【試合結果】12・25 DDT後楽園ホール大会 【KO-D無差別級】HARASHIMAvs入江茂弘 【KO-D6人タッグ】KUDO&坂口征夫&高梨将弘vs佐々木大輔&石川修司&遠藤哲哉
『NEVER MIND 2016』
日時:2016年12月25日
開始:12:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:2016人(超満員)
▼ドラマティック・クリスマス・カーニバル 30分1本勝負
男色ディーノ/○石井慧介/黒潮“イケメン”二郎(WRESTLE-1)
9分53秒 高角度ダブルアームDDT→片エビ固め
[T2ひー]高木三四郎/大鷲透(フリー)/●平田一喜
▼3WAYタッグマッチ~ノータッチルール 30分1本勝負
アントーニオ本多(フリー)/●ワンチューロ(DNA)
7分24秒 カサドーラ
○勝俣瞬馬(DNA)/MAO(DNA)
※もう一組は高尾蒼馬&渡瀬瑞基
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○ジョーイ・ライアン(フリー)/ローラ・ジェームス(フリー)
5分50秒 スーパーキック→エビ固め
●大石真翔/赤井沙希
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
高山善廣(高山堂)/○樋口和貞(DNA)/岩崎孝樹(DNA)
11分13秒 ドクターボム→エビ固め
彰人/ヤス・ウラノ/●松永智充
▼年の瀬ビックバンバウト 30分1本勝負
○竹下幸之介
11分15秒 ぶっこ抜きジャーマン・スープレックス・ホールド
[DAMNATION]●マッド・ポーリー
▼KO-D6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/酒呑童子】KUDO/坂口征夫/○高梨将弘
15分37秒 バッカス
【挑戦者組/DAMNATION】●佐々木大輔/石川修司(フリー)/遠藤哲哉
※第27代王者組が初防衛に成功
▼KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○HARASHIMA
23分53秒 蒼魔刀→体固め
【挑戦者】●入江茂弘
※第60代王者が初防衛戦に成功
HARASHIMAが入江相手に王座防衛!DAMNATIONは6人タッグ奪取に失敗し、1・3後楽園ホールで佐々木大輔のキャンディスとの結婚による解散に納得
オープニング
いつものように鶴見亜門GMが登場。グッズなど諸々の紹介後、BASARAのトランザム★ヒロシと風戸大智が登場。
ヒロシ「本日18時半よりここ後楽園ホールで行いますプロレスリングBASARAです」
SAGATO「秋山準倒します!」
ヒロシ「かつて新人時代、クリスマス後楽園ホール大会に来ていたらアントーニオ本多さんに予定がないんだねと言われましたが、今日は木高イサミを倒すという予定ができました!メインでユニオンMAXのベルトを巻きたいと思います!」
とコメント。
続いて東京女子プロレスの山下実優、優宇、中島翔子が登場。
山下「東京女子プロレスの山下実優です。1・4後楽園ホールでは美威獅鬼軍の沙希様、何様のつもりか知りませんけど、私は泥臭かろうがなんだろうと絶対に倒したいと思います。美威獅鬼軍新しい人が来るみたいですけど、誰が来ようと美しい以上の強さで勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします」
中島「みなさんこんにちわ!東京女子プロレスの中島翔子と申します。東京女子プロレス、年始の1月4日お昼に後楽園ホールをやります。2回目の後楽園ホールなんですけど、2回目を東京女子プロレスでできるっていうのがすごくすごく嬉しくって、私はメインで隣にいるチャンピオン優宇とタイトルマッチをするんですけど、優宇はデビューから無敗でここまでやってきて、多分私が優宇に勝ったら、沢山の人がすごいびっくりすると思ってます。1・4は、みなさんをびっくりさせるように頑張りたいと思います。皆さん見に来てくださいよろしくお願いします」
優宇「皆さんこんにちわ!東京女子プロレス、第2代東京プリンセスオブプリンセス王者の優宇です。今年の1月4日後楽園オール大会でデビューしたんですけど、来年の1月4日はチャンピオンとして防衛して、最後は笑顔でリングを降りたいと思いますので応援よろしくお願いします!是非東京女子プロレスの後楽園ホール大会見に来てください!」
と挨拶。
最後に彰人が登場し「皆さんおはようございます!葛西純選手ですか?葛西純選手は世間で世界一のデスマッチファイター、日本を代表するデスマッチファイターと言われてますけど、僕も蛍光灯一本では世界一なんです。関根龍一、宮本裕向、木高イサミを倒して一番になってるんで。葛西選手は蛍光灯割るのが得意かもしれないですけど、僕は蛍光灯から逃げるの得意なんで、逃げて割らせてEXTREMEのベルトをまた腰に巻きたいと思います」と意気込みを述べてこの日の後楽園ホール大会はスタート。
第1試合
石井は「ホモです」とコールされると男色ディーノとともに世界ジュニアのベルトを持参し入場。
イケメンは会場中を歩き回り入場し、会場からは大「イケメン」コールが起きる。
平田が「おいおいおい!おいこらイケメンコラタココラカス!おいてめーな、まず一つな、なっげぇんだよ馬鹿野郎!いいかDDTはな、俺の入場でだいぶ迷惑かけてんだよ!それがな、テメー入ってきたらよ、DDTどうなっちゃうんだよおい!後楽園ホール確実に延長料金かかるぞおい!テメーな、今日はテメーを潰して俺が最強の入場パフォーマーレスラーとして君臨してやるからな、ぶっ潰してやるからな!それとイケメンな、こいつ(ディーノ)かばってくれていいタッグパートナーだなと思ってるだろ?だけどな、こいつ、プロレスのタッグパートナーとしてみてねーからな。ただの、性的タッグパートナーとしか見てね~からな!それがDDTだこの野郎!」
ディーノ「勝手なこと言わないでよ!違うよ違うよ試合とそういうのとか別だし、そういう情を入れて試合したことないし、何ならあんたのことイケメンだと思ってない。そういうのない」
平田「そういうけど、そんなことはどうでもいいんだよとりあえずイケメン!今日は俺が叩き潰してやるからな!お前が一番に出てこい!」
(イケメンはコーナーで倒立し足を叩いてイケメンコールを起こす)
平田とイケメンでやっと試合が開始。平田が突っ込みハンマーブローからランニングエルボーで倒す。さらに走り込むが、イケメンはドロップキックで場外に落としトペ・コンヒーロ。
リングに戻り石井にタッチ。石井が首投げからローリングセントーン。フォールも2。石井がボディスラムからイケメンにタッチ。
イケメンはローリングセントーンからフォールも2。イケメンは首投げからフェイスロック。後ろからディーノが尻を触ろうとし、イケメンはこれを離して逃げると後頭部にドロップキックからコブラツイスト。ディーノが後ろから襲おうとして、イケメンはこれを離して距離を取る。
再度イケメンはコブラツイスト。ディーノが襲いかかろうとするのを石井はエルボーで止めるが、ディーノは石井をエルボーでふっ飛ばしイケメンの尻を撫でる。
イケメンは動揺しながら、平田の顔面にドロップキックを叩き込みディーノにタッチ。
ディーノはストンピングからブレーンバスター。ナイトメアを大鷲がカットしようとしてチョップし、ディーノは平田の顔面に座り込んでフォールも2。
ディーノはコーナーに振るも、平田は足をのばしてカットしコルバタから大鷲にタッチ。
大鷲は次々ビッグブーツもディーノはバックを取って腰を振る。石井が走り込むも、大鷲は二人まとめてホイップすると三四郎にタッチ。
三四郎は次々ドラゴンスクリューからイケメンに串刺しローリングエルボーを狙うが、延髄斬りでカットしたイケメンがコーナーに上ると三四郎は背後からクロスチョップでエプロンに落とし雪崩式ぶっこ抜きブレーンバスターからフォールも2。
三四郎はスピコリドライバーを狙うが、平田が「社長!イケメンは僕がやります!」とタッチを要求。三四郎は無視してスピコリドライバーからフォールも平田がカット。
平田は「社長!だから!俺が!イケメン潰す!だから!僕に!タッチを!!」と叫び大鷲を手刀で気絶させ三四郎がしかたなくタッチ。
平田は走り込むとイケメンはトラースキックで迎撃。イケメンは石井にタッチ。
ディーノが平田のバックを取り腰を振り、石井が顔面にドロップキックからイケメンがトラースキック。石井が平田をディーノのパンツの中に突っ込みディーノが男色ドライバー。フォールも大鷲と三四郎がカット。
イケメンが平田を羽交い締めにすると、ディーノが走り込むが、ディーノは平田が避けたのを気にせずイケメンにリップロックを狙う。石井が助けに入ろうとするが、大鷲がこれをカットし、石井をコーナーに振りトレイン攻撃。三四郎はDDTケースで石井を殴り、大鷲とともにダブルのローキックからトリプルドロップキック。フォールも2。
イケメンは大鷲と三四郎を二人まとめてドロップキックで場外に出し、トペを狙うが、ディーノが「僕は死にましぇーん」と正面に立ちはだかりリップロック。
石井と平田がエルボーの打ち合いから石井が強烈なチョップ。平田のエルボーを避けて延髄斬りも、平田は避けてRKO。平田はスライディングキックも、石井はジャンプして避けてそのままダブルニードロップ。石井はダブルアームDDTで叩きつけて3カウント。
<試合後コメント>
男色ディーノ&黒潮“イケメン”二郎
――男色ディーノ選手とタッグを組んで試合した訳ですが、いかがでした?
イケメン「覚えてない……覚えてない……!あれっ……?覚えてない……」
ディーノ「イケメェン!!(インタビュー会場に乱入しながら)」
イケメン「ウワーッ!ワーッ!(ディーノから逃げ惑う)」
ディーノ「これがDDTだオラ!!DDTだコラ!!」
(ディーノがイケメンを追い掛け回しながら退場)
第2試合
この試合は両チームの希望によりノータッチルールへ。
先発はワンチューロとMAOと渡瀬。ワンチューロが渡瀬にトーキックからMAOにヒールホールド。渡瀬がヘッドロックもワンチューロがホイップ。次々選手がホイップしあい全員タッチ。
勝俣と高尾が攻防を繰り広げるが、アントンが割って入る。高尾と勝俣はダブルのトーキックからアントンを走らせると、アントンは勝俣に引っかかりコケる。
アントンはマイクを持つと「打ちどころが悪かった。もうダメだ。今夜が山だ。膝を打ちすぎて眉毛が全部抜けそうになった。ごめん良い大会なんだけど試合続行できないからギブアップするわ。せっかくだからギブアップする前に、昨日俺が徹夜で考えてきた昔話聞いてくれねーか?はるか昔!遠い遠い銀河系の彼方に!(トランザムが某宇宙戦争の曲を歌う)オス!俺の名前はルーク・スカイ●ォーカー、俺の使命はレイア姫で抜くことだ。俺が友達になったロボットを二台紹介しようと思う。C3P●!ルークさまー最近ちょっと錆びてきました!よしよしC3、R2●2は!どこへ隠れたんだ!ひょっとして!ピッピピピピ!」と言いながら各選手に両手でサミングを続ける。
ワンチューロが羽交い締めにした勝俣にアントンはボディブローから走り込むが、MAOがカットし勝俣と連携攻撃。フォールも高尾がカット。
高尾が走り込むもMAOがショルダースルーでエプロンに出す。だが高尾が延髄斬りからダイビングフットスタンプをMAOの背中に落としフォールも2。
高尾は投げようとするが、耐えたMAOにボディブロー。高尾はジントニックを狙うが勝俣がドロップキックでカット。
勝俣に渡瀬がエルボー。エルボー合戦から勝俣がエルボー連打。渡瀬はロープに振りドロップキックで倒すとフォールも2。
渡瀬はDDTからフォールもワンチューロがカット。ワンチューロが渡瀬を場外に投げ捨て勝俣をフォールも2。ワンチューロはネックブリーカードロップからブレーンバスターで叩きつけてフォールもMAOがカット。
アントンがMAOにドラゴンスクリューからシャイニングウィザードと見せかけR2●2とC3P●でサミング。
高尾がローリングエルボーを狙うがC3P●がサミング。アントンはケブラーダを狙うが自爆。渡瀬がそこへトペアトミコ。さらにそこへMAOがノータッチトペ・コンヒーロ。ワンチューロが投げようとするが、そこをカサドーラで丸め込んだ勝俣が3カウント。
第3試合
先発は赤井とローラ。ローラは手が届かないとみるや、足を踏みつけ手4つ。赤井はガットショットからロープに振るが、ローラは低空ドロップキックから走り込むも赤井が「ストップ!」と動きを止めると、大石を指差し「サンタクロース!」と叫ぶ。ローラは「サンタクロース!?」と喜ぶが、そこを赤井は蹴りつけ大石にタッチ。ローラも悲しみながらライアンにタッチ。
ライアンは自分の股間にタッチしろと要求するが、大石はつばを吐きかけアームホイップ連発。大石は首投げからフィストドロップ。大石は赤井にタッチ。
赤井のミドルキックと大石のナックルの連携から、大石が赤井を担ぎ上げてのニードロップ。フォールも2。
赤井はサッカーボールキックからフォールも2。赤井は大石にタッチ。
大石はストンピングからロープに振るとアトミックドロップ。だがライアンの股間の強度に負けて大石が膝を痛める。ライアンはローラにタッチ。
ローラはコルバタから、走り込んできた大石を自分の尻に連続で叩きつけるとライアンにタッチ。
ローラが尻を突き出し、ライアンがカニばさみで大石の顔面を突っ込む。そこへライアンがミサイルキックも、大石はふらついて避けて自爆。大石は赤井にタッチ。
赤井はビッグブーツ連発で倒しフォールも2。ライアンがラリアットも、赤井が巻き込んで大外刈りから大石にタッチ。
大石はナックルからロープに振ろうとするが、ライアンが巻き込んで俵投げ。ライアンはローラを呼び込み、四つん這いになったライアンの背中にローションを塗りたくる。ローラは走り込んで、ライアンの背中を発射台にコーナーにより掛かる大石の股間へヘッドスライディング。
ライアンは大石に自分の股間を握らせると股間の力で絞り上げていくが、赤井がこれをカット。
するとローラが出てきて赤井の指を自分の股間に突っ込み絞り上げていく。そのままローラがホイップすると、ライアンが大石の口に股間から取り出したキャンディーを突っ込みスーパーキック。これで3カウント。
<試合後コメント>
ジョーイ・ライアン&ローラ・ジェームス
――今日、日本男児を代表して大石真翔選手と赤井沙希選手と対戦した訳ですが、いかがだったでしょうか?
ローラ「相手は優しかったので何もできなかった」
ジョーイ「こっちの(股間)は日本男児よりもっと硬かった。評価はしてるよ」
――今日が今年最後のDDTの試合だったわけですが、来年に向けての抱負はありますか
ジョーイ「今日はDDTのお客さんに二人の強さを見せられた。次の目標は、チャンスがあればベルトを狙いたい」
――東京に戻ってきたわけですが、どこか観光したいところはありますか?
ローラ「例えば上野の動物園とか、原宿とか猫カフェも行った。結構行ってますね」
第4試合
松永は高山の握手を叩き落とし出てこいと要求。先発は高山と松永。
松永はローキックから高山もロー。高山はハンマーブローからビッグブーツで倒し首投げから顔面を潰していく。これは口を塞いでいたためフォールにならず。高山はコーナーに叩きつけ樋口にタッチ。松永もヤスにタッチ。
手4つかにみせてヤスがヘッドロック。樋口はアイアンクローからボディスラムで叩きつけて岩崎にタッチ。
岩崎は走り込むがヤスがマンハッタンドロップからサミング連発。走り込むが岩崎が避けてビッグブーツからミドルキックで蹴りぬく。
岩崎をヤスは場外に投げ捨て、彰人が痛めつけてからリング内に入れる。ヤスはストンピングから彰人にタッチ。
彰人はストンピングからロープに振るとダブルチョップで倒しネックブリーカードロップ。フォールも2。彰人はコーナーに叩きつけ松永にタッチ。
松永は顔面を蹴りつけハンマーブロー。松永はボディスラムからヤスにタッチ。
ヤスは首投げから顔面に低空ドロップキック。フォールも2。ヤスはバンダナで背中を叩くと、岩崎は立ち上がりエルボー連打。ヤスはボディに膝蹴りからロープに飛ぶが、岩崎は追走ニーからブレーンバスター。タッチしようとするが松永が踏みつけ阻止。
松永とヤスはダブル攻撃を狙うが、岩崎はミドルキックで二人を叩き伏せ高山にタッチ。
高山は串刺しニーからダブルアームスープレックス。フォールも2。
ヤスはエルボー連打も高山がハンマーブローからバックドロップを狙うが、ヤスは着地し低空ドロップキックから彰人にタッチ。
彰人は高山を振ろうとするが、高山は耐えて、走り込んできた彰人にビッグブーツ。彰人は低空ドロップキックからチンクラッシャー。さらに俵投げからフォールも2。
彰人はジャーマンを狙うが、バックブローで逃れた高山がニーリフトから樋口にタッチ。
樋口はチョップ連発でコーナーに押し込み、彰人の顔面をコーナートップに叩きつけてビッグブーツ。フォールも2。
樋口は走り込むと、彰人は避けてショルダースルーから松永にタッチ。
彰人が担ぎ、ヤスがジャンピングラリアット。松永がミドルキックからラリアット連発。受けきった樋口がラリアットを狙うが、松永がラリアットで迎撃しフォールも岩崎がカット。
松永が投げようとしたところを、岩崎が延髄斬りでカットしヤスにもバックドロップ。樋口が松永をボディスラムからフォールも彰人がカット。
樋口がラリアットで叩き伏せフォールも2。樋口が投げようとするも松永が後転式のタイガースープレックスでフォールも2。松永が走り込むも樋口がラリアットで叩き伏せフォールも2。樋口はドクターボムで叩きつけ3カウント。
<試合後コメント>
高山善廣&樋口和貞&岩崎孝樹
樋口「年内DDTの最終興行ということで、今年一年高山さんが参戦してくれて自分はすごく勉強になったんですよ。だから、まあ、何と言いますか、高山選手ありがとうございました!」
高山「そんな媚び売ってもね、なんも出ないよ(笑)」
樋口「いやいやいや(笑)正直な!正直な気持ちなんで!なんも、なんもないっす」
岩崎「年内最後のDDTの試合なんで、三人で勝てて、本当に良かったです。ありがとうございました!あと、自分は年明け1月7日にシングルがね、絶対に負けられないシングルがあるんで、それに向けて年末年始休まずに行こうと思います」
高山「まあこの、若い二人と組んでね、オッサンはいろいろ勉強になりますわホントに。勉強っていうか、かき立てられるよね。こんなことやるんだコイツら、あんなことも面白いんだって、新しい発見がある。来年もまた、よろしく(樋口・岩崎に握手を求める)」
樋口「よろしくお願いします!」
岩崎「よろしくお願いします!」
――9月からDDTに参戦されて、改めていかがですか?
高山「今言ったように、どうしても昔からの団体だと、結構若くても考えが古い奴もいるんで、そういう意味じゃここは自由じゃない。若い奴の発想がユニークだよね。ユニークだし、上の人間にも気にせずボンボンやるから、逆に俺にとってはいい刺激になるよね。楽しいですよ」
――来年に向けて、何か目標は?
高山「そうですね、うーん……腰回りが寂しくておなかが冷えてるんで、温めたいね。この辺をね」
――それは、シングル、タッグ、6人タッグと色々ありますが……
高山「俺は全部ほしかったな。やっぱ欲しいよね」
――この三か月で対戦した選手限られているとは思いますが、気になった選手はいますか?チャンピオン含め……
高山「チャンピオンもそうだけど、やっぱ竹下。あれは面白いよね。二十歳くらいでしょ?まだ。二十歳だったらまだ童貞かもしれねぇ。今あんだけ出来んだからさ、この年になったらどうなるんだろうね(自らを指さしながら)」
――では、来年以降積極的にガンガン当たってみたいというのは、竹下選手……
高山「まあ結構当たってるけど、必ず当たればまた、新しいものがもらえるかもしれないし。俺もびびらせるかもしれないし」
――竹下選手はタッグのベルトを持っていますが……
高山「引っぺがしてやる!!」
――タッグベルトも狙われているとのことですが、組みたい相手はいますか?
高山「いろんな組み合わせで楽しんでるからね。樋口もそうだけどさ。あと、男色ディーノが結構面白そうだなと思って。組む方ね。戦うのはちょっと怖いな。NO FEAR(ノー・フィアー)だけど(笑)」
――なにか面白いパートナーを見つけてタッグベルトに挑戦するということで
高山「そうだね。色々考えて、やっていきますよ」
第5試合
開幕ショルダータックルのぶつかり合いからポーリーがベイダーハンマー。竹下はチョップで返すと、ロープに飛んだポーリーに追走エルボー。ポーリーも追走ラリアットで場外に叩き出すと、客席に竹下を叩き込む。ポーリーはイスで竹下の首を絞める。注意されると鉄柱に竹下を叩き込んでからリングに投げ入れる。
ポーリーはストンピングからコーナーで踏みつけると串刺しヒッププレス。フォールも2。
ポーリーはスリーパーからのフルネルソン。竹下はロープへ足を伸ばす。
ポーリーはストンピングからコーナーに振って走り込むが、竹下は蹴りつけカットするとミサイルキックでふっ飛ばし串刺し逆水平チョップ。竹下はブレーンバスターを狙うが、耐えたポーリーのバックを取るも、バックエルボーで逃れたポーリーにビッグブーツからランニングニーを叩き込んでフォールも2。返したポーリーにチョップからフォールも2。竹下はフロントネックロックもポーリーは強引にリバース。
竹下は走り込むがルーテーズプレスで返したポーリーがフォールも2。ポーリーはSTFも竹下はロープへ。ポーリーはバックを取るが、耐えた竹下が走り込むとポーリーのラリアットを避けてラリアットの相打ちへ。再度ラリアットの相打ちもポーリーが打ち勝ち両者ダウン。ポーリーはなんとかフォールも2。
ポーリーが髪を掴んで起こすと竹下がエルボー。エルボーの打ち合いから竹下がサポーターを脱ぎ捨てエルボー連打。ロープに飛ぶがポーリーは追走ボディスプラッシュからブレーンバスター。すぐに立ち上がった竹下だったが、ロープにもたれかかりダウン。8まで数えられた所でポーリーが強引に引き起こしベイダーハンマー。さらにDDTで叩きつけて投げ捨てジャーマン。フォールも2。
ポーリーはゼロ距離ラリアットで倒し踏みつけフォールからリバーススプラッシュ。竹下は避けきれず直撃。
竹下は走り込んでフランケンからフォールも2。竹下はローリングエルボーから追走ビッグブーツ。座り込むポーリーを引き起こし垂直落下式ブレーンバスター。フォールも2。竹下はラリアットで倒しフォールも2。竹下はぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドで3カウント。
<試合後コメント>
竹下幸之介
「今日はDDT年内最終興行ということで、マッド・ポーリーと試合して……マッド・ポーリーはDAMNATIONのアイコンになってるというか、キャラクター性もあって、人気もあってっていう。でも、まだまだポーリの力は出てないと思ってる僕は。せっかくこんな年内最終興行後楽園ホールでシングルマッチ組んでもらったので、出したいなと。出して、勝ちたいなと。それを少し出せてたらいいですね。お客さんに。クリスマスだけど。クリスマスプレゼント。メチャクチャ体張りましたけど、体中ボロボロっすけど、すごく気持ちいい試合ができて、来年に勢いがつきました」
――今年一年を振り返って、いい時と悪い時とがあったと思いますが、いかがですか?
「僕個人的にはですね、KO-Dのベルトを獲れたし、タッグのベルトももっかい獲れたしってことも強みではあるんですけど、僕自身今年の1月3日にイサミ選手とKO-Dのベルトに挑戦することから始まったんですよね。その時に僕が思ったことがあって、地方の試合もあります、後楽園・両国、他団体での試合でも今年はさせてもらって、全日本さんとか……ある中で、僕はどの試合も手を抜きたくなかったんです。全部出し切りたかったんで。一つも悔いが残った試合がないです。僕は今年。全部、勝った試合も負けた試合も全部、自分のベスト、その日出せるベストを出せたと思います。だから、すごく声援も感じるようになったし、実際ベルトも獲れたし、来年はさいたまスーパーアリーナもあるんで、僕はそこのメインしか考えてないんで。やることは同じなんですけど、一試合一試合、どの試合も本当に全力で勝ち言ってお客さんに楽しんでもらいたいと思います」
――今さいたまスーパーアリーナのメインというお話がありましたが、メインは当然やはりKO-D無差別級王者戦になるかと思いますが
「そうですね。自分がその時までにベルトを巻いていられるのか、挑戦者としてなのかはわからないですけど、20周年のスーパーアリーナのメインは僕しかいないと思ってるんで。相手が誰であろうと、僕がメイン張りたいと思います。そしてさいたまスーパーアリーナの最後は僕が締めたいと思います」
――高山選手が来年以降竹下選手ともっとやっていきたいという話がありましたが……
「自分も高山選手はすごい意識してますよ。毎回試合から学ぶことも多いし。今になって高山さんの試合を、昔の試合とかも結構見てて、身長高いヘビー級選手の戦い方を学ぶというね、実際実績もすごいですし。どんどんどんどん試合でからんで、他のDDTの選手が持ってないものを全部僕が身に着けて、だれにも負けないレスラーになりたいと思います」
1・3後楽園ホールと3・20さいたまスーパーアリーナの一部対戦カード発表
休憩明け、1月3日お年玉興行とさいたまスーパーアリーナ大会の決定対戦カードが発表された。
■1・3 DDT後楽園ホール大会
▼シングルマッチ
佐々木大輔
vs
キャンディス・レラエ
▼タッグマッチ
ジョーイ・ライアン/ローラ・ジェームス
vs
赤井沙希/伊橋剛太
■3・20 DDTさいたまスーパーアリーナ大会
▼6人タッグマッチ
赤井沙希/里村明衣子(仙女)/中島翔子(東女)
vs
アジャ・コング(OZアカデミー)/チェリー/山下実優(東女)
▼シングルマッチ
男色ディーノ
vs
男色ディーノ指名選手
ディーノが登場し「なんかイラつく。どういうことですか?(おまかせしますんで)誰でもいいですか?じゃあHHH(難しいです。条件があって)ギャラが交通費宿泊費込みで50万円まで?しけてんなー(ブッキングから何からおまかせします)そんなことあるんですか!私が選んでいいというのはわかるけど職務怠慢じゃないですか!(本人の心意気を。交通宿泊込みだからね。そういう条件でお願いします)50ですよ!?(50結構使えるじゃない。とりあえず交渉頑張ってもらって。時間がもうないから)全体的にムカつくな!こんな生臭い発表あるの!?(ご期待下さい!)じゃあ面白いもの見せてやるから!残り一週間、そしてこっからの2試合テンション上げていきましょう!」と後半戦スタートの掛け声。
第6試合
ダムネーションが急襲し試合開始。リングに遠藤と坂口が戻り、遠藤がフォールも2。遠藤がムーンサルトも坂口が避けて遠藤は着地。そこへ坂口がランニングニーを叩き込んで高梨にタッチ。
高梨はヘアーホイップも遠藤は側転し着地するとガットショットからコーナーに走り込むが、KUDOが高梨を助けて遠藤の足を引っ張り倒すと連携攻撃。高梨もロープに飛ぶが、場外から佐々木が足を引っ張り倒し遠藤は石川にタッチ。
石川が高梨を踏み潰し、ボディスラムからチンロック。坂口が出てきてミドルキックでカットするが、石川がエルボーで場外に叩き出し再度場外戦へ。リングに戻ると石川は佐々木にタッチ。
佐々木は顔面を踏みつけ一回転。ブレーンバスターで叩きつけフォールも2。
高梨はナックル連打も佐々木はボディに膝蹴りからバックエルボーで倒し遠藤にタッチ。
遠藤は首投げからボディシザース。佐々木が遠藤にTシャツを渡し遠藤はTシャツでスリーパー。これはレフェリーがとめる。
遠藤はブレーンバスターを狙うが高梨が丸め込むが2。高梨は「負けてたまるかー!」とブレーンバスター。高梨は坂口にタッチ。
坂口はミドルキック連発からフォールも2。坂口はロープに振って腰投げからPK。避けた遠藤がガットショットから担ぐが着地した坂口がスリーパー。遠藤が下がりコーナに叩きつけて逃れると、走り込んできた坂口にバックエルボーからエプロンに降りて延髄斬り。さらにスワンダイブエルボー。遠藤は石川にタッチ。
石川は串刺しラリアットからバックドロップ。さらにダイビングフットスタンプを投下しフォールも2。
石川はファイヤーサンダーを狙うが着地した坂口がPKからKUDOにタッチ。
KUDOは顔面にダイビングダブルニーからフォールも2。石川のビッグブーツをスライディングで避けてKUDOが背中にサッカーボールキックからバズソーキックも、石川はキャッチしマフラーホールド。そのまま大回転し投げ捨てる。
石川のエルボーとKUDOのミドルキックの打ち合い。石川は受けきりスリーパーからそのまま力づくで投げ捨てる。石川が走り込むもKUDOは延髄斬りから後ろ回し蹴りを叩き込み両者ダウン。そのまま両者タッチ。
高梨が佐々木のナックルを避けてナックルの打ち合い。高梨がガットショットから走り込むも佐々木はドロップキックで迎撃しダイビング・エルボードロップ。フォールも返されるとクロスフェイスロック。カットに来た坂口を遠藤がゆりかもめ。これはKUDOが各々カット。
ダムネーションで高梨にトレイン攻撃から佐々木が風車式バックブリーカー。そこへ遠藤が地獄の断頭台。
石川が高梨を肩車しダブルインパクトも、高梨はこれを避けて佐々木が羽交い締め。石川のラリアットは高梨が避けて佐々木に誤爆。
高梨はタカタニックを狙うが、リバースした佐々木を丸め込むがお互い切り替えしあい、石川がTSUNAMIを発射もこれが佐々木に誤爆。
KUDOと坂口が石川にサンドイッチサッカーボールキックから佐々木をコーナー上にセットし坂口が神の右膝。KUDOが断崖式ダブルニードロップを狙うが、遠藤が正面に登る。高梨が遠藤もコーナーに逆さ吊りにし、KUDOは二人まとめて断崖式ダブルニードロップ。
高梨は佐々木にバッカスも2。高梨はタカタニックを狙うが、石川が担ぎ上げファイヤーサンダー。そこへ遠藤がスワンダイブファイヤーバードスプラッシュ。石川が肩車し、佐々木がダブルインパクト。フォールもKUDOがカット。
佐々木と高梨がナックルの打ち合いから佐々木がNOW OR NEVERを狙うが、高梨がバッカス。これで3カウント。
高梨「ほんとに俺勝ったのか?けど、俺ら個人的に一番好きなこの6人タッグのベルトがここに戻ってきたってことは、俺は勝ったんだよな?ダムネーションに、佐々木に、勝ったってハッキリ言って信じらんねー。あいつら強すぎるし、ハッキリ言って今ベルト持ってるのに俺がチャンピオンでいいのか?複雑な、複雑なこの俺の今の気持ちは、最高に晴れ晴れしてます!何よりな、あの佐々木の野郎、あの、負けた時の間抜け面見えたことが何より嬉しいぜこの野郎!兄弟たちのおかげだけど、今日は俺が音頭取っていいかな?、いくぞ!酒盛りだー!」
<試合後コメント>
酒呑童子
――DDT年内最終興行、6人タッグ見事防衛しましたが、如何ですか?
高梨「ぃやったね!勝ってコメント出すなんて久しぶりなんじゃない?しかも、取ったのはDAMNATION……いや、一番憎たらしいあの佐々木から取れたことが最高だよ。なんだ?アイツ。ぶれない?媚びない?結婚しない?そんなこと言ってるかもしんないけど、俺のパートナーは結婚した、ちゃんとした二人なんだよ。守るものがある奴はやっぱつえぇよ。なぁ、アニキ?(KUDOへ)」
KUDO「……お前どうすんだよ?」
高梨「俺はまあいいや。俺に振るんじゃねぇよ!強いってところを言ってやってくれよ!」
KUDO「俺はね、子供産まれて、社長になって……負けらんねぇんだよ。来年も、このベルト防衛していくんで」
高梨「このベルトだけじゃなくて、坂口も、行くんだろ?1・9。タッグのベルト獲りに行くんだろ?」
坂口「まあ、弾みつけて、獲りに行きます」
高梨「そうだな、俺個人の目標は特にないけど、1月3日に佐々木がおキャンディスに振られて、泣いて情けない面晒すのだけを楽しみに、それだけを楽しみにしてるよ。俺からは以上だ!何かある?」
――6人タッグ、次の防衛戦で面白そうなチームとかやってみたいチームはありますか?
高梨「なんだっけ? NωAがなんか欲しいとか言ってたかも知れないけど、まあ、ハッキリ言ってやる理由ねぇよな。なんかそれなりにやってもいいんじゃねぇの?って思うもんを見せてほしいよ。ただ勢いだけで言ったんだったら、俺らこのベルト獲るのにすげぇ時間かかってんだよ。何回も獲ってるかも知れねぇけど、一年ぶりくらいか、これ巻くの?」
坂口「そうっすね」
高梨「ようやくここにたどり着いたんだ、すぐにはたどり着かせねぇよ。まあそれでもやりたいってチームがあるんだったらどこでもやるよ」
DAMNATION
――DDT年内最終興行、6人タッグリターンマッチ、破れてしまいました。これからDAMNATIONどうなっていきますか?
佐々木「どうなっていくってお前、解散しねぇって言ってきたところだぞ」
――来年1月3日にキャンディスとシングルがありますが
佐々木「とりあえず1月3日、俺の元カノ、キャンディス・レラエとシングルマッチ。この大一番、ここで俺が結婚できるかどうか、これが来年のDAMNATION、方向……決めると、思います」
――DAMNATIONは群れない、媚びない、結婚しないんじゃ……
佐々木「結婚するんだよ!来年は!」
――それについて、他のメンバーは納得しているんですか?
佐々木「納得してるよ!」
――ではDAMNATIONは一枚岩ということで大丈夫ですか?
佐々木「あぁ。結婚したらな、解散だ」
――えっ
佐々木「結婚したら解散だ」
――宜しいんですね?(他メンバーに向けて)
(一同うなずく)
――では、1月3日で解散してしまうかもしれないDAMNATIONですが来年の抱負は
佐々木「来年は……来年は、結婚する!!以上!!」
――結婚が目標ということは、解散前提ということで
佐々木「それはもう、仕方ない。メンバーもみな納得してるし……キャンディスも納得してるし……」
石川「……えっ。キャンディス納得してんの?(笑)」
佐々木「納得してるよ!納得してるよ……うん」
石川「びっくりした……」
第7試合
お互い組み合わず、まずはHARASHIMAがロープに押し込むがブレイク。グラウンドの攻防から両者距離を取る。
入江がショルダータックルで倒し、首投げからヘッドバッドを投下しフォールも2。
入江が投げようとするも、着地したHARASHIMAがドロップキックでふっ飛ばしセカンドロープに寝かせると断崖式フットスタンプで踏み潰す。
HARASHIMAは首投げからフットスタンプ。さらにフットスタンプから首投げで倒しサッカーボールキック。ニードロップ連発からダブルフットスタンプ。
立ち上がった入江がエルボー。HARASHIMAは強烈なボディブローを叩き込み入江は前のめりに倒れる。
その入江にHARASHIMAはグラウンドコブラ。その状態で殴り合うと、入江はロープへ。
HARASHIMAはその場飛びフットスタンプからフォールも2。HARASHIMAはミドルキック連発で倒し、ブレーンバスターを狙うが、入江はリバースしHARASHIMAがバックを取る。入江がバックエルボーで逃れてロープに飛ぶが、HARASHIMAが追走エルボーからロープに走るも、入江が直角のロープに飛んでショルダータックルで吹っ飛ばす。
入江はコーナーに振って串刺しラリアットからセットしヒッププレス。入江は投げようとするがHARASHIMAはリバース。入江はブラックホールスラムからフォールも2。
入江はコーナーに上るが、HARASHIMAはジャンピング式の二段蹴りで場外に叩き出す。HARASHIMAはトペアトミコ。くらった入江はリングに走り込み、トペ・スイシーダ。
エプロンで入江がHARASHIMAを投げようとするが、エルボーの打ち合い。一度入江がリングに戻り場外カウントをリセットすると、エプロンでエルボーの打ち合いから入江がパイルドライバーで突き刺す。だがHARASHIMAは立ち上がりバズソーキック。両者場外に落下。
エプロンにHARASHIMAが上がるも、入江が肩車しエプロンにパワーボム。入江はリングへ。場外カウント10で入江が場外に降りHARASHIMAをリングに投げ入れフォールも2。
入江はビーストスプラッシュもHARASHIMAは剣山で迎撃。
HARASHIMAはスワンダイブフットスタンプからフォールも2。HARASHIMAは串刺しバックキックからコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスター。倒れた入江に倒立式ダブルニーからフォールも2。
HARASHIMAは担ごうとするも耐えた入江がヘッドバッド。HARASHIMAは足を刈って座らせると後頭部に蒼魔刀から走り込むも、入江は巻き込んで担ぐとパッケージパイルドライバー。フォールも2。
HARASHIMAはコーナーにもたれかかるが、そこへ入江はキャノンボール2連発。フォールも2。
入江はバックを取るとタズミッション。そのままHARASHIMAは立ち上がりなんとか正面に投げ捨てる。ダブルダウン。
お互い膝立ちでエルボーの打ち合い。そのまま立ち上がってお互いエルボーを一発一発打ち込んでいく。HARASHIMAはミドルキック連発も入江はキャッチし、延髄斬りを避けて走り込むと、さらに延髄斬りを避けてビーストボンバー。フォールも2。
入江は担ぎ上げるがHARASHIMAがリバースフランケンから立ち上がった入江にハイキック。さらに延髄斬りを叩き込んでフォールも2。
HARASHIMAはスタンディング蒼魔刀からコーナーに走るが、入江が追走串刺しライアットから走り込むが、HARASHIMAが水面蹴りからパントキック。さらにバズソーキックを叩き込んで倒すとフォールも2。
HARASHIMAは蒼魔刀を発射するが、避けた入江がスクールボーイも2。返したHARASHIMAにゼロ距離エルボーからフォールも2。HARASHIMAがゼロ距離蒼魔刀からフォールも2。
HARASHIMAは走り込むも、避けた入江が走り込むがHARASHIMAがカウンターのその場飛び蒼魔刀から蒼魔刀を叩きこんで3カウント。
エンディング
入江とHARASHIMAは握手し、入江は指を下に向けると思いきや上を向かせて健闘をたたえリングを後にする。
HARASHIMA「本日はたくさんの応援ありがとうございます。入江、もうみんな、見ててわかると思うけど、入江めちゃくちゃ強いですよ。今日、僕が勝てたのも、本当に紙一重の差だったと思います。最後の声援が全てだよね。入江つえーよ。また何度でもやりましょう。ありがとう!」
亜門GM「防衛おめでとうございます。いつものことですが次の話させてください。次は1月3日、ここ後楽園ホール大会。挑戦者はマイク・ベイリーです。新年早々大変だと思いますが頑張ってください」
HARASHIMA「大変だけど、プロレスラーである以上、チャンピオンである以上、年末年始お正月関係ないよ。誰とでもガッチリやってやるよ」
(年内最後の大会ということで全選手リングへ。サンタ衣装の三四郎とササダンゴが登場し、観客に配るお菓子を選手に渡す)
各々来年の抱負へ。
竹下「2016年ありがとうございました。2017年もベルト、KO-D無差別のベルト穫れるように頑張るんで皆さん応援よろしくお願いします」
坂口「2016年ありがとうございました。来年も、目の前に立つやつ全員ぶっ殺してやります」
KUDO「今年はあの、渡し赤ちゃんが生まれまして、今も順調に育ってるんで1月3日から全力の強いKUDOをお見せします」
高山「DDTにも大分慣れてきたので、来年あたりは、腰になんか欲しいなと思ってます」
ディーノ「2017年は、ダイエットします!」
石井「今年はありがとうございました。今が全盛期な気がしているので、もっと中心に行けるように頑張ります」
赤井「2016年ありがとうございました。2017年も私らしくDDTを世間に広げていきたいと思います」
樋口「今年一年ありがとうございました。自分の今年はまだ終わってないんで年末のの年越しタッグトーナメント優勝目指して頑張ります」
勝俣「NωAは来年はワンマン、アルバム発売、新曲もっと増やす、そして6人タッグを巻けるようにNωAで頑張りたいと思います。あと新メンバーとかいいですね。来年もよろしくお願いします」
ササダンゴ「来年は必ずもっかいリングに復帰して頑張って元気にバカバカしく生きていきたいと思います。今年はありがとうございました」
三四郎「メリークリスマス!メリークリスマス!2016年どうもありがとうございました。2017年は、20周年ということで、さいたまスーパーアリーナに進出します!そして1月からはDDTユニバースも始まりますんで、全世界にDDTをどんどん配信していこうと思ってます。皆さん、2017年もよろしくお願いします!」
HARASHIMA「2016年、DDT沢山お越しいただきありがとうございます。2017年、DDT、もっと、盛り上がっていきますので応援よろしくお願いします。2017年、もっと、みんな、DDTいっぱい見に来るさ~(なんで~?)そして、どんどん盛り上がっていくさ~(なんで~?)3月20日、さいたまスーパーアリーナもみんな見に来るさ~(なんで~?)さいたまスーパーアリーナ、大成功させてやるさ~(なんで~?)2017年、もっと、もっと、もっと!もっともっともっともっと、DDT大きくなってやるさ~!(なんで~?)なんでかって?それは、鍛えているからだー!(からの三本締め)」
<試合後コメント>
HARASHIMA
――入江選手、明らかにアメリカから帰って来て変わったというのがあると思いますが
「見ての通りですよ。ホントに僕が勝てたのが……結果僕が強いから勝てたんですけど、っていう余裕をもう言えないくらい。今日はホントたまたま僕が勝てたのかなってくらい強さを感じましたね。最後の入江コールが全てじゃないですか」
――特に、エプロンでのパイルドライバーとかパワーボムとか、今までの入江選手にはなかった厳しい攻めでしたが
「いや、きつかったですね」
――その入江選手を倒して、次の相手が1月3日マイク・ベイリー
「そうですね、勝った方がやるっていうのは決まってたんで、一応ね。あまり先のことは考えないようにしてたんですけど、もうやるだけですね」
――マイク・ベイリー選手はタッグ王者にもなりましたし大分DDTのマットにも慣れてきた
「そうでうね。6人タッグか、タッグかな……まあちょっとしか絡んだことないですけど、小柄ですけど、それを感じさせない素早い蹴りとジャンプ力とレスリングテクニックを持っている。DNAのトーナメントで優勝するくらいホント強い選手だってのは分かってるんで、楽しみであると共に警戒してますね」
――今年一年を振り返ってHARASHIMA選手にとって2016年はどういう年でしたか?
「色んなことがあってあれでしたけど、楽しい一年でした。最後こうしてベルトを巻いて年を越せるんで、素晴らしい一年でした」
――来年は3月にさいたまスーパーアリーナで20周年興行がありますが、来年に向けて抱負を
「そうですね、もっと今年以上にDDTをもっともっと盛り上げて行きたいですね。みんなが、プロレス楽しいなって、DDT見に来てよかったなって思えるような、プロレスの楽しい、素晴らしいところを伝えていければなと思っています」
――20周年をチャンピオン、エースとして迎えることに関して
「とりあえずDDTの中心に立ち続けて行きたいと思います」
――HARASHIMA選手が防衛することによりベルトの価値が上がりハードルが高くなって厳しい戦いになっていくかと思いますが
「まあでも、チャンピオンは別にそういう戦いは慣れていくというか、チャンピオンとしてそれは当たり前のことですよね。全体のレベルアップを図っていければと思っています」
高木三四郎総括
――今年一年を振り返ってどう思われますか
高木「いやー、今年は頭から色々ありましたよね。飯伏がね、飯伏プロレス研究所を作ってDDTを卒業という形で出ていきましたけども。本当にそれで竹下幸之介だったり遠藤哲哉だったり佐々木大輔といった面々が台頭していったのかなと思っています。やっぱり誰かが出ると誰かが上がるという意味では、いつの間にこんな層の厚い団体になってしまったんだという。2016年ホント頭から色々あったんですけど、プロレスという部分においては、ほんとに毎年そうなんですけど充実した年になったんじゃないかと思います。やっぱり内部の充実。DNAもSP広告さんが運営委託という形でちょっとDDTとは違った色を、ももいろクローバーZのステージ演出をなさっている佐々木敦規さんがDNAの演出も担当するということで。昨日さっそくももクリのイベント内でDNAの選手が出るという、私も聞いていなかった事態が起きてて、さっそくいろんなことが動いてるんだなと思ってますね。そういう意味ではさらに充実した一年で、DDTとしてはここからいかに世間に及び世界に広げていくのかを考えなくちゃいけないかなと思っています。1月の23日からDDTユニバースという動画配信サービスも始まっていくわけで。これもやっぱりDDTを世間だったり世界に広げていくという役割を担っているわけで。やっぱりそういう意味ではどんどん広げていく作業をやっていかなくちゃいけないのかなと僕は思っています」
――KO-D無差別級はエースのHARASHIMA選手がベルトを持っているわけですが、来年20周年興行、さいたまスーパーアリーナに向けての構想はありますか
高木「そうですね、まあやっぱりそういう世界に向けてという中で1月3日にマイク・ベイリー選手とHARASHIMA選手が戦うのもこれもなにかの一つの運命なのかなと思っているんですけど、やるからにはねHARASHIMAにはDDTをもっとどんどん引っ張っていく存在になってもらいたいし、それ以外にも今名前を挙げた選手たちも含めて、竹下だったり遠藤だったり鈴木だったり、もちろん坂口もいるしKUDOもいるし、男色ディーノもいるかもしれないし、石川修司だっているし、そういった面々がどんどん名乗りを上げていって欲しいし。さいたまスーパーアリーナのメインは今の段階では見当つかないですけど、ひょっとしたら外人が、思わん外人が名乗りを上げてくるかもしれないですし、そういった意味ではもっとグローバルに見ていきたいなと思っております。さいたまはDDTの20周年ということで、今回も2つカードを発表して、まあ男色ディーノの相手は男色ディーノが見つけてくれると思うんであれなんですけど、東京女子がね、「開国」と思われちゃうとアレなんですけど、開国かもしれないし、でもひょっとしたら20周年の記念としての出来事なのかもしれないし。それは彼女たちが理解してくれるのでいいのかなと思ってます。里村芽衣子、アジャ・コング、そしてチェリー、赤井沙希、山下、中島というね、これがどう出るのかってのは自分の中でも分からないですけど、とにかく20周年という記念の興行なんでいろんなカードを出していけたらと思ってます。年明けからもどんどん出していきます。色々な企業さんともコラボしていくこともあるかと思います。今年もねも、台湾でやったニトリさんとのコラボとかありましたし、そういう意味では大手の企業さんとコラボしていく機会もなかなかないのでそういったこともどんどん進めて行ければと思っています。私は常に世間と世界しか見ておりません。来年もね、より一層グローバルに、より一層お茶の間に向けてDDTは進んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」