最凶ヒール軍団ブードゥー・マーダーズが突然の全日本プロレス撤退!「馬場さんの言ってた楽しく明るく激しいプロレスをお前らで作っていってくれ」

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 30日、大田区総合体育館にて全日本プロレス『ドリームパワーシリーズ2024』が開催。セミファイナルでは諏訪魔&鈴木秀樹の持つ世界タッグ王座に斉藤ジュン&斉藤レイが挑戦した。

 全日本のヘビー級タッグ王座である世界タッグ王座は、双子の大相撲力士レスラーであるVOODOO-MURDERSの【SAITO BROTHERS】斉藤ジュン&斉藤レイが保持して無敵の防衛ロードを築いてきた。しかし、レイが2月9日の試合中に右肩関節脱臼の怪我を負ったことで無念の王座返上に。

 諏訪魔と秀樹は、ひょんなことからタッグを組んで昨年の世界最強タッグ決定リーグ戦へと出場。誤爆と仲間割れを繰り返しながら仲を深めていき、空位となっていた世界タッグ王座新王者決定戦に出場。会話が全く噛み合わなかったり誤爆が誤爆を呼んだりと相変わらずながら無類の強さを発揮し見事王座戴冠を果たした。
 だが肩の脱臼をわずか1ヶ月で治し復帰したレイが、TARU総帥の後押しもありジュンとともにベルト奪還へ。


 試合は重量級のぶつかりあいとなるが、セコンドの歳三がポリタンクで諏訪魔を殴りつけるとVM総出で場外乱闘へ。
 脱臼していたとは思えない強烈なチョップをレイが叩き込んでいくも、秀樹が脇固めで容赦なく肩を痛めつける。諏訪魔もショルダーアームブリーカーから腕ひしぎと痛めている右腕に集中砲火しレイはピンチに。
 珍しく諏訪魔と秀樹の連携も綺麗に決まっていくが、ジュンが助けに入ると諏訪魔と秀樹に斉藤いぎなりスマッシュ(=ダブルチョークスラム)。これで流れを掴み、レイがヘッドバッドからジュンがスピアー。さらにジュンがサイコブレイク(=コブラクラッチスラム)で叩きつけ3カウントを奪った。

 喜びも束の間、試合後にTARU総帥がマイクを持つと「お前らは全日本プロレスの誇りや。宝や。こんないい選手他にいまっか?でもな、ええ選手はVMにいらんのよ。この意味わかるよなKONO。KONOなら今まで俺の右でやってきてくれたから俺の気持ちわかってくれると思うし、歳三、お前にはもう一つの顔があるやろ。今の腐った日本を、お前の力でよ、なんとか人のため世のため頑張ってくれんかな?そのためにはそのマスク、脱げや。脱げ(歳三がマスクを脱いで土方歳三に)そうや、お前にはその正義の顔があるやないか。なぁ土方先生。お前らに言うとくよ、もうお前らVMって名乗るな。ワルモンは俺一人でええ。俺が、この総帥TARUが全部悪いのを背負って、VMとして生きていくから。お前らは、もう、ブードゥーを名乗るな。本日を持って、VMは全日本プロレスから・・・撤退致します。諏訪魔、なかなかふざけとったけどええ試合やった。さすが元VM。ただな、今の全日本プロレス、ここに来てくれてはるお客さん、お前らが揉めてること望んでないんよ。もっと全日本プロレスを熱いものにしていってよ、この兄弟のように新しい力が全日本プロレスには必要や。馬場さんの言ってた楽しく明るく激しいプロレスを、お前らで作っていってくれ。頼む。ワシからの願いはそれだけや。あとはお前ら仲良うにして頑張って飯食ってくれ。まあそういうこっちゃ」と現体制のVMを終了させ、次世代へと思いを託した。

 SAITO BROTHERSもヒールを卒業し諏訪魔と握手。しんみりとしてバックステージに戻った諏訪魔を、秀樹が背後から「バカ者!反省しろ!」とスリーパーで絞め落とし去っていった。

 この日は安齊勇馬が三冠ヘビー級王者となり、田村男児がアジアタッグに返り咲き。ライジングHAYATOも王座防衛に成功し、若手が中心となる全日本プロレスで一つの歴史が終わりを告げた。

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