荒井優希が遠藤有栖に敗れ『東京プリンセスカップ』無念の3年連続準決勝敗退!「来年は決勝にいって優勝する!」

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 東京女子プロレスが8月17日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で夏のシングルトーナメント『東京プリンセスカップ』準決勝を開催した。初の決勝進出を目指した荒井優希は遠藤有栖に敗れ、3年連続で準決勝敗退となった。

 荒井は1回戦で上福ゆき、準々決勝で上原わかなを下して、3年連続で4強入り。対する遠藤は1回戦でハイパーミサヲ、準々決勝で山下実優を破る連続の殊勲で初のベスト4入りを果たした。同学年の両者はデビュー日で遠藤が4ヵ月先だが、過去のシングル戦では荒井の全勝となっていた。


 遠藤がエルボーを連打すれば、荒井はボディシザースで締め上げる。遠藤がドロップキックを叩き込めば、荒井はサソリ固めで絞り上げるもエスケープ。遠藤は執ようなキャメルクラッチでギブアップを狙うもエスケープ。遠藤の磐梯山は荒井が場外に蹴り落とした。荒井は再びサソリ固めも、遠藤はロープへ。エルボーの応酬から、遠藤が什(じゅう)の掟を狙うも、ダメージで持ち上がらず。荒井はフルネルソンバスター、新人賞。さらにFinally(カカト落とし)にいこうとするも、阻止した遠藤はスーパーキックから什の掟を決めて3カウントを奪取。遠藤は荒井からシングル初勝利を挙げ、初の決勝進出を決めた。

 ベスト4で散った荒井は「今年も決勝に進むことができなくて。有栖ちゃんに負けて、ここまでいろんなタイミングで有栖ちゃんと戦ってきて。タイトルマッチもあったし、直近で言うと(プリンセス・オブ・プリンセス王座への)タイトル挑戦権を懸けて戦ったりして。いつもギリギリのところで勝てていたので、やっぱりめちゃくちゃ悔しい。デビューも一番近いし、練習だったり、いろんなことを一番してきた存在なので悔しいけど…。でもそんな有栖ちゃんと準決勝まできて戦えたことがうれしいなって気持ちと、次絶対勝てよ!って、遠藤有栖優勝しろよ!って気持ちです。次は荒井がまた勝ちます」とコメント。そして「3年連続でここまではこれてるんですけど、これ以上の決勝にたどりつけたことがないので。来年こそ確実にいきたいし、あとツーステップ。決勝にいった後に優勝するっていうツーステップあるけど。来年、両方叶えたいと思います」と1年後の優勝を期した。

 遠藤は「初めてベスト4までこれて、やっぱり大事なときに荒井がきて。大事なとこで荒井と試合して、全部負けてきて。やっと準決勝で荒井優希に勝てて、初めて優勝が見えてきました。うれしい。あの(ピンクの)トロフィーは私に似合うと思う。ピンクは今まであんまり身に着けてこなかったけど、最近ピンクがとても大好きなので。私が優勝して、トロフィー持って、夏女に私がなります」と初制覇を宣言。決勝戦(8・23後楽園)の対戦相手が渡辺未詩に決まったが、「未詩さん、道場で背中を見続けてるからこそ、今までにない遠藤有栖を見せつけられたらいいなって。優勝したら、(9・13)会津に持って帰れるんですね! 絶対に会津にトロフィーを持って帰ります!」と優勝しての会津凱旋を口にした。

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