青木篤志が世界ジュニアを全日本に奪還!「ジュニアはジュニアで面白い、ヘビーはヘビーで面白い。それが全日本プロレス!」
3日、全日本プロレス横浜文化体育館大会『2018 YOKOHAMA TWILIGHT BLUES SPECIAL』が開催され、第5試合ではTAJIRIの持つ世界ジュニアヘビー級王座に青木篤志が挑戦した。
緊張感のある一進一退のグラウンドの攻防に会場が息を呑む中、スキを突きTAJIRIは青木のマスクを破く。敗れたマスクを自ら脱ぎ捨てた青木は、TAJIRIを場外に投げ捨てトペ・スイシーダ。だが場外戦ではTAJIRIが優位にたち青木は流血してしまう。流血部分をTAJIRIは容赦なく攻めるが、青木は毒霧を避けてショルダータックル。さらにラリアット、バックドロップ、ダイビング・ボディプレスと続けフォールも2。最後はTAJIRIのバズソーキックをガードした青木が引き込み腕ひしぎでギブアップを奪った。
マイクを持った青木は「長い間お待たせしました。世界ジュニアとりました。自分がベルトを取られてから他団体の選手しかベルトを巻いていない状況で、これを中心に選手が戦っていかないとみんなのレベルも上がらないし、外にも発信できない。どうしても自分で取り直してリセットというかもう一度作り直したいという気持ちはある。休んでる暇はないです。次は、もう2月の13日からジュニアリーグ戦あります。今世界ジュニアのチャンピオンは俺になった。ただ、次のシリーズはリーグ戦。全くの別物だと思ってる。お前ら、相当な覚悟がないと優勝できないと思ってるぞ。お前らなんか覚悟あるやつ、なんか言いたいヤツいたら手あげろ」と、ジュニアリーグ戦に出場する選手たちを挑発。
だがこれに岩本が「おい、勘違いすんじゃねーぞコラ。去年のリーグ戦の覇者は俺なんだよ。挑戦してくんのは、お前らのほうだよ。お前ら覚悟もってこいバカ野郎」と吐き捨てる。
面食らった形になった青木だが「…前年度の覇者が言ってるんで、俺らも気合い入れてリーグ戦臨むから、必ず何か今までとは違う何か持ってこい。じゃないと全日本はヘビーしか面白くねーって言われるぞ。いいか!今日この場借りて言ってやるよお前ら負けたくねーだろ。ジュニアはジュニアで面白い、ヘビーはヘビーで面白い。それが全日本プロレスだって証明してやろうぜ。これが世界のベルト。次は世界一のリーグ戦になるようにやろう。2月13日後楽園、死ぬ気でやるぞいいな!」と、新王者としてジュニア選手たちに檄を飛ばした。