「口だけのゴミはさっさと消えてくれ」菊田円が“本物の強さ”を見せてシュン・スカイウォーカーからドリームゲート王座奪取!

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 17日、東京都・大田区総合体育館にてDRAGON GATE『DANGEROUS GATE 2025』が開催。菊田円がシュン・スカイウォーカーからオープン・ザ・ドリームゲート王座奪取を果たした。

 シュンは、7月13日の神戸ワールド記念ホール大会で“負けたら退団”という覚悟を口にしながらYAMATOの持つオープン・ザ・ドリームゲート王座に挑戦。
 激闘の末に王座奪取に成功したシュンであったが、これまでの身勝手すぎる言動が祟ってか自らの属するヒールユニット【Z-Brats】の菊田円から襲撃され戴冠直後にZ-Bratsから追放されてしまう。

 シュンは同じくZ-Bratsを追放された帆希(ほまれ)と行動をともにし、Z-Bratsとバチバチの抗争を展開。
 シュンからZ-Bratsのリーダーの座を奪い取る形となった菊田円は「強さこそすべて」という信条を掲げ、ドリームゲート王座を持つシュンを激しく批判。8月17日の大田区総合体育館大会でシュンに挑戦することが決定する中、同月5日の後楽園ホール大会ではシュンに顔面へのヒップアタックをぶち込んでKOしてしまうなど絶対的な強さを見せつけていた。


 試合は、菊田が入場中のシュンを奇襲して場外で痛めつけるという衝撃の幕開け。
 シュンの顔面をメチャクチャに蹴りつけていく菊田だったが、シュンは「いいねいいね♡もっと頂戴♡頂戴♡がんばれがんばれ♡もっと頂戴♡」と艶っぽい声でおねだりするサイコパスっぷりを見せて観衆をドン引きさせる。
 ビッグブーツで顔面を蹴り合う意地の張り合いを経て、菊田のヒップアタックをキャッチしたシュンがブルーサンダー・ボムで切り返す。さらにSSWを狙うが菊田が八木レフェリーを盾のように使い、シュンのビッグブーツを八木レフェリーの顔面にクリーンヒットさせて昏倒させてしまう。
 無法地帯となったリング上にはZ-Bratsの面々がなだれ込んで来てシュンを袋叩きに。大量のイスも持ち込まれるが、シュンはこれを逆に利用して敵セコンド陣に次々とイスを投げつけて撃退。イスの山の上に菊田をブラスターで叩きつけることに成功するが、あとからZ-Bratsに合流してきた箕浦康太に鉄板で頭をぶん殴られて決着はならず。
 シュンは再び多対一の闘いを強いられるが、ここぞのピンチに帆希が飛び込んできて菊田にトラースキック。シュンがパウダー攻撃で視界を塞いでブラスターからムーンサルト式ダブルニードロップ、さらにSSWを狙うが、菊田が着地してラリアット。
 さらに菊田がスライディング・ヒップアタックで顔面をぶち抜き、変形シュバイン。最後は必殺のローリング・ラリアットで叩き伏せて3カウントを奪った。

 マイクを取った菊田は「口だけのゴミはさっさと消えてくれ。見ての通り、この俺が本物の強さでベルトを獲った。いつからこのリング上はこんなにぬるくなったんだ?このリング上に必要なものは、強さ、そして自己主張だろ。俺は行動をしてすぐに結果を出した。なのになぜッ!今誰も行動を起こさない?!」と、誰もすぐに挑戦名乗りを上げて来ないDRAGON GATEの現状への悲憤を露わに。
 そして「ここにいる俺たち6人は今日を以てZ-Bratsを捨てる。こんなユニットになんの未練もない。改めて言ってやる。俺は強いぞ。このリング上からいらないものはすべて消し去る!俺はその強さを持ってるんだ。新たな世界へこの俺菊田円が本物の強さで導いてやるよ。この俺を止めてみろよッ!DRAGON GATEッ!」と叫び、箕浦康太、ジェイソン・リー、KAI、ISHIN、加藤良輝との6人で新ユニットを始動させることを宣言した。

 菊田がドリームゲートを初戴冠し最年少戴冠記録を更新(当時23歳)したのは、2023年1月にシュンを破ったときのもの。この戴冠劇から菊田が若い世代で団体を牽引していく流れを作ってDRAGON GATEを変えていったという過去がある。
 今回もシュンを破って頂点を獲った菊田は、前回とは違った形でDRAGON GATEの風景を変えることが出来るか。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2025年8月
« 7月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

月別

ページ上部へ戻る