元・大相撲の大砂嵐がMMAデビューでボブ・サップと抱擁!サップは李王杓さんへ勝利を捧げた
9月30日にさいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.13』。第6試合では、大砂嵐のMMAデビュー戦がボブ・サップを相手に行われた。
今年3月に自動車事故により相撲協会より引退勧告を受けた大砂嵐がMMAデビュー戦。
開幕大砂嵐がラッシュを仕掛けコーナーに押し込みパンチをラッシュ。しかしこれでスタミナが切れたのが、2Rはサップがマウントをとり潰していく。だがこれでサップもスタミナが切れたのか、最終ラウンドではお互いフラフラになりスタミナ切れで足を止めてしまう。そのままお互い必死に立ち尽くし睨み合うと、試合終了の合図とともに二人は抱き合った。
試合を終えたサップは「まさに名前のとおりサンドマン。スタミナも要求された試合だったが、私としてはこの試合は李王杓という韓国のプロレスの選手ですけど今年がガンで亡くなっています。彼に対しても捧げるような試合で望みました。彼は私の友達でプロレスでの仲間でもあった。彼は韓国にプロレス人気を広めることでもすごい役割を果たした。彼に勝利を捧げたい」と、かつて新日本プロレスにジャガー・リーの名前で参戦した李王杓への思いを語った。
デビュー戦を終えた大砂嵐は「やっぱり思ったより違った。大晦日にリベンジしたい。自分の調子は良かったがこれからもっと勉強します。もっと勉強すれば勝てます、大晦日再戦します。ジョシュさんともっと練習してスタミナつけます」と反省し、これを聞いたジョシュも「勝とうが負けようが経験としてこの競技をやり続けていきたいかという気持ちが大事。良いことも悪いことも反省点にして厳しく指導していきたい」と大砂嵐の肩を叩いた。