“ジェンダーレスレスラー”朱崇花が男子レスラーとの蛍光灯デスマッチに敗北!「…好きなタイプかも知れない」
15日、大田区総合体育館にてDDTプロレス『Wrestle Peter Pan 2019』が開催。第4試合では彰人の持つDDT EXTREME級王座に朱崇花が挑戦した。
先月の後楽園ホール大会で朱崇花は彰人から勝利し「全然朱崇花刺激足りないわ。前戯くらいで終わっちゃうんじゃない」と挑発。これに彰人が「刺激がビンビン来るルールを用意しました。朱崇花さん、蛍光灯デスマッチやりましょう!」と提案し、この日のルールが決定した。
しかしルールは『蛍光灯IPPONデスマッチ』となっており、1本だけ存在する蛍光灯を割った選手が負けとなる特殊ルールに。
お互い蛍光灯を投げあう中、彰人は低空ドロップキックでコケさせて朱崇花が割りそうになる。中央に置かれた蛍光灯に注意しながら試合が進み、朱崇花のミドルキックを彰人が蛍光灯を持ってガードしようとするなど巧みに蛍光灯が試合に介在。
最後は彰人がハナマサで叩きつけたお返しに朱崇花がバズソーキックを叩き込むが、これを彰人が蛍光灯でガードし破壊させて勝利した。
試合後に朱崇花は「なんか悔しいし朱崇花のほうが色々とずる賢さとか、嫌なところは彰人選手より上回ってると思ったんですけど…好きなタイプかも知れない。クズの中にも包まれるものを感じました。彰人くんは今後の朱崇花の……何フレ?リングフレ?としてやっていきたいと思います」と目の色を変える。
彰人は「前哨戦で朱崇花選手に粗チン野郎とかつまんない野郎とか言われて、内心腹が立つ部分がありましたけど、内心ぐっとこらえてタイトルマッチで勝てば全部あの子に裏返ってくるものなのでそこにかけようと思った。普段やらない形式でやったことでDDTのことをもっともっと好きになってくれれば嬉しい」と団体愛を語った。