【試合詳細】1・13 マリーゴールド名古屋大会 【ワールド】林下詩美vsタンク MIRAI&ビクトリア弓月&山岡聖怜vs青野未来&後藤智香&山田奈保 桜井麻衣&瀬戸レアvs野崎渚&CHIAKI 石川奈青&勇気みなみvsボジラ&メガトン 翔月なつみvs咲村良子vs松井珠紗

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『New Years Golden Garden 2025』
日程:2025年1月13日(月・祝)
開始:14:00
会場:愛知県・中日ホール
観衆:307人

▼3WAYマッチ
○松井珠紗
8分4秒 マ・ツイカワイストラル
●咲村良子
※もう1人は翔月なつみ

▼タッグマッチ
●石川奈青/勇気みなみ
6分53秒 ドリル・ア・ホール・パイルドライバー→片エビ固め
○ボジラ/メガトン

▼タッグマッチ
桜井麻衣/●瀬戸レア
13分47秒 ドルミルIII
[ダーク・ウルフ軍]○野崎渚/CHIAKI

▼6人タッグマッチ
MIRAI/○ビクトリア弓月/山岡聖怜
18分21秒 クロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールド
青野未来/後藤智香/●山田奈保

▼マリーゴールド・ワールド選手権試合 30分1本勝負
【王者】○林下詩美
10分27秒 ハイジャック・ボム→片エビ固め
【挑戦者】●タンク
※第2代王者が初防衛に成功。

詩美が“大恐竜”タンクを撃破し真紅のベルト初V!桜井と野崎が1000万円をめぐりバックステージで乱闘?!成人式帰りの弓月が地元凱旋試合で快勝し錦を飾る!

オープニング

 新成人として地元凱旋を果たし、大会前に成人式に出席してきたビクトリア弓月が挨拶を行った。

弓月「成人式に出席したてホヤホヤのビクトリア弓月です!新成人になったってことで、今自分が持っているスーパーフライ級のベルトを守り抜いてどんどん防衛記録を重ねていって、さらにさらに自分を成長させてベルトの価値も高めていきたいと思います!」

 2月1日にファンクラブ限定で弓月の成人式を祝うイベントが行われることが告知され、そのまま弓月がオープニングコールを行った。

第1試合


 試合前には3人それぞれが警戒しながら恐る恐る握手。
 ゴングが鳴ると、咲村が長身を活かして上から手4つを仕掛けていくが、翔月&松井が両サイドから脇固め。2人でコーナーに振って串刺しトレインを見舞っていくが、翔月が裏切って松井にドロップキック。
 松井が「テメーどういうことだ?」と翔月に詰め寄っていく中で咲村が飛びかかるが、2人が咲村をガットショットで止めてロープに振り、ダブルドロップキック。松井が咲村をヘアホイップで翔月の足元に投げると、翔月がヘアホイップで松井の方へと投げ返す。翔月が「はいもう1回ぃ~」と再び松井に投げ返すと、松井が咲村をボディスラムからカバー。翔月は「それは違う」と松井を蹴飛ばしてカットし、咲村へキャメルクラッチ。その背後から松井が翔月へキャメルクラッチ。
 翔月が松井に詰め寄っていってヘアホイップも、松井が側転で着地して反転攻勢。翔月がキャッチして脇固めで組み伏せ、ロープブレイクした松井へロープの反動を使ったダブルニードロップ。
 翔月がミドルキックを放っていくが、キャッチした松井が足4の字固め。そこへ咲村が翔月に変形グラウンドコブラ。ブレイクの後に咲村が松井とエルボー合戦を展開。劣勢の咲村だったが、ミドルキックからコーナーに振って串刺しドロップキック。続けてボディスラムからカバーも翔月がカット。
 咲村は翔月にもエルボー合戦を仕掛けていき、真っ向からの打ち合いを展開。松井も参入して三つ巴の展開となるが、翔月&松井が咲村を集中攻撃していく。咲村が翔月にハイキック、松井にミドルキックを見舞っていくが、翔月がキャッチしたところに松井ががら空きの脇腹にソバット。松井が高速ブレーンバスターからカバーも、翔月が「それは違う」とカット。翔月がフィッシャーマンズ・スープレックスからカバーも、松井がフットスタンプでカット。
 松井が翔月にニーリフト連打からロープに飛び、翔月のハイキックをかわしながらドロップキックを発射。これをかわした翔月がロープ貫通蒼魔刀も、松井がカウンターのブサイク・ニーから串刺しスライディング・クロスボディ。さらに松井がハングマンDDTからカバーも咲村がカット。
 咲村がロープに飛ぶも、松井がかわして回転エビ固めからマ・ツイカワイストラルで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
松井珠紗
「2025年、初名古屋!ありがとうございました!急遽3WAYに変わっちゃったんですけど、やっぱり松井、3WAY得意かもしれないなって、2025年も思っちゃいました!あと、咲村!デビューしたて、走る気持ちもすごく分かるけど、もっともっと着実に練習を重ねて、次やったときはもっと楽しい試合をしましょう。2025年も名古屋の皆さん、よろしくお願いします!」

咲村良子
「初めての名古屋、そして3連戦最終日。また、初めての3WAYでした。またシングルとは違うプロレスを経験出来て、1つ大きくなれていたらいいなと思います。練習頑張って、この3連戦、スーパーフライ級の選手ばかり試合してきたので、スーパーフライ級のベルト目指せるように頑張ります」

翔月なつみ
「2025年初名古屋。急遽3WAYになって。やっぱり松井って、3WAY絶対得意だよな。味方だと心強いけど、敵だとライバル、そして2025年もやっていくのかなって感じがありました。咲村も2連戦続けてだったんですけど、やっぱまだまだ3WAYに慣れてないっていうのもあるし、ちょっと私たちの空気感でこれから学んで行ってほしいし。まあ、もっと1つ1つ精度を磨いてからまた出来ることを楽しみにしています。名古屋の皆さん、今年も翔月なつみ、お見逃し無く。ありがとうございました」

第2試合


 試合前に石川&勇気が握手を求めていくが、ボジラは詰め寄ってガンを飛ばしただけで握手に応じず。
 ゴングが鳴るとともに石川がショルダータックルで突っ込んでいくが、ボジラは真っ向から受けきって涼しい顔。石川をホップアップしてふっ飛ばすと、石川が勇気にタッチ。
 勇気がドロップキック3連打もボジラはビクともせず。不敵な笑みで両手を広げるボジラへエルボー猛連打も、ボジラが突き飛ばして吹っ飛ばす。勇気は石川にタッチし、2人でボジラにダブルドロップキック。ボジラは倒れず逆にドロップキックで2人まとめてふっ飛ばしてメガトンにタッチ。
 メガトンは石川を「ガオーーッ!!」と威嚇。石川も「グオーーッ!!」と威嚇を返すと、メガトンがコーナーに上がって咆哮。石川が雪崩式ジャーマンを狙うと、メガトンは「メガト~ン!ヒップ!」と必殺技のように叫びながらヒップアタックで吹っ飛ばし、再び「ガオーーッ!!」と吼えてボジラにタッチ。
 ボジラが出てくると石川がスモールパッケージで隙を作って勇気にタッチ。
 勇気が突っ込んでいくが、ボジラがキャッチしてバーディクト。さらにブレーンバスターを狙うが、勇気が首極め腕卍を狙う。ボジラが持ち上げてバスターし、セントーンを発射。これをかわした勇気がリストクラッチ式バックドロップを狙うがボジラはビクともせず。ならばと石川が加勢に入ってダブルのバックドロップを狙うが、ボジラが逆に両手で小脇に抱えながらのダブルバックドロップ。勇気はメゲすにスクールボーイから低空ドロップキックを見舞い、石川にタッチ。

 石川はボジラにエルボー猛連打からバックを取ってスタンド式の胴絞めスリーパーホールド。ボジラが自軍コーナーにぶつけて脱出。ボジラはメガトンとともに串刺しボディスプラッシュを放っていき、「メガト~ン!プレス!」と掲げた両手を合わせながらボディプレス。かつてメガトンによく似た選手がアクトレスガールズのリングで皇希の170cmプレスを真似ていた光景を彷彿とさせる。
 ボジラが石川にハリケーン・ドライバーを見舞い、ジャーマン・スープレックスを狙う。石川はこれをDDTで切り返し、勇気と2人でダブルのスタナーからダブルドロップキック。2人で片足ずつ持ってダブルの逆エビ固めに捕らえるもメガトンがカット。さらに2人でボジラをコーナーに振るが、ボジラがそれぞれをラリアットでなぎ倒す。
 ボジラは石川にハリケーン・ドライバーを狙うが、石川が回転エビ固めからタチアガールを狙う。これをぶっこ抜いたボジラがバックドロップからロープへの串刺しスプラッシュを見舞い、最後はドリル・ア・ホール・パイルドライバーでぶっ刺して3カウントを奪った。

<試合後コメント>
ボジラ&メガトン
ボジラ「(※英語で)なぜここでインタビューをする必要があるのかわからない。私が勝つことなんて最初からみんな知っていたんだからな。私はSIZE DOES MATTER!デカさこそが正義だということを見せただけに過ぎない。このメガトンとともにな。私たちはまた奴らをぶっ飛ばしたんだ。メガトン、なにか言いたいことはあるか?」
メガトン「Yeah!ボジラがこう言ってる!今日は成人の日。ビクトリア弓月、おめでとう!今日は名古屋で家族と一緒にエビフライをいっぱい食べるんだろうな。スーパーフライエビー級だからな!HAHAHA!」
ボジラ「……? そのとおりだ」
メガトン「センキューソーマッチ!HAHAHA!レッツゴー!」

石川奈青&勇気みなみ
勇気「私、ボジラさんとメガトンさんは昨日から2連戦続いてるんですけど、やっぱり大きくてパワーがすごいのは敵わなくて。今日は石川さんとのタッグ、もっと息を合わせたかったです!」
石川「ね~!希望とハッピーが溢れるタッグにしたかったのにね~ホントに!」
勇気「はい!息を合わせたいです!」
石川「今日は初タッグだったけど、もっともっとね」
勇気「もっと組みたいです!またお願いします!」
石川「ハッピーなタッグにしていこう」
勇気「ハッピーに溢れたいです!」
石川「もうホントに私は1番ボジラと当たってるんじゃないですか?!今日で何回目?!負けたの!もうホントにメチャクチャ悔しいんですけど、次は絶対にやり返す。そして、なんですか?メガトン?メガブタ?なんか知らないけど、しましまのうるさい人!なんなんですか?声の大きさだけは勝ったと思うんで。次は試合でもボコボコにしてやろうと思います。また頑張ろう!」
勇気「お願いします!」

第3試合


 19日の後楽園ホール大会で純白のベルト戦が決まっている桜井と野崎の前哨戦。
 CHIAKIとレアの対面でゴングが鳴ると、ロックアップからCHIAKIがじっくりとしたヘッドロック。レアのドロップキックをかわしたCHIAKIがストンピングを放っていくが、かわしたレアがスクールボーイからロープに飛ぶ。場外から野崎が足払いをかけ、そのまま場外乱闘へと持ち込んでダーク・ウルフ軍が大暴れ。桜井&レアを観客席へと叩き込んでいく。野崎が入退場ゲート奥に桜井を連れ込んでいくと、中からは何かしらの凶器で激しく殴打する音が響く。
 CHIAKIがレアをリングに放り込んで顔面ウォッシュ。さらにロープに振ろうとするが、レアがバックスライドからの低空ドロップキックを決めて桜井にタッチ。
 桜井はCHIAKIにビッグブーツからコーナーに顔面を叩きつけ、串刺しビッグブーツ。さらに庶民征伐からロープに絡めての顔面蹴り。CHIAKIは「ナメんな貴婦人!」とエルボー連打から髪を掴んで引き倒し、側転ダブルニードロップからスピアー。野崎にタッチ。
 野崎は桜井にロープ貫通ビッグブーツから「エセ貴婦人!」とおしゃれキック。さらにミサイルキックを狙うが、桜井が追いすがって雪崩式ブレーンバスター。さらに低空ドロップキックからシャイニング・バスターで叩きつけてコーナーに上るが、野崎も雪崩式ブレーンバスターでお返しし、蒼魔刀で追撃。さらにノアール・ランサーを顔面に叩き込み、コブラクラッチ・スープレックスを狙う。桜井が暴れて脱出すると、野崎はビッグブーツからロープに飛ぶ。桜井はこれをレッグラリアートでカウンターし、STOを2連撃からSTF。これはCHIAKIが素早くカット。
 桜井はグロリアス・ドライバーを狙うが、野崎が振り払ってノアール・ランサー・ハイ。さらにノアール・ランサー・ハイを狙うが、キャッチした桜井がバックドロップ。桜井がレアにタッチ。
 レアが出てくるとCHIAKIが飛び込んできてロープに振るも、レアがドロップキックで撃退。野崎をキャトル・ミューティレーションで捕らえるが、野崎はその長い脚をロープにかけてブレイク。レアはコーナー上からカーフ・ブランディングを狙うが、CHIAKIが足にすがりついて妨害。野崎がレアをデッドリードライブで投げ落とし、側頭部への低空トラースキック。さらにスリーパーホールドからグラウンドでの胴絞め式に移行するも、桜井がカット。CHIAKIが桜井を場外へと排除する。
 野崎はレアにザキゴェから「もう1発喰らえ!」と2発目のザキゴェ。さらにノアール・ランサーを狙うが、桜井が飛び込んできてビッグブーツからSTOを見舞ってアシスト。レアがコーナーからカーフ・ブランディングを決めるも、CHIAKIがカット。レアはエルボー猛連打も、さして効いた様子もない野崎がビッグブーツで吹っ飛ばす。さらに胴絞めスリーパーホールドに持ち込もうとするが、レアが上下をひっくり返してエビ固め。これを返されるとレアがロープに飛ぶが、野崎がカウンターのビッグブーツ。さらにCHIAKIのムーン・ウルフ+野崎のビッグブーツの合体攻撃から野崎がノアール・ランサー。これを桜井がカットして野崎へ再びグロリアス・ドライバーを狙うが、着地した野崎がコブラクラッチ・スープレックスで桜井を排除。
 野崎は「今度こそ!」とレインメーカー式ビッグブーツからコブラクラッチで捕らえ、そのまま胴絞め式へ移行するドルミルIIIでギブアップを奪った。

野崎「おい、エセ貴婦人さんよお?パートナー変えてもウチらには勝てないってことをもう分かってんだろ?お前はノザキ様に一生勝てねーんだよ!いいか?19日、後楽園。1000万、ちゃんと持ってこいよ。金をかき集めるんじゃなくて、キレ~なピン札で用意しとけよコラ!」
桜井「野崎渚!お前こそ1000万用意できるんだろうな?!もし用意できなくても私が用意してきた1000万を拝ませてあげますわよ?」
野崎「は?いらねーよそんなもん」

 桜井と野崎が髪を掴み合ってのガンの付け合いからビンタ、エルボーで打ち合う乱戦に。セコンド陣が総出で引き剥がす中、CHIAKIはちゃっかり純白のベルトを持ち出して観衆に向かって掲げるというイタズラを行っていた。

<試合後コメント>
野崎渚&CHIAKI&桜井麻衣&瀬戸レア
CHIAKI「名古屋の皆さん、あけましておめでとうございます~」
野崎「ハッピーニューイヤー♪」
CHIAKI「なんか貴婦人が金持ちぶって……」
野崎「ノンノンノン、エセ貴婦人」
CHIAKI「あぁ、間違えた(笑)エセ貴婦人がなんか『金持ってこいよ』とか怖いこと言ってるけど、アイツどうなんだ?全然パートナー変えたって何したって俺らには全然敵わねーし、ダーク・ウルフが最強ってことで。そこんとこ、夜露死苦」
野崎「なんかお熱くなってますけど、エセ貴婦人。もうね、マイクでも言った通り、今までの実績がある通り、ノザキ様には一生勝てねーんだよ。白いベルトも……」
(※突然桜井が殴り込んできて野崎と乱闘を展開)
野崎「なんで邪魔しにくんの?ノザキ様が喋ってんだろーが!」
桜井「昨日お前が邪魔しに来たんだろーがよ!」
野崎「あたりめーだろ勝者なんだから!」
桜井「ふざけんなおらッ!ふざけんなおらッ!」
野崎「ベルトよこせコラッ!」
(※2人が純白のベルトを引っ張り合う中、レアがそっと桜井を引き剥がそうとする)
野崎「CHIAKI!イス持って来い!押さえとけ!」
(※野崎がCHIAKIのイスで桜井の脳天に一撃)
野崎「ノザキ様にはな、お前は勝てねーんだよ!」
(※野崎&CHIAKIが去っていく)
レア「麻衣さん、麻衣さん、大丈夫ですか」
桜井「……ありがとう。ごめんね。巻き込んじゃって」
レア「すみません(※消え入りそうな声で)」
桜井「でもレア、前に闘ったときよりもすごい、今日試合良かったよ!すごい気持ち出てたよ!」
レア「ありがとうございます(※消え入りそうな声で)」
桜井「ごめんね」
レア「すみません(※消え入りそうな声で)」
桜井「アイツら、次組んだときぶっ倒そう!今日の悔しさを絶対に(心に)持っといて、絶対にコテンパンにぶっ倒そう!」
レア「はい!」
桜井「なんかある?」
レア「……だいじょぶです(※消え入りそうな声で)」
桜井「大丈夫?」
レア「はい(※消え入りそうな声で)」
桜井「おい、野崎渚!お前ふざけんなよホントに!あぶねーんだよ急に!ふざけんなよマジで!エセ貴婦人?なんとでも言えばいいよ。お前ら不良たちには分からないんだろうね、本物の“品”が。いいわ、1月19日、決着つけてやる。お前が大貧民になる日を楽しみにしてる」

第4試合


 後藤が弓月との先発対面を熱望してゴングが鳴ると、後藤は観衆に弓月コールを煽りながら「おめでとうッッ!!」と新成人を祝福。嬉しくなった弓月が観衆に「ありがとぉ~!」と応える中、後藤ら3人が背後から襲撃。後藤が弓月にボディスラムからジャイアント・スイングで20回転回してさらに新成人を祝福。さらに3人で弓月をロープにくくりながら「おめでとぉ~~!!」と祝福に祝福を重ねた後に後藤がビッグブーツでさらに祝福。青野にタッチ。
 青野は「おめでとぉ~~!!」とヘアホイップでコーナーに叩きつけ、「おめでとぉ~~!!」と髪がキレイにセットされた弓月の頭をグリグリと踏みつけ、「おめでとぉ~~!!」ととボディスラム。山田にタッチ。
 山田はコーナーで背中を踏みつけた後に首投げ3連発、ヘアホイップからさらに弓月の髪を踏みつけてヘアセットを乱していき、さらにボディスラム。弓月がロープに飛んでヒザへの低空ドロップキックから顔面への低空ドロップキックを見舞い、聖怜にタッチ。
 聖怜は双手刈からローリングクラッチで翻弄。さらにボディスラムから旋回式サイド・スープレックスからジャーマン・スープレックスを狙うが、山田が回転エビ固めからドロップキックで反撃。さらにボディスラムからジャックナイフもカウントは2。両者タッチ。
 MIRAIと後藤の対面。後藤がヒップアタックで突っ込むも、MIRAIがアトミック・ドロップで迎撃し尻へのキック連打。後藤もボディスラムでやり返してヒップアタックを放つも、MIRAIが余裕たっぷりでかわしたため自爆。MIRAIがコーナーに押し込んでケツキックから逆水平チョップ。さらに串刺し攻撃を狙うが、後藤がかわして串刺しヒップアタック。「ケツいてー!」と叫びながらエプロンからのヒップアタック。続けて飛行機投げからのビッグブーツを見舞い、後藤のホイールバローに青野がハイキックを合わせる合体攻撃から後藤がフェイスバスター。青野にタッチ。
 青野はMIRAIにミドルキックから「智香の仕返しだ~!」とサッカーボールキック連打。さらにロープに飛ぶも、MIRAIがショルダータックルで迎撃。MIRAIはネックスプリングで跳ね起きて余裕のアピールをしていくが、MIRAIが「なんだコイツ!」と苛立ちながらエルボー連打。耐えきった青野がミドルキックでコーナーまでふっ飛ばし、串刺しラリアットを狙う。MIRAIもこれをリープフロッグでかわしてネックスプリングで跳ね起き、「お前に出来ることはMIRAIにも出来んだよ!」と意地を見せる。
 MIRAIは「もう1回やってみろ!」とネックスプリングを要求。青野が「さっきやっただろ!」と拒否すると、MIRAIが「弓月が手本を見せてやる。こうやるんだよ!」と弓月を召喚。弓月がリング中央でふわりと軽やかにネックスプリングを見せると場内は喝采。青野も仕方なくネックスプリングをやろうとすると、MIRAIが上から覆いかぶさってカバー。流石に怒った青野がラリアットを放つも、MIRAIがラリアットで迎撃して正面衝突。これに競り勝った青野が串刺しラリアットからハイキックを放つも、これをキャッチしたMIRAIが変形ドラゴンスクリューからロープを使った顔面蹴りから右腕でのラリアット。弓月にタッチ。
 弓月は青野にドロップキックからロープに飛んでコルバタ。さらにエプロンからのトラースキック、ロープに飛んで顔面への低空ドロップキック。続けてダブルリスト・アームサルトを狙うが、青野がカーフキックから腹部への蹴り上げ、スライディング・ラリアットと連撃。弓月がエルボー合戦を仕掛けていき、真っ向からの打ち合いに。打ち勝った弓月がロープに飛ぶも、青野はツアー・オブ・ジ・アイランドで迎撃。弓月は雄叫びを上げながら立ち上がってバックドロップも、青野もすぐに起きてバックドロップ。ダブルダウン状態となり、両者タッチへ向かう。
 先にタッチを受けた山田が弓月のタッチを妨害。山田がロコモーション式ペディグリー3連発からリバースタイガー・ドライバーを狙うが、弓月が暴れて脱出し強烈なエルボーで吹っ飛ばす。弓月がロープに飛ぶと、エプロンから後藤がチョップで止める。青野&後藤が弓月にサンドイッチ式ラリアットを見舞い、山田がダイビング・フォアアーム。さらに山田が串刺し攻撃を狙うも、弓月がかわしたところへMIRAI&聖怜が飛び込んできてトレイン攻撃。さらに弓月&MIRAIのダブルショルダータックルから弓月がクロスアーム式ジャーマン・スープレックスを狙う。山田は暴れて脱出し、ヒザへの低空ドロップキックからヘッドハンター、首4の字固めからスタナー、光の輪。弓月が返すと「逆回りじゃ!」と逆回転光の輪も、これは聖怜がカット。
 弓月がロープに飛ぶも、山田はドロップキックで迎撃しリバースタイガー・ドライバーを狙う。これを振り払った弓月が顔面にトラースキックを突き刺し、クロスアーム式ジャーマンを狙う。これを青野がハイキックでカットし、後藤がエルボーで追撃。さらに山田がダイビング・フォアアームを叩き込むが、これは聖怜が低空ドロップキックでカット。MIRAIが後藤をバックドロップで排除。

 山田に対し、聖怜が水車落とし、MIRAIがラリアット、弓月がクロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールドと畳み掛けて3カウントを奪った。

弓月「今日、成人式にも出席して、地元名古屋で勝利を飾って!最高の1日になったぞ~!このまま皆さん、私にこれからも付いてきてください!ありがとうございました!」

<試合後コメント>
ビクトリア弓月&MIRAI&山岡聖怜
MIRAI「愛知大会、弓月が勝利してくれました!そしてそして、今日は成人の日です!弓月、おめでとぉ~~!!」
弓月「ありがとうございます!ありがとうございます!いやぁ~、私成人式にも出席して、地元名古屋での試合だったんですけど、ここで無事勝利することができて、本当に最高の1日を作れたかなと思います!そしてね、私2025年、一発目でこのベルトを獲ったっていうのと、今回成人式、そして地元名古屋で勝利を飾った。もう2025年のスタート最高のぶっちぎりのスタートを切れたと思ってます!皆さん、そんな最高の2025年のスタートを切ったこのビクトリア弓月にこれからも付いて来てください!ありがとうございました!」
聖怜「今回も自分から勝利できなくて悔しいです。次は絶対強くなって……強くなってっていうか、次は絶対自分が勝ちます。強くなります」

第5試合


 ゴングが鳴るとロックアップでの力比べとなるが、これはタンクが余裕の圧勝。
 クリーンブレイクから再びロックアップも、タンクはまたも圧勝。詩美がショルダータックルでぶつかっていくが、タンクは倒れず両手を広げて涼しい顔。詩美がロープに飛ぶが、場外からメガトンが足を掴んで妨害。タンクがラリアットで場外に落とすと、ボジラ&メガトンが2人で暴行。
 2人が詩美をリングに放り込むと、タンクは「コイツ、本当にチャンピオンか?」と嘲笑しながらストンピングを連打。エルボー&ニーリフトで詩美を跪かせ、ぶっこ抜いてサイドバスター。さらにボディスラムからダブルバイセップスを決めて肉体美をアピール。
 タンクはスリーパーホールドで弱らせてからロープに飛んでラリアット。さらにコーナーでの顔面踏みつけも、怒りの詩美がエルボーでふっ飛ばしてドロップキック。
 詩美は串刺しラリアットを狙うも、タンクはホップアップしてエプロンに落とす。詩美は「邪魔すんじゃねー!」とエプロンからのスライディング・キックでセコンドのボジラを排除し、タンクにもラリアット。タンクもラリアットで迎撃し、正面衝突の末に相打ちのダブルダウン。

 ふらふらと起き上がった詩美がラリアットを放つが、タンクはカウンターのラリアットで詩美を一回転させる。タンクはさらにスピアーを放つも、詩美が顔面にドロップキックをぶち込むカウンター。詩美が串刺しラリアットからコーナーに上ってミサイルキックを狙うが、タンクは追いすがって雪崩式ブレーンバスターを狙う。着地して難を逃れた詩美が下から担いで必殺のハイジャック・ボムを狙うが、タンクも着地してコーナーに叩きつけるブレーンバスター。
 タンクがロープに振ってスクラップバスターで叩きつけ、スピアーを発射。これをかわした詩美がコーナーへと自爆させ、ジャーマン・スープレックス。さらにハイジャック・ボムを狙うが、タンクがショルダースルーで切り返してラリアットを発射。これをかわした詩美がトーチャーラック・ボムで叩きつけるパワーを見せ、真っ向からラリアットでなぎ倒す。詩美はコーナーを使ってタンクを担ぎ上げ、ハイジャック・ボムを決めて3カウントを奪った。

詩美「初防衛成功したぞ~ッ!おい、そこの金髪。お前ちょっとこっち来いよ。(※メガトンをリング上に呼び出す)お前こないだからよくわかんねー奴がチョロチョロチョロチョロしやがって。お前デカいの2人の後ろからじゃねーと物言えねーのか?」
メガトン「おい!あたしはメガトンだぞ!ゼロが何個付いてんのか知ってんのか?!6個だ!林下詩美、お前は何個付いてんだよ!言ってみろ!」
詩美「ちょっと質問の意味が全くわかりませんねえ。お前名前だけだろ?(※腹を叩いて)なんだこの、無駄な贅肉ばっかり付けやがってよ」
メガトン「(※腹を叩きながら)これだって金かかってんだよ!」
詩美「お前、隣にデカいのがいないからって、自分の体が分厚いことしか喋れねーのか?」
メガトン「はっ!笑わせんじゃねーよ!あたし1人だって林下詩美と闘うことが出来るんだぞ!ガオーッ!」
詩美「お前言ったな?言ったな今?お前1人で私と闘えるって?闘ってやってもいいよ、1vs1で」
メガトン「やってやるよ!ガオーッ!」
詩美「じゃあ次の後楽園ホールでやろう。次の後楽園ホール、大きい舞台でこのチャンピオン様と1vs1でやる覚悟、あんのか?おい!」
(※詩美が詰め寄っていくとメガトンは少したじろぐ)
メガトン「……はえーな!はえーけどやる気あるよ!やってやるよ!」
詩美「聞いた?みんな?このチャンピオン様と1vs1で後楽園でやる覚悟があるってよ?(笑)OK、後楽園で、大舞台で、大勢の前でお前のことボコボコにしてやるよ」
メガトン「楽しみにしてるよ!ガオーッ!」

詩美「おう。楽しみにしてるから帰れ帰れ。おうおう笑わせてくれるなアイツ。この私と1vs1でやりたいって。出来るって。ナメられたもんやなオイ。いいから早く帰れつってんだよ!見んな、こっち。とりあえず初防衛戦、成功!この3連戦の最終日にあの巨体はキツいでしょう。でも、最後このリングに立っているのは林下詩美です!まだまだこんなもんじゃない。エースになった林下詩美はまだまだ防衛しますよ。そしてマリーゴールドのトップを走る、顔になるエースになりますので皆さん楽しみにしていてください。じゃあ今日初防衛した林下詩美とみんなで一緒に締めたいんですけどいいですか?是非ご起立ください。こんなに沢山の人に私の初防衛する姿、勝った姿を見てもらえたのが本当に嬉しいです。ありがとうございます!ここの会場は来月も再来月も、4月まで毎月あるそうです。皆さん是非また来てください!それでは一緒に締めたいと思います。準備はいいですか!もうちょっとほしいな。準備はいいですか!……ちょ、待って。試合後で、試合後でちょっと混線しちゃった。えっと、えっと、個人の趣味で示させてもらおうか。皆さんがこの会場で私のこのベルト姿を見に来てくれるその日まで、ごきげんよう!ありがとうございました!」

<試合後コメント>
林下詩美
「林下詩美、赤いベルト、このワールドのベルトの初防衛に成功しました!タンク!デカ過ぎるし、力も強すぎて1発1発で完全にやられてたけど、でもしっかり林下詩美がこのベルト防衛しましたよ。まだまだたくさん防衛して、林下詩美がこのベルトを輝かせます。そしてまだまだマリーゴールドをトップに持っていきますよ。そんで?なんだっけ?あの金髪。私と1vs1でも出来るって?あんなデカい奴の後ろに立っていつもチョコマカしてた奴が随分大口叩くな。お前、よう喋るけど実力が伴ってないんだよ。後楽園ホールで私と一騎打ちやるって言ったな、アイツ。覚悟しとけよ?このチャンピオン様が大勢の前でボコボコにしてやるよ」

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