高尾蒼馬が地元・大田区で凱旋勝利飾る!「来年の15周年、ベルト持って戻って来たい」

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 DDTプロレスが8月19日、東京・蒲田の大田区産業プラザPiO小展示ホールで「高尾蒼馬地元凱旋!夏休みの思い出2023 TOUR in OTA-KU」を開催した。大田区出身の高尾蒼馬が凱旋試合で白星を挙げ、故郷に錦を飾った。

 この日のメインイベントに登場した高尾は翔太(ガンバレ☆プロレス)とのロマンス・ドーンで出陣し、坂口征夫、平田一喜組と対戦した。高尾はDDT所属ながら、ガンプロにも積極的に参戦し、同学年で学生プロレス時代から、しのぎを削ってきた翔太とコンビを結成している。坂口と平田は13日の後楽園ホール大会でDDT EXTREME王座をかけて戦ったばかりだ。

 地元での試合に燃える高尾は坂口と激しいエルボー合戦を展開。平田がメガネをかけてダンスを踊りながらのラリアットは翔太には命中するが、高尾狙いは坂口に誤爆。高尾のマッドスプラッシュは自爆。翔太が坂口めがけてトペを敢行すると、高尾は平田にトラースキック3連発。平田は首固めで切り返すもカウントは2。高尾は公認エンドレスワルツからパーフェクトドライバーも決まらず。ならばと高尾はジントニックを平田に繰り出して3カウントを奪取した。

 高尾は「自分は大田区で生まれ、大田区で育ち、今も大田区に住んでます。前々から凱旋興行をやりたかったんですけど。大田区総合体育館で試合することはあったんですが。今回こういう形でできてうれしいです。ロマンス・ドーンで組めて」とマイク。翔太は「15年前、学生プロレス始めて、お互いプロになるなんて思わなかった。DDTのメインに勝って興行を締めるなんて思わなかった。ガンプロにもタッグベルトできて、あらゆるインディー団体のタッグベルト、KO-Dタッグベルトでも手を挙げていいんじゃないか。次、大田区でやるときはタッグチャンピオンで戻ってこよう」とエールを送った。

バックステージで高尾は「大田区総合体育館ではやってるんですけど、凱旋興行はずっとやりたくて。今日できてうれしい。翔太とは同い年で学生プロレスの同期で、プロレスラー目指した同士がお互いにプロレスラーになって、時間を経てタッグパートナーになって。大田区に凱旋できて。1個夢がかなった。タッグベルト獲って。来年15周年なんで、ベルト持って、翔太と凱旋できたらいい」と満面の笑み。

 また、第4試合では引退を控えた赤井沙希が秋山準、アントーニオ本多とトリオを結成し、樋口和貞、石田有輝、瑠希也組と激突し、本多が回転足折り固めで丸め込んで瑠希也に勝利。赤井は「3人でトリプルAタッグを組ませていただいて、光栄に思います。秋山さんと組ませていただいたのは2回目なんですけど。残りのことはあまり考えたくないんですけど、いつか戦えることができたら面白いのかなと妄想しつつ。夢のまま終わるのか、残りの数ヵ月で、いろんなことに挑戦してみたい」と秋山との対戦を熱望。秋山は「運命がそうあれば、やるでしょう。秋山、アントン組と」とまんざらでもない様子だった。

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