【試合詳細】6・1 マリーゴールド大阪大会 林下詩美&MIRAIvs青野未来&桜井麻衣 翔月なつみ&松井珠紗vsボジラ&マイラ・グレース 高橋奈七永vsCHIAKI ゼイダ・スティールvs野崎渚 後藤智香vsビクトリア弓月

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『Marigold Grand Opening Wars 2024』
日程:2024年6月1日(土)
開始:13:00
会場:大阪府・大阪176BOX
観衆:494人(超満員)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
△後藤智香
15分0秒 時間切れ引き分け
△ビクトリア弓月

▼シングルマッチ 15分1本勝負
●ゼイダ・スティール
8分23秒 ノアール・ランサー→片エビ固め
○野崎渚(フリー)

▼パッション注入マッチ シングルマッチ 15分1本勝負
○高橋奈七永
13分48秒 冷蔵庫爆弾→体固め
●CHIAKI

▼タッグマッチ 20分1本勝負
●翔月なつみ/松井珠紗
9分16秒 リバース・スプラッシュ→体固め
○ボジラ/マイラ・グレース

▼タッグマッチ 30分1本勝負
○林下詩美/MIRAI
14分18秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
[3939]青野未来/●桜井麻衣

マリーゴールドが初の大阪大会開催!詩美&MIRAIが初タッグで青野&桜井を撃破!南小桃が生え抜き第1号として6・11後楽園でデビュー決定!

オープニング


 大平ひかるリングアナによる対戦カード発表が行われ、その後は右橈骨遠位端骨折によりしばらく欠場することとなったジュリアがリング上で挨拶を行った。

ジュリア「大阪の諸君、ごきげんようッ!ごきげんよォ~ッ!盛り上がってますか?盛り上がる準備はできてますか?今日私は欠場になっちゃったんですけど、皆様にご報告があります。先週無事、手術に成功し、退院してメチャクチャ手が動くようになりました!メチャクチャ動きます。こんなに動くんだって。生活もしやすくなり、右手が使えなくなった分、左手が器用になり。これ多分復帰したら私、パワーアップするんじゃないかなって今からメチャクチャワクワクしてます!(笑)今日、石川奈青が欠場になってしまったんですけど、本人は『後楽園には絶対に復帰するッ!』って言って安静にしてるので、その分他の選手達が頑張ってくれると思います。そして高橋奈七永が今日、復帰します!大阪大会にこんなたくさん集まっていただいたんで、みんなのパッション、選手たちのパッション、そして画面の向こうにいる人にも届くプロレスを頑張って魅せていきますので、本日も盛り上がって行きたいと思います。皆さん、第1試合から盛り上がる準備はできてますか?!最後まで声出せんのかオイ!それでは、マリーゴールド全5試合、始まります!よーい!スタート!FOOOOO♪」

第1試合


 両者しっかりと握手を交わしてからゴング。
 ゆっくりとリングを回ってからロックアップでの力比べ。これは体格に秀でる後藤が圧倒していくが、弓月がリバースして離れ際に強烈なエルボー。
 再び向き合い、後藤が上から「来い!」と手4つを求める。すると弓月は下から手を出して「来いよ!」と対抗。後藤が下に向けて手を伸ばしていくと弓月がその手へのガットショットからリストロック。後藤も取り返していってヘッドロックの応酬となり、後藤が体重をかけたヘッドロックで弓月のロープスローを許さない。後藤はバックドロップを狙うが、弓月が腰投げで切り返しクリーンブレイク。
 弓月は起き上がるなりドロップキックを4連打も後藤は倒れず。5発目をスカした後藤が上からストンピングを見舞い、高々と抱えてボディスラムで2回叩きつける。
 後藤は「大阪の皆さん!こんにちは!」と挨拶してから自慢のお尻でヒップアタック。コーナーまで吹き飛んだ弓月に串刺しヒップバッドを見舞い、ヘアホイップから再び串刺しヒップアタック。さらに投げようとするが、弓月が振り払って胸板へのエルボー連打。後藤は両手を広げて「来いッ!」と受け止めつつ強烈な一撃で弓月を吹っ飛ばす。メゲずに連打していった弓月は、ロープに飛んだ後藤のヒザにカウンターの低空ドロップキックを入れ、顔面への低空ドロップキックで追撃。すぐさま腕十字を狙っていくが、後藤はその長い脚を伸ばしてロープブレイク。
 弓月は「行くぞーッ!」と雄たけびを上げ、ランニング・クロスボディを発射。これを軽々とキャッチした後藤がコーナーに乗せて串刺しビッグブートを狙うが、弓月がブートで止めてソバットからスワンダイブ式のフェイスクラッシャー。弓月の腕十字が決まるが、後藤はなんとかロープブレイク。
 腕に大ダメージを負った後藤。弓月は休ませずにロープを使ったアームロックから走り込むが、後藤がキャッチしてアトミックドロップ。さらに510-N(※ごとーん。変形ファイヤーサンダー)を狙うが、弓月が回転エビ固めで切り返し、追撃を狙う後藤にカウンターの払腰。2発目、3発目と払腰を決めていき、連続エビ固めも全てカウント2。
 弓月がロープに走ろうとするが、後藤はすかさずバックを取り、強引に持ち上げてからジャイアント・スイング。しかし、腕が痛むのか4回転で打ち止めに。しかし、後藤は「まだまだッ!」と再びジャイアント・スイング。追加で10回転ぶん回す根性を見せつける。
 後藤は弓月を引き起こし、エルボー合戦を仕掛ける。真っ向からの打ち合いが続き、弓月が回避からのスクールボーイ、首固め、ローリング・アローと決めにかかるもカウントは2。ならばと弓月はトラースキックから腕十字。しっかりと腕が伸び切るも、後藤はなんとか上半身を起こして強引に持ち上げてバスター。弓月はたまらず手を離してしまう。

 後藤は510-Nを決めるもカウントは2。ならばと後藤は逆エビ固めで絞り上げるも、弓月が必死のプッシュアップでロープを掴む。後藤はバックドロップを狙うが、弓月が回転エビ固め。後藤の起き上がり際に弓月が低空ドロップキック&トラースキック2発を顔面に突き刺すも、後藤はなんとか肩を上げる。
 弓月はロープに飛ぶも、後藤がキャッチしてGCS(※ゴチカ・チョーク・スラム)で叩きつけるもカウントは2。後藤は新技の変形CTBを繰り出すもカウントは2。さらにラリアットを放つが、弓月が飛びつき腕十字。後藤の腕が伸び切るも、ここで15分フルタイムドローを告げるゴングが打ち鳴らされた。

第2試合


 ゴングが鳴ると、ゼイダが「カモ~ン♪」と挑発。ロックアップからリストの取り合いとなり、ヘッドロックの応酬に。野崎がショルダータックルで倒すも、2発目はゼイダが腰投げで切り返してヘッドロックに捕らえていき、首投げから後頭部へのランニング・ダブルニーから顔面への低空ドロップキック。
 ゼイダはさらにエルボーを発射も、かわした野崎が絡みついてコブラツイスト。顔面かきむしりからスリーパーホールドで捕らえ、ゼイダが必死のロープブレイクも、野崎は腕に噛みついて追撃。串刺しビッグブートからおしゃれキック。
 野崎が引き起こしていくと、ゼイダは前蹴り連打から延髄切りを発射。これをかわした野崎が挑発的に顔面をグリグリと踏みつけてからコーナーへと上がっていく。ゼイダは追いすがってエルボー連打。野崎が強烈なエルボー一発で撃ち落とすも、ゼイダは地対空ジャンピングニーで場外に叩き出し、トペ・スイシーダで突っ込んでいく。
 ゼイダは野崎をリングに放り込み、セカンドロープ上に寝かせた上でのダイビング・ダブルニードロップ。さらにロープに飛ぶが、野崎は追走ニーリフトからビールマンキック。間髪入れずにスリーパーホールドから「終わりッ!」とドルミルに移行するが、ゼイダはなんとかロープに足をかける。

 中々起き上がれずにいるゼイダに対し、野崎は挑発的に顔面を踏みつけてから両手を広げてエルボーを要求。ゼイダが必死に打ち込んでいくも野崎は余裕のノーダメージをアピール。キレたゼイダが強烈なビンタを見舞うと、野崎は「この野郎ッ!終わりだ!」とザキゴェを狙う。ゼイダはカウンターのトラースキックを叩き込み、バッククラッカーから延髄切り。
 さらにゼイダがロープに飛ぶも、野崎がカウンターのビッグブートからトラースキック。続けてスリーパーホールドからザキゴェを叩き込み、ノアール・ランサーを顔面に突き刺して3カウントを奪った。

第3試合


 試合前にCHIAKIが「よろしくお願いしますッ!」と握手を求めると、奈七永も「お願いします!」とガッチリとその手を握り返す。CHIAKIは「お願いしますッ!お願いしますッ!お願いしまァアアす!」とその強烈な握力で奈七永の手を握り潰しにかかり、奈七永が思わずガットショットで振り払う。

 ゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べが展開。CHIAKIは奈七永にパワー負けせず押していくが、奈七永が最後にロープへ押し込んでクリーンブレイク。
 再び向き合って手4つで組み合い、真っ向からの腕力勝負。これもCHIAKIは奈七永に肉薄していき、一度は奈七永を組み伏せるも、奈七永はリストロックで切り返して腕関節の取り合いへ発展。ヘッドロックの応酬からCHIAKIがショルダータックルでぶつかって行くも、奈七永は倒れず仁王立ち。ならばとCHIAKIはエルボー連打からコーナーに振って串刺しショルダータックルからヘアホイップ。さらに顔面ウォッシュを狙うが、奈七永が「アホンダラァッ!」とカウンターのショルダータックルで吹っ飛ばす。
 奈七永はボディスラムから髪を掴みながらのキャメルクラッチで捕らえて行くが、CHIAKIが手に噛みついて脱出。怒った奈七永がビンタから腕への噛みつき攻撃でお返しし、エルボー、サッカーボールキック、ボディプレスと連撃してからの脇固め。CHIAKIがロープに足を伸ばすと、奈七永はその足を取ってリバース・インディアン・デスロック。CHIAKIが足に噛みついて脱出を図るが、怒った奈七永が足に噛みつき返し、ヘアホイップを連発。
 奈七永はコーナーに押し込んでマシンガンチョップから「パッショーーーン!」と叫びながら串刺しラリアットを発射。CHIAKIはこれをかわして見せるも、奈七永が即座に突っ込んでショルダータックル。さらにボディプレスを発射も、CHIAKIがかわして低空ドロップキックを連打。CHIAKIがロープに飛んでスピアーを発射も、奈七永がキャッチしてニーリフト連打。振り払ったCHIAKIがスピアーからフェイスクラッシャー、側転ダブルニードロップと連撃するもカウントは2。
 CHIAKIはフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、奈七永が逆にブレーンバスター。奈七永はバックドロップを狙うが、CHIAKIが振り払ってアイアンクロー。奈七永は「ふざけんなコラ」とドスの効いた声でビンタを見舞って振り払い、「終わりかコラッ!」とエルボー合戦を仕掛ける。CHIAKIが必死で打ち込んでいくも、奈七永は「もっと来いよ!」と両手を広げる。CHIAKIはフルスイングのエルボーと見せかけてアイアンクローで怯ませ、ロープに飛んでスピアー。
 CHIAKIはフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、奈七永が脇固めで切り替えしつつアルバトロスへ移行。CHIAKIは根性でギブアップを拒否し、なんとかロープに足をかける。

 奈七永は「オラッ!CHIAKI、パッション見せてくれよッ!」と顔面へのストンピングを連打。CHIAKIはガムシャラなエルボー連打も、奈七永が強烈なエルボーでふっ飛ばしてバックドロップ。続けて奈七永はラリアットを狙うが、CHIAKIがカウンターのパワースラム。さらにエルボー連打も、奈七永がビンタで突き放してから延髄切り。続けてCHIAKIも得意とする顔面ウォッシュからコーナーに上がり、「終わりだ!冷蔵庫爆弾!」と冷蔵庫爆弾を投下。これをかわして自爆させたCHIAKIは、「行くぞォオオッ!パッショーーーンッ!!」と雄たけびを上げながらドロップキックを顔面に突き刺す。

 CHIAKIは「パッショーーーン!」と叫びながらの顔面ウォッシュからアルゼンチン・バックブリーカー。さらに得意のムーンウルフ(※アルゼンチン・バスター)を決めるもカウントは2。それでもCHIAKIは連続エビ固めでパッションを見せていき、コーナーに上っていく。
 奈七永は下からビンタを見舞って怯ませ、雪崩式ブレーンバスター。さらに髪を掴んで引き起こしながらのショートレンジ・ラリアットで叩き伏せ、「行くぞ!冷蔵庫爆弾!」の掛け声とともに冷蔵庫爆弾を投下し、これで3カウントを奪った。

 奈七永がマイクを取り、大の字になったままのCHIAKIへ語りかける。

奈七永「大阪!パッショーーーン!もっと!パッション!パッション!パッション!パッション!ありがとォーーッ!マリーゴールド旗揚げ戦、初の大阪大会、こんなにたくさんお集まりいただきありがとうございます!今、マリーゴールドでパッション注入2024、やってるわけで。CHIAKI!リング上で初めまして。これが高橋奈七永のパッションです。お前よ、直接パッション感じたかったんだろ?じゃあ感想を聞かせてもらおうかッ!喋れるんなら、どうぞ?」
CHIAKI「人間国宝の高橋奈七永さん。まずは試合ありがとうございました。私はいつまでもいつまでも“元アクトレスの人たち”とか、そういう枠じゃないんです。だからプロレスのリングで自分自身で変えてみせるとこの世界に飛び込みました。そしたら、奈七永さんのような、今年28周年の大ベテランプロレスラーの方とこうして試合が実現して本当に嬉しいです。でも、負けてばっかじゃいられません!また試合お願いします!」
奈七永「キャリア28年、45歳の高橋奈七永!まだまだ元気にプロレス界を引っ張り、女子プロレスを愛しているので、守っていく所存でございます。このマリーゴールドという黄金の花園で一緒になったからには1つ助言させてもらうか。プロレスとは人生そのものだ。お前はこれから苦しいこともあるかもしれない。つらいこともあるかもしれない。だけどしっかり1歩1歩自分の足で進んでいったら、必ずその人生には厚みが出て、そして必ず、試合が、プロレスがもっと深く厚みが出てくると思う。だから、今日は正直まだまだ物足りない。だから次会うとき。この100万倍のパッションで向かい合えることを楽しみにしてる。ありがとう」

 CHIAKIが深々と座礼をすると、奈七永は握手の後にガッチリと抱き締めてパッションを伝えた。

第4試合


 ゴングと同時に翔月&松井が突っ込んでいって奇襲をかけるも、ボジラはビクともせず鬼の形相。
 翔月&松井は2人でボジラをロープに振ろうとするが、ボジラは力任せに振り払う。ならばと翔月&松井はダブルの低空ドロップキックでヒザを撃ち抜き、左右からそれぞれ脇固め。ボジラがこれを脱出すると翔月&松井はダブルのランニングニー。さらに2人でロープに飛ぶも、ボジラは翔月&松井をそれぞれショルダータックルで場外まで吹っ飛ばす。マイラが加勢に来るが、ボジラはマイラを豪快にリフトアップして翔月&松井に投げつける驚異的なパワーを見せつける。
 場外戦でもボジラは無双。ボジラに振り回された松井は紙飛行機のようにすっ飛んで観客席に叩き込まれていく。

 なんとか場外戦を優位に終えた翔月はマイラをリングに放り込んでロープに飛ぶも、マイラがカウンターのフライング・ラリアット。さらにマイラはフィッシャーマンズ・スクリューから翔月をロープに引っ掛けてからの619、ダイビング・ルー・テーズ・プレス、ジャンピング・ビッグブートと連撃していくもカウントは2。マイラが投げようとするも、翔月がニーリフト連打で振り払ってランニングニー。さらにフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドから松井にタッチ。
 松井は串刺しスライディング・クロスボディ。さらに引き起こすも、マイラがエルボー&トラースキック。ロープに飛ぶも、松井がカウンターのドロップキックからジャンピングニー。体固めに入るもボジラが松井をぶっこ抜いて投げっぱなしジャーマン。翔月が慌ててカットに来るも、ボジラは翔月&松井をコーナーに振って串刺しバックエルボー。マイラも串刺しバックエルボーで続き、ボジラにタッチ。

 ボジラは松井をハリケーン・ドライバーで突き刺し、必殺のパワーボムを狙う。松井はこれをフランケンシュタイナーで切り返し、顔面へのスライディング・キック。さらに翔月が蒼魔刀で追撃すると、松井は「投げるぞォ~ッ!」とボディスラムを宣言。
 松井が必死に担ぎ上げようとするも、ボジラは「NO~♪」と余裕の笑みからぶっこ抜いてブレーンバスター。

 ボジラが「マイラ!ゴー・アップ!」と命令すると、マイラは慌ててコーナーに上る。ボジラはマイラを投げっぱなしファンタスティック・フリップの形で松井に投げつけるという規格外の合体攻撃。

 ボジラは「アゲイン!」と再びハリケーン・ドライバーを狙うが、松井が変形パロ・スペシャルで切り返し、ここに翔月がコードブレイカーを合わせる合体攻撃。さらに2人がかりでのレッグロールクラッチでカバーに入るも、ボジラは軽々とキックアウト。

 翔月&松井がダブルのランニングニーを叩き込み、翔月がバズソーキック2連撃。さらに2人でコーナーに上っていくが、ボジラがそれぞれを肩に担いでダブルのパワーボムで叩きつける脅威の同時攻撃で切り返していく。

 マイラが陽気に「ボ・ジ・ラ♪ボ・ジ・ラ♪」とコールを煽っていくと、ボジラはイラっとした様子でマイラを見やってから翔月&松井をコーナー下にセット。リバース・スプラッシュで2人まとめて圧殺して3カウントを奪うという圧巻の結末となった。

 マイラは気が立っているボジラを怖がって隣にはいられない様子であったが、3歩後ろを付いていきつつボジラのポーズや雄叫びを真似ながら退場していった。

<試合後コメント>
ボジラ&マイラ・グレース
(※マイラが何か言いたげにボジラをチラチラ見る)
ボジラ「……何を見ている?」
マイラ「ボジラ!マイラ!ベストフレンズ!ヴァーッ!(※マッスルポーズで親愛を表す)」
ボジラ「ボジラに友達なんていらないッ!お前は必要ない!帰れ!(※マイラを画面外まで突き飛ばす)みんな見ただろう?私は1人でやったんだ!1人で2人を担いでぶっ壊してやったんだ。日本よ、ボジラが破壊の限りを尽くすところを見ていろ。デカさこそが正義だッ!」

翔月なつみ&松井珠紗
翔月「……チキショー、バケモンだよ」
松井「ヤバい。私、ペラペラになってないですか?」
翔月「大丈夫、多分骨付いてる(笑)マジヤバイ、ホント。まあ後楽園とかでも試合は見てたから危険は感じてたけど、2人でかかってもパワーがえげつないし、何だアレ?!ホントヤバい!」
松井「全然、プロレスリングをナメてたわけじゃないんですけど、こんな規格外のモンスターがいるなんて……」

第5試合


 MIRAIと桜井のミライサク対面でゴング。2人はゆっくりと歩み寄り、握手を交わしてから一度距離を取る。
 向き合ってロックアップからリストの取り合い、ヘッドロックの奪い合いが展開。桜井がアームドラッグから腕固めも、MIRAIがロープをまたいで1度エプロンに出てから桜井の腕をロープに絡めながらのアームロックで固めていく。
 MIRAIはロープに飛んでショルダータックルを狙うが、手の内を知り尽くしている桜井はこれをかわしてカウンターのビッグブート。さらにMIRAIをロープに固定して串刺しドロップキックからロープを絡めてのアームロックでお返し。MIRAIは痛む腕でラリアットを放っていくが、これをキャッチした桜井がパリ風おパラダイスロックで固め、「この庶民がッ!」と一喝しながら踏みつけ、低空ドロップキックを狙う。詩美が飛び込んできて桜井にバックエルボーを叩き込み、2人でロープに振ってバックエルボー。MIRAIが後頭部への低空ドロップキックで追撃し、詩美にタッチ。
 詩美はボディスラムからストンピングを連打していき、「もっと来いよ」と桜井に好きなようにエルボーを打たせてから強烈なエルボー一発で吹き飛ばす。詩美はロープに飛ぶが、桜井はカウンターのレッグラリアートを叩き込み、青野にタッチ。

 青野は詩美にランニング・ミドルキック。MIRAIがカットに入り、2人でコーナーに振ろうとするも青野が振り払ってそれぞれをコーナーに振り、詩美、MIRAI、詩美の順で串刺しドロップキック。青野はラリアットを狙うも、詩美が下からすくい上げてショルダースルー。青野は即座に起き上がってラリアットを放つも、詩美がかわしてバックエルボー。詩美はコーナーに振って串刺しバックエルボーからエルボードロップ。MIRAIにタッチ。

 MIRAIは青野に串刺しバックエルボーを連打してから串刺しラリアット。さらに「魂込めて行くぞッ!」とコーナーに上ってミサイルキック。続けてラリアットを狙うが、青野がキャッチしてスイング式パワースラムで迎撃。さらにパントキックからサッカーボールキックと連撃。トドメのバズソーキックを放つも、MIRAIがキャッチして変形ドラゴンスクリューからSSコロンビアwithミケーレ。詩美にタッチ。
 
 詩美は青野にドロップキックから串刺しラリアット。青野もお返しのラリアットを放つも、詩美がキャッチしてスパインバスター。青野は即座に起き上がり、足を止めてのエルボー合戦を展開。詩美が連打で打ち勝ってロープに飛び、ラリアットを発射。青野もラリアットで迎撃して相打ちとなり、額を突き合わせての睨み合いからラリアットの正面衝突。これを制した詩美がアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、青野が背面着地して投げっぱなしジャーマン・スープレックス。さらにショートレンジ式レインメーカーを叩き込んで桜井にタッチ。

 桜井はロープを背にする詩美に貫通ビッグブートからランニング・ビッグブート。さらにかかと落としからショットガン・ドロップキック。桜井はシャイニング・バスターを狙うが、詩美は着地してアルゼンチン・バックブリーカーを狙う。桜井は持ち上げられながらも絡みついてコブラツイスト。これはたまらずMIRAIがカット。
 青野&桜井がMIRAIにダブルドロップキックを見舞って場外に排除し、桜井がプランチャで飛んでいく。

 青野が詩美をブレーンバスターの形で持ち上げ、そこへ桜井がミサイルキックを見舞う合体攻撃。さらにサンドイッチ式のスライディング・ラリアットと連撃。桜井がコーナーに上ってダイビング・エルボードロップを投下も、詩美が回避して自爆させラリアットを発射。桜井がバックを取って「未来さん!」と叫ぶと阿吽の呼吸で青野が詩美にハイキック。間髪入れずに桜井が詩美にリストクラッチ式フィッシャーマン・バスターを決めるも、MIRAIがカット。

 青野&桜井がMIRAIをロープに振るも、MIRAIがダブルラリアットでなぎ倒す。
 詩美は桜井にスライディング・ラリアットを叩き込み、ジャーマン・スープレックスを狙う。桜井はこれを逆打ちで切り返してロープに飛ぶが、詩美がカウンターのラリアット。桜井が雄たけびを上げながら立ち上がるも、詩美が即座にラリアットで追撃。青野がカットするもハイキックをかわしたMIRAIがラリアットで撃退。
 詩美は桜井にコウモリ吊り落とし。さらに詩美のジャーマン・スープレックス・ホールドにMIRAIがフライング・ラリアットを合わせる合体攻撃を決めて3カウントを奪った。

 試合後も、詩美と青野はバチバチの睨み合いを展開。青野&桜井が去っていくと詩美がマイクを取る。

詩美「マリーゴールド初の大阪大会、皆さん楽しんでくれましたか?!大阪大会は毎月やる予定なので、ぜひ皆さん今日に終わらず次もその次も、私たちマリーゴールドに会いに来てください!そして、私は明日の大会が終わると次は6月11日、高橋奈七永とのシングルマッチが決定しました!高橋奈七永ッ!出てこいよッ!」

(※奈七永が「パッショーーーン!パッショーーーン!」と叫びながらリングへ上がろうとするも、階段に足を引っ掛けて転びそうになり会場が騒然)

詩美「高橋奈七永、私は自分にはまだまだ足りないものがあると思ってる。私が進化するためには、高橋奈七永、貴女のパッションが必要なんだよ。私のそのパッション注入してくれよ!階段でコケて年老いてる場合じゃねーぞ?」
奈七永「階段がわりーんだよ!私が悪いんじゃないんだよ!詩美よ、『パッション注入してくれ』って簡単に言うけどよ、今だからこそお前はそうやって『注入してくれ』って受け身でいるんじゃなくて、もっともっと攻めていかなきゃいけないと思うんだけど。ボジラにだってよ、赤ちゃんみたいにやられてんだろうがよ!あぁ?ただ、ただな?私にパッション注入して欲しいっていう目の付け所だけは褒めてやるよ。だけどな?歳を重ねても、キャリア重ねても、プロレスは人生なんだよ!この人生かけてでもお前をぶっ倒してやる。そして、人生かけてパッション注入してやるよッ!!」

(※睨み合いの後に奈七永が詩美を突き飛ばし、「階段は使わない!」とエプロンから滑り降りて退場)

(※詩美が改めて観衆に向き直ろうとすると、練習生の南小桃がリングに上ってくる)

小桃「噂によると、6月11日、後楽園ホールで新人が1人デビューするんですよね?それって私のことですよね?MIRAIさん、デビュー戦の相手、お願いします!」
MIRAI「『私のことですよね?』じゃなくて、『私がデビューします!』って来ないと」
小桃「私がデビューしますッッ!!」
MIRAI「熱い魂あんの?」
小桃「ハイッ!」
MIRAI「あんの?!」
小桃「ハイッ!!」
MIRAI「もっと!あんの?!」
小桃「ハイッ!!!」
MIRAI「出来んの?!」
小桃「ハイッ!!!!」
MIRAI「よし!やろうッ!」
小桃「お願いします!」
MIRAI「その小桃の魂、全部MIRAIにぶつけてこい!分かったか!」
小桃「はいっ!!」

(※小桃がリングから降りる)

詩美「6月11日、後楽園ホール。新しい新人デビュー戦、そして私の赤いバラのように燃える炎とパッションの闘い、皆さんも見に来てくれますよね?!大阪だけとは言わず後楽園ホールも皆さん遊びに来てください!それじゃあ今日は私とMIRAIのタッグが勝ったから、2人で締めちゃおうかな?いいですか?!」
MIRAI「魂込めて!」
詩美「シャイン!」
MIRAI「フォーエバー!」
詩美&MIRAI「「マリーゴールド!」」

<試合後コメント>
林下詩美&MIRAI
詩美「私とMIRAIの初タッグ、そして相手には桜井、青野未来さん。はじめましてで当たった、燃えるような静かな赤い闘志を感じました。明日も、青野未来さんと私は当たりますね。楽しみにしてますよ。そして、6月11日、高橋奈七永とパッション注入マッチ。私は今の自分にまだまだ満足してません。進化したい。まだまだ進化を止めたくない。だから、高橋奈七永のパッション、全力で私が真っ赤に燃える赤いバラのような炎で打ち消したいと思います」
MIRAI「今日初めて(詩美と)タッグを組んで、そして初めて青野未来と当たって。新しい闘いがまだまだこのマリーゴールドにはあるなと思いました。すごいこれからが楽しみです。そして、南小桃がデビュー戦の相手に自分を指名してきました。小桃はデビューまで長かったね。でも『色々教えて欲しい』とか、向上心はスゴいある子です。だから、期待してはいるけど、甘くないよってところも見せなければならないと思ってるので。6月11日、私はすごく楽しみです」
詩美「それでは皆さん、明日浜松、そして6月11日の後楽園ホールでまた……ごきげんよう」

青野未来&桜井麻衣
桜井「デビュー戦の相手をしてくださった未来さんと4年ぶりにこうやって初めてタッグを……組んでくれて本当にありがとうございました!でも、まだまだ私のせいで不甲斐ない結果になってしまったんですけど、私はこれからもまた未来さんと組んでいきたいなって思いました。そしてもっともっと上を目指して頑張っていきます」
青野「麻衣ちゃんと久しぶりに組んで……リングで会うのは3年ぶりくらいだと思うんですけど、すごい成長を感じましたし、色んな引き出しが増えていたりとか、あとキャラクターもスゴい突出してるので『頑張ってきたんだな』というのを感じることが出来て嬉しかったですし、『また組みたい』って言ってくれるのも嬉しいので、私もまた麻衣ちゃんと組んでいきたいんですけど、私が助けに行けなかった。もっと助けに行けたんじゃないかなって悔しさと、初めて当たった林下詩美、MIRAI。ちょっと悔しい気持ちが残って。でも、ホントに試合で当たってメチャクチャ興奮しましたし、楽しかったので。もっともっと私はパワーアップしなきゃいけないなと思わせてくれて。また明日、林下詩美とは当たるんで、今日以上に私もパワフルに行きたいしもっともっと魅せられたらと思いました」

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