女子プロレスラーを目指す子どもに最高の思い出!“初代タイガーマスクの秘蔵っ子”MIRAIが夢のバトンをつなぐ!

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 21日、岩手県・盛岡市体育館にてマリーゴールド『DREAM✴STAR GP2024』が開催。故郷凱旋を果たしたMIRAIがプロレスラーを目指す子どもに夢を繋いだ。

 岩手県出身のMIRAIは初代タイガーマスクによってプロレスに出会った。
 2012年5月に初代タイガーが東日本大震災で被災した家族を大会に招待し、MIRAIはそこでプロレスを初観戦。MIRAIはこれをキッカケにプロレスラーを目指すようになり、“初代タイガーマスクの秘蔵っ子”として2019年5月に東京女子プロレスでデビュー。
 スターダム入団後には白いベルトを巻いたりシンデレラ・トーナメント2年連続優勝を果たしたりと確かな実績を残す。その後はマリーゴールド旗揚げに参画し、負傷によって離脱したジュリアの穴を感じさせない獅子奮迅の活躍でエース格に。シングル王座戦線も盛り上げ、現在は桜井麻衣とのタッグ【ミライサク】でツインスター王座(※タッグ王座)を戴冠するなどマリーゴールドに無くてはならない存在になっている。

 MIRAIは今年7月に岩手県・宮古市で悲願の故郷凱旋大会を実施。
 その際には「あの日の私がそうだったように、私も誰かに"衝撃"を与えたい。こどもたちが夢を持つキッカケになる大会にしたい」という熱い気持ちを掲げ、大会開始前に子どもたちへのプロレス教室を行うなど次の世代にプロレスの種を撒いてきた。


 この日はマリーゴールド初の盛岡大会。盛岡市内の福祉施設の子どもたちを招待し、岩手県に縁があるMIRAI&林下詩美の2人によって子どもたちへのプロレス教室が実施。その後のセレモニーには宮古市長・山本正德氏、盛岡市長・内舘茂氏が参加するなど単なる興行を超えた意義深いものになった。

 メインイベントでは、MIRAIvsビクトリア弓月のシングルマッチが実施。
 現エース格のMIRAIと、次世代エースとして期待を集める弓月の試合は激戦に。確かな基礎力を感じさせるグラウンドでの攻防に始まり、互いに情け容赦無く殴り合うバチバチの打撃戦が展開。
 MIRAIがラリアットを放つが、これを絡め取った弓月がローリング・アロー(※丸め込み)で切り返し、MIRAIの顔面を貫くドロップキックから払い腰を3連撃。MIRAIは冷静に関節技に引き込んで対処し、弓月が攻め急いだ隙を突いてバックドロップ。弓月は雄叫びを上げながら立ち上がるが、即座にMIRAIがラリアットを叩き込んで制圧。そのままミラマーレ(※変形アームロック)に捕らえると弓月は無念のギブアップ。

 マイクを取ったMIRAIは「ベルトを持って盛岡に、岩手に戻ってくることが出来ました。ありがとうございます!今日ここに来てくださった皆さんの人生に、何か少しでも刺激や影響を与えられていたらとても嬉しいです」と笑顔で地元ファンに挨拶。
 MIRAIは締めの掛け声である「魂込めて!マリーゴールド!」を会場に来た子どもたちと一緒に叫ぶことを提案。MIRAIが観客席の中から1人の女児を選んでリング内に招き入れ、将来の夢を聞くとその女児は「プロレスラー」と回答。
 MIRAIは「うおおおおッ!!このリングでもしかしたら闘うかもね!」と大喜びし、最後は女児の「魂込めて!」からMIRAIの「マリーゴールド!」のマイクリレーで大会を締めた。

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