全身網タイツのドン・フジイがブラジャーを着けて敗北へ!約6年ぶりにお笑いゲート王座戦が後楽園ホールで実施!

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 10日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『OPEN THE NEW YEAR GATE 2024 望月マサアキ デビュー30周年記念大会』が開催。ランジェリー武藤(以下・下着武藤)がドン・フジイを下してオープン・ザ・お笑いゲート王座の防衛に成功した。

 オープン・ザ・お笑いゲート王座は、2018年3月に鷹木信悟が王座を返上して以来空位となり事実上の封印状態にあったが、2023年夏に同王座のアイコン的存在であるこのまま市川(旧名:“ハリウッド”ストーカー市川)を暫定王者として約5年ぶりに復活。
 同年7月の『武勇伝・令-ZERO- Vol.2』で菊タローが市川を破って王座戴冠を果たした直後には、突如リング上へ下着武藤が登場。
 下着武藤はムーンサルト・プレスを狙ってコーナーに上った際に足を踏み外して股間を痛打しただけで去っていったが、これが挑戦表明と認定。同年10月の『武勇伝・令 -Zero- Vol.3』では下着武藤が菊タローを破ってお笑いゲート初戴冠を果たした。

 この日は、ドン・フジイが挑戦に名乗りを上げ、後楽園ホールで約6年ぶりのお笑いゲート戦が行われることとなった。


 大一番に向けてガウンを身に纏って大真面目な入場を見せたフジイに対し、下着武藤はお正月ということで獅子舞姿で登場しお客さんへ福を届ける。
 そんなフジイが満を持してガウンを脱ぐと、全身に網タイツを着用していたことが判明。そのあまりのセクシーさに場内からは野太い歓声が上がる。


 試合が始まると、手4つで組み合ったフジイが握力で競り勝つと下着武藤のヒザに大ダメージ。フジイが胸板へチョップを打ち込んでいくと下着武藤のヒザに大ダメージ。
 このまま決着かと思われたが、下着武藤は一瞬の隙を突いて低空ドロップキックからのフラッシングエルボーを見舞い、フジイ用と思われる特大サイズのブラジャーを装着させようとする。
 これを全力で嫌がったフジイに対し、下着武藤はシャイニング・ウィザードを狙うものの、フジイが中々膝立ちになってくれなかったり途中で立ち上がってしまったりと大苦戦。なんとかシャイニング・ウィザードを決めた下着武藤がコーナーに上っていくも、ヒザが痛んで足を踏み外し股間を痛打。
 激しい場外戦に発展する中、下着武藤がフジイを控室へと連行。なんとかフジイがリングに戻るもその胸にはセクシーな特大ブラジャーが。あれだけ装着するのを嫌がっていたフジイだが、ブラジャーを剥ぎ取られるのを恥じらって全力で抵抗。先にリングに戻ろうとする下着武藤のパンティーをずり下げて生尻を顕にしつつリングインを阻止。そのまま両者リングアウトで試合は終わった。

 試合の勝敗に関係なく、面白かった方へ贈られる観衆の拍手の量で王座の行方を争うお笑いゲート王座。拍手の量は概ね互角も、八木レフェリーの判断で下着武藤の勝利と判定がくだされた。
 死闘を経て絆が芽生えた2人は握手の末にガッチリと抱き合い、仲良く肩を組みながら退場。

 バックステージではフジイが「防衛おめでとう!さすが菊タローに勝った男だ!俺は入場の獅子舞を見たときから半分諦めてたよ。さすがだね!」と握手を求める。下着武藤が「ドンちゃん、ありがとう!」と握手を返すも、フジイの握力がヒザに伝わって大ダメージ。自力で歩けなくなった下着武藤がフジイの肩を借りながら会場を後にした。

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