【試合詳細】5・18 全日本プロレス大田区総合体育館大会 【CC優勝決定戦】斉藤レイvs宮原健斗 【世界ジュニア】MUSASHIvs吉岡世起 【アジアタッグ】ライジングHAYATO&安齊勇馬vsマイク・D・ベッキオ&エーグル・ブラン 【AJPW TV6人タッグ】青柳優馬&阿部史典&佐藤光留vs大森北斗&羆嵐&吉田隆司

『チャンピオン・カーニバル2025【優勝決定戦】』
日程:2025年5月18日(日)
開始:16:00
会場:東京都・大田区総合体育館
観衆:2280人
▼シングルマッチ 10分1本勝負
○長尾一大心
6分1秒 逆エビ固め
●小藤将太(OSW)
▼チャンピオン・カーニバル 優勝者決定トーナメント準決勝 時間無制限1本勝負
[Bブロック1位/ELPIDA]●本田竜輝
9分53秒 横十字固め
[Aブロック2位]○宮原健斗
※宮原が決勝戦進出。
▼チャンピオン・カーニバル 優勝者決定トーナメント準決勝 時間無制限1本勝負
[Aブロック1位/バカの時代]●鈴木秀樹
1分49秒 KO
[Bブロック2位/斉藤ブラザーズ]○斉藤レイ
※レイが決勝戦進出。
▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
デイビーボーイ・スミスJr./綾部蓮/青柳亮生/●井上凌
9分30秒 ローリング・ラリアット→片エビ固め
真霜拳號(2AW)/○菊田円(DRAGON GATE)/近藤修司(フリー)/立花誠吾(フリー)
▼阿部史典デビュー10周年記念試合 全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/バカの時代】●青柳優馬/阿部史典(格闘探偵団)/佐藤光留(パンクラスMISSION)
15分35秒 ナルシスト・プレス→体固め
【挑戦者組/北斗軍】○大森北斗/羆嵐(フリー)/吉田隆司(DRAGON GATE)
※第10代王者組が4度目の防衛に失敗。北斗&羆嵐&吉田が新王者となる。
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[斉藤ブラザーズ]斉藤ジュン/“ミスター斉藤”土井成樹(フリー)/●セニョール斉藤
11分3秒 ザイオンスピアー→片エビ固め
田村男児/○ザイオン/芦野祥太郎
▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/ELPIDA】○ライジングHAYATO/安齊勇馬
16分38秒 シド・ヴィシャス→片エビ固め
【挑戦者組】マイク・D・ベッキオ/●エーグル・ブラン
※第125代王者組が6度目の防衛に成功。
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/むーちゃんせーちゃん】●MUSASHI
23分46秒 クラッシュ・ドライバー→エビ固め
【挑戦者/むーちゃんせーちゃん】○吉岡世起(フリー)
※第70代王者が3度目の防衛に失敗。吉岡が新王者となる。
▼チャンピオン・カーニバル 優勝者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
[斉藤ブラザーズ]○斉藤レイ
24分22秒 BBQボム→体固め
●宮原健斗
※レイがチャンピオン・カーニバル2025優勝。
レイがチャンピオン・カーニバル初優勝を果たし兄・ジュンと史上初の双子での三冠戦へ!吉岡がMUSASHIとの盟友対決を制し世界ジュニア王座戴冠!北斗軍がついに6人タッグ王座奪取!
第0試合
2019年にくいしんぼう仮面がOsaka Style Wrestlingとして旗揚げし、2020年にミラクルマンがOSSAN STYLE WRESTLINGと名を変え、2021年よりビリーケン・キッドがOSW STYLE WRESTLINGとして率いているOSWで2024年にデビューした、井上雅央を師匠に持つ24歳の小藤将太がシングルで全日本初参戦。
リングインしてコールを受けると、3月のライジングHATATO大会でもタッグで闘っている長尾が後ろからどついていく。試合前から髪を掴んで睨み合い、お互い突き飛ばしあい殺伐した空気で試合開始。
ショルダータックルのぶつかりあいからエルボー合戦。長尾がショルダータックルで倒すが、すぐに立ち上がった小藤とエルボー合戦。長尾がエルボー連打からロープに飛ぶが、小藤がアームドラッグで叩きつけてエルボー連打からストンピング。
長尾が立ち上がりエルボーの打ち合いから、小藤がエルボー連打でコーナーに押し込むも、長尾が切り返してエルボー連打。串刺し攻撃を狙うが小藤が追走串刺しバックエルボー。長尾も追走串刺しバックエルボーで返し、長尾がボディスラムからフォールも2。
長尾はストンピングから逆エビ固め。小藤はロープを掴みブレイク。
長尾がコーナーでエルボー連打。レフェリーが引き剥がすと長尾が走り込むが、小藤はカウンターのドロップキックからコーナーに登りミサイルキック。フォールも2。
小藤は投げようとするが、耐えた長尾がエルボー。エルボーの打ち合いから小藤がエルボー連打からのボディスラム。長尾がすぐにエルボー連打からエルボー合戦になり、長尾がエルボー連打からロープに振ろうとするが、逆に振った小藤がドロップキック。
小藤はフィッシャーマンズ・スープレックスホールドも2。
小藤はストンピングから髪を掴んで引き起こし、エルボーの打ち合いから小藤がエルボー連打。さらにフィッシャーマンを狙うが、着地した長尾が後頭部にドロップキックからロープに振ってドロップキック。
長尾は逆エビ固めで捕らえギブアップを奪った。
これで長尾が自力初勝利となった。
<試合後コメント>
長尾一大心
「チャンカン期間中の自力初勝利、有言実行だコノヤロー!でも今日、勝って周り見渡したら、お客さん少ないじゃないですか。そりゃそうだ。第0試合だからな。自分の初勝利はもっとたくさんのお客さんに見てほしかった。だから今日、このカード、そして長尾一大心を第0試合にしたことを後悔させてやる。なあ、小藤将太。まだまだこんなもんじゃないだろ」
小藤将太
「長尾!今日が俺とお前の始まりだ。こっから俺たち2人で、もっともっと切磋琢磨して、全日本ジュニアのトップ獲ってやろうぜ。次は絶対に俺がお前からギブアップ獲ってやる!」
第1試合
ロックアップから本田がロープに押し込みクリーンブレイク。バックの取り合いからリストの取り合いとなり、宮原がヘッドロックからグラウンドに持ち込むが本田はヘッドシザースで抜けて距離を取る。
ロックアップから宮原がヘッドロックで捕らえ、ビッグブーツで場外に叩き出すと場外戦へ。本田が鉄柵を使って痛めつけながら反則カウント「1,2,3,4」。
一度リングに戻ってカウントをリセットし、本田がエルボー連打から鉄柵に叩きつけていく。だが宮原も鉄柵に投げ捨てるカッターからヘッドバッドを叩き込んでいきリングに戻る。
宮原はビッグブーツから投げようとするも、本田が逆にブレーンバスター。本田はエルボー連打からコーナーに振り、串刺しラリアットからロープに振ってスパインバスター。フォールも2。
本田は串刺し攻撃も、宮原が足を伸ばしてカットし睨み合う。エルボー合戦から本田がロープに飛ぶが、宮原がビッグブーツで迎撃しロープに飛ぶも、本田がスピアーで迎撃し両者ダウン。
本田が走り込むも、宮原が避けてスクールボーイも2。
本田のラリアットを避けた宮原がシャットダウンを狙うが、逃れた本田にブラックアウト。キャッチした本田が左右のエルボー連打からランニングエルボーを叩き込みフォールも2。
本田はロープに飛ぶも、宮原がラリアットを避けてビッグブーツ。本田も避けてラリアットでなぎ倒しフォールも2。
本田はファイナルベントを狙うが、宮原が着地してスタンディング・ブラックアウトからロープに飛ぶが、本田がV9クラッチも宮原が切り返し3カウント。
<試合後コメント>
本田竜輝
「クソーッ!負けた!クソーッ!クソがッ!悔しい!クソーッ!!」
第2試合
鈴木が入場するなりエルボーからスリーパー。ゴング前であるため和田レフェリーとセコンドが引き剥がすも、レイはぐったりと横たわる。
和田レフェリーがレイを回復させてからゴングを鳴らし、レイがつっぱりでコーナーに押し込むが、鈴木も左右の掌底からエルボー。レイが上手投げからつっぱりでコーナーに押し込み滅多打ちにするも、鈴木が張り手からエルボー。レイはバックを取るが、切り返した鈴木がバックエルボーから顔面を蹴り上げてエルボー。だがレイが張り手から髪を掴んでの張り手。コーナーを背負った鈴木に左右の張り手連打も、鈴木が胴絞めスリーパー。だがレイはコーナーに下がって潰して逃れ、強烈な左右の張り手を打ち込んでいき、座り込んだ鈴木を見てレフェリーが割って入りダウンをとる。そのまま10カウントが数えられレイの勝利となった。
第3試合
先発は真霜とスミス。ロックアップからスミスがロープに押し込みクリーンブレイク。
真霜はバックを取るが、振り回して逃れたスミスがガットショットからロープに振ってビッグブーツ。避けた真霜がサミングからロープに飛ぶが、スミスはカウンターのボディスラムからギロチンドロップ。避けた真霜がサッカーボールキックもスミスが避けて睨み合う。両者タッチ。
立花と亮生となり、ロックアップから亮生がヘッドロックからショルダータックルも、ヤンキー座りで挑発した立花に再度ショルダータックルで倒す。ヤンキー座りをやめない立花に亮生はケンカキックからロープに飛ぶも、アームドラッグの応酬から亮生がドロップキックで場外に落とすとトペを狙うかに見せてリング中央に戻りヤンキー座りで挑発。
走り込んできた立花に亮生がガットショットも、立花がロープに振ってマンハッタンドロップからロープに飛んでビッグブーツ。立花はバカの時代の真霜に共闘を申し込み、亮生をロープに振ってダブルのショルダータックルから、立花が真霜にヤンキー座りを要求する。だが真霜は立花を蹴りつけて拒否し、立花は近藤にタッチ。
近藤は亮生の胸にチョップを打ち込んでいき、菊田に連携を要求。近藤が亮生をロープに振ってマンハッタンドロップから菊田がビッグブーツを叩き込み近藤がフォールも菊田が足をかけて邪魔をする。
近藤が菊田を下がらせ、亮生にナックル。亮生はエルボー連発も近藤はエルボーで返し、ロープに振るも亮生はハンドスプリング。近藤がキャッチするがバックの取り合いになり、近藤がKUBINAGEからロープに飛ぶも、ラリアットを避けた亮生がドロップキック。亮生は綾部にタッチ。
綾部はエルボー連打からロープに振ってネックブリーカードロップ。さらに串刺しビッグブーツからロープに飛ぶも、エプロンから菊田が蹴りつける。近藤は菊田にタッチ。
菊田と近藤でダブルのジャンピングショルダータックルを叩き込み綾部を倒し、菊田が串刺しチョップからチョップ連発。綾部は前に出ていきエルボーも、避けた菊田がチョップ連発。再度エルボーを避けてチョップ連発から3度目は綾部はフェイントを交えてえエルボーからロープに飛んでビッグブーツ。フォールも2。
綾部は井上にタッチ。
井上と亮生でコーナーに振り、トレイン攻撃からスミスがパワースラム。さらに井上がサッカーボールキックを叩き込みフォールも立花がカット。
亮生が三角飛びケブラーダを発射し、リングでは菊田と井上がエルボー合戦。菊田のチョップに井上がソバットを叩き込んでDDT。フォールも2。
井上がバズソーキックも、避けた菊田がチョップ。井上はミドルキック連打も、菊田がキャッチするとその場飛びレッグラリアート。受けきった菊田がラリアットでなぎ倒し、ロープに飛ぶがラリアットを前蹴りでカットした井上がナックルからロープに飛ぶも、菊田はヒップアタックで迎撃しロープに飛ぶとラリアット。フォールも2。
菊田はローリングラリアットからフォールし3カウント。
菊田「勝ったのは、勝ったのは俺だ。さっさと帰れ。おい全日本、チャンピオン・カーニバルが、俺は敗退で終わった。好き放題使いやがってよ!これで終わると思うなよ。全日本プロレス、一生恨むからな。全日本プロレスファンのお前ら、俺を見れること、ありがたく思えよボケ!」
<試合後コメント>
井上凌
「菊田円、なんやかんや言って今日が初対決だったな。タッグマッチとはいえ、面白かったよ。俺は来月シリーズ1個挟んでるけどさ、ジュニアリーグエントリーされてるのを信じて、ジュニアリーグに向けて頑張るよ」
青柳亮生
「敵か味方かもわからないこの……何人タッグマッチだ?これから解放されるってことでよろしいですよね?いや、多人数でも学ぶことは多くありました。7月のジュニアリーグ戦に向けてさらに磨きをかけていきたいと思います。お楽しみに」
デイビーボーイ・スミスJr.
「今年のチャンピオン・カーニバルは残念ながら俺のためのものではなかったのかもしれない。来月はスーパーパワーシリーズ。その先には王道トーナメントこそ俺がモノにしてみせる。なぜなら……アイ・ラブ・ゼンニッポン!」
綾部蓮
「……特に言うこともないな。以上」
菊田円
「全日本プロレスよ、この俺を好き放題使いやがって。人使い荒いしスケジュール管理もヘタクソだしよ!これで菊田円、チャンピオン・カーニバルが終わって、もうサヨナラバイバイ?んなこと言うわけねーからな!お前らが好き放題やったんだから、俺も好き放題やらしてもらうぞ、全日本。これで終わりだと思うなよ。そして全日本プロレスファン、この俺を見れることをありがたいと思え。俺を崇拝しろ。分かったかッ!」
第4試合
吉田隆司の北斗軍ラップにのり、吉田のコスチュームにあわせた北斗軍が入場。
吉田と10周年記念試合となる阿部が先発。ロックアップから吉田がロープに押し込みクリーンブレイク。
吉田の握手を阿部が手を蹴りつけて拒否し、ロックアップから吉田がロープに押し込もうとするが阿部が切り返しクリーンブレイク。
吉田が握手を要求するが、阿部が躊躇すると吉田はレフェリーと握手。北斗、羆嵐、優馬、光留とも握手し、阿部が握手しようと近づいてくると吉田が地獄突き。吉田はサミングから引き倒し、ヘッドロックから鼻つまみ。
吉田は「ブサイクー!」と叫びながら阿部の顔面をロープにこすりつけ、コーナーに叩き込み北斗にタッチ。
コーナーで3人で阿部の顔面に座って潰し、羆嵐と北斗で阿部をコーナーに振って羆嵐が走り込むが、阿部が避けて北斗にチョップから羆嵐に回転浄土宗。さらに北斗にドラゴンスクリュー。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻り阿部がフォールも2。
阿部がスピニング・トーホールドも北斗が首固めも2。
優馬と阿部でロープに振り、阿部がカニバサミから優馬がエルボードロップ。阿部がフォールも2。
阿部は張り手からコーナーに振ろうとするが、逆に北斗が振って串刺し回転エルボーも、回転が遅すぎて阿部が避ける。
阿部は走り込むが足を伸ばしてカットした北斗がDDTで突き刺し吉田にタッチ。
吉田は次々地獄突き連発から光留にチャンピオン・カーニバル2019。さらに優馬と阿部をダブルラリアットでなぎ倒し羆嵐にタッチ。
羆嵐は優馬にセントーン。さらに阿部にもセントーンからフォールも2。
羆嵐はアルゼンチンで阿部を担ぐが、光留が「オイ羆嵐!これがなんだかわかるか?フリーレスラーとして命よりも大事な、お前の売店の売上だ」と袋を掲げる。それをリングに投げ入れると羆嵐は阿部をおろして売上を拾うが、阿部は地獄突きを叩き込み光留にタッチ。
光留は左右のスネ蹴り連発から延髄斬りを叩き込み、「投げるぞオイ」と投げようとするが羆嵐はリバース。すぐに光留がアキレス腱固めで捕らえ、逃れようとした羆嵐にアンクルホールド。立ち上がった羆嵐に延髄斬りからサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
光留はキムラロックで捕らえるも、羆嵐は強引に担いでバックフリップ。両者タッチ。
北斗と優馬がエルボー合戦から北斗がジャンピングエルボー。さらにローリングエルボーからロープに飛ぶが、優馬がドロップキックで迎撃。
北斗をコーナーに振って阿部が串刺しジャンピングエルボーから光留が串刺しバックエルボー。優馬も串刺しジャンピングエルボーからブレーンバスターで叩きつけフォールも吉田がカット。
吉田が次々地獄突き連発も、3人で同時地獄突きを返し吉田に地獄突き連打。さらにバカの時代で両手の地獄突きを狙って吉田の周りをぐるぐる周り、逆回転から地獄突きも光留と優馬の攻撃は阿部に誤爆。
吉田が次々ダブルの地獄突きを叩き込んでいき、羆嵐が優馬をコーナー上に座らせて北斗軍スペシャルを狙う。これは阿部が優馬の足を掴んで動きを止めるが、吉田が次々地獄突きを叩きこんで羆嵐を優馬に戻し、改めて北斗軍スペシャルを狙うとなんと成功。ぐったりする北斗をフォールさせるが光留がカット。
羆嵐が光留を優馬にボディスラムで叩きつけ、吉田が阿部を優馬にボディスラムで叩き込む。
優馬は羆嵐と吉田に交互にエルボーを叩き込んでロープに飛ぶが、吉田がパイナップルボンバーで迎撃し、羆嵐が埼玉に乾杯。北斗がドラゴンスープレックスホールドも2。
北斗はナルシストプレスを投下し3カウントを奪った。
北斗「オイ!バカの時代から、6人タッグのベルト、取り返したぞ!オイ、今年から始まった北斗軍対バカの時代、次で最後だ。オイ、このベルト、手こずらせやがって。オイバカの時代の最後はな、俺達が終わらせてやる。バカの時代対北斗軍、全面対抗戦、オイ、全日本プロレス、新木場おさえとけよ」
羆嵐「ドームじゃねーのか」
北斗「ドームじゃない。新木場おさえとけ」
羆嵐「ドームだろ普通!」
北斗「そして、オイ、もう一つ、オイ綾部!まだシャワーでも浴びてんのかな綾部。テメーチャンピオン・カーニバルでよ、よくもやってくれたな!お前のために、俺様が直々に、Xを用意してやったよ。次の宮城でそのX、いや、もはや、Xではなく、XXLと言っても過言ではないだろう。お前より、でかいかな。お前より、重いかな。どっちかわからんが、6月1日、仙台、楽しみにしとけ。6人タッグのベルトは、俺達北斗軍に、任せとけ」
<試合後コメント>
佐藤光留&青柳優馬&阿部史典
優馬「大失敗……大失敗……」
光留「おい、北斗軍!これがどういうことか分かるか?これがどういうことか分かるか?!今、日本のプロレスマスコミに過剰に持ち上げられている、ネジを巻き続けられている格闘探偵団のエース!キング!阿部史典の10周年をお前らが邪魔したってことだからな。おい、見てみろ。マスコミ、誰一人として笑えてねーだろ。これが答えだ!おい、北斗軍、覚えとけよ。新木場はな、格闘探偵団の家だ。阿部史典はあそこに住んでるんだ。言ってやれ、10周年!」
阿部「俺たちの、格闘探偵団のホームグラウンドで北斗軍を滅ぼします。10周年、負けてからスタート、11年目、頑張ります!」
光留「見ろ!10年経ったって、マスコミに過剰に持ち上げられてるから気の利いたこと言えなくなってるぞ!どーすんだ北斗軍!」
優馬「ぜってー許さねーからな、北斗軍。阿部さんの10周年よりも他花師のほうが人気があったこと、絶対に許さない!」
阿部「クソーッ!」
第5試合
先発は芦野とジュン。ロックアップからジュンがロープに押し込みクリーンブレイク。
芦野が片足タックルも、逃れたジュンがドロップキック。芦野は避けて両手を広げて土井を挑発。ジュンは土井にタッチ。
土井が前に出るも芦野はザイオンにタッチ。
土井はロープに飛んでショルダータックルも二度三度とザイオンは平然と受け切る。土井は飛びついてヘッドロックも、ザイオンは力任せに投げ捨て、着地した土井がロープに飛ぶもザイオンは腕をくんでガードして迎撃する。さらにネックハンギングツリーも、脳天唐竹割りで逃れた土井が足への低空ドロップキック。さらにサミングからロープに飛んで足への低空ドロップキックからセニョールにタッチ。
セニョールと土井でロープに振るが、ザイオンはダブルラリアットで迎撃し田村にタッチ。
田村が串刺しショルダータックルからブレーンバスター。フォールも2。
田村は投げようとするが、耐えたセニョールの背中にエルボー連打。ロープに飛ぶもエプロンから土井が蹴りつけ、セニョールがサミングから場外に投げ捨てると齋藤ブラザーズで田村を攻撃していく。リングに戻し、土井とセニョールでロープに振ってダブルのバックエルボーで倒し、さらにロープに振って土井がカニバサミからセニョールがギロチンドロップ。土井がキャメルクラッチで捕らえセニョールが顔面に低空ドロップキックを突き刺す。フォールも2。
セニョールはジュンにタッチ。
ジュンはボディスラムからエルボードロップ。フォールも2。
ジュンは踏みつけて髪留めを外し、ブレーンバスターからフォールも2。
ジュンはコーナーに振って串刺し攻撃。避けた田村がダイビングショルダーアタックから芦野にタッチ。
芦野はエルボースマッシュ連発からコーナーに振ろうとするが、逆に振ったジュンが走り込むも芦野はエルボースマッシュで迎撃。さらにスライディングエルボースマッシュから俵返しで叩きつけフォールも2。
ジュンがチョップからロープに飛び、ショルダータックルで倒すとフォールも2。
ジュンがサイコブレイクを狙うが芦野はカニバサミで倒しアンクルホールド。ジュンは下から蹴り上げて逃れる。その反動で吹っ飛んだ芦野の背中にザイオンがタッチ。
ジュンは芦野にガットショットから串刺し攻撃を狙うが、芦野が避けるとザイオンが串刺しバックエルボー。さらに芦野がジャンピングエルボースマッシュを叩き込みザイオンがフォールも2。
ザイオンはコーナーに登りダイブするが、ジュンがチョークスラムで迎撃しセニョールにタッチ。
ザイオンにトレイン攻撃からジュンがビッグブーツ。土井がサンセットフリップからジュンがエルボードロップを投下し、セニョールがギロチンドロップからフォールも2で田村が俵返しでカット。
田村は土井を担ぐが、着地した土井にバックエルボーからロープに飛ぶが、お互い追走バックエルボーから田村が走り込むも、土井がDOI555で迎撃しロープに飛ぶが、田村はラリアットで迎撃。
ジュンが田村にビッグブーツも、芦野がバックを取るがジュンが逃れてロープに飛ぶとビッグブーツ。芦野が避けてバックを取り、ザイオンが地獄突きからローリングショルダーアタック。さらに担ぐと芦野にホイップし、キャッチした芦野がジャーマンスープレックス。
セニョールが握手をザイオンに要求するが、その手を払ったザイオンの足を踏みつけてからロープに飛ぶも、ザイオンはバイシクルキックで迎撃しデスバレーボム。さらにザイオンスピアーを突き刺し3カウントを奪った。
<試合後コメント>
斉藤ジュン&“ミスター斉藤”土井成樹&セニョール斉藤
セニョール「いたたたた!すみませんねぇ!チャンピオンいるのに申し訳ないわこれ」
ジュン「今日は負けてしまったかもしれないが、久しぶりのみんなでの斉藤ブラザーズ、最高に楽しかったぜ!」
土井「あと1つ、今日のメインでレイがチャンカン優勝すると?」
セニョール「ってなるとその次楽しみっすね!マジっすか!これすごいことになりますよ!」
ジュナ「きっとレイはやってくれると思ってる」
土井「これあるでぇ!」
セニョール「楽しみだこれ!すぐ見に行ったほうがいいっすか?!」
土井「そんなすぐには始まんないですけど」
ジュン「レイ、あとは頼んだぜ!DOOM!」
芦野祥太郎&ザイオン
芦野「おっしゃあ!ついに形になってきたんじゃねーか?!」
ザイオン「アシノ!アシノ!(※芦野を抱きしめながら)誰も俺たちを止めることは出来ない!俺たちの新しいタッグチームは必ずチャンピオンになるだろう!ツッパシル!」
芦野「ザイオン、ネクスト!チャンピオンシップ、ウィー、ゴー!次だ!俺たちで世界タッグだ!世界タッグ挑戦するぞ。俺たちで挑戦するぞ。宮原&青柳の返答なんて待たねーよ。今日ここで決定だよ!ネクスト、チャレンジ!」
第6試合
先発はHAYATOとブラン。ブランがヘッドロックからグラウンドへ。逃れたHAYATOがリープフロッグを見せると、ブランは座ってHAYATOのポーズで挑発する。HAYATOはサッカーボールキックも、避けたブランがHAYATOのライオンサルトも避けるが、HAYATOは座ってダブルピースで挑発。走り込んできたブランにHAYATOがコルバタで投げ捨てて再度ポーズをきめようとするが、ブランが低空ドロップキックで場外に叩き出す。
安齊が走り込むもブランはオーバーヘッドキックを叩き込んで場外に落としマイクにタッチ。
ブランは三角飛びケブラーダを2人に投下するとエプロンに座ってHAYATOのポーズで挑発する。
マイクもノータッチトペ・コンヒーロを投下し、HAYATOをリングに投げ入れるとスワンダイブ式バックエルボー。さらにボディスラムからフォールも2。
マイクはブランにタッチ。
ブランはHAYATOにガットショットからエプロンの安齊にも延髄斬り。HAYATOを投げようとするが、HAYATOはエプロンに着地するとブランもこれを追うが、HAYATOはトラースキックで場外に落とすもマイクがHAYATOにトラースキック。
マイクはHAYATOを引き起こしてエプロンへのブレーンバスター。ブランも安齊をエプロンへドラゴンスープレックスで叩きつける。場外カウント8でHAYATOがリングへ。
マイクが逆水平チョップでなぎ倒しブランにタッチ。
ブランはティヘラのままヘッドシザースの足を離さずリングに叩きつけて絞り上げるが、HAYATOはロープに足を伸ばしブレイク。ブランはマイクにタッチ。
マイクはミドルキックからプッシュアップしてからのアバランシュ・ホールド。フォールも2。
マイクはガットショット連発からコーナーに振ろうとするが、耐えたHAYATOに逆水平チョップからラリアットを狙うも、HAYATOはジョン・ウーから安齊にタッチ。マイクもブランにタッチ。
エルボー合戦から安齊が串刺しジャンピングエルボー。さらにスロイダーからフォールも2。
ブランはエルボー連打からロープに飛ぶが、安齊はドロップキックで迎撃し投げ捨てジャーマンもブランは着地しネックスクリューからロープに飛ぶ。だが安齊がジャンピングニーで迎撃しフォールも2。
安齊はフェイスロックで捕らえるがブランはロープに足を伸ばしブレイク。
安齊はHAYATOにタッチ。
安齊がバックを取るもブランはバックエルボー。安齊が突き飛ばすとエプロンからHAYATOがジャンピングキックを叩き込み、2人でロープに振って走り込むがブランはロープを掴んでタイミングをずらすとその背中にマイクがタッチ。
走り込んできたHAYATOと安齊をブランが足を伸ばしてカットし、マイクがコーナーに登り2人まとめてダイビングRKO。
ブランがコーナーからダイブしようとするが足をすべらせてリングに落下。だがブランはすぐに立ち上がり2人の顔面に掌底を叩き込み、マイクがHAYATOと安齊を場外に投げ捨てると、マイクはブランを場外の2人に投げ捨てる。
リングにHAYATOを投げ入れるとマイクはブランにタッチ。
ブランはコーナーtoコーナーを発射し、マイクがダイビングヘッドバッド。ブランがフォールも2でHAYATOがロープに腕をかける。ブランはマイクにタッチ。
マイクが肩車し、ブランが飛び込んで合体ローリングネックブリーカードロップ。マイクがフォールも安齊がカット。
マイクが顔面とボディを蹴りつけ、コーナーに押し込んで滅茶苦茶に殴りつけてからブランにタッチ。
ブランは引き起こそうとするがHAYATOが立てず、ダウンカウント7でロープを掴んで立とうとする。ブランがロープに振るがすぐに倒れてしまい、髪を掴んで引き起こすとビンタ。ロープに飛ぶが、HAYATOがカニバサミでロープに叩き込むと安齊がエプロンを走り込んでランニングニーを顔面に突き刺し、HAYATOが振り子式DDTでエプロンに突き刺す。さらに安齊がバックを取り、HAYATOがスワンダイブミサイルキックを突き刺した勢いで安齊がジャーマンで叩きつける。HAYATOがフォールもマイクがカット。
マイクと安齊がエルボー合戦も、マイクが突っ込んで一緒に場外へ落下。
HAYATOがシドヴィシャスを投下するが、避けたブランとエルボーの打ち合いへ。HAYATOがチョップからロープに飛び乗るが、ブランが追走してバックを取るとセカンドロープからの投げ捨てジャーマン。
ブランはロープに飛ぶも、HAYATOは追走ドロップキックからファルコンアロー。フォールしようとするがブランが丸め込むも2。
HAYATOは担ごうとするがブランが逆にツームストンパイルドライバー。フォールしようとするもHAYATOが丸め込むも2。
ブランが串刺しビッグブーツからファイヤーバードスプラッシュ、避けたHAYATOがろくでなしドライバー。フォールも2。
HAYATOはシド・ヴィシャスを投下し3カウント。
試合後に亮生が優馬を背負ってリングへ。
亮生「とんでもない試合お疲れ様でした。しかし!青柳兄弟が、ここに来たってことは、そういうことなんですよ。4月、5月チャンピオンカーニバルで盛り上がり、7月はジュニアのリーグ戦で盛り上がることは間違いございません。しかし、6月はどうする?青柳亮生は考えました。青柳兄弟でアジアタッグ巻けば盛り上がるでしょう!盛り上がるでしょう!!ということでチャンピオン、青柳兄弟に挑戦させてくださいよろしくお願いします!」
HAYATO「いいよ。けど、早くそれ、連れて帰って」
亮生はエプロンに寝たままの優馬を引きずってリングから去る。
HAYATO「次のアジアアッグが決まったよ。みんな、見に来て、それだけ。レッツパンク」
<試合後コメント>
ライジングHAYATO&安齊勇馬
安齊「今日で、これで俺とHAYATOさんはアジアタッグ6度目の防衛だ。次俺たちは誰でも挑戦受けるから。青柳兄弟、チャンピオン・カーニバル公式戦じゃ青柳さんに負けたけど、俺とHAYATOさんだったら誰にだって勝てる。兄弟より愛が深いってことを証明してみせますよ」
HAYATO「エーグル・ブラン、マイク・D・ベッキオ、すごいね。おっきいのにあんなに飛んで。世界って広いんだね。けど、今日は俺たちが勝ったよ。日本の俺たちが勝った。アジアタッグを守れた。今日はそれが良かったかな。で、早速青柳兄弟の挑戦が決まったね。亮生とは色んなことがあったし、お互いにいいときも悪いときもいっぱい味わってきたけど、亮生はこの前怪我してドン底を見たよね。まだいい目を見るには早いんじゃないかな?もっとドン底に突き落としてから、その亮生が見てみたいよ。みんなありがとう。Let‘s PUNK」
第7試合
握手から同時にガットショット。エルボー合戦からMUSASHIがボディに膝蹴りからロープに飛ぶが、避けようとした吉岡の背中にフットスタンプ。さらに低空ドロップキックも吉岡が避けてロープに飛ぶが、MUSASHIがリープフロッグからアームドラッグ。さらにバックエルボーで倒し場外に投げ捨てると、トペを狙うが吉岡がリングに駆け上がりドロップキックで場外に落とす。そこへ吉岡がケブラーダを狙うが、MUSASHIが足を掴んで場外に引きずり落とし、エプロンに顔面を強打した吉岡と場外乱闘へ。
リングに戻り、エルボー合戦からMUSASHIがチョップ。コーナーに振って走り込むが、吉岡がショルダースルーでエプロンに落とすと吉岡がエルボーも避けたMUSASHIがエルボー。さらにローキックからスワンダイブを狙うが、吉岡がジャンピングキックで迎撃すると、ロープを飛び越えてのFUMIE。MUSASHIはカウント7でリングへ。
吉岡はサッカーボールキックからフォールも2。
MUSASHIはチョップ連発も吉岡はサッカーボールキック。さらにDDTからフォールも2。
吉岡はクリップラー・クロスフェイスで捕らえるもMUSASHIはロープを掴みブレイク。
MUSASHIがエルボーを打ち込んでいくが、吉岡はミドルキック。ロープに振ろうとするもMUSASHIがバックドロップで叩きつけ、串刺し攻撃を狙うが避けた吉岡が走り込むも、足を伸ばしてカットしたMUSASHIがロープに飛んで低空ドロップキックからフットスタンプ。さらにロープに飛んで低空ドロップキックからフォールも2。
MUSASHIはバックを取るが、吉岡がバックエルボーで逃れるとロープに振るが、MUSASHIはロープを掴んで耐えると走り込んできた吉岡をカニバサミでロープに叩き込み、ロープを蹴り上げてダメージを与えるとコーナーに飛び乗り背中にダイビングフットスタンプ。さらにダイビングボディプレスからフォールも2。
MUSASHIは投げようとするが、着地した吉岡がバックを取るもMUSASHIはバックエルボーで逃れてロープに飛ぶ。だが吉岡はビッグブーツで迎撃し、ロープに飛ぶがMUSASHIはエルボー。ロープに飛ぶが、吉岡はミドルキックで迎撃し、ロープに飛んでシザースキック。場外に転がったMUSASHIへ吉岡がケブラーダを発射する。
リングに戻り、吉岡が串刺しジャンピングニー。さらにジャンピングキックから背中にサッカーボールキック。正面からサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
吉岡は担ごうとするが、MUSASHIは耐えるも顔面に膝蹴り。さらにロープに飛ぶが、コルバタを耐えたMUSASHIが崩れながらのリバースフランケンから丸め込むも2。
MUSASHIはコーナーに登るも、吉岡が足へのドロップキック。前のめりになったMUSASHIの背中に断崖式フットスタンプを投下する。
吉岡はclock strikeを突き刺し、ファルコンアローからフォールも2。
吉岡はコーナーに登るが、MUSASHIがエルボーからナックル。さらに張り手から正面に登るも、吉岡がエルボーで落とす。だがMUSASHIはエルボーからチョップを連発し再度正面に登り、雪崩式エクスプロイダーで投げ捨てる。フォールも2。
MUSASHIはロープに飛ぶが、吉岡がビッグブーツもMUSASHIはチョップから再度ロープに飛ぶ。吉岡はビッグブーツも、MUSASHIはチョップからロープに飛ぶ。3度4度と同じ展開が繰り返され、吉岡がコンビネーションキックも避けたMUSASHIが延髄斬り。吉岡も避けてロープに飛ぶとハイキックも、避けたMUSASHIをリバースゴリー。抜けたMUSASHIにローからハイも、MUSASHIは避けてソバットから同時のトラースキック。お互いこれを止めて睨み合う。
握手してから手を離さずにエルボーの打ち合い。ヘッドバッドの打ち合いで膝をつき、ヘッドバッドの相打ちで両者ダウン。
吉岡が手を握ったままバズソーキックで打ち抜き、さらにFUMIEからフォールも2。
吉岡は膝立ちのMUSASHIにミドルキックを打ち込んでいき、キャッチしたMUSASHIにビンタ。さらにビンタを狙うが、MUSASHIは避けてエクスプロイダー4連発。さらにコーナーへのエクスプロイダーからコーナーに登り、エストレージャ・フトゥーロを投下しフォールも2。
MUSASHIはコーナー上に座らせ、二天一流を狙うが着地した吉岡にソバットから蹴り上げ、チョップからロープに飛ぶが吉岡が避けるとトルベジーノからラ・マヒストラルも2。
吉岡がバズソーキックも避けたMUSASHIが投げ捨てジャーマン。お互い投げ捨てジャーマン連発から、吉岡が延髄斬りを叩き込む。だがMUSASHIがすぐに投げ捨てジャーマンも、吉岡もすぐに立ち上がりハイキックからフォールも2。
吉岡はクラッシュドライバーを狙うもMUSASHIが丸め込むも2。
トラースキックの打ち合いから吉岡がトラースキック連発で倒しフォールも2。
吉岡はロープに飛ぶが、MUSASHIがトラースキックで迎撃しフォールも1。
MUSASHIは後頭部へのトラースキックから正面からのトラースキック。さらにコーナーに登りエストレージャ・フトゥーロ2連発。フォールも2。
MUSASHIはコーナーに乗せ、二天一流を狙うも吉岡が丸め込み、クラッシュドライバーで突き刺しフォールも2。
吉岡はトラースキックからバズソーキック。さらにシャイニング・ウィザードからクラッシュドライバーで叩きつけ3カウントを奪った。
吉岡「むーちゃん、むーちゃん、言葉はいらないよね(握手を要求し、MUSASHIも固くその手を握り抱き合う)むーちゃんありがとう。そして、応援してくれた全日本プロレスファンの皆様、どうもありがとうございました。全日本に、再入団して12年、すごい、すごい、遠回りかもしれないけど、遠回りも悪くないでしょう」
田村男児がリングへ上がる。
田村「吉岡世起、おめでとう。そして、おかえり。今ずっと、吉岡世起、MUSASHIの戦いぶりを、見ました。その熱い気持ちと、その戦いぶりに、込み上げてくるものがありました。久しぶりに高まりました。その、かっこいい世界ジュニアチャンピオン、吉岡世起のベルトに挑戦させてほしい。お願いします」
吉岡「こんな、熱い気持ち、断るわけ無いでしょう。やりましょう」
お互い握手で見つめ合い、田村はリングを去る。
吉岡「今日、この、ベルトを取って、俺なりの、全日本ジュニアの始まりだと思ってます。これから、俺の全日ジュニア見届けてください」
<試合後コメント>
MUSASHI
「……せーちゃん、ありがとう」
吉岡世起
「むーちゃんに、これだけは、言葉はいらないと思うほどやり合ったけど、これだけは言わせてくれ。むーちゃん、ありがとう!むーちゃんに負けたくないから、最高のパートナーだから俺は今日限界を超えてこのベルトを獲ることが出来たと思います。12年ぶり……12年前に入団して、デビューもしないまま去ってしまったこの団体で、こうやってまた迎え入れてくれて、今日という舞台でベルトを獲れた。12年、干支一回りですよ。遠回りかもしれないけど、遠回りしたおかげで今日がある。遠回りも悪くないでしょ。次は田村男児。正直なにも考えられないけど、あんな熱くなってる相手を断るわけにはいかないんですよね。」
第8試合
ロックアップからレイがロープに押し込みクリーンブレイク。
再度ロックアップから宮原がヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルもレイは二度三度と受け切る。
レイがロープに飛ぶが宮原がビッグブーツ。だがレイはロープに振ってショルダータックルでなぎ倒す。場外に転がった宮原を追って場外乱闘へ。
レイは鉄柱に押し込みショルダータックルも、宮原が避けて自爆させるとショルダーアームブリーカー。さらに鉄柱での腕固めから鉄柵を使った腕固め。さらに鉄柱に肩を叩きつけ、腕への前蹴りからショルダーアームブリーカーと徹底的な腕攻めを見せる。レイはチョップを打ち込んでいき、鉄柱に押し込んでボディスプラッシュ。のたうつ宮原を踏みつけ、リングにに投げ入れフォールも2。
レイは踏みつけて痛めつけ、髪を掴んで引き起こすと起き上がりこぼし式逆水平チョップ。フォールも2。
レイはロープ際で踏みつけ、レフェリーが注意するもニ度三度と上に乗る。
レイはヒップドロップからフォールも2。
レイは逆水平チョップからロープに振ってラリアット、避けた宮原が低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部へのドロップキック。
宮原は串刺しジャンピングエルボーから投げようとするが、レイが空中で潰す。
レイはスリーパーで捕らえ、なんとか宮原はロープに足を伸ばしブレイク。
レイは走り込むが宮原は前蹴りでカットしコーナー上に座る。だがレイが正面に登り雪崩式ブレーンバスター。すぐに立ち上がった宮原に逆水平チョップから投げようとするが、宮原が逆にブレーンバスター。
宮原はエルボー連打もレイが逆水平チョップ。宮原が再度エルボー連打もレイは逆水平チョップ。
宮原はエルボー連打からチョップのカウンターでスネークリミット。レイはロープを掴みブレイク。
宮原が腕へのブラックアウトからロープに飛ぶが、レイがカウンターのチョークスラムからフォールも2。
レイはBBQボムを狙うも宮原が丸め込むも2。
レイのクロスボディを避けた宮原が丸め込むも2。
宮原が投げ捨てジャーマンからブラックアウト。フォールも2。
宮原はシャットダウンを狙うが、切り返したレイが張り手。宮原がロープに飛ぶがレイはクロスボディで迎撃しフォールも2。
レイはBBQボムで叩きつけフォールも2。
レイはアイスバインを狙うも、避けた宮原がその場飛びブラックアウト。ロープに飛ぶがレイはチョークで捕らえビンタからロープに飛ぶが、宮原がブラックアウトで迎撃。立ち上がろうとしたレイに宮原がブラックアウトからフォールも2。
宮原はシャットダウンを狙うも、耐えたレイがアイスバイン。再度アイスバインを叩き込みフォールも2。
レイはBBQボムからフォールし3カウント。
レイ「チャンピオン・カーニバル、この俺、斉藤レイが、優勝したぜ!フォォー!まあ、思えば、今回のチャンピオン・カーニバル、開幕戦から、3連敗だ。だが、俺は、俺自身を、ずっと、信じていた。それがこうして、素晴らしい、結果につながった事、最高に、嬉しいぜ!フォォー!そして、これは、俺1人じゃできなかった。今日、一緒に、いや、これまで一緒に、ずっと信じ続けてくれた、お客さん、ファンのみんな、礼を言うぜ。フォー。そして、今日の最高な、試合を、ともにした、宮原健斗にも、礼が、言いてぇ。俺は今日勝ったくらいで、あんたを超えたとは、思っちゃいねぇ。まだまだ、全日本プロレスイコール、宮原健斗って思ってる奴もいるだろう。宮原健斗、あんたは最高のレスラーだぜ。そしてだ、俺は、このチャンピオンカーニバル、優勝したら、やりたいことが、一つ、あったんだ。おいジュン、リングに、上がって来いよ。カモン!・・・長いな。来るのか・・・(ゆっくりリングに来るジュンに)長いよ!おい、斉藤ジュン、いや、三冠チャンピオン。あんたの、言った通り、シングルで、結果を、残してやったぜ。6・1、仙台大会で、この俺の、挑戦を、受けてくれ!」
ジュン「レイ、おめでとう。俺は確かに、お前に結果を出せと言った。結果、出したな。いいだろう。その挑戦、受けてやるぜ。6・1、斉藤レイを、DOOMしてやる」
レイ「・・・(リングに残ろうとするジュンへ)いやもういいよ、大丈夫だチャンピオン。これは俺のもんだ。よし!じゃあ、挑戦表明もしっかりとやったことだし!念願の、ビール!やらせてもらうぜ。ビールカモン!どこだビール。今から取りに行くのか?なんだ!?準備してると思ったのに、まあしょうがねぇ。俺の好きなビール色々あるからな、ちゃんと、どれが俺の好きなビールか、わかってんだろうな?多分大丈夫だ。はえーな。おい、キンキンに冷えてんじゃねーかオイ。まあ俺の、好きなビールいっぱいあるんだけど、これも俺の好きなうちの一つ、アサヒのビタリストだ。じゃあお先に、いただきます!(ビールを飲む)ちょっともう一口。おぉ、最高に、美味いぜ!フォォー!試合直後の、この俺の、熱い身体に、このキリッと冷えた、シャープな、ドライなテイストが、ビターな味わいも相まって、最高に、美味いぜ。よし、お客さん、最後に、一つ、言わせてくれ。俺は、この俺斉藤レイは、プロレスラーになって、良かった。この、全日本プロレスに、入れて、良かった!お客さん、今日は、楽しんで、もらえたか!?だが、俺は、この全日本プロレスを、もっともっと、もっともっと盛り上げて、生きて、だからお客さん、これからも、よろしくお願いします。よーし、じゃあ最後にお客さん、立てる人はみんな、立ってくれ!俺が最後に、全日本プロレスDOOMって言うから、一緒に、言ってくれたら、嬉しいな。みんな、言ってくれるか?言ってくれるか!よし行くぜ!全日本プロレスを、もっともっと、盛り上げてやるぜ!楽しみにしろ!全日本、DOOM!」
<試合後コメント>
斉藤レイ
「やった!あぁ!勝ったぜ!FOOOOO!チャンピオン・カーニバル優勝してやったぜ!さすがは宮原健斗。とんでもねぇ強敵だった。今まで一番つえー相手だったんじゃないのか?正直最後の方はダメだと思った!だが、俺自身を強く信じたおかげで、こうしてトロフィーを手に入れることができたぜ!FOOOOO!そしてリング上で言った通り、俺が今日勝ったからって最高のレスラーであるアンタをまだまだ超えたとは思っちゃいねぇ。今日は俺の何が何でも勝ちてぇっていう執念が上回ったんだろうな。そして6・1仙台大会で、三冠チャンピオンの兄・斉藤ジュンと三冠戦をやるぜ!史上初の双子での!兄弟での三冠戦だ!それも地元・宮城でだ!メチャメチャ盛り上がるだろうぜ!ただやるからには俺が勝って新三冠チャンピオンになるつもりだ。しっかりジュンをぶっ倒して、あの三冠のベルト、全日本プロレスの至宝のベルトをこの手に次は手に入れてやるぜ!FOOOOO!今日はこのドでけぇトロフィーを俺の手の中に収めた。最高だぜ。(※レイがコメントブースの側にビールがたっぷり置いてあるのに気付く)……いっぱいあるじゃねぇか!ビールがいつまで経ってもこねぇなと思ったら、しっかりキンキンに冷えたやつが置いてあった!気が利くな!ちょっとさっきも乾杯したけど、改めて!チャンピオン・カーニバルに乾杯!……うん!う~ん!おぉ!おぉ!うっま!うん!うん!すごくいい……。いや、試合直後に飲むキンキンに冷えたビール、こんなに美味いモンはこの世に2つとねーな。よし!それじゃあ、しっかりと6・1、仙台大会で新三冠チャンピオンになってやるぜ!FOOOOO!」