WWE行きが濃厚なジュリアが灼熱の徳島で大流血戦!カウントダウンマッチのパートナーに野崎渚&CHIAKIを指名!

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 3日、徳島県・北島北公園総合体育館にて『MARIGOLD Summer Gold Shine 2024』が開催。ジュリアが日本カウントダウンマッチを行った。

 マリーゴールドはロッシー小川が代表取締役となって5月20日に旗揚げされた新団体。
 スターダムおよびアクトレスガールズを離脱した選手を中心に構成されており、全員がハングリー精神をむき出しにしていることから士気は高い。生え抜き第1号として南小桃がデビューした他、元センダイガールズの瀬戸レア(丸森レア)、府川唯未の娘で元WAVEの田中きずなが入団。大向美智子の娘である心希(しんの)を始めとして多数の練習生を抱える一大勢力となりつつある。
 7月13日に旗揚げ2ヶ月弱で行なわれた両国国技館大会も成功を収めており、ますます勢いに乗っている団体だ。

 ジュリアはマリーゴールドのエースとして期待されていたが、旗揚げ戦にて右手首を骨折し長期欠場へ。2ヶ月弱の欠場を経て両国大会で復帰し、Sareeeと初代マリーゴールド・ワールド王座を争うも敗北。名実ともにエースの座をSareeeに明け渡してしまった。

 ジュリアはスターダム退団後にロッシー小川とともにWWEを視察する姿がWWE公式で大々的に喧伝されるなど、マリーゴールド旗揚げ前から移籍の話が噂されている。事実としてWWEがマリーゴールドの両国大会にイヨ・スカイ(紫雷イオ)を出場させる異例の事態が起きるなど、両団体の距離は近い位置にあると言える。
 そんな中、ジュリアは7月30日の後楽園ホール大会にて海外挑戦を正式発表。8月19日の後楽園ホール大会を日本ラストマッチに定め、日本カウントダウンマッチを開始した。

 この日の会場では空調が効かず場内はとんでもない暑さに。さらにリング内で熱い戦いが展開されたことで、選手も観客も汗だくになりながらの大会となった。

 メインイベントでは、ジュリア&MIRAI&桜井麻衣vs野崎渚&CHIAKI&ボジラの6人タッグマッチが実施。
 3人はかつてスターダムでジュリアが興したユニット【Donna Del Mondo(DDM)】のメンバー。MIRAIと桜井はDDMで知り合い、現在のタッグ【ミライサク】の結成に至っており絆が深い3人が揃った。
 対角には、ジュリアが気になっている野崎&CHIAKIのタッグに、旗揚げ戦でジュリアの右腕を折ったボジラが加わった3人。スターダムからマリーゴールドに至るジュリアの足跡を振り返る試合だ。


 ジュリアら3人がゴングを待たずに奇襲をかけ、場外で激しい乱闘が展開される中でゴング。ジュリアが旗揚げ戦以来の対面となるボジラをイスで殴りつけるが、怒り狂ったボジラがイスを全力で投擲して大ダメージを与え、観客席へと叩き込んだり場外ブレーンバスターで叩きつけたりといたぶっていく。
 さらに野崎&CHIAKIのコンビネーションに捕まって苦戦を強いられるジュリアだったが、CHIAKIとのビンタ合戦を制して強烈なヘッドバッド。CHIAKIは額から大流血し、場内からはどよめきが起きる。
 顔面が血染めになったCHIAKIだったが、さらに闘志を燃やして吶喊。豪快なスピアーからイスを持ち込んで殴りかかるが、ジュリアに奪われて頭部に一撃食らう。それでもCHIAKIは折れずに2脚目のイスをジュリアの頭に叩きつけ、アルゼンチン・バックブリーカー。さらに強烈なヘッドバッドでお返ししてロープに飛ぶが、キャッチしたジュリアがノーザンライト・ボムで突き刺して3カウントを奪った。

 試合後、マイクを取ったジュリアは「ジュリアカウントダウン、残りのカードは私が決めた。なぜこのカードか教えてやろうか?8月12日、保土ケ谷では私のタッグパートナーはX2人になってるんだけど、そのタッグパートナー、もう決めてるんだよね。今日闘って確信しました。CHIAKI!お前さぁ、くすぶってんじゃねーぞ。私の隣に立て。そして、野崎渚!オメーもだ!そうだよ。8月12日、vsパッション・シスターズ。私と組むのは、CHIAKI、そして野崎渚だ!」と宣言。
 ジュリアを倒しにマリーゴールドにやって来た野崎、そしてジュリアが「初めて見たときから『コイツはマリーゴールドにはものすごく貴重な存在になるんじゃないかな』って思ってた」と高く評価していたCHIAKIとのタッグ結成が決まった。

 最後は「私は8月19日で日本で闘うのが最後になりますが、海の向こうで日本に届くようなジュリアの闘い、必ずして見せます。だからみんなも、私向こうで頑張るから、みんなも一緒に生きていこう。頑張って生きていこう!ジュリアワールドを大爆発させて、マリーゴールドに、そして日本に“ジュリア在り”ってところを見せつけてやるからよ。残りの試合、諸君!全て目を離さずに。そして闘う奴ら、組む奴ら、みんな覚悟しとけ!ありがとう。アリベデルチ!また会おう!」と高らかに叫んで初の徳島大会を締めた。

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