【会見全文】日本プロレスリング連盟発足記念大会の第1弾カードが発表!6団体参加のALL TOGETHER・能登半島復興支援チャリティ大会へ

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 26日、都内某所にて日本プロレスリング連盟発足記念大会に関する記者会見が行われた。

 まずは菅林直樹新日本プロレスリング取締役会長が登壇。


菅林会長「報道関係の皆さま、また、インターネット配信をご視聴のファンの皆さま、こんにちは。本日は日本プロレスリング連盟の今後の活動に関して発表いたします。昨年末に設立いたしましたプロレス業界団体 日本プロレスリング連盟は、さらなる社会的地位向上を目指して、現在法人化に向け、調整を行っております。こちらはまた改めて発表させていただきます。続きまして、5月6日日本武道館において発足記念大会の開催が発表されておりましたが、 本大会は大会タイトルを『ALL TOGETHER~日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会~』とすることが正式に決定いたしました。主催はALL TOGETHER実行委員会となり、令和6年1月1日の能登半島地震で被災された方へ、収益の一部を寄付させていただきます。そのほか、本大会に関する詳細は、各団体のホームページにて随時掲載してまいります。また本大会の参戦団体は、新日本プロレス、プロレスリングNOAH、DDTプロレスリング、大日本プロレス、DRAGON GATE、スターダムの全6団体となります。それでは一部対戦カードが決定いたしましたので、第1弾カードとして発表いたします」

『ALL TOGETHER~日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会~』
日程:5月6日(月・祝)
開始:16:30
会場:日本武道館

▼6人タッグマッチ
上村優也(新日本)/KONOSUKE TAKESHITA(DDT/AEW)シュン・スカイウォーカー(DRAGON GATE)
vs
海野翔太(新日本)/清宮海斗(NOAH)/上野勇希(DDT)

▼タッグマッチ
ジェフ・コブ(新日本)/マサ北宮(NOAH)
vs
関本大介(第日本)/石井智宏(新日本)

▼6人タッグマッチ
棚橋弘至(新日本)/高木三四郎(DDT)/丸藤正道(NOAH)
vs
[HOUSE OF TORTURE]EVIL(新日本)/成田蓮(新日本)/高橋裕二郎(新日本)

菅林会長「以上3試合が決定いたしました。その他の対戦カードにつきましては、随時各団体公式ホームページにて掲載させていただきます。選手たちの熱い戦いにどうぞご期待ください。続きまして、日本プロレスリング連盟第2弾大会を6月15日に札幌・北海きたえーるにて開催することが決定いたしました。本大会に関しましては、今回参加出来なかった団体にもお声かけさせていただく予定です。こちらの詳細も決定次第発表いたします。わたくしからは以上です。ありがとうございました」

 中継はABEMA PPVにて4200円(前売:3000円)にて独占生中継されることが決定、アメリカ、韓国、タイ、フィリピンでも生中継される。
 ABEMAプレミアム会員の一部条件を満たした方は1000円キャッシュバックもあるとのことだ。さらに現地観戦者は2500円のPPV付きチケットも販売される予定だ。
 
 続いて、高木三四郎CyberFight代表取締役社長、丸藤正道CyberFight取締役副社長、棚橋弘至新日本プロレスリング代表取締役社長が登場。


丸藤「こんにちは。株式会社CyberFight取締役副社長、プロレスリングNOAHの丸藤正道です。日本プロレスリング連盟発足とともに、今回能登半島復興支援ということで、過去にも各団体手を取り合ってという形はあったんですけども、今回改めてプロレスの力というものをプロレスで、私たちでお見せできればいいなと思っております。そして一つ、日本プロレスリング連盟、法人化を進めていくということで、それによってまた世間にプロレスというものが認知されていけば良いなと思っております。今回対戦カード、私と棚橋社長、そして高木大社長と、非常にわかりやすい3人で組むということで、これは負けられないなと思っております。足を引っ張らないように、私が一番下の役職でございます。頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

高木「CyberFight代表取締役社長の、そしてDDTプロレスリングの高木三四郎です。DDTとしてはまあ今回が初めての参加になるんですけども、日本プロレスリング連盟発足と、そして能登半島復興支援ということで、プロレスの力で皆さんを盛り上げて、そして世間を楽しませていきたいなと思っております。まあそうですね、選手としてはですね、正直あの、棚橋選手、丸藤選手、私ということで、おそらく一番戦闘力が低いのは私じゃないかなと思っているんですけども、その中で負けずに、とりあえずコンディションを整えてですね、試合に挑んでいきたいと思っております。当日は経営者としてではなく選手として頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします」

棚橋「新日本プロレス、100年に一人の逸材、そして代表取締役社長の棚橋弘至です。このね、日本プロレスリング連盟、まあ有事が起きたときに力を合わせてやってきたことは『ALL TOGETHER』とかではあるんですけど、これから先、コロナ渦を経てプロレス界も新しいステージに入るというね、良いイメージを持って進んでいきたいなというのがあります。僕たちはプロレスという競技を通して、会場で楽しんでもらうのはもちろんなんですけども、エネルギーを売る商売、皆さんがプロレス会場で、プロレス会場からエネルギーを持って帰ってもらってそれを日常で使うと。そして、それが結果的にね、日本全国を元気にしていくというようなイメージを描いています。そして対戦カードなんですけども、向こうのEVILが『新日本プロレスは俺の会社だ!』ってずっと言っているので、『俺の会社だ!』と2人のお力を借りて、しっかりわからせたいと思います。以上です」

――今回チームを組むということでパートナーの印象をお一人ずつ教えて下さい

丸藤「そうですね。試合もさせていただいたことあるんですけど、やはり棚橋選手に関しては実力はもちろんなんですけども、天性の明るさというものを本当に試合をしていても感じましたし、高木大社長ですか、元気しかないです本当に。隣にいてほんとにいつも元気もいただいてますし、かつしっかり大社長としての部分もこなしている非常に尊敬するべき方でございます。なので、私は足を引っ張らぬよう頑張りたいと思います」

高木「そうですねあのほんとに、丸藤選手はほんとにいつも、あの、会社で見かけることがあんまりないんですけども、お酒の席で一緒になることが多いんですが、ほんとに頼もしい存在ですし、棚橋選手は過去にいろいろありましたけども、こうやって横一線に並ばしてもらったからには、力を合わせてですね、悪い奴らを退治してやりますんで、どうかよろしくお願いします」

棚橋「(高木の言葉を聞いて苦笑しながら)はい、ふぅ~、丸藤選手とは20代の頃からアンダー30、G1含めて何度か闘わせていただいてて、選手として、あっすごい試合運び、技、スピード、天才だなっていう印象があって、僕もその当時太陽の天才児っていうキャッチコピーがありまして、丸藤選手と試合して、俺は天才じゃないなということを感じて逸材を名乗り始めたという経緯があります。それぐらい僕にとってはあの、尊敬すべき運動能力というか。そして、今もコンディションを保ってるっていうのは尊敬、大尊敬ですね。えー、高木大社長とは過去にいろいろありましてホントに(苦笑)あのでも、試合として絡むのは初めてなので非常に楽しみというか、部分が大きいですね。以上です」

――対戦カードが発表されて、相手がHOUSE OF TORTUREという一筋縄ではいかない相手ですけどどう思われますか?

丸藤「どうやら先ほどの話を伺ったところによると、社長交代がかかっているようなので、これは負けられないなと(苦笑)。悪い3人衆?僕たちが負けるわけがないですね。何して来てもいいですよ、絶対に負けないので、はい」

高木「あまりHOUSE OF TORTUREでしたっけ?あまり存じ上げないんですけども、たぶん会社の経営者としてのね、しんどさとか、大変さとか、ほんとにわかってないと思うんで、僕がリング上で、経営とは何か?っていうものを叩き込んでやりますよ!」
丸藤「それは選手として?」
高木「選手として、社長として、経営とは何たるかっていうものを叩き込んでやりますよ。そんなに甘いもんじゃないです!はい。棚橋社長を僕らはヘルプしますよ!」

棚橋「これからお2人に新日本プロレスのリングでのHOUSE OF TORTUREの試合っぷりをね、ちゃんと説明しようと思うんですけど、今やはり乱入だったりとか反則攻撃とかで新日本プロレスファンのフラストレーションがもの凄い溜まってるんですね。で、そのフラストレーションが溜まりに溜まって、やはり社長である僕の方にも何とかしてほしいっていう意見がたくさん来ているので、この3人力を合わせて1回叩き潰してですね、皆さんの溜まりに溜まったこの鬱憤をね、しっかり晴らしたいと思います」

丸藤「乱入させないように、うちらのセコンドに男色ディーノどうでしょう?」
高木「お?いいんですか?いいいんですか?ほんとですか?」
丸藤「そしたら乱入なんかできないですよ」
高木「まあでも、はい、色々とね」
棚橋「早くもアイディアが出てきましたね。男色ディーノさんがセコンドにと。うちもあの、ボルチン・オレッグっていう強烈なヤングライオンがいるんで、リングサイドにね、セコンドつけますんで」

――となるとNOAHの方からは?

丸藤「うち誰が面白いですかね?」
棚橋「いや面白いじゃなくて(笑)」
高木「面白いじゃないでしょ!(笑)」
丸藤「うち、誰が面白いですかね?その新日本さんのセコンドを狙って男色ディーノがそっち行っちゃう可能性があるので、ちょっと当日まで考えます」

――本日若い世代の選手の対戦カードも発表されました。このカードに期待するところは

丸藤「そうですね、あのよく若い選手という表現をすると各団体の未来みたいな扱いだとは思うんですけど、そのメンツというのは今だと思うんですよね。今現在、各団体を引っ張ってる選手たちだと思うので、それこそ組んでいるメンツもやはりライバル視をするような試合になるんじゃないかなと思うので、こんな言い方をするとちょっと年寄りみたいな発言にはなってしまうんですけども、プロレス界の今というものを見せれる対戦カードなのではないでしょうか」

高木「そうですね、まああのほんとにそれぞれの団体の未来を担ってる選手たちが一堂に募って、この6人タッグマッチで闘うというのはすごくいい試みだと思いますし、ほんとに経営者として考えると、いやぁいいカードだなってちょっと思っちゃう部分もあったりとかして。でも、6人タッグマッチだからといってそれぞれこうなんて言うんですかね?チームプレーというのもあるかもしれませんけども、一人一人が俺がもう食ってやるとか、俺が勝ってやろうとか目立ってやろうとかほんとにね、気持ちがすごく強いと思うので、慣れ合わないでほんとにそれぞれの未来を背負って闘ってほしいなと思ってます」

棚橋「この試合に仮に僕が入ったとしたら、誰よりも目立ってもう一気に業界のトップを取ってやろうっていう意識だと思うので、僕がその年代だったら。この6人の中で、次のというか、プロレス業界全体を引っ張っていくようなエネルギー、覇気、その気持ちなんかをね、見せてくれる選手が出てきてほしいなっていう期待があります」

――今回は6団体が参加するということで、全部で何試合、どれぐらいの選手が参戦する予定でしょうか?

棚橋「え~そうですね、連盟に名前が入っている団体からは、興行の被りがなければ全部出てもらうと思います。そして試合数は、まだ正式決定ではないんですけども、う~ん・・・8?10?8から10?とにかく豪華な大会になると思います。8より少なかったらごめんなさい」

――今回スターダムが女子唯一の団体で発表されていますが、これは提供試合になるのでしょうか?ミックスドマッチでしょうか?

棚橋「まだ決まってないですね、はい」

――この大会は能登半島復興支援チャリティ大会ということで、被災地の方に生で見ていただくように、例えばパブリックビューイングですとか、その地域限定でPPVを無料配信するなど、何か被災地の方に元気を届けるプランなどがあれば教えて下さい

棚橋「現段階では、それはまだ決まってないんですけども、今お話を聞いてそれは非常にいいアイディアだなということを思いましたので、1回持ち帰らせてください」

――今回、日本プロレスリング連盟が法人化されるということで、各社長として法人化へ向けて期待すること、なにか変わっていくことはありますか?

高木「法人化されるということで、単純に社長は誰なのかなという疑問はあるんですけども(笑)まあでもこうやって形にしていくことで、ずっとこれを続けていくということが僕は大事だと思ってますし、やっぱりプロレスをもっともっと世間に広げていくためにはこういった機関というのは必要不可欠だと思ってますので、どんどんこういう形でいろいろと発展して広がっていけばいいんじゃないかなという風に個人的には思ってます」

棚橋「新日本プロレスに限らず、プロレス団体っていうのは日本全国を回りますので、その年間の興行スケジュールでいついつにどこでやるというもので、コース取りだったりとか、日本全国でね、プロレスが展開できるような、っていうのは会社同士でいままで話したことがなかったので、そういった部分も少し詰めれたらなという風に思います」

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