棚橋弘至からハイフライフローを継承した吉岡勇紀がDRAGON GATEの“エース”に返り咲き!

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 17日、東京都・大田区総合体育館にてDRAGON GATE『DANGEROUS GATE 2025』が開催。吉岡勇紀が棚橋先輩から継承したハイフライフローでエースの座に返り咲いた。

 吉岡は、ドラゴン・ダイヤとマスクを巡る壮絶な抗争を経て友情を育み【D'Courage】を結成。ダイヤと2度のオープン・ザ・ツインゲート王座戴冠を果たし、2022年にはオープン・ザ・ドリームゲート王座戴冠を果たすなどDRAGON GATEの未来のエースとして期待を集めてきた。
 しかし、2023年12月には網膜剥離という選手生命を脅かす負傷から長期欠場。当時保持していたツインゲート王座も返上となり、今年3月に復帰するもなかなか戦績は振るわず。5月にはマスカラ・コントラ・カベジェラ戦に敗れて丸坊主にされてしまうなど再びドン底を味わった。

 しかし、7月13日の神戸ワールド記念ホール大会では、同じ岐阜県立大垣西高校野球部出身という縁から棚橋弘至との対戦が実現。
 この試合は棚橋がハイフライフローで吉岡を破る結末に終わるが、棚橋は吉岡の必殺技であるフロッグ・スプラッシュが自身の技と同じ形であることに言及。「もし良かったらハイフライフロー使ってくれ。俺が来年1月4日に引退したあとも吉岡選手がハイフライフローを使い続ける限りこの技は生き続けるからな。頼んだぞ。DRAGON GATEのエースになれよ!」と、ハイフライフローと“エース”の称号を吉岡に託した。

 これで奮起した吉岡は、今月5日の後楽園ホール大会にて現在ツインゲート王座を持つ【Z-Brats】箕浦康太&ジェイソン・リーを撃破して挑戦権をもぎ取ることに成功。D'Courageが再びタッグの頂点に返り咲くことができるのかに注目が集まっていた。

 試合はZ-Bratsの奇襲に始まり、序盤はダイヤがひたすらにいたぶられていく展開に。
 我慢の試合が続いたD'Courageだったが、ダイヤがティヘラで逆転の糸口を掴むと吉岡も発奮。ダイヤとともに吶喊してZ-Bratsを蹴散らし、ジェイソンの香港旋風を雪崩式バックドロップで阻止。ダイヤがジェイソンにダブルコークを、箕浦にはDDDDTを決めて流れを決定付けると、吉岡が箕浦にダークネス・バスターからハイフライフローを決めて3カウントを奪った。


 この日はD'Courageの田中良弥も望月成晃を破ってブレイブゲート王座の防衛に成功しており、ユニット全員がチャンピオンベルトを持つことに。DRAGON GATEのエースの座を奪還し、ユニットとしての格も高めた吉岡はDRAGON GATEの100年に1人の逸材となれるか。

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