せたかった。でもボコボコにされた。でも、私は今日のこの試合があったから、マリーゴールドを背負っていく覚悟が強くなった。だからジュリアさんが試合後あんなこと言ってたけど、別にジュリアさんがいなくたって私たちがマリーゴールドの未来を背負っていくから安心してください。そしてまた次は私とシングルで闘ってください」
きずな「弓月がジュリアさんに闘いたいって言って、私は言いたくても言えなかったから、弓月が言ってくれて今回こういう大きいチャンスをいただいて、2人でエースになるって、マリーゴールドを背負うってずっと言ってるんですけど、今のままじゃ口ばっかりになっちゃうし、今日はジュリアさんとチャンピオンのSareeeさん、なんとしても勝たないといけないって思ってたのに勝つことが出来なくて。試合後ジュリアさんから発表があったと思うんですけど、今日のチャンスを逃しちゃったから、次はいつジュリアさんと闘えるんだろうって、思うけど……。でも、私も弓月もマリーゴールドを背負うって気持ちは変わらない、背負いたいって気持ちは変わらないし、その気持ちが今日より一層強まったし、私たちはマリーゴールドのエースになることを絶対に諦めません。ジュリアさんは遠くに行っちゃうかも知れないけど、ジュリアさんのいるところまで、私たちが引っ張っていくマリーゴールドがいい形でジュリアさんにまで届くようにどんどんどんどん成長していきたいと思います」

第7試合


 先発は青野とMIRAI。ロックアップから一度離れ、再度ロックアップを狙った青野をスカしたMIRAIがバックを取る。リストの取り合いから青野がヘッドロック。MIRAIが切り返してリストをひねり、青野がヘッドロックで取り返してからリストをひねる。MIRAIはロープに足をかけてブレイクするかに見せて、ロープを使ってリストをひねるとロープを蹴り上げて桜井とタッチ。

 桜井の串刺しビッグブーツからMIRAIが串刺しエルボー。桜井がロープに飛んでドロップキックからフォールも2。
 桜井はロープに飛ぶが、青野がドロップキックで迎撃しボディスラム。青野は逆片エビ固めで捕らえ、桜井はロープを掴みブレイク。
 ロープにもたれかかる桜井に青野はサッカーボールキックを背中に連発。翔月もエプロンから蹴りつけ、青野がサッカーボールキックからフォールも2。青野は翔月にタッチ。

 翔月は急角度の逆エビ固め。これはMIRAIがカット。
 翔月はストンピング連打から青野にタッチ。

 青野はストンピング連打からボディスラム。ロープに振ってラリアットも、避けた桜井がドロップキック。桜井はMIRAIにタッチ。

 MIRAIはコーナーに振ろうとするが、青野が途中で切り返しラリアット。MIRAIはエルボー連打からコーナーに振って串刺しバックエルボー連発から串刺しラリアット。コーナーに登りミサイルキックからフォールも2。
 MIRAIはバックドロップを狙うが、切り返した青野が逆さ押さえ込みから低空ドロップキック。さらに串刺し低空ドロップキックから翔月にタッチ。

 翔月はロープの反動を使ったダブルニードロップからフォールも2。
 翔月はフィッシャーマンを狙うが、切り返したMIRAIが担いでバックフリップ。MIRAIは桜井にタッチ。

 桜井はビッグブーツ連発からシャイニングケンカキック。フォールも2。
 桜井は足を使ったファイナルカットからフォールも2。

 桜井はロープに飛ぶが、翔月はカウンターの卍固め。桜井はロープを掴みブレイク。
 青野が串刺しドロップキックから翔月が串刺しダブルニー。さらにフィッシャーマンズスープレックスホールドも2。
 翔月はコーナーに登るが、未来がエルボーからデッドリードライブで叩きつけ、桜井が庶民征伐からフォールも2。
 桜井は投げようとするが翔月が首固めも2。
 翔月は延髄切りから青野にタッチ。

 青野は首投げから背中にサッカーボールキック連発。さらにPKも、避けた桜井がスクールボーイからケンカキック。かわした青野がローキックからエクスプロイダーホールドも2。

 桜井は髪を掴んでロープに押し込み、エルボーを打ち込むとエルボーの打ち合いへ。桜井のビンタに青野がローキック連打。ロープに飛ぶが桜井はビッグブーツで迎撃し、青野が負けじと走り込むが桜井は3発目のビッグブーツで倒しSTF。これは翔月が後頭部へのトラースキックでカット。

 青野がハイキックからバックドロップを狙うも、桜井がブルドッキングヘッドロックで切り返しMIRAIにタッチ。

 MIRAIはエルボー連打も青野がコーナーに振って走り込む。MIRAIが避けて走り込むが、青野がビッグブーツから走り込むも、MIRAIはソバットからコーナー下にセットし、ステップ式のセントーン。フォールも2。
 MIRAIはコーナーに叩きつけ、エルボー連打からガットショット連発。青野もエルボーで返し、エルボーの打ち合いから青野がエルボー連打。MIRAIもエルボー連打からロープに飛ぶも、青野がカウンターのパワースラム。フォールも2。

 青野はダブルアームの体勢も、耐えたMIRAIに投げ捨てジャーマン。青野はコーナーに上るが桜井が足を掴んで動きを止め、MIRAIがエルボーから桜井とともに正面に登るとダブルの雪崩式ブレーンバスター。MIRAIはさらにコーナーに上るが、翔月がエプロンから正面に登るとエルボー連打。青野がMIRAIの股に潜り込んで担ぐと、翔月がMIRAIの顔面にダイビングダブルニーを突き刺しそのままパワーボムのようにMIRAIは叩きつけられる。
 MIRAIが立ち上がると青野がラリアットからエクスプロイダー。さらにスライディングラリアットからフォールも2。
 青野はバッファロー・スリーパーも桜井がカット。

 青野と翔月がサンドイッチハイキックもMIRAIが避けると桜井が二人まとめてミサイルキックで場外に吹っ飛ばす。さらに桜井はコーナーからのプランチャを投下し、青野をリングに投げ入れる。
 MIRAIは後頭部へのラリアットから担ぎ、着地した青野の足をキャッチして水面蹴りで倒すとSSコロンビアwithミケーレで叩きつけフォールも翔月がカット。
 MIRAIは担ごうとするが、耐えた青野がロープに飛ぶも、MIRAIはカウンターで担ぐが青野は着地。MIRAIは突き飛ばすと桜井がエプロンからロープを使ったスタナー。MIRAIが担いでミラマーレ・ショックで叩きつけフォールも翔月がカット。
 MIRAIは翔月をラリアットでなぎ倒し、桜井が翔月にダイビングエルボードロップ。
 MIRAIは走り込むも、青野が腕を取って丸め込みダブルアームスープレックスを狙うがMIRAIがリバースして、MIRAIのラリアットと桜井のレッグラリアートのサンドイッチ。さらにダブルの大外刈りからMIRAIがラリアット。さらにロープに飛んでジャンピングラリアットからフォールも2。

 MIRAIはロープに飛んでラリアットでなぎ倒し、フォールし3カウント。

 皇希がリングに飛び込んできてMIRAIの手からマイクを奪う。

皇希「青野未来!お前何負けてんだよ?私は、あなたの持つユナイテッドのベルトに、挑戦表明をしました。そして、なつみさん、あなたに、何も成し遂げてないやつに、取れるベルトなんかないって言われました。でも私は、このマリーゴールドで、唯一誰にも負けてません。挑戦資格は、それだけで十分なんじゃないですか?未来さん、あなたの持つユナイテッドのベルトに挑戦させてください」

 握手を申し込んだ皇希を無視して青野はリングを後に。皇希も不満げにリングを後にする。

MIRAI「おい皇希、人のマイク奪っといて、こっちじゃないんかい!あらためまして、初代、シングルチャンピオンタッグを破って、初代ツインスターチャンピオンになりましたー!こうやってね、桜井麻衣とミライサクで、初代タッグチャンピオンになれたこと、自分はすごくすごく嬉しいです!ありがとう桜井麻衣!(桜井と抱き合う)」
桜井「後楽園ホール大会におこしの庶民の皆様ごきげんよ~~う!ミライサクが、初代タッグチャンピオンになりましたわー!とっても、とっても嬉しいですけど、一言、よろしいでしょうか?ちょっと、この今タイミングで、言う事なのか、迷ったんですけど、でもね、今言わないと私は絶対一生後悔すると思うから言わせてください。おいジュリア!ジュリア出てこい!(会場のジュリアコールを受けてジュリアがリングへ)ジュリア、私が、なんでジュリアについていくって言ったか?なんでこのマリーゴールドに来たか?それは、ジュリア、あんたを倒すためだよ!旗揚げしてから、ずっと、結果が出せなくて、悔しくて、すごく悩んで、今日、やっとこのベルトをとって、結果を出すことができた。だから、私はもう、ジュリアの弟子じゃない。私は、マリーゴールドの未来を背負っていく1人として、ジュリアと一対一でシングルしたいと思ってる。ジュリアの答えを聞かせてください」


ジュリア「(野次を飛ばす客に)黙れ。おめでとうベルト2人とも。ほんとにおめでとう。桜井、私ずっと戦いたいと思ってたよ桜井と。だから、桜井とシングル、これはやんなきゃいけない。これが私にとってのけじめでもあると思って、もちろんやろう。ただし、場所、決めて良い?8月19日後楽園ホール。私の!最後の相手、私デビューして7年ポッチだけどさ、まあまあな奴らと今までやってきたんよ。その、最後の相手だよ?日本であんたが私の最後のシングルマッチの相手だよ?その覚悟、ある?(即答しない桜井にビンタを叩き込む)」
桜井「あるにきまってんだろ!(ビンタを返す)」
ジュリア「桜井、私を盛大に見送ってくれよ。そして、私を倒してくれよ。頼むよ。よろしく!(桜井と握手)必ずお前とシングルして、良かったって思わせてくれ、お前と出会ってよかったって思わせてくれ。見せてくれ!絶対だよ!頑張れ!頑張って!」

 ジュリアはリングを後に。入れ替わりで奈七永と石川がリングへ。

奈七永「ベルト、この2人が取ったんだ。おめでとうパッション。ジュリアが、いなくなっても、この先マリーゴールドは続いていく。その未来を!見せていくために、石川から言いたいことがあるからよく聞け!」
石川「ミライサク、タッグベルト、おめでとうございます。何て言うわけねーだろうが!あぁ!私達パッションシスターズはな、ベルト戦の?タッグベルト戦のリーグ戦、不戦敗になってるんだけど、でもな、試合で直接負けたわけじゃないんだよ。だから、今日本来だったらここでそのベルトを巻いてるのは私達だったはずなんだよ!まあ、でもな、いっつも肝心なところで、体調崩したり?うまくいかないことばっかりだけど、でも、そんなうまくいかないところから這い上がってこそパッションだろうがー!おいパッション!おーい!パッション!パッション!パッション!だから、そのタッグのベルト?初防衛戦、私達とさせろよ!お前らにもたっぷり泥水味あわせてやるから覚悟しとけよ?ていうかな、桜井お前はパッションシスターズじゃなかったのかよオイ」
MIRAI「いやいやパッションシスターズって、3人だから、別にタッグはねぇ、だからまあ別にMIRAIがパッションシスターズに入ってもいいってことですよね?」
奈七永「どういうこと?いらねーよお前なんか」
MIRAI「いらなぇ?いらねぇ?こっちから願い下げだよ!おいおいパッションシスターズなんてな、パッションパッションうるせーんだよ今日で解散解散!」
石川&奈七永「パッション!」
MIRAI「パッションシスターズなんて最近組まれた奴らより、ずっと組んでるミライサクの方が強いってこと証明してやるよ。受けてやるよ」
奈七永&石川「パッショーン!」

 奈七永&石川はパッションを叫びながらリングを後に。

桜井「おだまり!すごいうるさい庶民が沢山リング上に上がってきてしまって、私のおマイクがずいぶんとねぇ、皆様待ってましたよね~!今日は、わたくしたちミライサクがチャンピオンになってこのベルトをとったので!私達は祝勝会をしに高級なレストランへいきますが、あなたたち庶民はミライサクと一緒に、撮影会で写真を撮って、素敵な夜を過ごしてちょうだい!それではMIRAIしめてちょうだい」
MIRAI「今日ここに見に来てくださった皆さんが、いつか今日のことを思い出して、そんな時にmあぁ今日来てよかったなって思えるように、自分たちがしっかり歴史を作っていきます。じゃあ、自分たちが勝ったという事で、ミライサクのしめ、新しいやついきますか。自分がせーのって言ったら、魂こめて」
桜井「この庶民が!」
MIRAI「って皆さんで言ってくださいいいですか~?皆さんいいですかー?気合が足りないな、皆さん立ってください。もう一回聞きます?いいですか~?せーの!」
MIRAI&桜井「魂こめて!この庶民がー!」

<試合後コメント>

MIRAI&桜井麻衣
MIRAI「初代シングルチャンピオンタッグを破って、自分たちミライサクが初代ツインスターチャンピオンになりました!自分は結果的に青野未来に勝ったわけですけど、今日はタッグの闘い。桜井麻衣がいたから勝てました。でもね、両国まで感じた青野未来の怖さ、強さ、今日はあんまり感じられなかった気がする。それは、タッグの闘いだったからなのか、白いベルトを獲って満足してしまっているのか。それとも違う理由があるのか分からないけど、今日勝ったのはこのミライサクです。自分たちはこのベルトを獲った。そしてこれからしっかり歴史を創っていきます」
桜井「MIRAIとはね、実はジュリアが創ったDonna Del Mondoで知り合いました。こんなに素敵な仲間と出会えて、こうやってベルトを獲れて。つながってるな、プロレスはって。こうやって今日獲れたこと。ずっと旗揚げしてから良い結果を残せなかったんですけど、やっと今日こうやってミライサクでベルトを獲って、結果を出すことが出来て、本ッ当に今まで3ヶ月間の私のもどかしい、悩んで悩んで悩んで、泣いて、ホントにマリーゴールドで私の居場所は無いんじゃないかって思ってました。でもね、こうやって諦めずに腐らずに頑張ったから結果はちゃんと報われるんだなって証明できたことが嬉しい。そしてジュリア!カウントダウン迫ってて、8月19日、シングル、私と闘ってくれることを決めてくれてありがとう。今までで最高の、今までにない桜井麻衣を見せてやるよ!そして私はマリーゴールドを背負っていくから。安心してアメリカに行ってください」
MIRAI「じゃあ、あの言葉で締めますか!魂込めて!」
桜井「この庶民がッ!」

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