180cm・90kgの大恐竜女子を制した林下詩美が真紅のベルトを初防衛!次の仕事は悪のマネージャー退治?!

13日、愛知県・中日ホールにてマリーゴールド『New Years Golden Garden 2025』が開催。林下詩美が“大恐竜”タンクを破ってマリーゴールド・ワールド王座(真紅のベルト)の初防衛に成功した。
詩美は昨年9月まで行われたシングルリーグ戦で優勝を果たし、ビッグマッチである1月3日の大田区総合体育館でSareeeを撃破して真紅のベルトを獲得。絶対エースとして期待されながらも旗揚げから存在感が埋もれつつあった詩美がついにマリーゴールドの頂点に立ってみせた。
そんな詩美に早速挑戦を表明したのは、“大恐竜”タンク。
タンクは180cm・90kgの体格に筋骨隆々のバキバキボディを持つ世界トップレベルのパワーファイター。オランダを拠点に世界各地のリングに参戦しており、初来日&初参戦となった1月3日の大田区総合体育館大会で“大怪獣”ボジラとともにいきなりツインスター王座(※タッグ王座)を戴冠。181cm・91kg のボジラとのタッグは世界最大かつ世界最強なのではないかという声も多い。
初防衛戦から強敵を相手取ることになった詩美だが、「これから林下詩美がマリーゴールドを引っ張っていかなきゃいけないこの第一歩で、まずはタンクを倒してマリーゴールドの象徴は林下詩美だと知らしめたいと思います。私は海外の人相手でも闘ってきました。今までたくさん何度もタイトルマッチを、シングルもタッグもたくさんやってきました。そして“林下詩美”という名は日本だけじゃなくて海外でも認知され、称賛されている自負はあります。もちろんこの試合もタンクを相手に私が防衛して、さらに名を上げて世界にも、もちろん日本にも、マリーゴールド、そして林下詩美の名を高めていきたいと思います」と世界レベルの実力で大恐竜征伐を誓っていた。
試合が始まると、単純な力比べではタンクが圧勝。詩美がショルダータックルでぶつかっていってもタンクは倒れず両手を広げて涼しい顔。盟友たるボジラと、悪のマネージャーであるメガトンが場外に引きずり出して詩美を暴行していくなどやりたい放題。
やられっぱなしの詩美に対し、タンクは「コイツ、本当にチャンピオンか?」と嘲笑しつつエルボー&ニーリフトで詩美を跪かせ、ぶっこ抜いてサイドバスター。ダブルバイセップスを決めて肉体美をアピールしていく。
タンクは強烈なラリアットを叩き込んで必殺のスピアーを放つが、詩美が顔面にドロップキックをぶち込むカウンター。タンクもスクラップバスターでやり返してスピアーを発射も、これをかわした詩美がコーナーへと自爆させ、ジャーマン・スープレックス。さらに強引にトーチャーラック・ボムで叩きつけるパワーを見せ、真っ向からラリアットでなぎ倒す。最後は詩美がコーナーを使ってタンクを担ぎ上げ、ハイジャック・ボムを決めて3カウントを奪った。

勝利した詩美は初防衛の悦びを叫ぶが、試合中にウロチョロしていたメガトンへと怒りを向けて「お前デカいの2人の後ろからじゃねーと物言えねーのか?」と因縁をつけていく。
詩美に詰め寄られて萎縮した様子のメガトンであったが「おい!あたしはメガトンだぞ!ゼロが何個付いてんのか知ってんのか?!6個だ!あたし1人だって林下詩美と闘うことが出来るんだぞ!ガオーッ!」と謎の理論で対抗。
詩美は「お前1人で私と闘えるって?闘ってやってもいいよ、1vs1で。じゃあ次の後楽園ホールでやろう。このチャンピオン様と1vs1で後楽園でやる覚悟があるんだな?大舞台で、大勢の前でお前のことボコボコにしてやるよ」と1月19日に迫る後楽園ホール大会での一騎打ちを宣言した。
新エースとして覚醒した詩美の後楽園ホールでの初仕事は、圧倒的格下である悪のマネージャー退治となった。