【試合結果】1・28 DDT後楽園ホール大会 HARASHIMAvs石川修司 男色ディーノ&石井慧介vs黒潮“イケメン”二郎&ジョーイ・ライアン NωAvsT2ひー

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『D王 GRAND PRIX 2018 the FINAL!!』
日程:2018年1月28日
開始:12:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1214人(満員)

▼アンダーマッチ 15分1本勝負
○吉村直巳(DNA)
4分28秒 ショートレンジ・ラリアット→体固め
●島谷常寛(DNA)

▼オープニングマッチ 30分1本勝負
[酒呑童子]坂口征夫/○梅田公太(DNA)
4分25秒 梅田ドライバー(仮)→片エビ固め
渡瀬瑞基(DNA)/●上野勇希(DNA)

▼インフォマーシャルマッチ~闘う個人事業主のための必要経費獲得私物凶器化タッグデスマッチ 30分1本勝負
対象:高橋創税理士事務所
アントーニオ本多(フリー)/●タノムサク鳥羽(フリー)
6分33秒 フライング・ボディーアタック→体固め
○スーパー・ササダンゴ・マシン/赤井沙希

▼3WAYタッグマッチ~ノータッチルール 30分1本勝負
[酒呑童子]○KUDO/高梨将弘
6分33秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め
樋口和貞/●下村大樹(DNA)
※もう一組は高尾蒼馬&岩崎孝樹(DNA)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[ファンタスティック・メモリーズ]男色ディーノ/石井慧介
9分47秒 収拾つかず→無効試合
黒潮“イケメン”二郎(W-1)/ジョーイ・ライアン(フリー)

▼NωA FINAL CONCERT in Korakuen Hall~T2ひーとこれが本当のラスト!ファイナル!!最終決着戦!!!
[T2ひー]高木三四郎/大鷲透(フリー)/●平田一喜
8分36秒 ¡Hasta la vista!→片エビ固め
[NωA]大石真翔/○勝俣瞬馬(フリー)/MAO(フリー)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
竹下幸之介/彰人/●マイク・ベイリー(フリー)
15分7秒 テツヤ・イン・ザ・スカイ with Diamonds→片エビ固め
[DAMNATION]佐々木大輔/○遠藤哲哉/マッド・ポーリー

▼D王 GRAND PRIX 2018優勝決定戦 時間無制限1本勝負
【Aブロック1位】●HARASHIMA
19分12秒 ジャイアントスラム→片エビ固め
【Bブロック1位】○石川修司(フリー)
※石川がD王 GRAND PRIX 2018優勝

HARASHIMAを倒しD王GPを制覇した石川がポーリーとともに喜びの恋ダンス!ササダンゴがイケメンとシングル決定!NωAが遂に解散!試合中に税理士が逮捕

アンダーマッチ

 島谷がドロップキック連発で急襲。ラリアットを避けてガットショットからロープに振ろうとするが、吉村が逆に振るも島谷はロープを掴んでスカし中指を立てる。挑発にノッて走り込んできた吉村をカウンターで迎撃した島谷がストンピングから顔面を張り挑発していくも、吉村はボディスラムで叩きつけてストンピング。
 吉村はコーナーで踏みつけると、改めてボディスラムからエルボードロップ。フォールも2。

 「どうしたチビ!」と挑発する吉村に島谷はエルボーを叩き込んでいくが、吉村は逆水平チョップ一閃でなぎ倒しコーナーに叩きつける。吉村はコーナーでチョップを叩き込んでいくと、悶絶する島谷に膝蹴りからコーナーに振って串刺し攻撃を狙う。だが足を伸ばしてカットした島谷が、ロープを抜けてエプロンに出るとコーナーに登りミサイルキック。
 島谷は串刺しバックエルボーからコーナーに登りダイビングバックエルボーからフォールも2。

 島谷は逆打ちを狙うが、吉村は担いで耐えると、島谷は着地してエルボー連打から走り込む。だが吉村はチョークスラムで迎撃しボディスラムからギロチンドロップを投下。避けた島谷が丸め込むも1。吉村のラリアットを避けた島谷がスクールボーイも2。島谷は首固めを狙うが、吉村は耐えてブレーンバスターを狙うが島谷は着地。吉村が走り込むも島谷はウラカン・ラナも崩れてフォールならず。島谷はエルボー連打からヘッドバッド連打。さらに顔面を張ってロープに飛ぶが、吉村はパワースラムで迎撃しフォールも、吉村は髪を掴んで引き起こしショートレンジラリアット。これでフォールし3カウント。

オープニング

 2月6日に行われる野郎Zからの告知として、グラビアアイドルの吉野七宝実さんが来場するという。
 西口プロレスでラウンドガールを務めているという吉野さんから「皆さんはじめまして吉野七宝実です。アベマTVのピーチゃんねるやDTテレビなどに出ています。皆さん見たことある人いますか?結構バカで面白い番組にになっているので見てください。2月6日はラウンドガールとして出ますので楽しみにしいます。男性が多いというのでお尻が売りな私なのでお尻が出ちゃうかなぁ?いっぱいサービスしちゃいますのでよろしくお願いします」

 野郎Zの全対戦カードが決定。
 高木三四郎&大鷲透vs今成夢人&DT-YUTAの対戦カードが決定し、雇用主に反旗を翻すタッグマッチに会場が沸く。

 続いて2月14日に行われるDNAから告知があるということで、梅田と岩崎とMAOがリングへ。
梅田「さっき島谷と対戦したオレンジのやつが僕と対戦するんですけど、見たまんま残念な感じなんで、3番勝負僕ら3人勝って新しいDNAを見せたいと思います。ご来場お待ちしております」

 オープニングコールは本日解散するNωA。『ωe are the HERO!!』の生歌ライブから大石が「今日で解散しますけど最後は皆さんの大声援で送り出してくださいよろしくお願いします!」とオープニングコールを行おうとするが、スタートの掛け声の代わりに大石がハッピバースディトゥーユーと歌い始めてMAOの誕生日を祝う。

MAO「こないだAbemaTVNωAで出る予定だったのに出れなくて申し訳ありませんでした。見た方わかるかもしれないですけど、出なくてよかったなって思ってます。おかげさまで無事全快してここでラストライブに臨めまして、21歳も昨年以上に突っ走って…大石さんを突き放していきたいと思います!
勝俣「NωA今日解散なんで、最後の相手はT2ひー。ずっとやってきた相手なんですけど」
MAO「デビューからやってる相手なんですけどね」
勝俣「僕なんてKAT-TOO時代からやってるからね」
大石「ほんとにほんとの今日が最終戦なんで、皆さんNωA勝つ所見たいですよね?OK、よーしじゃあいきますよ!」
NωA「DDT後楽園ホール大会!スタート!」

第1試合

 先発は坂口と上野。坂口は座り込んで挑発していくと、上野はその足を取ってマウントを取ろうとするが、坂口はすんなり腕を取って立ち上がるとミドルキックで蹴倒し梅田にタッチ。

 梅田はスリーパーから首投げで倒しサッカーボールキック。梅田は坂口にタッチ。

 坂口はエルボー連打から膝蹴り。ロープに飛ぶが上野はドロップキックで迎撃し渡瀬にタッチ。

 渡瀬はエルボーから梅田に走り込んでエルボー連打。坂口がボディブローから梅田とともにダブル攻撃を狙うが、渡瀬は梅田を突き飛ばして坂口に当てると、梅田に低空ドロップキックから梅田を踏み台にして坂口に串刺しドロップキック。フォールも2。

 渡瀬はエルボー連打から走り込むも、坂口が膝蹴りで迎撃するが渡瀬は延髄斬り。渡瀬は上野にタッチ。

 上野のエルボーを避けた坂口がボディブローから膝蹴り。坂口は梅田にタッチ。

 梅田は膝蹴りからコーナーで顔面を踏みつけていくと、上野はその足を取って倒すが、梅田はエルボー連打でコーナーに押し込む。上野も体勢を変えてエルボー連打からコーナーに走るが、梅田は追走串刺しミドルから再度ミドルで倒し、串刺しジョン・ウーを顔面に叩き込む。梅田はフォールも2。

 エルボーの打ち合いから梅田がミドルキックで蹴倒し、再度ミドルキックもガードした上野がエルボー。だが受けきった梅田がミドルキックで倒し、サッカーボールキックからフォールも渡瀬がカット。梅田は梅田ドライバー(仮)で3カウントを奪った。

第2試合

 高橋創税理士事務所によるインフォマーシャルマッチは、ササダンゴによる煽りパワポから開始。
 『プロレスで学ぼう確定申告の仕組みと節税』というタイトルで、高橋創税理士事務所の監修が入ったパワポを披露。確定申告は給料以外の収入がある人は絶対にやったほうがいいということで、還付金が沢山帰ってくる方法を紹介。高橋先生は新宿ゴールデン街の無銘喫茶で『確定申告相談酒場』を開催予定だが、それに先立ち還付金を沢山もらえる方法として『経費を増やす』やり方をこの試合で教えるという。

 レスラーは経費を増やすために試合で凶器として使えば必要経費として認められるのではということで、ササダンゴはiPhoneX(14万円相当)を、赤井はゴヤールのトートバック(18万6千円相当)を、アントンは1950年代の米国製ぬいぐるみ(8万円相当)を、タノムサク鳥羽はTENGA EGG6種パック(3000円相当)をリングに持ち込み、この試合が闘う個人事業主のための必要経費獲得私物凶器化タッグデスマッチへ変更された。

 赤井沙希がTENGAを剥いてマジマジと見る中試合開始。先発はアントンとササダンゴ。
アントンが虎のぬいぐるみで挑発し、ササダンゴはiPhoneを振りかぶるもなかなか殴れない。ササダンゴはiPhoneでアントンとともに自撮りを行い睨み合うと両者タッチ。

 鳥羽はTENGAをグローブのように装着し赤井に向かい合うが、赤井は動揺し「なんですかあれ?」と叫ぶ。赤井は鳥羽のナックルをバックでガードし、容赦なくバックで殴りつけると鳥羽の顔面にバックをかぶせてハイキック。鳥羽はグロッキーになりながらアントンにタッチ。赤井もササダンゴにタッチ。

 ササダンゴとアントンがTENGAを手に装着し、ササダンゴはマスクを脱ぐとTENGAをマスク代わりに装着。アントンも頭にTENGAをかぶると睨み合うが、窒息寸前になりアントンがマイクを要求。

アントン「ごめん間違えた窒息するギブアップ!いやちょっと待って!ギブアップちょっと待って!目がキツい。ここでギブアップ、ここでギブアップしたらさすがに申し訳ないので昨日徹夜で考えた昔話やっていいですか?ごんぎつね!『いやーせっかく確定申告の話なので高橋創先生に相談してみようかな。あのー先程のササダンゴが作ったパワポなんですけど、あれは、あなたの指示によって作られたものでしょうか?」
高橋先生「はい私の指示によるものです」
アントン「なるほど、フハハハハハ、高橋創税理士!今のあなたの言葉全て私の乳首型テープレコーダーに録音させていただいた!実は私は、アントーニオ本多は世を忍ぶ仮の姿。私の正体は国税局丸秘査察部に務めるマルサの本多だ!高橋創税理士、あなたを、脱税指南の罪で逮捕する!井上助手、手錠を!さらに!坂井良宏!あなたも!脱税指南幇助の罪で逮捕する!そして、タノムサク鳥羽!あなたを、薬物使用の疑いで、逮捕する!ドーン、赤井沙希!あなたの罪は3つある。まずは、年齢詐称、そして、3サイズ詐称、さらにあなたの最も大きな罪、私のハートを盗んだ罪。で逮捕する!」

 赤井はガードし、ガットショットもアントンはドラゴンスクリューで迎撃。さらにシャイニングごんぎつねを狙うが、鳥羽が立ちはだかる。
鳥羽「待ってくれ!確かに俺は薬物をやったかもしれない。正直やったかどうかもわかんねー!だから、だから、だから、この機会だけは見逃してくれよ!」

 鳥羽は左右のストレートからソバット。さらに右ストレートも、アントンは避けてバイオニックエルボー。
 赤井が鳥羽にビッグブーツからササ団子がフライングクロスボディアタックで潰し3カウント。

ササダンゴ「この試合を通して、私達が皆さんに伝えたかったのは、確定申告に対する正しい知識と節税に対する皆さんのそういう興味関心を啓発するつもりでこの試合を我々は企画しました。皆さん正しい知識はちゃんとした高橋創先生のような先生に聞いて、確定申告酒場で聞いてみてはいかがでしょうか?今日はありがとうございました」

第3試合

 先発は樋口、高梨、高尾の3人。樋口がパワーで二人を押し込もうとするが。高梨がガットショットから高尾とともに腕を捻るも、樋口は力任せに吹っ飛ばすが高尾がヘッドシザース。コレをふっ飛ばした樋口へ、高尾が高梨を踏み台にして丸め込もうとするが樋口は切り返し全員タッチ。

 KUDOと下村が岩崎にガットショット。2対1で岩崎をロープに振るが、岩崎はKUDOにビッグブーツも下村が岩崎にエルボースマッシュ。下村が走り込むが岩崎はミドルキックで蹴倒し、膝蹴りからロープに飛ぶが高梨が場外から足を掴んで倒すとリングへ。下村がエルボースマッシュからロープに振るが、KUDOが高梨をキャッチ。だが下村が高梨を突き飛ばしKUDOに当てると走り込むが、KUDOが避けて高梨が足を掴んで倒すとKUDOがスライディングキック。さらに高梨がバッククラッカーからKUDOがダブルニードロップを投下しサンドイッチ。フォールも2。

 KUDOを下村がロープに振りドロップキックで倒すも、高尾が下村にストンピングからコーナーに振って串刺し攻撃を狙う。だが足を伸ばしてカットした下村がミサイルキックから樋口にタッチ。

 樋口はKUDOと高尾をコーナーに振り、串刺し往復ラリアット。さらに岩崎にカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げ、そのまま旋回して岩崎の足で次々なぎ倒していく。 だが目を回した樋口にKUDOがミドルキック。樋口はチョップで返していき、チョップとミドルキックの打ち合いへ。樋口がロープに飛ぶもKUDOがミドルキック。だが樋口がガードしヘッドバッドを叩き込むが、KUDOは延髄斬り。両者リング外へ降り、リングには高梨と岩崎へ。

 岩崎がミドルキックも、高梨は下村と岩崎に鼻つまみ。だが下村は高梨を岩崎に叩きつけて丸め込むが、高梨は二人まとめてSTF。そこへ高尾がフットスタンプから、高梨とKUDOをまとめてDDT。
 高尾はコーナーに上ると高梨の背中にフットスタンプからフォールも2。
 高尾はジントニックを狙うが、耐えた高梨に左右のエルボー。さらにローリングエルボーも高梨は避けて下村がスワンダイブフォアアーム。KUDOが下村にミドルキック、樋口がKUDOにラリアット、岩崎が樋口にブレーンバスター、下村が岩崎にスクールボーイからスライディングエルボースマッシュを叩き込み、樋口が岩崎にアバランシュホールドから下村がスワントーンボム。そこを高梨が丸め込むも2。KUDOが下村にスピンキックから、樋口に延髄斬り。さらに高梨とダブルのトラースキックからKUDOが下村にダイビングダブルニードロップ。これで3カウント。

<試合後コメント>
酒呑童子
高梨「じゃあまずアニキから!酒飲んでよ、口も回るんじゃねぇか?言いてぇことあるよなぁ?EXTREME挑戦するアニキから!なぁ、頼むぜ?」
KUDO「2月3日、宮本裕向の持つEXTREME……俺は、向こうがルール決められるかも知れねぇけど、相手の土俵で闘うから。ハードコアでやります。なんでもやってやっから。ベルト獲って、6人タッグも合わせて二冠だよ!」
高梨「そういうことだよなあ!アニキはEXTREMEの紫色のベルトがよく似合うと思うぜ。そして俺らが持っている白いベルト、6人タッグのベルトだけどよ、ここ最近ずっと防衛戦組まれてねぇじゃねーかどうなってんだDDT!D王とかも大事だよ。それは俺もわかってる。でもよ、他のチームでよ、『俺ら6人タッグ欲しい』ってのがいるんじゃねぇか?結局テメェら指示待ちかよ。だったら全員に呼びかけてやる。全員ってのはよ、DDTの所属の全員じゃねぇぞ。DDTグループ全員にチャンスを与えてやろうじゃねぇか!DDTグループで俺らから獲れるって自信のあるユニットだったらよ、俺らにかかってこいよ。いっぱいあんだろ?ガンプロか?俺らの宿敵のイサミ率いるBASARAか?どこでもいいよ。東京女子だってやってるよ。かかってこいよ。うちのな、アニキは既婚者だから婚勝軍なんかには負けねぇよ。どのチームが来たってな、俺らが防衛していくんだ。KO-D6人タッグは酒呑童子のものだ!なぁアニキ?最後に言ってやってくれよ!」
KUDO「誰の挑戦でも受けるよ。他団体でもいいよ。かかってこいよ」
高梨「以上だ!」

第4試合

 ディーノの入場途中で試合開始。

 石井にジャケットを持ちながらイケメンとライアンが交互にナックル。さらに交互に股間アタックから、サンドイッチ股間アタックを顔面に叩き込みライアンがフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。ライアンはイケメンにタッチ。

 イケメンはジャケットを持ってのナックルを連続して叩き込みライアンにタッチ。

 ライアンは走り込むが、石井はマンハッタンドロップもライアンの股間が硬すぎて自爆。ライアンはランニングエルボーで倒しフォールも2。ライアンはイケメンにタッチ。

 イケメンはアラビアンプレスからフォールもディーノが股間を撫でてカット。イケメンはライアンにタッチ。

 ライアンは石井の腕にダイビングブローも、石井がエルボー連打からソバット。ロープに飛んでジャンピングニーも、ライアンは股間でガードし石井の膝に大ダメージ。ライアンはイケメンにタッチ。

 イケメンはサーフボードストレッチも、ディーノが尻を撫でてカット。
 イケメンはエルボーから石井をコーナーに振ると串刺し攻撃を狙うが、石井はフラップジャックでコーナーに叩きつけてディーノにタッチ。

 ディーノはランニングエルボー連発からイケメンのコスチュームの中に手を突っ込んでいくが、半ケツ状態で耐えたイケメンにリップロック。石井がディーノのコスチュームの中にイケメンの顔面を投げ入れ、ディーノが男色ドライバーもライアンがカット。
 ライアンは石井の手をキャッチし股間投げを狙うが、ディーノが石井のバックを取り掘っていく。石井は前から後ろから攻められるが、ライアンは二人まとめて股間投げ。場外に落下したディーノにイケメンがケブラーダを狙うが、ディーノがコスチュームを掴んで止めようとするも、イケメンは半ケツのままケブラーダ。

 イケメンは「もうやだー!」と叫びディーノをリングに投げ入れるとトラースキックも、ディーノは避けて走り込む。だがイケメンが避けてリリップロックは松井レフェリーに誤爆。イケメンに再度ディーノが走り込むが、ライアンが立ちはだかりディーノの手はライアンの股間へ。ライアンは股間投げからイケメンがイケメンクラッチ。だが石井がカット。

 石井がイケメンにニーアッパーからディーノがコーナーで尻を出してスタンバイ。だがライアンが石井の背中にハンマーからキャンディーを口に突っ込もうとするが、石井が耐えてそのままもつれてキャンディーがディーノの尻の穴へ。ライアンがコレを抜いて再度キャンディーを石井の口に入れようとするが、石井がニーアッパーで迎撃しキャンディーはその反動でイケメンの口へ。石井が走り込むがライアンはトラースキックで迎撃し、両者ダウン。

 尻を押さえたディーノが、放心状態のイケメンのコスチュームを脱がし、後ろから腰を振っていく。ライアンが復活し、イケメンの口からキャンディーを取り出し石井の口に突っ込もうとするが、石井はガードしもつれるとそのままディーノの尻の穴へ。これが抜かれると、今度は松井レフェリーの口の中にキャンディーが突っ込まれ、松井レフェリーが耐えられずゴングを要求。試合はノーコンテストとなった。

 試合後も腰を振るのをやめないディーノを、レッカと島谷が必死に引き剥がそうとするが離れない。ササダンゴが止めに入るが、ライアンがマイクを持つ。

ライアン「ディーノ!ユーアーナンバーワンクレイジーレスラー!アイアムナンバーワンクレイジーガイジン。お願いがあるジョーイライアンvsコルト・カバナ!戦わせてくれ!」

 この要求を男色Pが受け入れ、3月25日の両国大会でシングルが決定した。

ササダンゴ「ついでにいいですか?ディーノ、ユーアーアンナンバーワンクレイジーレスラー。あの、私もですね、3月25日に両国で戦いたい相手がいるんですが、えっと、もしよろしければ、そこのディーノさんの下にいる黒潮イケメン二郎選手とシングルマッチをやりたいんですけど」
ディーノ「どういうこと?」
ササダンゴ「あの、えっと、だいぶですね」
ディーノ「はい」
ササダンゴ「心身ともにコンディションはいいいんですけど、気がつくと、なんか、イケメンさんばっかり試合に出てるなと思いまして」
ディーノ「なるほどひょうきん枠が」
ササダンゴ「移行しつつあって、団体がやんわり引退を進めているのかなと。月一レギュラー枠も怪しいと本能が察しまして、ヤッてらっしゃる途中だとは思うんですけど」
ディーノ「あんたもいくら友達とは言え忖度とかしづらいというか実績とか」
ササダンゴ「俺には主張する権利があるんですよ。アイアンマンチャンピオンですから。このDDTの至宝、アイアンマンヘビーメタル級王座をかけて黒潮イケメン二郎選手と闘って」
ディーノ「アイアンマン持ってたんだっけ?」
ササダンゴ「普段スウェットの下に隠してるんで誰も挑戦してこないんですけど」
ディーノ「ベルト、二郎ちゃん、二郎ちゃんそう言われたけど?」
イケメン「え?(3人正座して)えっと…なんでしょうか?」
ササダンゴ「3月25日に両国で、あの、唐突ではあるんですけどアイアンマンヘビー級チャンピオンシップをかけて戦いたいと」
イケメン「…えー!両国でまたシングルマッチができるんですか?よし、よし、よろしくお願いします!」
ササダンゴ「やった!」
イケメン「今日はいいですかねもう帰って?」
ササダンゴ「いいでしょ春日部もあるしね」
今林AP「P決定でいいですか?」
男色P「はい決定でいいんじゃないですかね」
今林AP「坂井、会社からちょっと一応お願いがあるんだけど、もっと防衛戦やって欲しいんだよね。テレビ番組とかのイベントとか芸能人相手に色々やって話題を作って欲しいなと思っていて」
ササダンゴ「そんなストレートにお願いします?」
今林AP「来週から週に二回ノルマで防衛戦やってきて!」
男色P「それクリアしたら防衛戦やれるということで」
ササダンゴ「ちょ、負担大き、やります」
今林AP「ササダンゴさんありがとうございました」

男色P「両国に向けて色々走りだしてますね。私も発表することがありまして。グレート・ムタ相手に闘うことになっております。そこで気になるパートナーの方、グレート・ムタに対抗するにはDDT最大の怪奇派大家健を投入しようかと。怪奇派には怪奇派。マスクマンと怪奇派決まっちゃったからどうしようかな。(石井が登場)え?怪奇派?」
石井「怪奇派ではないですが、グレート・ムタとやりたいです」
男色P「いやそれはともかく怪奇派ではないと」
石井「怪奇派ではないけどグレート・ムタとやりたいです」
男色P「怪奇派ではないと?我々の戦績は?」
石井「25勝10負です」
男色P「はい怪奇派!怪奇派の頭脳でムタのデータは入っていると」
石井「もちろんデータは入ってます」
男色P「怪奇派を二人従えて、石井慧介大家健という怪奇派を連れて迎え撃ちたいと思います。両国に向けて走り出していますね。怪奇派と」
(DAMNATIONの遠藤と佐々木が乱入し顔面に液体を噴射)
佐々木「オイ安心しろ。ただのコーラだ。(急所蹴り)オイ男色ディーノ、よく聞けオイ、見ろこの哲也の髪型を。どういうことかわかるか!わかんねーだろうな!オレたち、DAMNATIONが、グレート・ムタのパートナーってことだよ。この髪型もそうだ。おい男色ディーノ、俺がなこないだ、家で、鼻からいろんなものを吸引して、ハイになってるときにな、地獄に行って、グレート・ムタに会ってきた。つまり、ムタは、オレたちのペットみたいなもんだよ」
男色P「おいやめろ」
佐々木「やめねーよ生放送だろやめねーよ。いいか両国、覚悟しとけよ」

<試合後コメント>
黒潮“イケメン”二郎
(茫然自失の状態で体育座りをしながらコメント開始)
「……処女を失いました。強姦罪で警察に被害届を出したいと思うんですけど、まだDDTに出たいので、DDTに出ている間は被害届を出しません。以上です。……あっ!両国!いやー、両国でこのエンターテイメントなシングルマッチが出来るっていうのはゾクっとしましたね!リングの上ではケツの穴で会話を聞いていました。ディーノさんの耳に入った言葉が俺のケツの穴に伝わってきて、一瞬何のことかわからなかったんですけど、ササダンゴマシンさんが俺と闘いたいって……なんで?」

――イケメン選手がDDTに上がり続けていることで、自分のポジションが危ういと思ったようです
「やべぇ。めっちゃ楽しみだわ。3月25日!やったろ!フィニッシュ!」

スーパーササダンゴマシン
――イケメン選手と両国でのシングルマッチが決まりましたが、イケメン選手にポジションを奪われるという危機感が?
「奪われるというのは当然あるし、気付いたらイケメンさんが当たり前のようにDDTに出ていて、自分はホント月1でDDTに出られるかもわからないという状況で、これはちょっとマズいなと思いつつ。僕は強さ以外の部分でプロレスでいかにお客さんを魅せられるかというところで勝負をしてきて、自分とかディーノとかってそうだったと思うんですけど、そうじゃないんですよ。後輩とか下の世代とかはアスリート色が強くなっていってる中で、ホントに入場からお客さんを沸かせられる……ジョーイ・ライアンとかコルト・カバナとかにも嫉妬してますけど、20代であんな若い選手があんなにやってるのを見て、正直ホント見てて悔しいんですよ。こんな20代の選手に嫉妬するんです。運動神経も華もあって。こんなこと突っ込んだら負けなんですけど……そんなイケメンじゃないですか!誰も言わないけど!そこがスゴイいんですよ、あの男は。僕は全然筋肉質でもないのに『マッスル坂井』って言い張っていかに突っ込ませないか、突っ込んだら負けみたいな状況を作ってきたんですけど、彼はそうなんですよね。突っ込んだら負けなんです。いや、カッコいいですよ?でも、竹内涼真かって言われたら竹内涼真じゃないじゃないですか。だから、ホント僕はDDTのポジション争いとか言いましたけど、それはマッチメイクをしてもらうための方便であって、純粋にあのリングでイケメンとプロレスを通してコミュニケーションをしたい。それだけです。彼に『僕らはこうやってプロレスをやってきました』ということを伝えたいし、彼が得られるものもあるんじゃないかなと思います。それがDDTらしいというか、アイアンマンヘビーメタル級王座を賭けて出来るなんて最高じゃないでしょうか」

男色ディーノ&石井慧介
――両国でグレート・ムタ選手とDAMNATIONと当たりますが
ディーノ「正直、私はちょっとね……珍しいなあ。イラッとしまして。佐々木に対してちょっと、『やるならもっと来いよ』って気持ちが芽生えてしまいまして。ちょーっと自由にやらせすぎたなと。DAMNATIONさんに。だからちょっと私、当日はグレート・ムタに集中するために、それまでにちょっとちゃんと彼らとは拳で語り合わなきゃいけないのかなという気持ちになっております。どうせだったら毒霧してほしかったな。コーラて……。石井ちゃんはどうなの?」
石井「自分で直訴して決まったんですけど、まさかグレート・ムタと当たる日が来るとは思ってなかったですね」
ディーノ「なんか歴史あんの?」
石井「今日、1月28日は、ホントちょうど11年前に……」
ディーノ「ちょうどって言うの?11年前は(笑)」
石井「ちょうど11年前に武藤塾に合格して、初めて武藤さんを目の前で見た日で……あっ、武藤さんと(ムタ)は関係ないかもですけど」
ディーノ「まあ、別人なのかはちょっと分かんないけども」
石井「少年時代からグレート・ムタのマネとかもしていましたし、まさか当たる日が来るとはとビックリしています」
ディーノ「やるからには、申し訳ないけどグレート・ムタに対するリスペクトは一切しないつもりで行くので。憧れの気持ちだったらメンバー変えちゃうけど大丈夫?憧れの気持ちは捨ててもらえる?」
石井「……ちょっと考えて……いや、捨てます捨てます。もうガチで行きますもちろん」
ディーノ「で、ここで『お客さん沸きましたーわーい』で済まさないと私は思っているので。そういう意味で、私はまだ伝える作業してないからアレだけど、意外と思うところがあるのよ、グレート・ムタに対して。それをちょっとゆるーい感じでコーラという形で行かれたことについても『おやおや』という気持ちもあるし、皆さんが思ってる以上に私はピリついております。DAMNATIONさんに対してね。両国は両国。それまでケリは付けます」

第5試合

 NωAが『Going my ωay!!!!!~キミはひとりじゃない~』から2曲めの『ネバギバ☆I LOVE YOU』を歌おうとするが、途中で三四郎の入場曲に変わりT2ひーが入場。
三四郎「おいNωAふざけんじゃねーぞ何が2曲目だこの野郎!お前らが二曲目行くって言った時のお客さんの反応見たか『えー』って。俺ら入場しようと待ってたらな、席を立ってトイレに行くお客さんが多かった!おいテメーいい加減にしろ何が二曲目だ。そんなこと言ってるから今日平田さんのダンスがカットされている。許せないっすよね平田さん、なんか言ってやってください」
平田「めっちゃおこっすー!おい見たろお客さん、トイレめっちゃ行ってたぞ。そもそもな、お前ら毎回毎回な、俺の入場のダンス何かしらで潰しやがって!お前らとの対戦成績は五分だ。そして今日最終戦だな。ちょっと寂しいけども、きっちり最終戦、俺らが勝って成仏させてやるよこのやろう!おいT2ひーどもいけるかオイ!よっしゃー!ぶっ潰そうかかれー!」

 平田だけが突撃しNωAがトリプルビッグブーツで迎撃。
 大石と勝俣が低空ドロップキックからトリプルサンドイッチドロップキックからトリプルエルボードロップで大石がフォールも2。

 大石がナックルも、平田がロープに振ってドロップキック。平田はメガネをかけようとするが、大鷲がGOメガネを投げ捨ててカット。
 大石が平田に河津落としからMAOにタッチ。

 MAOと勝俣がストンピングからコーナーに振ってトレイン攻撃。大石がボディスラムでセットし、MAOがアラビアンプレス。フォールも2。
 MAOがナックルパートからコーナーに振って走り込むが、平田が足を伸ばしてカットしコルバタ。平田が大鷲にタッチ。

 大鷲は次々ビッグブーツからMAOと大石にダブルラリアット。さらに二人をコーナーに振って走り込むが、避けたMAOがバックを取り大石が走り込むも、大鷲は二人まとめてホイップ。大鷲はボディスラムをMAOに狙うが、着地したMAOがチョップ連打からビッグブーツ。MAOはコレを避けてドロップキックで吹っ飛ばすと勝俣にタッチ。大鷲も三四郎にタッチ。

 三四郎はドラゴンリングインも勝俣がガットショット。これをキャッチした三四郎がドラゴンスクリュー。MAOと大石にも次々ドラゴンスクリューから勝俣にロンダート串刺しエルボー。避けられるも再度チェレンジし、勝俣と大石を二人まとめて担いで投げ飛ばす。三四郎はフォールも2。

 三四郎は勝俣を担ぐも平田がタッチを要求。
平田「俺の手でNωAを成仏させます。チャンスを僕に、タッチを!」
 三四郎は平田にタッチ。

 平田は走り込むと勝俣のラリアットを避けて逆さ押さえ込みも2。
 T2ひーがNωAを中央に振って同士討ちさせようとするが、NωAが逆に振って同士討ちさせるとサンドイッチドロップキック。さらにサンドイッチミサイルキックからトリプルミラクルエクスタシーを狙うが、平田は着地し次々手刀で倒していく。
 MAOと手刀の撃ち合いになると、MAOが打ち勝つが、平田は雄叫びを上げて立ち上がるが、MAOが気功砲でふっとばす。
MAO「俺の最終決戦はもう終わった。最後に邪魔された僕達のデビュー曲『ネバギバ☆I LOVE YOU』聞いてください!」

 MAOが一人でリング上で踊るが、平田がGOメガネを装着し曲に割り込む。だが大石と勝俣がリングに入りNωAの曲が大きくなるが、三四郎と大鷲がGOメガネを装着しリングに入り曲を押し込んでいく。だがNωAの振りにのせられ、T2ひーも一緒に踊るが、決めポーズのNωAにT2ひーはスクールボーイも2。コレを返したNωAが平田にトラースキックからトリプルミラクスエクスタシーでフォールも大鷲と三四郎がカット。勝俣が平田に変形ライトニングスパイラルを叩き込んで3カウント。

大石「NωA、最後の試合で皆さんの応援のおかげで勝つことができましたありがとうございました」
勝俣「ありがとうございました」
大石「僕達NωAは今日ここで解散します。けれど、僕達全員、次が、次を見ています。ねぇMAOちゃん」
MAO「普通の、女の子、プロレスラーに戻ります」
勝俣「女の子って言ったね今」
MAO「すいません。これからはマイク・ベイリーと組んでいっぱい暴れていきたいと思っているので、これからもその活動になったMAOを応援よろしくお願いします」
勝俣「今までNωAとして応援していただきありがとうございました。自分は、次に、行きたいユニットは自分の中で決まってます。まあそのユニットでもっともっと個人のスキルを付けて、いったらこのNωAの解散はしてよかったかなと思います。これからも頑張ります。いままでありがとうございました」
大石「大石真翔、僕個人的に、このDDTにあるベルトを全て集めることをグランドスラムと言ってるんですけど僕の勝手なアレなんですけど、僕は後、KO-D無差別級さえ取ればグランドスラムなんですよね。一人になった俺は、KO-D無差別に照準を絞って、男色ディーノの隣でわちゃわちゃやっていきたいと思います。それじゃ!宴も酣ではございますが、最後の曲聞いてください。やりますよ?NωAのテーマ曲『ネバギバ☆I LOVE YOU』」
(ライブを終え)
勝俣「ありがとうございました!以上、僕達が、ニューレスリングアイドルNωAでした!」

 MAOがベイリーとともに去り、大石が勝俣の頭を投げて去ると、勝俣のもとに彰人と竹下が現れ勝俣がオールアウト入りした。

<試合後コメント>
NωA
勝俣「無事にNωAは解散することができました。一年半、皆様のお陰で僕らNωAはすごく貴重な経験ができました。NωAでしか出来なかったことは次につなげていきたいし、(MAOは)ベイリーと組んでいくし、大石さんはKO-D狙いに行くし、僕も今日からALL OUT。皆別々の道を行きますが、みんな頑張っていきますので、これからも皆さん応援よろしくお願いします!」
MAO「NωA組まなかったら、僕はDNAの中で埋もれてたかもしれないし、色んなチャンスをNωAのおかげて掴めて、ステップアップした自分だからこそベイリーといい感じになったのかもしれないし、全てのめぐり合わせの中でNωAでやってきて最高に良かったです。NωAで学んだことっていうのはこれからも活かせると思うので、僕のスタイルにそれを落とし込みつつやっていきたいと思います」
大石「じゃあ、頑張ろう!どこで当たっても、どんなアレがあっても恨みっこなしで行きましょう!じゃ、リーダー、締めて!」
勝俣「以上!僕たちはニューレスリングアイドル、NωAでした!ありがとうございました!」

第6試合

 ダムネーションが急襲し試合開始。リングには佐々木と竹下が残り、佐々木がナックルも竹下がロープに振ってゼロ戦キック。
 ポーリーがリングに上がりガットショットからコーナーに振るが、竹下は走り込んでショルダータックルの相打ち。竹下がショルダータックルも、受けきったポーリーがショルダータックルからラリアット。避けた竹下がショルダータックルも、ポーリーはショルダータックルで倒し場外に吹っ飛ばす。ベイリーが背後からドロップキックを叩き込んでエプロンに落とすと、ベイリーはそこに走り込んでドロップキックで場外に落とすとカンクーントルネード式ケブラーダ。

 リングには遠藤が入り、ベイリーにボディスラムからエルボードロップ。ベイリーの顔面を佐々木の足に叩き込んでタッチ。

 佐々木はナックル。ベイリーもボディブローで返すも、佐々木はDDTで叩きつけてフォールも2。佐々木はポーリーにタッチ。

 ポーリーは背中にハンマーから踏み潰していく。ポーリーはそのまま遠藤にタッチ。
 遠藤が代わりに踏み潰していき、ニードロップからエルボードロップ。遠藤は佐々木にタッチ。

 佐々木はドロップキックからフォールも2。ベイリーはボディブローも、佐々木はコーナーに叩きつけてポーリーにタッチ。

 ポーリーはエルボードロップからフォールも2。
 ポーリーはベイダーハンマーからコーナーに押し込み踏み潰す。ポーリーは逆コーナーに振って走り込むが、ベイリーは前蹴りで迎撃し旋回式延髄斬り。ベイリーは彰人にタッチ。

 彰人は低空ドロップキックから俵投げ。遠藤が出てきてソバットから佐々木とともにダブル攻撃を狙うが、彰人は同士討ちさせると遠藤の足を佐々木に持たせて二人まとめてドラゴンスクリュー。彰人は串刺しエルボーをポーリーに叩き込み、ラリアットを避けてスピアー。フォールも2。

 ポーリーはバックを取るが、彰人はバックエルボーからロープに飛ぶと、ロープを掴んでタイミングをずらして投げようとするがポーリーがブレーンバスター。ポーリーは佐々木にタッチ。

 佐々木はダイビングラリアットからナックル。彰人は腕を取ろうとするが佐々木が足をとってアンクルホールドからクロスフェイスを狙うも、彰人はコレを抜けてアンクルホールド。彰人はサモトラケのニケを狙うが佐々木が丸め込んでクロスフェイス。彰人は回転して立ち上がると担いでスタナー。彰人がバックを取るが佐々木は首固めも2。佐々木が走りこむも彰人がカニばさみで倒し竹下が場外から顔面にドロップキック。彰人は竹下にタッチ。

 彰人がアームホイップから竹下がダイビングボディアタックを投下しフォールもポーリーがカット。
 ポーリーがハンマーブロ―からトレイン攻撃を狙うが、竹下が佐々木を避けてポーリーに串刺しエルボーから走り込んできた佐々木をフロントスープレックスでポーリーに投げ捨てる。竹下は佐々木にビッグブーツからユルゲンラリアットも、避けた佐々木がラ・ミスティカ式クロスフェイスを狙うが耐えた竹下が強烈なエルボー。竹下はロープに飛ぶも、遠藤が場外から足を引っ張り倒して佐々木が顔面にドロップキック。佐々木は遠藤にタッチ。

 遠藤はフランケンから走り込むが、竹下はショルダースルーでエプロンに落とすも遠藤はエルボーからスワンダイブフォアアーム。フォールも2。
 遠藤は竹下を担ぐが、竹下はスリーパーで切り返す。遠藤がバックエルボーからロープに飛ぶと、下から蹴りつけるが竹下はコーナーに振って走り込むも、遠藤は足を伸ばしてカットし飛び込むが竹下が避けてバックを取る。竹下はバックドロップを狙うが着地した遠藤にビッグブーツも、避けた竹下がトラースキック。竹下もビッグブーツから走り込むが、遠藤が追走しハンドスプリングエルボーも、竹下は旋回式ブルーサンダー。竹下はベイリーにタッチ。

 ベイリーはかかと落とし。さらにコーナーに振って串刺しミドルキックからその場飛びカンクーントルネード。フォールも2。
 ベイリーのバズソーキックを耐えた遠藤にベイリーはソバットからロープに飛ぶも、佐々木が場外から足を引っ張り倒し遠藤はスライディングキック。ベイリーにトレイン攻撃から、遠藤がポーリーを踏み台にしてのムーンサルト。フォールも彰人がカット。

 遠藤と佐々木がダブル攻撃を狙うが、ベイリーはスタナーで迎撃し、彰人が足を掴んで倒し竹下がランニングニー。さらに彰人がベイリーをホイップしてダブルニードロップからフォールも2。ベイリーはサッカーボールキックからその場飛びアルティマウエポン。フォールも2。

 ベイリーは旋回式ハイキックからアルティマウエポン。避けた遠藤が走り込むもベイリーがグリーンティー・プランジ。フォールもポーリーがぶっこ抜き、佐々木と合体DDTからポーリーが投げ捨てジャーマン。ポーリーは竹下と彰人にダブルラリアットも、竹下が避けてラリアットの相打ち。竹下が走り込むも、ポーリーがバックを取ってジャーマン。だがすぐに立ち上がった竹下がラリアットでなぎ倒す。

 遠藤はベイリーを担ぐも、着地したベイリーが遠藤のハンドスプリングを追走してサッカーボールキック。遠藤がバックを取ってジャーマンも、着地したベイリーが走り込むが遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイ。フォールしようとするがベイリーが丸め込むも2。
 ベイリーが走り込むも、遠藤がコーナーに座らせオーバーヘッドキック。遠藤はテツヤ・イン・ザ・スカイ with Diamondsで叩きつけて3カウント。

 試合後もダムネーションが痛めつけていくが、勝俣がリングに入りカット。だがダムネーションは合体パワーボムで勝俣を叩きつけ場外に投げ捨てた。

<試合後コメント>
ALL OUT
竹下「まあ、今日試合に関してはDAMNATIONの勢いに押されたというかね」
彰人「やっぱり付け焼き刃の6人タッグチームだと敵わないですね。DAMNATIONはチームワークあるし、個々の力もあるし、強い!」
竹下「勝俣が入った理由っていうのは色々あるんですけど、僕個人の見解としてはですね、ALL OUTのプロレスに幅が出来ればいいなと思って。ディエゴにはディエゴのスタイルがあったし、ALL OUTにフィットはしてたんですけど、連携にしてもそうですし、タッグや6人タッグのベルトを狙っていくときに、なんかこう色々バリエーションがほしいなって。で、勝俣もいいタイミングだったんで。彼はプロレスのことはよく考えてるんで、それをALL OUTで覚醒させたいかなと」
彰人「僕と竹下にないものを勝俣は持ってる。飛び技が加わることでALL OUTの幅はすごく広がるし。ただ、入って安心するのはダメだからね。やっぱり勝俣は、ストレートに正直に言うと、身体がまだできてない。しょっぱい。やっぱりね、プロレスラーだから普通の人が見ても『あっ、コイツ普通の人じゃないな』って思われなきゃいけない。それが技術云々じゃなくてプロレスラーとしての第一歩。『あっ、君なんか格闘技とかプロレスやってるでしょ』って言われるような見た目にならなきゃいけない。技術もあるけど、見られる商売だから、見た目は大事。(ALL OUTに)入って甘えて、トレーニングも何もしない、身体ができてないじゃ、ALL OUTから追い出すから。うちにはね、トレーニングキチガイの竹下がいるんでね、勝俣にとってもチャンスだから。竹ちゃんに追い込んでもらってしっかり身体作って、もちろんプロレスの技術も僕とか竹下から盗んでもらってくれればいい仲間になるんじゃないかなって。こう言ったけど、勝俣にはすごく期待してます。僕らが持ってないものを持ってるっていうのは、それだけで十分すごいことなので。持たざる者から見れば持てる者は魅力的なので、一緒にできればなと」
勝俣「ALL OUTします!」」
竹下「よし!言うたからな!」
彰人「そう言ったからには何があっても勝俣のサポートはするし」
竹下「僕は勝俣が強くなるヒントをいっぱい持ってるんで、それを分かってるんで、すぐにタイトル戦線絡めると思います」
勝俣「頑張ります!ALL OUTするしかありません!」

第7試合

 石川がロープに押し込むがクリーンブレイク。HARASHIMAがタックルも、石川がコレを潰してバックを取るが、HARASHIMAが回転して逃れて横十字固めも1。さらに回転してフォールも、返されると腕ひしぎを狙うが石川がこれを潰していく。HARASHIMAが足を取っていくも石川はロープへ。
 
 HARASHIMAは膝十字も、暴れた石川のボディにフットスタンプ。さらに蹴り上げていき、首投げから再度ボディへフットスタンプ。フォールも2。
 HARASHIMAがコーナーに押し込みバックエルボーから、セカンドロープに寝かせてボディへフットスタンプ。たまらず場外に降りた石川へスライディングキック。HARASHIMAは場外に降りるも、石川はチョップから客席に叩き込もうとするが、HARASHIMAが逆に叩き込んで走り込む。だが石川は椅子を投げつけカットすると、鉄扉に叩きつけ、鉄扉からのフットスタンプを投下。

 リングに戻り、HARASHIMAは石川をロープに振ると、石川がロープによりかかったところで『ドン!』と大きな音が鳴りリングのロープがたるんで壊れる。

 石川はHARASHIMAの背中にハンマーブローも、HARASHIMAはエルボー連打。石川もエルボーで返すが、HARASHIMAがビッグブーツからロープに飛ぼうとするが、石川はHARASHIMAのコスチュームを掴み引き込むとバックブリーカー。フォールも2。

 石川はコブラツイストで捕らえるがHARASHIMAはロープを掴みブレイク。
 石川は投げようとするが、HARASHIMAがリバース。HARASHIMAはジョン・ウーから串刺しビッグブーツ。HARASHIMAはファルコンアローで叩きつけてフォールも2。

 HARASHIMAはランニングフットスタンプからフォールも2。HARASHIMAは投げようとするも、石川がサイドスープレックスで叩きつけて走り込むが、HARASHIMAがロープをたるませ石川を場外に落とすと飛ぼうとするが、石川は足を掴んでジャイアントスイングで客席に投げ捨てる。
 HARASHIMAはエプロンを走り込んでの蒼魔刀を叩き込み、場外カウント19で石川はリングへ。
 場外カウント中にリングのロープがある程度復旧する。

 HARASHIMAがミドルキック連打からハイキック。さらにリバースフランケンで突き刺し串刺しスタンディング蒼魔刀。再度蒼魔刀を狙うが、石川が追走し串刺しラリアット。
 石川はコーナーに登るが、HARASHIMAがチョップから正面に登る。だが石川がヘッドバッドで落とすが、HARASHIMAがジャンピングキックから改めて正面に登り雪崩式ブレーンバスター。両者ダウン。

 エルボーの打ち合いから、HARASHIMAが左右のボディブロー連打。石川はショルダータックルからドラゴンスープレックス。ふらつくHARASHIMAに石川はラリアットから再度ラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 石川はスプラッシュマウンテンを狙うが、HARASHIMAがフランケンで切り替えして後頭部に蒼魔刀。さらに蒼魔刀を狙うが石川がラリアットで迎撃し、TSUNAMIでフォールも2。
 石川はカミゴェを予告するが、HARASHIMAはその場飛び蒼魔刀でふっ飛ばし両者ダウン。

 エルボーの打ち合いからHARASHIMAが膝をつくも、HARASHIMAはヘッドバッド連打。石川が膝をつくと、HARASHIMAは担いでファルコンアロー。HARASHIMAは蒼魔刀も、石川はキャッチしファイヤーサンダー。フォールも1。

 石川はTSUNAMIからフォールも2。石川はスプラッシュマウンテンからフォールも2。
 石川は投げようとするが、耐えたHARASHIMAが蹴り抜き倒すとバズソーキック。さらにバズソーキックも、ガードした石川が腕をロックしヘッドバッドからカミゴェ。改めてTSUNAMIからフォールも2。
 石川はジャイアントスラムで叩きつけて3カウント。

エンディング

石川「HARASHIMA選手、めちゃくちゃ、強かったです。HARASHIMAさんは、やっぱり、決勝の相手でよかったなと思います。僕の、タイトル歴の中にD王GP初代覇者っていう肩書が付きました。これからは、その名に恥じない戦いをもっともっとしていきます。ありがとうございます」

 この結果により両国大会のメインが竹下vs石川に決定。

石川「竹下、そのベルト、俺が巻いたほうが、もっと輝くよ。だから、3月25日両国で、そのベルト俺がもらって、そのベルトもっと光らせてやる」
竹下「石川さんのプロレス界に対する貢献度、それは間違いなく日本一だと思います。確かにこのベルトは僕より、石川さんのほうが輝くかもしれないし似合うのかもしれません。でも、僕は、この約一年間このベルトを守ってきた。その、後はもう意地。それだけで石川さんあなたから両国防衛したいと思いますんで、もう一度両国で、このリング破壊しましょう」
(竹下はリングを後に)
佐々木「おい!今日もよ、いいことばっか言いやがってこのやろう。でもなおい、今日だけは褒めてやる。オレたちの、な、大嫌いな、HARASHIMAをよ、ぶっ潰してくれたよ。今日だけはよ、感謝するよお前。おい哲也。ところでその髪型どうした?その、髪型の説明ちょっと聞かせてくれよ」
遠藤「ちょっとカリスマあの、髪型の話はデリケートな問題なんで、ちょっとNGでお願いします(ブーイング)…え?いやそんなことはどうでもいいんだよ。どうでもいいんですよ(ブーイング)いやいや聞きたくないでしょ!あんたらが!違うちょっと待て、あんたらが聞きたいのは!(遠藤コール)ちょっと待て、待て、あんたらが聞きたいのは、俺のこの髪型の説明じゃなくて、石川さんの美声でしょう。石川さん、ささやかながら、俺からプレゼントがあります。音響!音響、準備はOK?それでは聞いてください、石川修司で『恋』」
 石川が歌い始めると、ポーリーが一緒に恋ダンスを踊り始めワンコーラス歌い上げる。

佐々木「おい!もういいだろ!満足したか!
石川「3月、25日、両国大会で、俺が竹下から勝って、石川修司Withぽーちゃんで、勝って歌いたいと思いますので皆応援に来てください!今日はありがとうございました!」

<試合後コメント>
竹下幸之介
――両国の挑戦者が決定しましたが、ご感想は
「まあ、石川さんだろうなと思っていたんで。僕は対石川修司・両国っていうのは、2016年の夏の両国で負けたことが僕の中では強いですね。勝ち星を取り返したいっていうのはその試合が一番気持ちが強いですね。なので、この二年間であのときより石川修司はもっと強くなってると思うんですよ。三冠獲って、世界タッグも持って、いろんな団体上がって強くなってて、僕はその中で何を残せているのかって。僕は自慢して胸張って言えることは、DDTのベルトを守り続けたこと、メインを勝ち続けたってことなんです。それがどうであれ、それは事実なんで。僕はその事実と意地を背負って。一生防衛するとか言わないんで、一回でも多く防衛したいという意地ですね、ここからは。二年前の両国以上にお互い強くなってると思うんで、あの時以上の熱い戦いになると思います。チャンピオン・竹下幸之介と挑戦者・石川修司っていうのはあのときと全く同じなので、必ず新しいスタートをしたいと思います」

DAMNATION
石川「リング上で言った通り、HARASHIMA選手で良かったなと思うし、ホントにD王グランプリ初代覇者として恥ずかしくない闘いをしていって、3月25日の両国、二年前にも竹下とは両国でやってて自分がベルト奪ってるんで、もう一回取り返してやりたいなと。ベルトも思ってると思うんですよ。自分が巻いたほうが光るって。だから僕が巻いて、KO-Dのベルト取り返してやります。……で、200万どうします?(佐々木に)」
佐々木「あぁん?おっパブ行くよおっパブ」
石川「道理で、すげぇ俺のコト応援してると思ったら(笑)ビットコインでしょビットコイン!」
佐々木「嫌だよ。盗まれちゃう」
石川「価値も暴落してるらしいですけど」
佐々木「四国のおっパブ行こう」
石川「四国のおっパプねぇ、顔バレするから止めたほうがいいですよ。某選手の情報によるとね、退店後にね、『●●選手ですよね』って言われたっていう情報があるんですよ」
佐々木&石川「ガハハハハ!(笑)」
石川「まあ、とりあえず200万獲ってDAMNATIONで元気ももらったんで、チーム一丸となってやりましょう。今日一番のハイライトはポーちゃんのダンスだったんじゃないかって」
(ポーリーが無言でニヤリと笑う)
石川「歌も選んでくれたんだもんね(遠藤に)」
遠藤「あぁ、『恋』……よく歌いましたね(笑)」
石川「流行りの……」
佐々木「古くね?」
石川「二年くらい前か。全盛期だからね、全盛期……」
佐々木「ハイ次!質問!」

――佐々木選手と遠藤選手は両国でグレート・ムタ選手と当たりますが
佐々木「どうなの哲哉?」
遠藤「ムタですか?会ってきたんですよね」
佐々木「まあ、友達っていうかペットっていうか……バッチリよ。金あるし、200万円分な……ハイ次!ポーリーのダンスについては?……無いな!」

HARASHIMA
――惜しくもD王グランプリ準優勝となりました
「負けてホントに悔しいんですけど、ちょっとこう、石川修司と全力でぶつかり敢えて清々しい気持ちはありますね。ただ悔しいですけど。でも、少しスッキリしましたね。あとやっぱり、ずっと応援してくれたファンの方には申し訳ないなって。自分は、今日は負けてしまったけど、まだまだ諦めてはいないんで、またチャンスは必ず自分で作ってベルトに挑戦したいし、D王グランプリも第二回目があると思うんで、そこで優勝狙っていきたいと思います。まあ、前は見てます」

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