大山峻護が高山善廣をスリーパーで秒殺KO
19日、後楽園ホールで開催されたDDTプロレス『Into The Fight 2017』でまさかの事態が起きた。
第4試合で佐々木大輔&マッド・ポーリーを相手に、樋口和貞とタッグを組み勝利した高山善廣は「今日は大事なお客さんが来てるんだよ。大山くん、久しぶりじゃねーか。ちょっと来いよ」と、3月20日のさいたまスーパーアリーナ大会でプロレスデビューする大山峻護を呼び出す。
リングに大山が上がると高山はエルボーからビッグブーツで襲撃!しかしこれを大山は避けてスリーパーで高山を失神させると、助けに来たDDTの選手を次々腰投げで叩きつけて倒れたままの高山を見おろす。そのまま大山は無言でリングを後にすると「戦いは始まってるんだなということを教えてもらいましたね」と言い残し会場から去る。
高山は「今までずっと放っといたら優等生のお坊ちゃんだった。あいつは戦う男じゃない。俺はあいつが戦いの本能を呼び覚ましたんだ。総合のときは所詮俺の前座でしかない。俺がメインのときに前座だあいつは」とPRIDE.21のメインで高山善廣vsドン・フライが行われた大会でヘンゾ・グレイシー相手に第5試合で戦っていたことを引き合いに出す。
さいたまスーパーアリーナのカードが高山善廣&ディック東郷vs大山峻護&KUDOで決定し、東郷は「プロレス界の帝王とプロレスリングマスターがプロレスを1から教えてやるよ」とデビュー戦から容赦なく叩き込む構えを見せた。