UNIVERSAL王者・鈴木みのるが次期挑戦者・正田壮史を怒りの粉砕!「てめえがケンカ売ったのは鈴木みのるだぞ。覚悟しとけ!」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 DDTプロレスが9月6日、神奈川・横浜ラジアントホールで『横浜ベイ☆クラッチ』を開催した。28日の後楽園ホールで正田壮史のチャレンジを受けるDDT UNIVERSAL王者・鈴木みのるが次期挑戦者に怒り心頭で粉砕した。

 8・31後楽園でMAOを退けV4に成功した鈴木の前に正田が現れるも、眼中になしとばかりに無視。正田が「鈴木みのる、逃げんのか!?」と迫ると、怒りが沸点に達した鈴木が受諾した。

 今大会の第1試合終了後、王座戦の公開調印式が行われた。調印書にサインを入れた正田は「UNIVERSALのベルトは巻いたことないけど、いろんな思いがあって。ギラギラしてすごい魅力的な反面、このベルトには苦しい思い出があって。それを払拭するためには、ベルトを巻いて、やりたいと思ってることを実現しないと拭えない。だからこそ、この前の後楽園で“誰かいないのか?”と言われたとき、僕がいくしかないと思って。このベルトを巻かないと、もう一歩違うステージにいけないと思って挑戦表明しました。絶対今度こそ、このベルトを獲ります」と力を込めた。正田は昨年3・17後楽園で当時王者のMAOに挑んで惨敗を喫しており、その払拭を誓った。

 一方、鈴木は「ガキの思い出作りに、俺とこれ(ベルト)利用すんな!」と一笑に付した。

 フォトセッションの後、意を決した正田がエルボーを叩き込むと、激怒した鈴木はヒザ蹴りからイス殴打。さらに正田の左足にイス攻撃を何度も見舞った。

 そして、第5試合で鈴木は青木真也と組み、クリス・ブルックス、正田組と初の前哨戦を戦った。先発を買って出た正田はエルボー連打も、鈴木はキックで反撃し、場外戦になるとイス攻撃。リングに戻ると、足の痛みをこらえた正田はミサイルキック、ミドルキック連発。だが、鈴木は正田の左足に集中砲火。最後はヒールホールドで捕獲してギブアップを奪った。

 バックステージで鈴木は「オイ、兄ちゃん! てめえがケンカ売ったのはただのレスラーじゃねぇ。ただのUNIVERSAL王者じぇねぇ。鈴木みのるだぞ。覚悟しとけ。へし折ってやる!」と高笑い。正田は「やらなきゃダメなの。タイトル戦当日、俺がオマエの足をへし折るからな。絶対に負けへんぞ!」と気持ちでは負けていなかった。

 また、第4試合では9・23大阪で行なわれるKO-Dタッグ選手権試合(王者組=飯野雄貴&納谷幸男vs To-y&高鹿佑也)の前哨戦(飯野&納谷&秋山準vs上野勇希&To-y&高鹿)が行われた。王者組は2つのコーナーで同時に串刺し式ボディアタックを見舞うなどパワーで圧倒。納谷が高鹿にスクラップバスターもカット。さらに納谷がニーリフトから世界一のバックドロップを狙うと、To-yがドロップキックを叩き込む。倒れ込んだところを高鹿が切り返して押さえ込み、電光石火の3カウントを奪い、挑戦者組が勝利。

 To-yは「飯野、試合でのボイス対決は俺の勝ちだ。俺が散々叫んで、高鹿さんのすましたマイク最高だったろ。もっと調子乗ってすませばいいんだよ。おまえらデカいだけで表現できてるかもしれないけど、俺らは俺らなりの強さがあるんだよ。それを今日味わっただろ。当日見せてやろうぜ!」、高鹿は「泥臭くたって。ベルト獲る確率は低いかもしれないけど、力合わせて俺たちでベルト獲りましょう!」とベルト獲り宣言。

飯野は「To-y、いいスマイルだよ。いい声だよ。でも、俺の声には勝てやしない。俺のパワーにもおまえは勝てやしないんだよ!」、納谷は「高鹿、調子乗んなよ。次はボコボコにするからな」と防衛を期した。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2025年9月
« 8月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

月別

ページ上部へ戻る