【試合詳細】8・15 堀田祐美子デビュー40周年記念大会 後楽園ホール 堀田祐美子&Sareee vs 神取忍&叶ミク ジャガー横田&ダンプ松本&渡辺智子vs伊藤薫&下田美馬&シン・北斗晶 尾崎魔弓&なつぽいvs井上貴子&安納サオリ

『堀田祐美子デビュー40周年記念大会~Legendary Evidence~』
日程:2025年8月15日(金)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,602人(超満員札止め)
▼1DAYタッグトーナメント1回戦 10分1本勝負
井上京子(ディアナ)/●豊田紗也夏(T-HEARTS)
8分13秒 チキンウィング・アームロック
○神取忍(LLPW-X)/叶ミク(T-HEARTS)
※神取&叶が準決勝進出
▼1DAYタッグトーナメント1回戦 10分1本勝負
△尾崎魔弓(OZアカデミー)/なつぽい(スターダム)
10分0秒 時間切れ引き分け
井上貴子(LLPW-X)/△安納サオリ(スターダム)
※両チーム失格。神取&叶組が準決勝を不戦勝となり、決勝進出決定。
▼1DAYタッグトーナメント準決勝 10分1本勝負
○堀田祐美子(T-HEARTS)/Sareee(フリー)
6分4秒 掌底→体固め
アジャコング(超花火)/●ウナギ・サヤカ(フリー)
※堀田&Sareeeが決勝戦進出。
▼スペシャル6人タッグマッチ 20分1本勝負
○ジャガー横田(ディアナ)/ダンプ松本(フリー)/渡辺智子(フリー)
9分23秒 オクラホマ・ロール
下田美馬(CMLL)/伊藤薫(伊藤道場)/●シン・広田さくら(フリー)
▼1DAYタッグトーナメント決勝戦 30分1本勝負
堀田祐美子(T-HEARTS)/○Sareee(フリー)
15分29秒 ダイビング・フットスタンプ→片エビ固め
神取忍(LLPW-X)/●叶ミク(T-HEARTS)
※堀田&Sareeeが1DAYタッグトーナメント優勝。
堀田祐美子40周年記念大会に北斗晶ら60年デビュー組が全員集合!堀田がSareeeとタッグT優勝し女子プロレスの未来を託す!がマッハ文朱が46年ぶりに後楽園に登場!
ファイヤージェッツLIVE
堀田祐美子&西脇充子さんによるファイヤージェッツライブからスタート。『ファイヤー騎士』、『闘え!ファイヤージェッツ』を歌い上げた。
2人は抱き合い、西脇さんはリングを後に。
堀田「西脇充子でした!大きな拍手を!堀田祐美子デビュー40周年記念大会ご来場誠にありがとうございます!(大きな拍手)すいませんまだ試合があるので、泣きません。泣かないです。40年間、続けてこれたのも、大好きな、女子プロレスがあったからです。そして、このリング、そして、女子プロレス、プロレスのメッカの、この後楽園ホールに
40年という節目で、このリングに上がれたこと、皆様に、本当に本当に本当に感謝してます。ありがとうございます。そして!40年間という私の歴史の中で、今日は沢山の先輩、後輩が、集まってくれました。本当に、本当に本当に私は、ここに立ってていいのかなってぐらい、ビックリしてます。そして、この、今日のリングで、全ての、1年間の、いろんな試行錯誤しながら考えた事を、このリングで全て見せたいと思います。皆さん応援よろしくお願いします!ありがとうございました!」
第1試合
豊田は神取との握手を拒否。先発は叶と京子。
手4つになるが京子がすぐに捻り上げ、神取が下がるように指示し叶の背中に神取がタッチ。
京子はモンゴリアンチョップ連発も、神取が走り込んでサミングから一本足頭突き連発。引き起こすが京子はショートレンジラリアットを叩き込み、髪を掴んで神取を引き起こすと神取は脇固めを狙う。力任せに弾き飛ばした京子がラリアットを叩き込むも、投げようとするが神取が脇固め。京子はロープに足を伸ばしブレイク。
神取はコーナーに押し込み叶にタッチ。
叶はドロップキック連発からエルボー連打。ロープに振ろうとするが、逆に京子が振ると叶はクロスボディ。キャッチした京子がそのままリングに投げ捨てると、ダンシングツリーで固めていく。これを離すと豊田にタッチ。
豊田はヘアーホイップ。叶もヘアーホイップでお返ししようとするが、側転して切り返した豊田がカニバサミから鎌固め。これは神取がカット。
叶のエルボーを避けた豊田がダイヤル固めも2。
エルボーの打ち合いから豊田がエルボー連打。ロープに飛ぶも、叶が追走ドロップキックからロープに飛ぶが、豊田がロープをたるませて場外に落下させ、コーナーに登ると場外へのミサイルキック。
豊田はリングに投げ入れるとコーナーに登り改めてミサイルキック。フォールも神取がレフェリーを突き飛ばしカット。
豊田はフィッシャーマンの体勢も、叶が首固めも2。
豊田はビッグブーツからロープに振るが、叶は旋回式クロスボディからフォールも2。
叶は神取にタッチ。
神取はDDTからフォールも京子がカット。
京子が神取にラリアットから、コーナーに登っていた叶の正面に登り雪崩式ブレーンバスター。さらに神取を引きずると、豊田が神取をジャックナイフも2。
豊田がコーナーに登り、京子が神取をボディスラムで叩きつけると、豊田がムーンサルトを投下するが神取が避けてラリアット。フォールも2。
神取はチキンウィング・アームロックで捕らえ豊田がこれでギブアップ。
<試合後コメント>
井上京子&豊田紗也夏
京子「ごめんね、助けに行けなかった!」
豊田「とんでもないです……」
京子「(クジの)ボール引いたときに誰と当たるか分からなくて、まさかのホントに。こんな運命ってあるのかなと思うくらいに。私、豊田さん(豊田真奈美)とすごく闘わせてもらってた時代があって。まさかその姪っ子さんとタッグを組む日が来るなんて思っても見なかったです。助けに行けなくて本当にごめんなさい!」
豊田「いえいえ!」
京子「次は頑張りましょう!」
豊田「またよろしくお願いします。今日は同門の叶ミクと、初めて対戦する神取忍さん。ミクは頭の隅には無いとして、神取さんと試合をするために色々自分でも柔術に通ったりとか対策とかも考えてきたんですけど、極められたらヤバイですね……。もう一瞬で」
京子「そうねえ(笑)」
豊田「もっと練習します」
京子「前のプロレスを見るのもいいかもね。ありがとうございました!またよかったら!」
豊田「ありがとうございました!」
第2試合
先発はなつぽいと安納。なつぽいがガットショットからロープに振ろうとするが、安納が切り返すもなつぽいが側転して切り返しロープに飛んでクロスボディ。フォールも安納がブリッジして抜けてかかと落としも、避けたなつぽいがアームホイップから走り込んでのフォール。安納が切り返してフォールもなつぽいはすぐに抜けて睨み合う。
安納がソバットからロープに飛ぶが、尾崎が場外から足を掴んで引きずり落とす。そのまま場外乱闘へ。
尾崎が安納をリングに投げ入れ、チェーンナックルから髪を掴んで動きを止め、貴子がなつぽいを安納に叩き込む。尾崎が下がり、なつぽいがフォールも2。
なつぽいはヘアーホイップから踏みつけながら尾崎にタッチ。
尾崎はチェーンナックル。正面ロープに安納を押し込み顔面を踏みつけ、レフェリーが注意するとチェーンを首に巻き付けた状態でのチェーンナックル。さらに場外に投げ捨て絞首刑にし、なつぽいが安納の腕を噛んでいくが貴子がなつぽいのバトンを手に取ると、バトンを使ってなつぽいにスリーパー攻撃。レフェリーが注意し両者ブレイク。
尾崎は安納にチェーンナックル連発からなつぽいにタッチ。
なつぽいはコーナーに叩き込んで顔面を踏みつけ、エルボー連発からコーナーに振って串刺し攻撃。安納が飛び越えると貴子とともにダブルのビッグブーツ。安納は貴子にタッチ。
貴子はツームストン・パイルドライバーからフォールも2。
貴子はバックドロップホールドも尾崎がカット。
貴子は引き起こすがなつぽいがソバットからロープに飛んでバックラッシュ。なつぽいは尾崎にタッチ。
尾崎は貴子のスタンガンを手にもつと投げ渡し、チェーンナックルで殴りかかるが避けた貴子がスタンガンで殴りかかる。これを尾崎がチェーンナックルでふっ飛ばそうとするが、感電してのたうち回る。そこへ貴子がケンカキック連発からコーナーに登るも、なつぽいがエプロンから動きを止め、尾崎が正面に登るが貴子がダイビング・チョークスラム。フォールも2。
尾崎が裏拳連発も貴子のナックルと相打ちになり両者ダウン。貴子は安納にタッチ。
安納はミサイルキックからフィッシャーマンズ・スープレックスホールドも2。
安納はバックを取るが、尾崎がバックエルボー連発で逃れる。安納はソバットからロープに飛ぶが、尾崎が裏拳で迎撃しフォールも2。
尾崎はフィッシャーマンバスターからフォールも貴子がカット。
尾崎は安納を場外に投げ捨て、貴子も落とすとなつぽいがコーナーから場外へクロスボディを投下。
なつぽいは安納をリングに投げ入れると、尾崎がテキーラサンライズを狙うが、切り返した安納に裏拳から首固めも貴子がカット。
尾崎はフィッシャーマンバスターからフォールも貴子がカット。
尾崎はチェーンナックルも、巻き込んだ安納がポテリングもなつぽいがカット。尾崎が首固めも2。
ここで時間切れ引き分け。
試合後も尾崎が安納の髪を掴んで挑発し、助けに入ったなつぽいの髪を掴むとチェーンナックルを顔面に叩き込みリングを後にした。
<試合後コメント>
井上貴子&安納サオリ
貴子「時間が足りなかったねぇ」
安納「もう!ホントに尾崎魔弓がムカつきます!OZの安納だろうが、スターダムの安納だろうが、尾崎魔弓を倒したい!」
貴子「倒したいねえ。『ムカつく!』って思った時点で負けだから」
安納「負けですか?」
貴子「負け。引き込まれちゃってる」
安納「そっかぁ……」
貴子「尾崎の壁は高いよ♪」
安納「そうですよね。闘っていらっしゃいましたもんね」
貴子「あの人は小さいけど気持ちは強いから。強い」
安納「でも今日、貴子さんとタッグを組めたことがすごく嬉しかったです!」
貴子「ね。良かったね。ずっと組みたいって言ってたもんね」
安納「ビジュアルナンバーワンタッグなんで(笑)」
貴子「そういう表彰とかあればいいのにね(笑)」」
安納「ありますよ!優勝ですよ!(笑)またどこかでよろしくお願いします!ありがとうございました!」
貴子「ありがとうございました 」
尾崎魔弓&なつぽい
尾崎「貴子、安納にドローっていうのが悔しい」
ぽい「くやしいです」
尾崎「負ける相手じゃないもんね?」
ぽい「はい。負ける相手じゃないです」
尾崎「それなのにドローってねえ?」
ぽい「……さっ、最後、なんで自分殴られたんですか?」
尾崎「やっぱムカつくよな。タッグパートナーがもっとしっかりしないと」
ぽい「でも、さっ、最後、最後は尾崎さん……」
尾崎「単なる八つ当たりだよッ!悪い?!」
ぽい「悪くないです!」
尾崎「八つ当たりしちゃダメなの?」
ぽい「ダメじゃないです」
尾崎「タッグパートナーなんだからいいでしょ?八つ当たりしたって!じゃあ私どこに当たるの、この気持ち」
ぽい「ぶつけてください!」
尾崎「ということになるじゃん?」
ぽい「はい、なります」
尾崎「私がもしね?アンタが私に八つ当たりすんだったら、私はすべて受け止める」
ぽい「ホントですか?!えっ!」
尾崎「私はそういう人間なんで」
ぽい「なんか今日組ませていただいて、すごい尾崎さんと息が合いそうな気がしました!(※手でハートマークを作りながら)」
尾崎「それはちょっとまだ感じてないけどぉ?」
ぽい「まだですか……」
尾崎「私の八つ当たりを受け止める大きな心を持ってないから。悪いけど」
ぽい「いや、もう!受け止めます!全然ぶつけてください!」
尾崎「じゃ、次。次は勝たないとね。いつどこであるかわからないけどさ。今日負ける相手じゃないんだから」
ぽい「はい!負ける相手じゃないです!」
尾崎「反省しようよ」
ぽい「反省します」
尾崎「反省会しよう。おごれよ?」
ぽい「自分がですか?!」
尾崎「あたりめーだろ」
ぽい「はい!おごります!(※尾崎が荒々しく先に立ち去る)……ばいぽーい♪」
第3試合
シン北斗が前に出るが、ダンプに竹刀でボコボコにされて場外乱闘で試合開始。
リングに戻るとシン北斗が必死にかつらを直しながら逃げ回るが、ジャガーがコーナーに振って串刺しジャンピングニー。さらに渡辺が串刺しラリアットから、ダンプがボディに竹刀攻撃。
シン北斗は「ちょっと待ってー!OK、ありがとみんな久しぶりだな。今から、ほっちゃんのお祝いで、すげーやつやってやるからお前ちょっと下がって見てろ」とダンプを牽制してコーナーに登り、倒立するとそのまま足を開いて犬神家。だがダンプは構わず竹刀攻撃。ダンプは渡辺にタッチ。
渡辺はロープに振るが、北斗はソバット。再度ソバットも微動だにしない渡辺がラリアット。避けた北斗がボ・ラギノールを突き刺し、投げようとするが渡辺が重くてあがらない。北斗は改めてノーザンライトを予告するが、渡辺が上がらないためボ・ラギノールを改めて突き刺し伊藤にタッチ。
伊藤はコーナーに振って串刺しラリアット。さらにロープに振ろうとするが、渡辺が逆に振って払い腰。伊藤が立ち上がるとエルボー合戦から両者ロープに飛んでラリアットの相打ち。さらに渡辺が走り込むが、伊藤はカウンターの裏投げで叩きつけ乗り越えていく。さらにロープに飛んでセントーンを投下しフォールもダンプがカット。
伊藤は下田にタッチ。
下田はコーナーに振ろうとするが、逆に振った渡辺が走り込むが、下田が足を伸ばしてカットするも、渡辺は負けじと串刺しラリアットからストンピング。ロープに飛ぶが、場外からセコンドの三田英津子が足を掴んで引き倒し、渡辺のエルボーを三田が避けると下田がビッグブーツ。三田と下田のラスカチョで渡辺を痛めつけ、これを離すと下田がケンカキック連発。
下田はバックを取るが、渡辺がロープに足をかけて耐える。さらにロープに振っていくが、下田はネックブリーカードロップで倒し、髪を掴んで引き起こすと投げ捨てバックドロップ。すぐに立ち上がった渡辺が投げ捨てジャーマンからジャガーにタッチ。下田もシン北斗にタッチ。
シン北斗はコーナーに登り、立ち上がろうとするがフラフラして立ち上がれない。ゆっくりとロープを降りていき、リングに降りると走り込むが、ジャガーはエルボーで迎撃すると串刺しエルボー。避けたシン北斗が走り込むが、ジャガーはかかと落としで迎撃すると、走り込んでコブラツイスト。下田がカット。
ラスカチョでジャガーをロープに振り、ダブルのガットショットから左右から腕を取って動きを止めると、背中にシン北斗が登ろうとするが足をすべらせる。
三田がシン北斗にブレイジングチョップから下田がかかと落とし。渡辺が下田をショルダータックルで場外に吹っ飛ばすが、伊藤が渡辺にラリアット。ダンプがシン北斗に毒霧から、ジャガーがシン北斗を丸め込んで3カウント。
シン北斗「おい、みんな、久しぶりだな!こんなこと、もうないかもしれないからさ、次誰が80周年とかやるか知らないけど、ずっと仲良くみんなでやっていこうよ。記念にさ、写真撮影とかしようよ。集まんなよみんな。私のもとに集まんなよ。集まんなよ。(ダンプに)、並んでください。並んでください。写真撮ろうよ(ダンプも一緒に記念撮影に応じる)ありがとう、じゃあ」
ダンプ「皆さん!こんちわ!巻きの指示が出てるんで早口で喋ります。堀田選手40周年おめでとうございます。40周年ていうとね、オギャーと生まれて40歳。すごい長いよね。1度も引退しないでずっと続けてるのが堀田選手です。これはほんとに素晴らしいことです。悔しくても負けないで、負けないで続けるってことが一番だと思います。みんなもいろいろ嫌な事があるかもしれないけど、負けずに、最後まで頑張りましょう。会場お客さんいっぱい入ってすごいね。クラッシュが来るから?素晴らしいです。はい、時間がないので、ダンプは展示場の方でTシャツを売りますので、思い出に、記念にどうぞよろしくお願いします。あれ?ジャガーさんがいない。ジャガーさんにマイク渡そうと思ったのにさっさと帰っちゃった。はい、じゃあありがとうございました」
第4試合
先発は堀田とアジャ。お互いローで牽制し、アジャがビンタからコーナーに振ってウナギとアジャでトレイン攻撃。
アジャは走り込むが、堀田が浴びせ蹴りで迎撃し腕ひしぎもウナギがカット。
堀田はSareeeにタッチ。
Sareeeはエルボーからバックを取るが、アジャはバックエルボーを叩きこみ、ロープに振ろうとするがSareeeは切り返してエルボーからロープに飛ぶ。アジャは追走ラリアットからバックドロップを狙うが、Sareeeはカサドーラフットスタンプで切り返すとバックをとるが、アジャは自ら座り込んで下から顔面を蹴り上げる。Sareeeは走り込むがアジャはカウンターのバックドロップで叩きつけウナギにタッチ。
ウナギはだがそれがいい!からロープに飛んでギロチンドロップ。フォールも2。
ウナギはマウントエルボー連打から引き起こすが、Sareeeは強烈なエルボー。エルボーの打ち合いからウナギがエルボー連発からビッグブーツ。ロープに飛ぶが、Sareeeが追走ドロップキックから、ロープに飛んでロープを貫く顔面への低空ドロップキック。
Sareeeはフィッシャーマンズスープレックスホールドも2。
Sareeeは堀田にタッチ。
堀田は投げようとするが、耐えたウナギがエルボー連打。堀田は受け切るとローキック連発も、ウナギはエルボーを打ち込んでいくが堀田は脇固め。これはアジャがカット。
アジャは堀田にラリアットから、ウナギがかかと落とし。フォールも2。
ウナギはロープに飛んでスライディングTANAKAからフォールも2。
ウナギは走り込んできたSareeeにエルボーを狙うが、避けたSareeeがバックドロップ。堀田がウナギにラリアットからフォールも2。
Sareeeがコーナーに登り、ダイビングフットスタンプを投下するがウナギが避けるとアジャがSareeeの脳天に一斗缶攻撃。堀田にも一斗缶攻撃を叩き込むとウナギが堀田にスクールボーイも2。
ウナギが羽交い締めにして、アジャが裏拳も放ったが避けてウナギに誤爆。堀田がウナギに掌底からフォールし3カウント。
試合後もウナギの髪を掴んだSareeeが振り回すが、アジャと堀田は握手で健闘を称え合った。
<試合後コメント>
アジャコング&ウナギ・サヤカ
アジャ「笑っとけよ。下向いたっていいことねえつってんの」
ウナギ「うるさい!」
アジャ「自信持って堂々としとけよ。馬鹿かお前は。お前が悪いんだよ、ブロックしとかないから」
ウナギ「違う!アジャがアレを見て裏拳止めれば良かったじゃん!ここで!」
アジャ「とまんねーよ裏拳は」
ウナギ「できるから!アレで飛んだんだよ!ダメよ!痛いんだから!」
アジャ「そんな手応え感じないから、さほどじゃないよ。まあトーナメントだからね。できるだけ早く決めようと思って決めにいってはみたんだけども。まあ、こんなこともあるさ。こんなこともあるさだけど、別にこれで人生……」
ウナギ「もう1回やろう!」
アジャ「命全部取られたわけじゃないんだからさ」
ウナギ「もう1回やろう!」
アジャ「えっ、なにを?」
ウナギ「同じカードでもう1回やろう!」
アジャ「ヤだよ」
ウナギ「なんでだよ!」
アジャ「なんでお前に付き合わなくちゃいけないんだよ」
ウナギ「付き合ってよ!」
アジャ「ヤだよ」
ウナギ「なんで?!」
アジャ「めんどくさいもん」
ウナギ「まあ、それはそう。でもそういうの好きじゃん!そういうのが好きでしょ?」
アジャ「ん~、おんなじカードか……それはちょっとアレだな」
ウナギ「ちょっと変える?ちょっと変えてやろ?」
アジャ「いや、いいよ、別にいいんだよ?お前がSareeeぶっ倒したいってアレがあってやるのはいいよ。Sareeeいれるのは別に構わないけどさ。なんかお前、試合終わってやってんのはカッコ悪いからな?試合中にやってよあれくらい。髪の毛引っ掴んで行けよ。だーから中途半端だって言ってんの。面白くねーんだよ」
ウナギ「……厳しいなぁ、マジで」
アジャ「試合中にやりたいことやるんだよ、もっと!顔上げてぶん殴って!倍ぶん殴られても、もっともっと行きゃあいいのよ。それがレスラーでしょ?痛いのをやせ我慢するのもプロレスラーの商売だよ!まあせいぜい頑張れや」
(※アジャが先に退席)
ウナギ「……ウチのアジャ、すぐいいとこ取ろうとするから困っちゃう」
OG紹介
来場したOGの高橋奈七永さん、中西百重さん、チャパリータASARIさん、前川久美子さん、長谷川咲恵さん、三田英津子さん、山田敏代さん、ダイナマイト関西さん、立野記代さん、大森ゆかりさん、ジャンボ堀さん、マッハ文朱さんが紹介され、代表してマッハさんがリングへ。
マッハ「いやもう、やっぱり!女子プロレス最高~!もう血が騒ぐ!もうまた戦いたくなっちゃいますよ!それにしてもダンプ松本、悪いですね。もし私が、再びこのリングで戦うとしたら、ダンプ松本と戦います。それから、ファイヤージェッツの2人の歌、なかなか上手いですね。ビューティーペアより全然上手い。改めまして、皆様、(四方に)こんばんは!こんばんは!こんばんは!こんばんは!マッハ、文朱です!(会場のコールを聞いて)涙が出る!えーまずは、堀田祐美子選手、40年、ほんとうにおめでとうございます。そして、こんなにたくさんの、皆様にお越しいただいて、そして、沢山の皆様に映像をご覧いただいて、本当にありがとうございます。今は、女子プロレスの団体が数団体あるんだそうですね。その中で、堀田くんは、私が15歳から、18歳まで3年間、所属をしておりました全日本女子プロレス協会興行の、直系の後輩になります。その他にも、今日、来てくれました、皆さんも、私の直系の後輩で、もうみんな元気で、みんな明るくて、そしてたくさんの皆さんが今なおも現役で闘っている。なんとすごい。なんと素晴らしい、ほんとに涙がちょちょぎれんばかりです。そんな中で、そうやって皆さんが頑張れるのは、これはひとえに、こんなにもたくさんの皆様に応援していただいて、そしてチケットをご購入いただいて、この会場の方まで足をお運びいただいているこのおかげです。ほんとに感謝申し上げます。堀田くんから『マッハ先輩、今度40周年記念、この後楽園ホールで記念大会を行います』と聞きました。その時に私もほんとに胸がジーンと熱くなりました。といいますのは、実はこの後楽園ホールは、私、マッハ文朱におきましてもほんとに大切な原点の場所でございます。私が13歳の時に、スター誕生というオーディション番組を受けました。その収録をおこなわれたのもここ後楽園ホールです。そして予選に残りまして決勝大会に進みまして、決勝大会、第5回決勝大会一緒に頑張ったのが、現在の三浦百恵さん。わたくしは、山口百恵さんと一緒に頑張ったわけです。しかし私は落ちました。そしてその2年後、15歳の時に、わたくしはマッハ文朱という名前でこのリングに初めてデビューをさせていただきました。そして、その3年後、18歳の時に、最年少で世界シングルチャンピオンに輝きまして、私はこの後楽園ホールで世界シングルチャンピオンのままチャンピオンベルトを返還するという形で引退をさせていただいたのもこの後楽園ホールです。実は、わたくしその2年後も、感謝の気持ちを込めまして、1年間5試合だけいたしました、格闘技選手権以来、なんとマッハ文朱、46年ぶりにこの後楽園ホールに戻ってきました!そしてこんなにもすごい応援をしていただいて、そして素晴らしい、ほんとに選手の皆様、ほんとに私はプロレスをやってよかったとほんとに思いました。わたくしもなんとですね、堀田くんは40年、実は私はマッハ文朱になりまして51年です。すいません、今、ほとんど15足す51なんて足し算、しようとなさいませんで、じゃあOGの皆さん、私の年齢は?マッハGOGO、55歳。足す11で、66歳です。とにかく堀田くんもこれから、45年50年、そして60年目指して、頑張っていただきたいと思います。そして皆様に、パワーを与えてもらいたいと思います。これからも引き続き、絶大なる応援よろしくお願いいたします。ありがとうございました」
クラッシュギャルズトークショー
――今日は堀田さんの40周年ということで、堀田さん、そしてファイヤージェッツに絡んだお話をお聞かせいただきたく。聞くところによれば、堀田さんが長与選手の付き人で、西脇さんが飛鳥さんの付き人だったということで。お2人はどのような付き人だったか
飛鳥「西脇は、自分にとってすごく生意気な……メッチャ生意気な付き人でしたけども(笑)」
長与「ぷよぷよはね……ぷよぷよって呼んでたんですけど、喋らない。何も喋ってくれなくて、ただニコニコしてた」
飛鳥「そういうイメージあるね。その前にまずはご挨拶していいですか?40周年おめでとうございます。ご挨拶を」
長与「ほんとに40年間ぶっ通しっていうのは多分彼女が初めての選手だと思います。本日は彼女のためにですね、沢山の方が久しぶりに見る風景です。……バルコニーにも入ってるってこういうことなんですね。素晴らしい!本当にご来場ありがとうございます!」
飛鳥「改めまして、堀田ちゃん40周年おめでとうございます。千種が言ったように、40年プロレスを続けるってことは、全女でデビューして、全女の崩壊を経験して、その後団体を立ち上げて今に至る。一言では表せない思いがたくさんあったと思います。そんな中40周年を足を運んでいただいて、祝ってくださる、応援してくださることに、先輩として嬉しく思いますし、誇りに思います。皆さんほんとにありがとうございます」
――今だから笑える付き人の失敗談は
長与「うちは堀田選手、失敗がないと思います。ほんとに彼女を叱ったことがほとんど無いと思います。なんか気づけばニコニコして見られてるって感じだったので、ほんと失敗はない」
飛鳥「そうなんだね(笑)」
長与「あった?」
飛鳥「同じ質問してもらっていいですか」
――西脇さんはどうだった?
飛鳥「私はですね、しょっちゅう怒ってました」
長与「なんでだよ」
飛鳥「あのね、ちゃんとやってくれるんだけど、ふざけてんの。対応が」
長与「でも、堀田選手は、パーフェクトなくらい。あっ、だからファイヤージェッツ上手くいったのかもしれないね」
飛鳥「ほんと?でもあの人達ね、あとでほんとに大人になったときに聞いたんだけど、クラッシュ・ギャルズのときに、付き人になる前かな?新人のときに、自分たちがいただいたプレゼント、全部新人にみんなが保管してくれてたんだけど、自分たち把握しきれないんで。なんか、いいもん持って帰ってたらしいんだよね」
長与「あっ、その話ウチも後々に聞いたことある。ある選手から『すいません実は……
』って言って、聞いたことありますあります」
飛鳥「偉いね、謝ってきて(笑)ほんとにあの、堀田選手、西脇、そして北斗さん、すごくねすごい粒が揃ってたよね」
長与「あそこね仲いいんですよ。同期。把握してなかったけど、まさかの……堀田まで盗ってたっていうのは知らなかった……」
飛鳥「パーフェクトだったのに」
長与「パーフェクトって言ったけど、ちょっと下で〆る(笑)この後どうなるかわからないけど、〆ときます(笑)」
飛鳥「すみません、40周年ですが自分らが〆ます(笑)」
長与「試合は続きますけども、最後まで、最後まで温かい応援を何卒何卒よろしくお願いします」
飛鳥「この夏一番盛り上がってください!よろしくお願いします!」
60年組同窓会
坂本あけみさん、神崎文枝さん、浅生恭子さん、石黒恭子さん、影かおるさん、ドリル仲前さん、西脇充子さんがリングへ。
続いて、海狼組(マリンウルフ)の北斗晶さん&みなみ鈴香さんがリングへ。
北斗「えー皆さま本日は堀田祐美子デビュー40周年記念大会にご来場いただきまして誠にありがとうございます。今まさに懐かしいVを見ていただいたと思うんですけども、私達は第1次のオーディションから10人、そのあと2期から6人、16人いました。その中でも、当時はとても厳しくて、プロテスト2回のうちに合格できなかったらリングに上がれないというシステムでした。そのため、残念ながら私達の同期の中から2人はプロテストに合格できずに、リングに上がることが出来ない人もいました。でも今日は、堀田のために、そのリングに上がれなかった同期も今日は来てくださっています。どこいいる?山崎涼子さんです。一緒に入門した山崎涼子さんですありがとうございます。そして、昔からプロレスを見てくださってる皆さんはご存知かと思うんですが、私達は同期を練習中に1人亡くしました。佐藤真紀ちゃん、15歳でした当時。とても同期みんなつらかったんですが、今日はその真紀のお母さんも来てくださってます。そして私達同期になるんですけど、普段はね、連絡とるんですけど、私とみなみも30年ぶりに堀田のおかげでここに揃うことが出来ました。ありがとうございます。とてもね、懐かしい話をすごいほんといっぱいするはずだったんですけれども、実はかなり会場が、試合の時間が押しておりまして、すいません、後楽園延長料金高いんですよ。すいません。堀田から巻きでお願いしますということで、ちょっと端の方から、えっとまず、坂本あけみ。私達同期の中で新人王を取った、負けたの私です。坂本あけみ、今大阪で介護士の先生、講師しております。そして、神崎文枝、神埼文枝はなんと、東京の保育園で、保育園の先生、園長先生をしております。そして、当時ね、トップレスラーだったデビルさんと組ませてもらえるぐらいもうすごいレスラーだった、浅生恭子です。そして、今日はジャンボ堀さんも来られてるんですけど、ジャンボ堀さんの二世と言われた石黒恭子です。で、皆さんご存知だと思うんですけど、松永一族の1人です。それで、実は16人の中で1人だけオーディション受けてないんです。なぜかと言ったら、大阪城ホールで急にダンプ松本さんをやれと言われて、影武者で出た、影かおるです。今彼女は武蔵小山の方でね、料理屋の方をめしくぃ亭という料理屋をやっていて、是非、予約いっぱいですけど電話して行ってみてください。そして、岡山から、一番遠いかな?岡山から来てくれましたドリル仲前です。ありがとうございます。そして、私の隣、ご存知だと思いますけど、元魁皇関と結婚して、今は、浅香山部屋、お相撲を見てくださっている方もいると思うんですけど、女将です。西脇充子です。はい、そして、最後になりますが、やっと来てくれました。みなみ鈴香です!当時はほんと仲が良かったんですけどね。もう巻かなきゃいけないので、そろそろ、(リングアナ「北斗さんは今日現場からかけつけてくれたということで、5時に夢中の5000回記念で」)今時代劇やってきたんです私。悪党で。ありがとうございます。ほんとにだから、かなり久しぶりにみなみとここで会ったんです。涙が出そうになりました。ありがとうございます」
北斗だけ残り、プレゼンターの選手やOGたちを呼び込んでくじ引きのプレゼント抽選会へ。堀田にまつわる商品が当選した観客に渡された。
最後に北斗が「メインイベントめいいっぱい堀田祐美子を応援してください。そして神取忍にブーイングをしてください(笑)」としめてリングを後にした。
第5試合
特別リングアナとしてダイナマイト関西さんがリングへ。
関西「堀田ちゃん今日は本当に40周年おめでとうございます。堀田さんとは、出会ってからあれから40年、ほんとに長い月日が流れました。対抗戦とかもほんとにいっぱいの思い出があるので、40年よく続けてきたなと思って関心します。本当に今日はおめでとうございます」
先発はSareeeと叶。ロックアップからSareeeがロープに押し込みブレイク。
手4つはSareeeが潰し、ストンピング連発からロープに振ってドロップキック。さらにボディスラム連発からフォールも2。
Sareeeは逆片エビ固めも叶はロープを掴みブレイク。
Sareeeは背中に乗って潰し、これを離すと堀田にタッチ。
叶はエルボー連発も、堀田は受けながら前に出てコーナーに押し込み、神取が叶の背中にタッチ。
お互い突き飛ばしあい、堀田がローキック連発からマウントをとり左右のビンタ連発。そのまま腕ひしぎも、神取が潰して上から掌底連打。ポジションを変えて腕ひしぎも、Sareeeが堀田の足を掴んでロープにかけてブレイク。
堀田は神取を場外に引きずり落とし場外乱闘へ。
リングに戻り、お互いビンタの打ち合いからロープ際の攻防になり、Sareeeがタッチを要求し堀田がタッチ。神取は相手にせず叶にタッチ。
叶はドロップキック連発。Sareeeは受け切ると容赦ないドロップキックでふっ飛ばし、ストンピングからヘアーホイップ連発。さらにボディに乗って痛めつけ、レフェリーが注意するとロープに振っていくが、叶は旋回式クロスボディで潰してフォールも、ブリッジして抜けたSareeeがロープに飛ぶ。だが神取がエプロンから蹴りつけるとSareeeは神取の髪を掴んで睨み合うが、その背後から叶がスクールボーイも2。叶は神取にタッチ。
Sareeeはエルボーからロープに飛んでドロップキック。フォールも1で神取が腕固めを狙うが堀田がカット。
神取はエルボーも、避けたSareeeがバックをとるが、神取はワキ固めを狙う。これは堀田が叶を叩きつけてカット。
神取と堀田が睨み合うが、Sareeeが神取の後頭部にヘッドバッド連発。神取は一本足頭突きで返し、苦しむSareeeを引き起こすもSareeeはスクールボーイも2。
Sareeeは上からエルボーを連打し、ヘッドバッドから堀田にタッチ。
堀田はビンタからロープに振ろうとするが、神取が耐えると堀田はスリーパー。そのまま倒れて胴絞めスリーパーになるが、叶はストンピング連打でカットしようとするも、堀田は離さずSareeeが叶を場外に投げ捨てる。神取はロープに足を伸ばしブレイク。
Sareeeがコーナーに登り神取にミサイルキックを放つが、神取が避けて堀田に誤爆。
神取が堀田に胴締めスリーパー。これはSareeeがストンピング連打でカット。
堀田は神取にビンタも、神取が左右の掌底連発で倒し叶にタッチ。
叶は堀田に低空ドロップキック連発でロープに押し込み、コーナーに登ると神取が叶をファンタスティックフリップで叩きつけるが、堀田が避けて自爆。堀田は掌底を叩きこんでからSareeeにタッチ。
Sareeeはジャーマン・スープレックス・ホールドも2。
叶が膝立ちでエルボーを打ち込んでいくが、Sareeeが強烈なエルボーで倒す。
叶は必死にエルボー連打。Sareeeは笑顔で強烈なエルボーを叩きこんで倒し、髪を掴んでコーナーに振るも、叶はブーメランクロスボディで倒しフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
叶はエルボー連打でロープに押し込み、ロープに飛ぶがSareeeは追走ドロップキックから、ロープに飛んでロープを貫く顔面への低空ドロップキック。
Sareeeはフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
Sareeeはコーナーに登るとダイビングフットスタンプを投下するが、叶が避けると走り込んできたSareeeの足を刈ってmic mic knifeも2。
叶はロープに飛ぶが、Sareeeが裏投げを狙うも叶はカサドーラも2。
叶はロープに飛ぶが、Sareeeはカウンターの裏投げで叩きつけフォールも神取がレフェリーを突き飛ばしてカウントをカット。
Sareeeは神取を場外に投げ捨て、堀田が叶にピラミッドドライバー。さらにSareeeが叶にダイビングフットスタンプを投下し3カウント。
堀田「2試合、きつかった。だけど、味方でSareeeがいてくれたからこそ優勝できました。そして相手の、決勝戦であたった、神取、ありがとう。久しぶりに、その憎たらしい顔、最近見せてなかったな。だから、決勝まで、残ったことで、戦えてよかったと思ってます。これから、まだまだ、女子プロレスにたくさん、たくさん、伝説を教えていかなくてはいけない。なぜかと言うと、それは、私達が、リングに上っているからです。私は、ライバル、神取忍が、いたから、私は、ここまで、40年も続けてこれました。色々と、いがみあったり、しょうがないこともあったり、何年も音信不通だったり、いろんな考えが違ったかもしれないけど、でも、やっとここで、神取忍という、素晴らしい選手に、また再会した。再会できたことに感謝をしたいと思います。ありがとうございます(握手)でも、これからもまだ、女子プロレスに、こういう、こういう!若いやつのいいやつがいます。そこで、なんか私たちで、大きく、していくことってあると思います。なので、昔しか見てないとか、今しか見てないとか、そういう方たち、もう一度、今日の大会で、考え直してほしいと思っています。はい。ということで、今日の大会はどうでしたか?ほんとにあの、そして、Sareee。Sareeeは、今の女子プロレスの主将です。私は、それを、心から、心の底から言えます。皆さんも今日見たと思います。素晴らしい。この選手がもっともっと女子プロレス界を引っ張って!そして、お前、叶ミク。私のところにいるお前、褒めないけど、褒めたくなかったけど、頑張った。はいということで、本当に、あのこれから女子プロレスという素晴らしいものを、皆さん力ある限り足を運んでいただければと思います。今日は本当にありがとうございました!そして今日参戦してくれた先輩、OGの方、もしいらっしゃったら、リングの方にあがっていただければと思います。私が、今ここに40周年というリングに上がれているのも、私の先輩方、先輩方、たくさんいらっしゃいました。(シン北斗へ)お前なんだよ!お前違うだろ!北斗晶じゃないだろお前は!北斗!そして北斗は、すごく今回色々と手伝っていただいて、皆さんどうでした?プレゼントもらった方いますか?皆さんありがとうございます。上がっていただければと思います。ありがとうございます。すいませんありがとうございます。長与さんありがとうございます。私が憧れて入った長与千種さんです」
長与「プレゼントとってたんだよね?こいつです!(笑)」
堀田「すいませんありがとうございます。皆さん先輩、前の方に来ていただいて、座れる人は座っちゃって。先輩は後ろへ、志生野(温夫)さんも。ちょっと!北斗さん、北斗さん、北斗さん?試合の人が前に。ちょっと北斗さんさ、連れてきてよ。北斗晶と神取忍、隣で大丈夫ですか?お願いします!(シン北斗に)違う違う違う!お前どけよ!北斗さんここ。お願いします。ミク!ミク!すいません。いいですか?写真を、時間がないので、南だけ!(集合写真へ)すいません時間をとらせてすいませんでした。志生野さん先に通してあげて。マッハさんありがとうございます。飛鳥さんありがとうござます。皆さんありがとうございますありがとうございます。ありがとうございました。はいあのね、この先輩後輩と全女のメンバーが、ほんとに久しぶりにこうやって揃ったというのは、ほんとに私にしたら宝物です。ありがとうございました。ありがとうございます。ありがとう。ではもう、全日本女子プロレスのレフェリーもありがとう。どうもありがとうございました!!!」
堀田は最後に叶ミクを抱きしめて健闘をたたえリングを後にした。
<試合後コメント>
堀田祐美子&Sareee
堀田「本当に本当にありがとうございました!40周年という記念すべき日にこうして女子プロレスの師匠としてSareee選手と組ませてもらったことで優勝できた。これも女子プロレスの神様が私とSareeeを組ませてくれたのかなと思っています。ここから先、Sareeeという素晴らしい選手を、今日来たお客様は多分昔の人もたくさんいて、けど、そのお客さんにも『今、女子プロレスは面白いよ!すごいよ!私たち敵わないよ!』っていうのをアピールしたいというのもありました。私はずっとずっとSareeeを推してて。なにかいいこと出来ないかなと思ったときに、タッグトーナメントというもの、昔の人、レジェンドの人もいいものを持っている。その人達がいたから今がある。それは絶対に忘れてはいけないということだと思います。なので、私の40周年ではなく、これからの女子プロレスっていうものにもっともっとみんなで力を入れていかなくてはいけないんじゃないかと。Sareeeがいくら1人でいい試合しても、誰かがいい試合をしていかなかったらいいものは作れないんですよ。私はこの大会ですっごく感じるものがあって、私の40年、私はこういう40周年という戦いを沢山の方に見ていただいて満足です。でも、これからの子はこれからもっともっと先に進んでいきます。そこをみんなが確認し合えた、今日のお客さんがこれからの女子プロレスというものを確認していただけたのではないかなと。私がやりたかったことは、今日のこのことを自分の大会で、自分の大会でしか出来ないことをやりたかったので、私が40年をやったこと、そうじゃないです、私は女子プロレスをこれからもっともっとたくさんの人に見ていただきたい。感動していきたい、感動してもらいたい。こういう子がいるってこと、こんだけ素晴らしい子がいるってことをもっともっと見てもらいたい。だからこそ、私は神取忍にももっともっと分かってほしい。他の選手にも先輩にも分かってほしい。レジェンドに分かってほしい。そういう大会で終われたことに対して、私はそれが伝わったと思います。リングに上ってる選手たちも。なので、本当にこれは真剣に考えていかなければいけないし、自分たちの自覚を持ってみんなリングに上って欲しい。これからの選手も。若い選手も。何が足りないのか、Sareeeを見て分かんだろ!私の40周年だけど、そこに花を向けるためにどんだけこの子がお客さんを魅了したか。そういうところを絶対に忘れないでほしい。昔はそうでした。1人1人、『絶対にアイツに負けない!』『アイツよりも応援もらいたい!』。そういう心、気持ちの強さを持っていたからファンの人に通じたんだと思います。なので、そういう気持ちを、Sareeeを見習って、そしてSareeeはこれからはもっともっと引っ張って引っ張って、ダメなやつは潰していい。ダメなやつはついてこなくていい。ついてこれるやつだけ。出来なくてもいい。気持ちを持ってる人、熱い気持ちを持ってる人だけは引っ張ってあげてほしいってことです。すみません、私の話が長くなって。私が伝えたかったことです」
Sareee「堀田さんの大切な大会に呼んでいただけたこと、そしてくじ引きではあったんですけど、堀田さんのお隣に立てたこと。これは運命だと私は思っています。今日堀田さんと組んで、こうして優勝できて、この堀田さんの熱い気持ちを私はしっかり、毎回熱いお話をしていただいて、すべて分かっているので。感じているので。ここから私がさらに女子プロレス界に爆弾を落としていかなければいけないなと思っています。しっかり自覚を持って、自分自身、もう分かってるので、頑張っていきます。ありがとうございました」
堀田「ありがとう、ホントに。私もこれは運命だと思っているので。あなたがこれから女子プロレス界を引っ張る。その運命の第一歩として、私はもっともっとレジェンドの人に女子プロレスの若手というのをもっともっとプッシュしてほしい。その1人として、神取忍。私は絶対にあの人にはもっともっと自分というもの、もっともっと自分というもの、強いあの人、あの人が北斗晶と一緒に女子プロレスに火を点けた。あの気持ちをね、どこにあんだよお前!って。いつでも言ってきて。そして決勝で勝てたこともすべて運命だと思っております。なので、アイツをぶっ倒して!OK?そうなって色んなやつをぶっ倒して欲しい!頑張ってほしい!」
Sareee「はい!頑張ります!任せてください!」