山本美憂が弟である山本“KID”徳郁に捧げる勝利!「KIDのことをみんなが思ってくれてる、愛してくれてる」
9月30日にさいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.13』。第8試合では、9月18日にガンにより亡くなった山本“KID”徳郁さんの姉である山本美憂が参戦し、アンディ・ウィンと対戦した。
美優にとってはリベンジマッチとなるが、試合が始まると美優がタックルでテイクダウンを奪い、そのままコーナーに押し込むと鉄槌を落としていく。1Rを耐えたアンディが2Rでは打撃戦を仕掛けていくが、美優はヒットアンドアウェイで距離をコントロールするとタックルからテイクダウンを奪い鉄槌連打。決めきれずに最終Rまでもつれ込むと、アンディの前蹴りにタックルをあわせテイクダウン。そのまま膝を打ち込みながらコントロール。アンディがガードポジションに戻すとスタンドでの戦いになるが、美優はタックルで腕ひしぎを狙うがここで時間切れ。
美優は試合を終えると天を指差しアーセンと抱き合う。勝利を告げられマイクを持つと「ほんと皆さんの応援があったからこのリングに上がれて、ごめんなさいグラウンドばっかりで。ほんとにアンディ選手強いから、ああやって自分の得意なとこ行かないと勝てないと思って。サンキュ、アンディ」と感謝。
バックステージに戻ると「KIDのことをみんなが思ってくれてる、愛してくれてるという気持ちがすごい嬉しかった。これから一日一日自分が強くなる」とコメントするも、息子であるアーセンが「スピーチ聞いてなかった」と暴露し、気持ちを盛り上げるために音楽をかけていたら終わっていたと苦笑。しかし「でも聞いてたら泣いちゃってたから。周りから立派だったと聞いて、お母ちゃん感激」と笑顔を見せた。