【会見全文】混沌とする皇治とシバター問題の真相を榊原CEOが説明!RENAが“視聴率女王”返り咲きへ!キングカズ次男・三浦孝太がサッカーボールキックでの決着に興味?!
17日、RIZINが12月31日に開催するさいたまスーパーアリーナ大会『Yogibo presents RIZIN.33』に関する記者会見を実施した。
まずはRIZINの榊原信行CEOによる挨拶が行われた。
榊原「こんにちは!いよいよもう2週間。今日は17日ですよね。ちょうど2週間。今日になってもまだ……追加カードは発表させていただきますが、まだ全カード揃ってないです。追加カードはこの週末含めて最終調整しているものがあるので随時発表していきたいと思いますが、今日までに決まってきたことを発表させていただきたいと思います」
この後、榊原CEOが資料を読み上げつつ大会の各種案内を実施。
チケットは全席種全席完売という状況をアナウンスし、久々にアウトレット席1000席の解禁を発表。18日の朝10:00より販売が開始される。
また、フジテレビ系にて18:00~23:45まで放送されることが決定。昨年同様5時間45分の放送枠を確保し、「紅白をぶっ倒すことは出来ないと思いますけど、肉薄できるように視聴率を取りたいと思っています」と意気込みを語った。
しかし、カウントダウンイベントだけは行政から許可が降りなかったということで断念した旨が語られた。
さらに、巷を騒がせている皇治とシバターの一件についてRIZINとしての立場を明らかにし補足説明を行った。
榊原「これも今日この場でお伝えしたいこととして、皇治選手とシバター選手の中で、SNSとかYouTubeを通していろんな形で『アイツは嘘ついた、ついてない』とかいろんな事が起きてるんですけど、正直この前も少し言いましたけど、主催者としてこういういろんなエンターテイメントを作り出していく裏側がですね、選手たちによって暴露されていくってことは正しい形ではないし、今後選手たちとそういうことがないようにしたいと思いますけど。今回そういう中で1つ、我々が間に挟まる形でお互いミスアンダースタンディング、お互い誤解を及ぼす形に関してのみこの場を借りて訂正というか。そういう意味でも皇治選手の名誉のためにちゃんと伝えておかなきゃいけないなということがあって、これはシバター選手にとっても誤解で、我々が各選手とコミュニケーションを取ることによって、右側で言ってる話と左側で言ってる話がお互い選手同士で突き合わせてみると違うじゃんということがあって、それをそれぞれの選手がSNS上で『自分たちは嘘ついてへんで!』ってことを言い合ってるっていう。まあ、こんなことが表に出るってこと自体がホントに残念なことなんですけど、なにが起きてるかって言うと、最初に『皇治選手と試合をしたい』って言ったのはシバター選手なんです。シバター選手と皇治選手、当然階級も違うし、競技のジャンルも違う。お互い格闘技の中でも皇治選手はキックしかやったことがない。去年ボクシングのエキシビジョンマッチで五味選手と闘ってますけど、打撃系ですよね。そういうところで、お互いよくある異種格闘技戦っていうのは常にルールとか体重とかっていうものの調整に主催者の方は両陣営と調整ごとに入るんですけど、基本的に皇治選手とシバター選手の試合をマッチアップするために、ずっと秋くらいから調整を進めてきました。当然『もうちょっとこうならないか』『1R目はボクシング、2R目はキックボクシング、3R目はMMA』っていうようなルールの中で大筋それぞれ同意に向けて進んでたと。ただ、やっぱり最終、難しいなという中で、主催者・プロモーターって、マッチアップするときに当然それがダメになってから他の選手のカードを編成するってことじゃなくて、並行してAプランで行かなかったらBプランっていうのは既に選手それぞれと交渉するんですね。まず(シバターと)皇治選手とのマッチアップが難しいなという状況が見えてきたところで、『久保選手でどうだろう』ってオファーを僕らはシバター選手にかけるんです。皇治選手と成立しなかったときの滑り止めじゃないけども、第2案、バックアッププランとしてどうだろうと。シバター選手は『ルール的に問題なければ行く』っていう方向で一気に久保選手に傾きます。そこでミスアンダースタンディングが起きる。誤解が起きるんですけど、我々のスタッフからシバター選手から『それは皇治が分かってるのか』っていう確認に対して、『皇治選手の方は了解してます』と。皇治選手の方には久保選手になるってことは理解してるってことでシバター選手に間違った情報が行くんです。皇治選手はまったくそのことを聞いて無くて。だから、皇治選手はそのあとも『自分はシバターとやる』っていう、久保とのバックアッププランがあるなんてことを知らず、最終全ルールを自分は納得して歩み寄って『シバターやろうよ』って言ったということになるんですね。だから、両選手に違う情報を我々が真ん中に入って与えてしまったことでそれぞれの立場・考えが不一致すると。シバターからすると、久保とやることが決まったから『ルールを受け入れるよ』って言い出して、『コイツはどこまで嘘つきなんだ!チキン!』ってことになっちゃったと思うんですけど、皇治からすると『そんなことないよ』と。『聞いてないよ』と。……ん、まあ、こんな説明してるのクソつまんないんですけど、ホントにまあ、申し訳ない。そういうことです。両選手の中で誤解がそれぞれ生まれてしまったことを、我々が間に挟まることで。これは契約交渉の水面下で起こる話がこう表に出てしまったので、今回に関してはそういうご説明をさせていただいて。両選手の名誉のため。当然皇治選手が嘘をついたっていうような報道が出てるとするならば、ファンの人達が思ってるとするならば、『それは違います』ということをこの場を借りて訂正をさせていただきたいと、そう思っております。シバター選手にも皇治選手にも非がないと。我々が間に入った中での説明不足で起きた誤解ということでご理解いただけたらと思います。伝わりましたかね?すみません、長くて。そういうことがあったということをまずお伝えして、カード発表の方に移らせていただきたいと思います」
(※会見終了間際に上記案件についての補足説明があったため続けて記載)
榊原「皇治のところの説明で1つ抜け落ちていたと思っているのは、皇治選手の方、結局今回のシバター選手がウチのスタッフとのやり取りのLINEを動画に上げるっていう。ある意味、秘密保持契約で言うと契約違反じゃないの?ってことまで踏み込んじゃってるんですよね。こんなことはあっちゃいけないことなんで二度と止めて欲しいと思います。そういうことすると、反対側で皇治としてはそういう、逆に『自分はこういうふうに聞いてなかった』という証拠を反訴したくなりますよね?そういう証拠の動画があって、それを上げさせて欲しいってことを昨日も言ってきたんです。お互い、ホントにこう、水掛け論で……ファンも嫌じゃないですか。そんな動画を上げても意味がないんで、今日は僕がここでキチっと説明をして誤解を解くってことで動画を止めてもらってる。本人としては、『シバターがそうやって上げたんだから、俺だってこういう証拠があるからこうだよ』ってやりたいんだろうな。でもそんなことせずにやめてくれってことで、皇治には理解をしてもらって止めてもらったっていう経緯が実はあったっていうところをご説明しとけるといいなと、そう思いました。以上です」
続いて、YA-MAN、RENA、太田忍、パク・シウ、祖根寿麻、三浦孝太、YUSHIが登壇し、榊原CEOによって新規決定カードが発表。
▼RIZIN MMAチャレンジルール(66.0kg):3分3R
三浦孝太(BRAVE)
vs
YUSHI(Potential GYM)
YUSHI「はじめまして。YUSHIです。今回RIZINの大晦日っていう大きな舞台に立たせていただくということで、本当に幸せに思います。ありがとうございます。こういう大きな舞台で僕は戦ったことはないので、今回全ての面でカッコいい姿っていうのを見せて。僕には僕にしか見せられない役割があると思いますし、来てくれた会場の皆さんだったりとかテレビを見てくれている皆さんを魅了させられるようなカッコいい姿を見せて、僕だったり孝太くんってMMAの試合を1試合もしたこと無くてこういう大きい舞台に立たせてもらうこと自体否定的なコメントをする人はたくさんいると思うんですけど、僕らにしか見せられないことってたくさんあると思ってるんで、カッコいい姿をしっかり見せてたくさんのファンの人を付けていけたらなと思ってるんで、よろしくお願いします」
三浦「三浦孝太です。今回1ヶ月前くらいに対戦相手が入国制限で来れなくなってしまって。試合がどうなるか不安だったんですが、榊原さんや対戦相手の方がしっかり試合を成立できるようにしていただいたので、それについて本当に感謝したいと思います。しっかり、出してもらうからには格闘技のファンの人や一般の人に楽しんでもらえるような試合を見せるんで、よろしくお願いします」
▼RIZIN MMAルール(61.0kg):5分3R
祖根寿麻(ZOOMER)
vs
太田忍(パラエストラ柏)
太田「こんにちは。今回も大晦日、去年に続いて出していただいてありがとうございます。大晦日、去年、所英男選手でデビューしましたが、今回の対戦相手、祖根選手ということで。正直、役不足です。大晦日のカード、『太田忍と誰が試合するんだろう』って、僕は客観的にRIZINファンとして見てあんまり楽しみじゃないなと思っちゃったんですけど、僕は絶対面白い試合をするので楽しみにしていただきたいと思います。この前の久保さんとの試合はちょっとタラタラやってしまったので、1Rでしっかり決着付けたいと思ってます」
祖根「こんにちは。修斗から来ました祖根です。今回、太田忍選手とやらせてもらえると聞いて、『おー、なんか大晦日だな』という感じがあります。正直、RIZINで4戦4敗の僕を大晦日に呼んでいただいてありがとうございます。けど、レスリングでメダリスト。すごい尊敬してるんですけど、今回やるのはMMAなんで。役不足って言われても、久保選手との試合、所選手との試合、沸かせられたんですか?っていうのがあって。今回の試合、一緒に沸かせられたら良いなと思ってます。今回僕も、メダリストってことでどういう気分かなと思って銀メダルを持ってきたんですけど、今日持ってきてます?」
(※祖根が首にかけていた銀メダル(?)を突き出す)
太田「……それニセモンじゃないの(笑)」
祖根「あぁ、はい!Amazonで買いました!」
太田「クソダサいんですけど大丈夫ですか」
祖根「ちょっとホンモノを見てみたいと思ってて」
太田「僕普段、どこにメダルあるかわかんないんで。普段そのへんほっぽってるんで」
祖根「ま、こういうのはふざけてるんですけど、MMAだったら確実に僕のほうが勝てると思ってるんで。打撃……まあ、寝技。レスリングはすごい尊敬してるんで、そこらへんは勝てないなと思ってるんで、そこからの展開はいっぱいあるんでね、大晦日、一緒にいい試合を盛り上げましょう。お願いします!」
(※会見終了後の記念撮影時、祖根がポケットから金メダルを差し出すと太田がすぐさま放り捨てる)
▼RIZIN 女子MMAルール(50.0kg):5分3R
RENA(シーザージム)
vs
パク・シウ(KRAZY BEE)
パク「みなさん、こんにちは!DEEP JEWELSから来ました、パク・シウです。今回12月31日大晦日さいたまスーパーアリーナで試合を組んでいただきありがとうございます。とても嬉しいですし、光栄に思っています」
RENA「みなさんこんにちは。シュートボクシング、そしてRIZINのRENAです。11月、まだ1ヶ月も経ってないんですけど、まだ正直勝利の余韻っていうものを楽しみたいなと思っていたんですけど、やっぱ求められる内が華だなという風に思っているので、大晦日に私の試合を望んでくれた榊原さんに本当に感謝します。ありがとうございます。やっぱりここはキッチリ仕留めたいなと、1年を締めくくりたいなと思っているので。対戦相手のパク・シウ選手はストライカーで、AACCの同門である大島沙緒里と1勝1敗っていう戦績を残している強敵だと思うんですが、ストライカー同士、激しいスリリングな試合ができるんじゃないかと楽しみにしています。ちょっと傷口開いたら、ちょっと、美容の方を請求させていただきますのでよろしくお願いします(笑)」
榊原「(笑)」
RENA「応援よろしくお願いします!」
――RENA選手、今の傷の具合、その他の怪我の具合は
RENA「ドクターからはあまりオススメはしないというお話はしていただいてて。身内は『やめたほうが良いんじゃない?』って声のほうが圧倒的に多いんですけど、私が出たい、盛り上げたいって気持ちが上回ったので、皆さんに心配させないように早い段階で決めたいなっていうふうに思ってます。まあ、クリーンヒットしたらもしかしたら開いちゃうかなって不安はあるんですけど、当てさせないようにしたいと思います」
――今回はストライカー同士の対戦ということで、久々に打ち合いを見せたい?
RENA「そうですね。なかなかストライカーがいないので。でも、ストライカーといっても打撃の技術、威力というもので負けるはしないので。テクニックでも上回りたいなと思うし、スリリングな打撃戦を見ていただきたいと思います」
――パク・シウ選手は、現在山本美憂選手のスパーリングパートナーでハム・ソヒ選手の妹分ということでRENA選手と因縁深い相手です
RENA「やっぱり、ホントに色々関わりがある選手なので。私もパク選手のことは知っていましたし、仮想RENAで多分山本美憂さんのときは色々動いていたと思うので私のデータとかも知ってくれていると思うので。お互いが同戦略し合うか、そこがキーになってくると思います」
――パク・シウ選手、先月、練習仲間である山本美憂選手とRENA選手が試合されましたが、それを見てどう思われましたか
パク「KRAZY BEEでトレーニングをさせていただいていますが、その試合を見てとても悔しかった。私が絶対仇を取りたいと思っています」
――RENA選手の対策についてハム・ソヒ選手からアドバイスを受けたことはありますか
パク「急なオファーだったけど、私の今までのキャリアもありますし、私のことは私が一番良く分かっているので問題はないですね」
――今回は50kg契約ですが、階級については
RENA「前回の試合が50kg契約っていうことで。多分、何も話はしなかったんですけど試合期間も短いしってことだったんですけど、全然無理して落とさなくていいのであればそれはそれですし、落とせって言われたら落ちますけど、試合期間も短いので、このまま行きたいなと思います」
――太田選手、先程からお互いに挑発しあっていますが、相手の挑発についてはどう感じましたか
太田「挑発?いまので挑発されたんですか?すごく面白かったんですけど。まあ、ホンモノ持ってないからしょうがないかなって感じなんですけど。僕も先程祖根選手がおっしゃってくれたんですけど、僕も祖根選手のMMAの戦績に関してはリスペクトがありまして。40戦以上でしたっけ?」
祖根「多分」
太田「それくらいされているのでリスペクトはあるんですけど、実力的には僕のほうが全然上だと思ってるんで、なんとも思わないですね」
――祖根選手は太田選手のMMAの実力をどのように評価していますか
祖根「ちなみにこれは挑発ではないです。これだけは言っておきます。リスペクトはしているので。やっぱレスリングはすごいですけど、競技がMMAなんで。僕はほんとにやってきたことを、まあレスリングで倒されて下になった、そこからの展開もあることなので。ましてや、レスリング、触られる前、打撃ですね。そこでは絶対的な自信があるので、そこでは絶対的に勝てるなと。触られる前に殴っちゃえばいいんで」
――三浦選手、最初は両親が反対していたということですが、サポートしてくれるようになった経緯を教えて下さい
三浦「格闘技を始めたことに関しては元々応援してくれてて。ただ、今回RIZINにいきなり出るっていうことに関しては、『しっかり1からちっちゃい団体からやっていくのがいい』っていうのは家族と話してて。なんで、別に元々そんなに応援してくれなかったわけじゃなくて、格闘技やること自体はすごい応援してくれるんで」
――対戦相手の印象は
三浦「いや、すごいカッコよくて。カッコいいなって印象です」
――YUSHI選手、この試合は日本中から注目される試合ですが、その点でプレッシャーはあるか
YUSHI「プレッシャーは無いですね。ホントに楽しみですし、こんなチャンス一生に一度あるかないかだと思うんで。このチャンスを貰ったからにはモノにしていきたいですし、申し訳ないですけど孝太くんには踏み台になってもらって。僕は今回大会はスターが不在なのかなっていうのが僕の印象なんで、僕が今大会のスターになるんで。よろしくお願いします」
――ちなみに、サッカーは好きですか
YUSHI「サッカーは、まあまあっすね。ホント、三浦カズさんとかは日本国民のスターだと思うし、その息子さんってことだったんで、そんないいカード無いですし。19歳でこういう、いきなり初めての大会で何十万人の前で試合するってホント、メチャクチャプレッシャーだと思うし、俺より十分プレッシャーたくさんあると思うし、僕にはプレッシャーがないんで。僕は今まで彼よりも一回り以上、僕33歳なんですけど、いろんなステージ立ってきて僕のほうがプレッシャーを感じない部分はあると思うんで、そこらへんで人生の厳しさみたいなものを僕がそのステージで教えられたらと思ってるんで、楽しみっすね」
――YUSHI選手、先程「カッコいい姿を見せたい」と言っていましたが具体的に会場でどう自分を見せていきたいか
YUSHI「19からホストやってたりとか、筋肉の大会で優勝したりしてきて、自分がカッコいい人生っていうのが僕の人生のテーマで生きてきたんで、ホントに会場入りから、入場から、入場曲から、リングの中での……ステージって僕は呼ばせてもらってますけど、大晦日のステージから全てにおいてカッコいい姿っていうのを見せていけたらなって。僕はホント男の子のファンの方が多いんで、今まで応援してくれてきたファンに新たなチャレンジとして、こういうところでもこんだけカッコいいところを見せられるんだってところを見せられたらなと思いますね」
――三浦選手は自身をどうアピールしたいか
三浦「まあ、魅力っていうか、入場もそれなりに自分で考えてますし、なにより試合内容について一番考えてるんで。今まで積み上げてきた練習とか、色んな所でお世話になってきた格闘技のトレーニングを全部見せて、そうすれば自然に魅力的なことが見せられるんじゃないかなと思ってます。なので、自分から意識してやることっていうのは、入場とか、フィニッシュとかは意識したいと思いますけど。それ以外のことに関しては、そういうカッコよさとかよりも、試合に勝つことを、しっかりフィニッシュすることを意識してやりたいと思います」
――フィニッシュのイメージはありますか
三浦「あります」
――それはいまお聞きできますか
三浦「まあ、それは言えないですね」
――三浦選手、YUSHI選手、今回プロデビュー戦でいきなりサッカーボールキックがOKになりますが、それに対しての印象は。恐れはあるか。
三浦「サッカーボールキックは、そうっすね。使ってフィニッシュしたら一番盛り上がるんだろうなとは思うんですけど、実際そんな簡単な世界ではないと思いますし、サッカーボールキックでフィニッシュしたいからフィニッシュできるようなものではないので。イメージはしておきますけど、そんなに簡単じゃないんだろうなと思ってます。恐れは特に無いです」
YUSHI「そういうサッカーボールキック有りのルールではやったことは無いですけど、恐れはないですね。ヒジだったりとか、自分がそれをできるってことが嬉しいですし、そういう状況になって、俺が逆にサッカーボールキックで失神させたりしたらメチャクチャ会場盛り上がると思うし、チャンスがあれば、相手の顔面が下にあったら思いっきり蹴っ飛ばしてやろうと思ってるんで。そこは逆に楽しみにしてますね」
――パク・シウ選手、RENA選手のMMAファイターとしての印象と、打撃に対する脅威をどれほど感じているか
パク「RENA選手の試合については、シュートボクシング時代から見ているし、打撃の怖さについては特に感じない。むしろ面白い試合になると思っています」
――RENA選手は現在目に怪我を負っているが、そこを狙っていくか
パク「特に何も思ってはいない。とにかく敵を討ちたい。打撃もどこを狙うとかはなく、純粋に戦って倒したいです」
――RENA選手、キャリア最終ロードの一環となるこの試合にどういう意味を見出しているか
RENA「前回の試合で動き的にホント自分的にはすごくいい感じに動けてきてて、その流れを止めたくないなって気持ちがあって、今回試合したいなって自分の気持の気持ちのつながりになったんでしょうけど、でもホントに今回はスリリングな試合、前回は衝撃でしたけど、今回はインパクトを残す試合にしたいなというふうに思ってます」
――ロード最終章という話がある中で、BELLATORなどの海外参戦の意欲も口にしている。今回の試合でアピールするような勝ち方は既にイメージしているか
RENA「私の一番の武器は打撃で、圧倒的に決定率はRIZINに出ている選手では男子選手含めても私が決定率ダントツ高いと思うので、そういうところでも男性には負けないと思って戦っているので。。そういうところを海外にもアピールしていきたいと思っています」
――太田選手、今回61kg契約という内容について
太田「僕、元々レスリング60kg、63kgでやっていたのでバンタム級が適正だと思ってますし、大晦日いつオファーが来てもいいように1ヶ月ちょい前から落としていて、今5,6kg落としててあと半分くらいなので全然もう、3日後、4日後に試合って言われても大丈夫です」
――RENA選手、かつて“視聴率女王”と呼ばれて大晦日にも最高視聴率を取っていましたが、今回も最高視聴率を狙いに行きますか?
RENA「ふふふ(笑)頑張りたいとは思いますけれども(笑)やっぱり、楽しんで試合してたら皆さん見てもらえると思うので、その中でインパクト、衝撃を与えながら、ずっと見ていただけるようにまた視聴率女王になれるように今年も頑張りたいと思います」
<会見終了後囲み取材>
榊原信行CEO
――本日の会見では、皇治選手が出席予定でしたがいらっしゃいませんでした
「シバターとの言った言わない問題、いろんなことの誤解をまず解いて。いずれにしても皇治の試合は組みたいと思ってますし、本人も出る気でいますから然るべき相手を見つけて早急にまた発表させていただけたらと思います」
――一旦リセットということでしょうか
「リセットではないよ?試合は組みますし、試合は本人もやるけども、今日のこのタイミングでの発表ってのは、少し、色々……なんていうの?まあ~、お互いの誤解があったりなんだりを解いてからってことになったって感じですね」
――カードとしてはあと2枚位?
「うん、そうですね。あと2,3枚。『じゃあクレベル出るの?』とか色々みんなあるんだろうけど。クレベルがどうなるのか、天心がどうなるのか。名前が出ていたボビーはどうなるのかとか色々みんな気になると思いますけど、そのあたりの最終調整をして、皇治の試合もう1試合と、プラス、まあ試合数がすごい増えてるんで、あと1試合ないし2試合。皇治以外に1つないし2つがいいとこかなと。そこまでかなと」
――天心選手のカードが無くなる可能性も?
「いやいや。まあ、なくならないとは思いますけどね。最終調整をして。ラストマッチですから。いずれにしてもRIZINラストマッチは組む形で最終調整してるってとこですね」
――ボビ―選手が当落線上にいる?
「うーん、まあねえ、色々あるんですよぉ……(笑)皇治シバター問題もそうだけど、ノーコメントおじさんとしても、ね?そういうキャラになろうと思ってますから(笑)だから、当然トントン拍子で行く場合もあれば、お互い色々契約の諸条件とか対戦相手のこととか、アレが気に入らない、コレが気に入らないって、ホント皆さん言いたい放題ですね。ちょっと疲れてますね(笑)」
――YUSHI選手を三浦選手の相手に抜擢した理由は
「YUSHIは前々から、声はかかってたというか、面白い選手だなあって僕らは思っていて。ただ、実力的にどうかなあ、ちょっと、華もあるし喋れるし、いいんだけど、キックを中心にやってきた選手、キックしかやったことがないんで、なかなか実力だけのレベルで言うと、対戦相手がうまくキャスティングというかマッチアップできてなかったんだけど、今回回り回ってブラジル人来れない中で、『だったらワンチャン、孝太と』と。孝太には荷が重いかもしれないですよ。戦績も含めて。孝太も打撃系の選手ではあるんで。本人も孝太陣営も、これは三浦カズさんも、キングも言ってましたけど、『勝ち負けではない。1人でも多くの人に拍手をもらうようなプロとしての試合をして欲しい』ってことで。デビュー戦ですからね。思い切ってあたっていけばいいし。そういう意味では、ちょうどレベル的にはちょっと上かもしれないけど、YUSHIにもいいデビューをするタイミングが巡ってきたなと思って今回マッチアップさせてもらいました」
――世間的ないい相乗効果を生むカードだと思います
「どっちみち、お互いデビュー戦で。RIZINってそういう次のスターを作り出していくっていう機能も、僕らの三本の矢っていうのを常にファンの人にも届けたいんだけど、最終、フィニッシュをしていく、キャリアを終えていく舞台でもあるし、新しい日本からのスター選手を発掘していく。それは山本アーセンとかもそうだと思うけど、デビュー戦っていうのはいろんな形で組めたら良いなと。そういう新しいスター選手を築いていくための、全部が全部スターにはならないですよ?でもYUSHIにとってもちょうどレベル的には、少し上かもしれないけども、孝太っていう選手と巡り合うことが出来たし。孝太は後にも先にも、ホントにプロとして、トレーニングはあったとしても真剣勝負するってのが初めてですから。そんなものを目の当たりにする機会って無いじゃないですか。RIZINデビュー戦とかはありますよ?でもその前にアマチュアとかプロでキャリアアップしてる。でもみんなで、孝太の試合は親のような気持ちで見てほしいなと思ってるんですね。いずれにしてもRIZINというところから純粋に培養して、3年先、5年先に海外に行けるようなスーパースターに育てていけるような、そういう過程をこれまで格闘技界で見せたことがないんで、僕は新しい格闘技界の初めてのプロセスとしてRIZINがしっかり孝太を育てる、第一歩だったら。初めて試合した日が2021年12月31日で、少なからず25,000人とか30,000人に近い人が会場で見届けるわけだから、そこからの物語をともに紡いでいけたら良いなと思います」
――三浦選手の試合ルールにサッカーボールキックがOKになったというのは……
「シャレですね(笑)いやまあ、ブラジルの選手もそこで……ね(笑)お父さんは15歳で親の反対を押し切って単身ブラジルに行ってるんですよ。19歳でプロの契約を勝ち取ってブラジルでプロデビューしてるんですよ。親父さん、キングカズさんと話をしたときに、やっぱりどっかで自分の遺伝子を持った息子の無謀といえるチャレンジを自分と重ね合わせて見てる親の姿っていうのは会話の中で見え隠れしてたりするんでですね。ある意味楽しい息子だと思ってんじゃない?そういう意味ではね。だからそういうことを、オマージュっていうのかな?そういうのも含めて、ブラジルの……サッカー選手のような名前の選手ばっかり探してました(笑)なんとか、ペレ!みたいな(笑)ペレって名前の選手、PRIDEの頃にもいたもんね?ロナウジーニョとかっていったら最高じゃないですか(笑)近々、その予定してた選手の名前は近々クラファンで発表しますんで。ビジュアルも出します。近い将来、今回デビュー戦ですけど、次の孝太の相手で次回その選手が来てくれたら良いかなあと、そういう風に思ってます。向こうもすごいトレーニングしてて楽しみにしてたんで。まあ、どの外国人選手もすごい残念がってはいるんだよね。オミクロンが年内落ち着いて年明けから一気に解放に向かうってことが想定できるんで、春先の大会の中で外国勢、今回来れなかった選手たちに優先的に試合を組みたいなと思ってます」
――今回、カズ選手に来場を呼びかけることはありますか
「来られるんじゃないですか?息子のデビュー戦なんで、親としてはそんなの居ても立っても居られない、一番エキサイティングな試合だと思いますよ。ご夫婦で見に来られると思います」
――三浦選手の今後の育成プランは
「まずここでデビューして、どのレベルで、プロとしての素養がどうなのか。十分、今日の喋りを聞いてても大したもんだなって感じはすんだよね。『がんばりまぁす。おーっす!』じゃないからね。ちゃんと意志を持ってこのリングに自ら進み出てきてるし。あと、技術面とフィジカル面とかを、これは宮田くんとも話をして、どういう形で育成プランを考えていくか。それをRIZINとしてもしっかりバックアップしたいし、海外武者修行が必要だったら海外に行くことがあってもいいと思うし。そういう育っていく姿をしっかり僕らが作り出して、それをファンがフォローしていくような、そういう環境が作れたら良いなと思ってます」
『Yogibo presents RIZIN.33』
日程:2021年12月31日(金)
開始:14:00(予定)
会場:埼玉県・さいたまスーパーアリーナ
<新規発表カード>
▼RIZIN MMAチャレンジルール(66.0kg):3分3R
三浦孝太(BRAVE)
vs
YUSHI(Potential GYM)
▼RIZIN MMAルール(61.0kg):5分3R
祖根寿麻(ZOOMER)
vs
太田忍(パラエストラ柏)
▼RIZIN 女子MMAルール(50.0kg):5分3R
RENA(シーザージム)
vs
パク・シウ(KRAZY BEE)
<既報カード>
▼RIZIN MMA特別ルール(90.0kg):3分2R
シバター(フリー)
vs
久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)
▼RIZIN MMAルール(120.0kg):5分3R
シビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)
vs
関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)
▼RIZIN MMAルール(71.0kg):5分3R
武田光司(BRAVE)
vs
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)
▼RIZIN MMAルール(66.0kg):5分3R
萩原京平(SMOKER GYM)
vs
鈴木博昭(BELLWOOD GYM)
▼RIZIN 女子MMAルール(49.0kg):5分3R
浜崎朱加(AACC)
vs
伊澤星花(フリー)
▼RIZIN MMAルール(66.0kg):5分3R
斎藤裕(パラエストラ小岩)
vs
朝倉未来(トライフォース赤坂)
▼RIZINライト級タイトルマッチ RIZIN MMAルール(71.0kg):5分3R
【王者】ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)
vs
【挑戦者】矢地祐介(フリー)
※初代王者は初防衛戦
▼RIZIN JAPAN GP 2021 バンタム級トーナメント リザーブマッチ RIZIN MMAトーナメントルール(61.0kg):5分3R
元谷友貴(フリー)
vs
金太郎(PANCRASE大阪稲垣組)
▼RIZIN JAPAN GP 2021 バンタム級トーナメント 準決勝 RIZIN MMAトーナメントルール(61.0kg):5分3R
扇久保博正(パラエストラ松戸)
vs
井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)
▼RIZIN JAPAN GP 2021 バンタム級トーナメント 準決勝 RIZIN MMAトーナメントルール(61.0kg):5分3R
朝倉海(トライフォース赤坂)
vs
瀧澤謙太(フリー)
▼RIZIN JAPAN GP 2021 バンタム級トーナメント 決勝戦 RIZIN MMAトーナメントルール(61.0kg):5分3R
扇久保vs井上の勝者
vs
朝倉vs瀧澤の勝者