「格闘技ばっかりしやがってよ。俺が1分の本当の喧嘩を見せる」と叫んだBreakingDownのベアナックル戦士が格闘技テクの差を見せる判定勝利
- 2025-8-10
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10日、某所にて『BreakingDown16.5』が開催。【クレイジージェントルマン】メカ君がさらなる喧嘩スタイルの確立を誓った。
【クレイジージェントルマン】メカ君はベアナックル戦で2勝しており、BreakingDownのベアナックルファイターを象徴する存在となっている。
半年ぶりの試合となるメカ君は「格闘技ばっかりしやがってよ。つまんねーんだよ。俺が1分の本当の喧嘩っていうのを見せる」とBreakingDownに再上陸。“格闘技”ではなく“喧嘩”が見たいファンの支持を得た。
【尾張の牙】富永啓悟は、全身入れ墨まみれのコワモテでありながら複数のBARを経営するやり手の喧嘩自慢。『BreakingDown16』では地下格闘技でならした実力を存分に発揮してLARGE HIGHに快勝。メカ君食いも十分にありえるという期待を背負って連続参戦を果たす。
ベアナックルルールが期待されていたが、今回はグローブありの試合に。
「喧嘩見せてくれ!」の歓声が飛び交う中でゴングが鳴らされると、両者同時に突っ込んでいって顔面を殴り合う。つかみ合いになって額を突き合わせてメンチを切り合うかのような場面に歓声が集まるもブレイク。再開するとメカ君がガンガン突っ込んで長い両手をブンブン振り回してのパンチを連打。目元から出血し、口も開きっぱなしになった富永の手数が減っていき金網に押し込まれる展開が続くも倒れず耐えて1分終了のゴング。
延長戦となると、富永が足を止めての殴り合いを誘っていく。メカ君がステップを使いながらパンチを散らしていくと、富永の目の出血が激しく一時試合中断。再開すると富永がミドル&ジャブを連打していくが、メカ君はキックはバックステップで、パンチをスウェーでかわす格闘技技術の差を見せていき3-0で判定勝利。

終わってみれば後半はメカ君が堅実にポイントを取りに行った“格闘技”の試合のような展開に。
会場の空気を感じ取ってか、マイクを取ったメカ君は「散々『俺が喧嘩見せてやる』って言ってたけど、ちょっと正直物足りなかったんで。もっともっと喧嘩スタイル次からはちゃんとやるんで期待しててほしいです。マジで最近のBreakingDown、マジクソつまんねーと思ってるんで。格闘技見たかったらK-1とかRIZIN見に行けばいいし、こうやってBreakingDown見に来てくれる人は喧嘩が見たいと思うんで、自分もそれは見せたいなと思うんで今後ともよろしくお願いします」と気落ちした様子で語った。