【試合詳細】8・3 マリーゴールド徳島大会 ジュリア&MIRAI&桜井麻衣vs野崎渚&CHIAKI&ボジラ 青野未来&田中きずなvs天麗皇希&瀬戸レア 松井珠紗vs翔月なつみvs南小桃 マイラ・グレースvsゼイダ・スティール 後藤智香vs石川奈青

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『MARIGOLD Summer Gold Shine 2024』
日程:2024年8月3日(土)
開始:14:00
会場:徳島県・北島北公園総合体育館
観衆:420人

▼3WAYマッチ 15分1本勝負
○松井珠紗
7分31秒 マ・ツイカワイストラル
●南小桃
※もう1人は翔月なつみ

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○マイラ・グレース
6分21秒 フォーファンク・クロス→片エビ固め
●ゼイダ・スティール

▼DREAM✴STAR出場権争奪マッチ 15分1本勝負
○後藤智香
9分37秒 GCS→エビ固め
●石川奈青
※後藤がDREAM✴STAR出場権獲得。

▼タッグマッチ 20分1本勝負
青野未来/●田中きずな
14分10秒 アメジスト・バタフライ→エビ固め
○天麗皇希/瀬戸レア

▼ジュリア・カウントダウン 6人タッグマッチ
○ジュリア/MIRAI/桜井麻衣
17分45秒 ノーザンライト・ボム→片エビ固め
野崎渚(フリー)/●CHIAKI/ボジラ

ジュリアが大流血しながら食い下がったCHIAKIをパートナーに指名!皇希が青野との前哨戦を制して無敗伝説継続!後藤がDREAM✴STAR出場決定!

第1試合


 ゴングとともに翔月と松井が突っ込んでいってロックアップ。小桃は2人をまとめてロープに押し込んでロープに飛ぶが、翔月がドロップキックで撃退。翔月がアームドラッグで翻弄していくも、松井が翔月にドロップキック。小桃がごっつぁんフォールを狙うが、松井がカット。
 3人で向き合って手4つ。松井&小桃が翔月にガットショットを入れてロープに振ってドロップキックを発射も、かわした翔月が2人へ同時にランニング・ダブルニー。さらに翔月が小桃にロープの反動を使ったダブルニードロップを見舞うが、小桃もボディスラムで反撃し右腕へ腕十字を狙う。クラッチしてこらえる翔月だったが、松井が翔月の左腕へ腕十字。翔月は後転して脱出するが、松井&小桃がコーナーに振ってトレイン攻撃。

 松井&小桃が2周目を狙い、翔月が小桃のタックルを松井に誤爆させるが、松井が翔月にブレーンバスター、小桃が変形DDTと連撃。カバーに入るも松井がカット。
 小桃は松井にエルボー連打からロープに飛ぶが、松井がスクールボーイ。さらに翔月も上から丸め込んでダブルフォールを狙うが、2人が慌ててキックアウト。翔月と松井が真っ向からエルボー合戦。翔月がハイキックを発射するが、松井がキャッチしてストレッチ・マフラー。なんとかロープを掴んだ翔月だったが、松井が串刺しスライディング・クロスボディで追撃。
 松井がコーナーに上ってミサイルキックからMKDを狙うが、翔月がニーリフト連打で振り払ってランニングニー。翔月が串刺しドロップキックから串刺しランニング・ダブルニーを狙うが、かわした松井が再びMKDを狙う。再び振り払った翔月が延髄切りからカバーも、小桃がカット。
 翔月はロープに飛ぶが、松井が追走ニーリフト。翔月も追走ニーリフトからロープに飛ぶが、小桃が飛び込んできてトルネード・クラッチ。松井がキックアウトしたところに翔月がスピンキックを見舞うが、小桃もこの機を逃さず翔月へドロップキック。倒れず耐えた翔月が小桃の側頭部にハイキック。さらに小桃へダイビング・ダブルニードロップを狙うが、松井が追いすがってデッドリードライブで翔月を小桃の上に投げ落とし、小桃をマ・ツイカワイストラルで丸め込んで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
松井珠紗
「初の徳島大会で、第1試合の勝利。幸先よく。ありがとうございました!今回カードが変わったんですけど、結局対角には翔月なつみがいるってことで、メチャクチャ気合い入っていたんですけど。やっぱり何回闘っても翔月なつみは面白いですね。永遠のライバル?でも、私がそのうち翔月なつみからスーパーフライ級のベルトを剥がして、どんどん追い越して追い抜いて先に行くので。今の内だけだから。覚悟しとけよ。ありがとうございました。また来ます、徳島!」

翔月なつみ
「あぁ、チクショー。初の徳島で自分がシングルチャンピオンとしてやって来て、いいところを見せたかったんですけど、急遽カードも変わって。松井と出来ることに変わりはなかったんですが。本当は自分がもう1度松井から勝ってシングルベルトの重みと言うか価値を上げたかったんですけど、今日は松井に狙われてしまって獲られてしまって。まだまだ自分に足りないところはいっぱいあると思うので、明日広島で自分の全力をお届けして、そして初広島勝利を飾りたいと思います。あぁ、クソッ!悔しい!」

第2試合


 タッグパートナー対決となるも、試合前にはにこやかに握手を交わした後に互いにブロンドをかき上げる仕草で絆を確かめ合う。
 ロックアップで組み合い、マイラが押し込むも2人は微笑んで見つめ合いながらブレイク。再びロックアップで組み合った後にリストロックの応酬。マイラが競り勝ってねちっこく絞り上げていくヘッドロックの攻防からグラウンドでのカバーの奪い合い、さらに互いにロープへ飛んで足払いの攻防からアームドラッグの応酬。マイラの串刺しエルボーをかわしたゼイダがDDTで突き刺してノンストップの攻防を制する。
 ゼイダがロープへ飛ぶも、マイラがスクールボーイで転がしてクロスフェイス。ゼイダがロープを掴んでブレイクも、マイラは串刺しヒップアタックで追撃。マイラが引き起こすも、ゼイダがソバットから足払いをかけてクロスフェイスでお返し。マイラもロープに足をかけてブレイク。
 互いに「アイムソーリー!」と謝りながら攻撃をしかけていくが、マイラが上手くかわしてバックドロップ。体固めに入るも、ゼイダが下から首固め。返されたゼイダが追撃を狙うが、キャッチしたマイラがフォーファンク・クロスで叩きつけて3カウントを奪った。

<試合後コメント>
マイラ・グレース
「今日の試合は何だったの?!私と私の親友を闘わせるなんて、こんなひどいことを一体誰が考えたの?!これが私たちを対立させる誰かの陰謀だったのかは分からないけど、私たちはかつてなく強くなることが出来た。私たちは次のステージに進んだ。私たちは今最強ってこと!誰かの病気かなんかでカードが変わってるけど、私は相手が誰であろうと頑張って勝ちに行く。今は私のターンよ!」

ゼイダ・スティール
「あぁ、クソッ。負けちゃったけど、キャリアの中で初めて本当にいい試合が出来たと思うし、フェアな試合ができたと思う。今日は100%では無かったし、背中を少し痛めてしまった。ちょっと自分を褒めてあげたいわ。でも、私がタッグパートナーになって欲しいのはマイラ・グレースただ1人。私はいつかマイラに勝つ。でもその日が来るまでは貴女の方が上だって認めてあげる」

第3試合


 試合前には後藤が握手を求めるが、石川が拒否して応じない。
 ゴングが鳴ると、互いにコールを煽り合ってからロックアップでの力比べ。これは後藤が押し勝つも、石川がリバースしてエルボー連打。互いにロープに飛んでショルダータックルでぶつかっていくも、2人とも倒れず耐えて「お前が行け!」とロープに走らせながらショルダータックル合戦。幾度ものぶつかり合いは石川が制する。
 石川はヘアホイップでコーナーまで放り投げて顔面踏みつけ。さらにボディスラムを狙うが、着地した後藤がロープに飛んでショルダータックルで吹っ飛ばす。後藤は「ナメんな石川!」とボディスラムで叩きつけ「鳴門スイング行くぞ!」とジャイアント・スイングを狙うが、石川が下から丸め込んで危機回避。
 石川がコーナーに振って串刺しラリアットからショルダータックル、側転式ボディプレスと連撃。さらにロープに飛んでランニング・クロスボディを発射も、後藤がキャッチしてコーナーに設置し串刺しヒップドロップから串刺しヒップアタック連打。さらに助走をつけてもう1発串刺しヒップアタックを放つが、これをかわした石川が「ケツ!このケツ!」と尻へのミドルキックを連打していく。
 互いに向き合ってエルボー合戦を展開。後藤は「石川パッション!」と逆水平チョップを連打して優勢を掴むが、石川が「うるせぇんだよおめぇ」とブチ切れて怒涛のエルボー連打。苦戦する後藤だったが、バックを取ってアトミックドロップからヒップアタック。さらに510-Nを狙うが、背面着地した石川がスリーパーホールド。後藤はなんとか足を伸ばしてロープブレイク。
 石川はコーナーに上って行くが、後藤が追いすがって担ぎ上げ「今度こそ!鳴門スイング!」とジャイアント・スイングを狙うが、石川がスイングDDTで切り返してランニング・ネックブリーカー・ドロップ。さらにコーナーに上ってダイビング・クロスボディ。石川は「終わり!」とダブルアーム・スープレックスで叩きつけるもカウントは2。
 ならばと石川は必殺のジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、クラッチを切った後藤が510-N。後藤がロープに飛ぶと石川はヘッドシザーズ・ホイップで切り返してランニングネックブリーカードロップを狙うが、キャッチした後藤がカウンターのチョークスラム。さらにリバース・ジャイアント・スイングで5回転振り回した後にフェイスバスター。これを返されると、後藤は雄叫びを上げながら引き起こしGCSで叩きつけて3カウントを奪った。

<試合後コメント>
後藤智香
「おっしゃー!石川奈青、勝ったぞ!そもそもDREAM✴STAR出場権、まず自分の実力がまだまだ足りないから予選っていう形で悔しい気持ちではありましたが、もちろん今のこのままじゃ到底チャンピオンに上がっていこうなんて無理ってみんな思うかも知れないけど、私は上を上を目指して、この出場権獲得したことを自信持って、石川奈青に勝ったこと。そしてどんどんどんどん勝ち上がっていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。見ててください」

石川奈青
「いやぁ~、ケツだけ女に負けて本当に悔しいです。自分はミライサクのタッグのベルトに奈七永さんと挑戦して、パッション・シスターズ、『奈七永さんがいるから大丈夫』じゃなくて『石川奈青でも大丈夫』って言われるように今日徳島には奈七永さんがいなくても自分の力で勝つところを徳島の皆さんにお届けしないといけなかったのに。本当に悔しいです。もっともっと1つ1つ強くなって行きたいと思うので。いやぁ~でもあのケツだけ女にはまた絶対やり返したいと思います。メチャクチャ悔しいですけど、徳島の皆さんはすごく温かくて本当に楽しかったです。ありがとうございました」

第4試合


 試合前には4人それぞれがしっかり握手。
 UN王座戦が決まっている青野と皇希の対面でゴング。手4つでの力比べからリストの取り合い。皇希が青野のラリアットをかわして顔面にビッグブートを見舞って先制。ロープに飛ぶも、青野がドロップキックで迎撃しきずなにタッチ。
 きずながドロップキックを発射も皇希がかわしてビッグブート。レアにタッチ。
 きずなとレアがエルボー合戦を展開。打ち勝ったレアがボディスラムから逆エビ固めも、青野がカット。レアは皇希にタッチ。
 皇希はきずなにボディスラムからロープに振って行くが、きずなはランニングネックブリーカーで切り返して青野にタッチ。
 青野は皇希にサッカーボールキック3連打からボディスラム。ロープに飛んでラリアットを発射も、キャッチした皇希がRKO。レアにタッチ。
 レアは青野にドロップキックを2連打も青野は倒れず。青野は3発目をキャッチしてその場式の変形パワースラム。さらにコーナーに振って串刺しドロップキックからの低空串刺しドロップキックを見舞い、バッファロー・スリーパーで絞め上げる。レアは足を伸ばしてなんとかロープに逃れる。青野は再びコーナーに振って串刺しラリアットを狙うが、かわしたレアが串刺しドロップキックからフェイスクラッシャーで叩きつけ、ドロップキックで追撃してから皇希にタッチ。
 皇希は青野に串刺しビッグブートからカナディアン・フェイスバスターを狙うが、背面着地した青野が逆さ押さえ込みからミドルキック。ロープに飛ぶが皇希がカウンターのビッグブートで倒し、カナディアン・フェイスバスターで追撃。さらに170cmプレスから引き起こすが、青野が振り払ってエルボー。そのままエルボー合戦へ発展し、足を止めて打ち合う。青野がローキックで皇希を崩してロープに飛ぶが、皇希がカウンターのドロップキック。ロープに飛んだところで青野が追走ラリアットで倒し、スライディング・ラリアットからジャーマン・スープレックスを狙う。クラッチを切った皇希がスパインバスターも、青野は即座にダブルアーム・スープレックスで反撃。両者大の字に倒れ込む中、青野がきずなにタッチ。
 きずなはコーナーに上ってミサイルキック。きずなは皇希にフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、振り払った皇希がビッグブートからカナディアン・フェイスバスター。皇希がロープに飛んでラリアットを放つが、きずながキャッチして脇固め。皇希がロープを掴んでブレイクも、きずなはその腕をロープに絡めてアームロック。さらにロープに飛ぶが、皇希がキャッチしてパワースラムから顔面をぶち抜くビッグブート。皇希がコーナーに上ってアメジスト・バタフライを狙うが、青野が妨害。きずなはデッドリードライブで叩き落として変形スクールボーイからフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。これはレアがカットするが、青野が排除してきずなと2人で連携へ。

 きずな&青野が2人で皇希をロープに振ろうとするが、皇希が2人まとめてダブルのバックドロップ。皇希は改めてきずなをバックドロップで叩きつけ、コーナーに上ってアメジスト・バタフライを投下して3カウントを奪った。

皇希「徳島の皆さん、はじめまして!天麗皇希です!初めての徳島の地で勝利を飾ることが出来て本当に嬉しいです。ありがとうございます!そして未来さん。私は今日この未来さんとの闘いが、貴女の持つユナイテッドベルトの前哨戦だと思ってここで闘いました。未来さん、あとは貴女からその白いベルトを奪うだけです」
青野「皇希、私は今も、これからも、この先の未来も貴女に負ける未来はない。貴女にだけは絶対負けない。覚えとけ!」

<試合後コメント>
青野未来&田中きずな
青野「今日はきぃたんと組んだけど、私が守りに行けなかった。皇希を勝たせてしまいました。私は天麗皇希、このユナイテッド・ナショナルのベルトを欲しいって言うけど、『自分はマリーゴールドで無敗だ』と自信を持って言ってる。でも強さはそんなんじゃない。負けて負けて悔しい思いしたほうが絶対強くなれるから。だから、皇希はまだまだ私からしたら弱いですよ。だから私が皇希に初の黒星をプレゼントします。見ててください。きぃたん、ありがとう。申し訳ない。大丈夫?」
きずな「ありがとうございました……」

第5試合


 ジュリアら3人がゴングを待たずに奇襲をかけ、場外で激しい乱闘が展開される中でゴング。
 ジュリアが旗揚げ戦以来の対面となるボジラをイスで殴りつけるが、怒り狂ったボジラがイスを全力で投擲して大ダメージを与え、観客席へと叩き込んだり場外ブレーンバスターで叩きつけたりといたぶっていく。
 リング内では野崎が桜井をキャメルクラッチで捕らえ、顔面バーンで追撃。ボジラにタッチ。
 ボジラは桜井をショルダータックルでふっ飛ばし、担ぎ上げてリング内を行進してからのボディスラムで叩きつけてからセントーン。さらにロープに飛ぶが、桜井が水面蹴りで倒してドロップキックで一矢報いてMIRAIにタッチ。
 MIRAIはボジラにショルダータックルでぶつかって行くがボジラは一向に倒れず。ならばとMIRAIは真っ向から逆水平チョップを撃ち込んでいき、変形ドラゴンスクリューからカーブストンプ。続けてスリーパーホールドで絞め上げていくが、ボジラがすっくと立ち上がってコーナーに叩きつけて脱出を図る。MIRAIは「離すかオラッ!」と全身で絡みついて離さず粘るも、ボジラが背後に倒れ込んで圧殺。さらにボジラはシュミット式バックブリーカーからコーナーに串刺しスパインバスター。野崎にタッチ。
 野崎はMIRAIをコーナーにくくりつけてマシンガン・ダブルチョップ。さらにブレーンバスターからロープに飛ぶが、MIRAIはカウンターのドロップキック。タッチに行こうとするがCHIAKIが妨害。野崎&CHIAKIが2人でロープに振ろうとするが、MIRAIが攻撃を誤爆させつつダブルチョップで倒してジュリアにタッチ。
 ジュリアと野崎が足を止めての激しいエルボー合戦を展開。ジュリアが打ち勝ってロープに飛ぶも、野崎がカニバサミでロープに倒して貫通ビッグブートからおしゃれキック。さらにコーナーに上っていくが、MIRAI&桜井が妨害。ジュリアが野崎を雪崩式ダブルアーム・スープレックスで叩きつけ、ランニングニーで追撃。ジュリアがコーナーに上っていくが、CHIAKIがペットボトルで殴打してカット。野崎がジュリアに雪崩式ブレーンバスターを狙い、ボジラが野崎をジュリアごと放り捨てる変形裏摩周。野崎もジュリアも大ダメージを負って大の字となるも、先に起き上がった野崎がランニング・ダブルニーからノアール・ランサー。野崎が仕留めに行こうとするが、CHIAKIが猛烈にタッチを要求。野崎はCHIAKIに試合を託す。
 CHIAKIは顔面への低空ドロップキックから側転ダブルニードロップ。さらにアイアンクローで頭蓋骨を絞り上げていくが、ジュリアがビンタを見舞って脱出。CHIAKIもビンタを見舞って反撃し、激しいビンタ合戦に発展して互いに意地をぶつけ合う。ジュリアが強烈なヘッドバッドを叩き込むと、CHIAKIは額から大流血。止血を試みるも血は一向に止まらず場内からはどよめきが起きる。
 ジュリアは追い打ちを狙うが、ボジラが飛び込んできて横っ腹にタックルを見舞ってジュリアをぶっ飛ばす。さらに野崎がノアール・ランサーで追撃し、「CHIAKI、行けるか?!」と問うとCHIAKIは顔面を血染めにしながらも「応ッ!」と気合いの返答。

 野崎&ボジラがジュリアをハンマースローし、CHIAKIがスピアー。カバーに入るもMIRAIがカットし、額をかきむしってからミラマーレ・ショック。さらにジュリア&桜井が「Oh! まい☆ジュリア!」とタッグ名を叫びながら腕を組んでのダブル・ダイビング・エルボードロップ。ジュリアがカバーに入るも、ボジラがぶっこ抜いてジャーマン・スープレックスを見舞う豪快なカット。ボジラがラリアットを狙ったところをジュリアがかわして場外に放り出す。その隙にCHIAKIがイスを持ち込んでジュリアに殴りかかるが、ジュリアがイスを奪って脳天に一撃。CHIAKIは倒れることなく2脚目のイスを持ち込んでジュリアの脳天に振り下ろし、ロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドを3連撃。さらにアルゼンチン・バックブリーカーからムーンウルフを狙うが、背面着地したジュリアが高角度バックドロップで頭から突き刺す。
 ジュリアは「フィニッシュ!」とグロリアス・ドライバーで突き刺してカバーに入るが、野崎がレフェリーの足を引いてカウントを妨害。場外で野崎&ボジラがMIRAI&桜井へサンドイッチ攻撃を狙うが、MIRAI&桜井が誤爆させ2人がかりでボジラを押さえる。
 ジュリアはレフェリーをリング内に放り込んでからCHIAKIを引き起こすも、CHIAKIはサムソンクラッチで粘り、ジュリアに意地のヘッドバッド。雄叫びを上げながらロープに飛ぶが、キャッチしたジュリアがそのままノーザンライト・ボムで突き刺して3カウントを奪った。

ジュリア「徳島大会にお越しの諸君、ごきげんよう!ちょっとさぁ、暑すぎんかい?!(笑)最高だね、夏だね。この夏、ジュリアは日本を離れて海外に行く。そのカウントダウン、今日は試合して残り4試合。その1日をこのクソあちークソ田舎の徳島に来れて本当に良かったと思ってる。ありがとう!MIRAI、桜井、組むのは今日で最後だね。ありがとう。2人に出会えて本当に良かった。またきっといつか会えるってこと、信じてるから。頑張って。私も頑張る。(※MIRAIとグータッチした後に)お前(桜井)は最終戦私とやるんだからな?グータッチも握手もしてやんねーぞ?(※桜井がジュリアと額を突き合わせての視殺戦を展開)それはさておき、ジュリアカウントダウン、残りのカードは私が決めた。なぜこのカードか教えてやろうか?8月12日、保土ケ谷では私のタッグパートナーはX2人になってるんだけど、そのタッグパートナー、もう決めてるんだよね。今日闘って確信しました。CHIAKI!お前さぁ、くすぶってんじゃねーぞ。私の隣に立て。そして、野崎渚!オメーもだ!そうだよ。8月12日、vsパッション・シスターズ。私と組むのは、CHIAKI、そして野崎渚だ!」

野崎「おいジュリア、勝手に決めんなよ。カウントダウン1発目、私はここマリーゴールドにアンタを倒しに来たんだよ。アンタを倒しにここ来たらイヤというほど闘えると思ったのに、今日で最後なのは正直さみしいよ。負けたままだし、メッチャ悔しいけど、今のジュリアと最後だと思ってるから未来のジュリア、またノザキ様と試合しろよ。さらに、組みたいって?そんなにノザキ様と組みたいですかぁ~?(笑)」
ジュリア「組みたいんだよぉ!(笑)」
野崎「まあまあまあ、でもさ?私たちどうやら似てるって言われてるんだけど、どう思います?(※場内から拍手)その拍手は似てるってことですか?(笑)似てんだって。そうやってさ、似てるって言われたりさ、運命的なもの感じるじゃん。アンタと組んでみたら面白いと思ってたから、よろしく。(※野崎とジュリアが握手)CHIAKI、アンタはどうなの?」

CHIAKI「(※額を指さしながら)おいジュリア!どーしてくれるんだよ、これ!マリーゴールドに来て、やっと、お前と組めると、カードを組っ……声が枯れてるぅ~ッ!ア゛、ア゛、ア゛。お前に指図されるのなんてイヤだけど、俺もジュリアと組みたいッ!よろしくお願いします!(※CHIAKIとジュリアが握手)」

ジュリア「CHIAKI様、ノザキ様、そしてジュリア様のタッグをお楽しみに!」

 3人で記念撮影を行った後、野崎&CHIAKIが退場。ジュリアが桜井にマイクを向ける。

桜井「ジュリア、お前のことぶっ倒してやるから!覚悟しとけ!」
ジュリア「望むとこだよ」

 MIRAI&桜井が退場。

ジュリア「改めまして、今日はこのメッチャクチャ暑い中でご来場ありがとうございました!おーし、おーし!しんみりするのは好きじゃねーよ?さっき言った通り私は8月19日で日本で闘うのが最後になりますが、海の向こうで日本に届くようなジュリアの闘い、必ずして見せます。だからみんなも、私向こうで頑張るから、みんなも一緒に生きていこう。頑張って生きていこう!そして今後ともマリーゴールドを応援の程よろしくお願いします。今日はありがとうございました!アリーベデルチ!またなっ!」

<試合後コメント>
MIRAI&桜井麻衣
MIRAI「ジュリアと組むのが、一旦最後。一旦最後の試合でした。ジュリアカウントダウンっていうのが始まって、悲しいしんみりした気持ちにもなってしまうけど、またジュリアとは必ず出会えると思ってるから。自分はそんなにしんみりしたくはないなと思ってます。そしてジュリアが繋いでくれた縁でこうして桜井麻衣と出会えて、こうしてベルト獲れてるから。ジュリアはスゲー力を持ってんだなっていつも思わされます」
桜井「そうねぇ。今日組んで闘った3人で昔一緒に練習してたときのことを思い出したんだけどね、本ッ当にジュリアにはたくさん怒られたし、色んな思い出があるよ。でも、私はそのおかげで今の私たちがあると思ってる。次はパッション・シスターズとしてジュリア&野崎&CHIAKIと闘えることを楽しみにしてるよ」
MIRAI「……パッション・シスターズは、自分たちの防衛戦の相手だけど?大丈夫だよね?」
桜井「……もちろん。パッション・シスターズの方はそれはそれで大事。だけどミライサクも大事」
MIRAI「その言葉が聞けてよかった」
桜井「絶対防衛しましょう」
MIRAI「もちろん!」

ジュリア
「前回後楽園ホール大会で皆さんに報告させていただきました。ジュリアカウントダウンということで。今日は東京から遥か離れた場所、徳島。このド田舎のクッソ暑いところで試合できて日本を感じたし、私は日本大好きだなって感じたし、今日ここで試合が出来てよかったと思ってる。そして私がずっと気になってたのがCHIAKI。CHIAKIはねぇ、初めて見たときから『コイツはマリーゴールドにはものすごく貴重な存在になるんじゃないかな』って思ってて。もっとアイツ、行けんでしょ。私はそう思ってるから、アイツの隣に立ってみたいなって思ってた。だから今日の対戦相手に野崎渚、CHIAKIを入れて。そして私の右腕を折ったボジラを控えさせて、私の隣にはミライサク。私にとってはとっておきのカードだったと思うし、闘って私の目に間違いはなかった。8月12日の保土ケ谷で私、隣にCHIAKI、野崎渚を立たせて、この3人でパッション・シスターズと闘う。メッチャクチャ楽しみにしてるよ。明日、高橋奈七永と組む。相手はtWin toWer。このtWin toWerはね、どうやらこの会社がとても……お客様もだと思うんだけど、期待を寄せてる若手2人なんでしょう?ジュリアがどんなもんか、この身体張って全部受け止めてやる。そうだなぁ、あと4試合か。ジュリアワールドを大爆発させて、マリーゴールドに、そして日本に“ジュリア在り”ってところを見せつけてやるからよ。残りの試合、諸君!全て目を離さずに。そして闘う奴ら、組む奴ら、みんな覚悟しとけ!ありがとう。アリベデルチ!また会おう!」

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