【試合結果】11・18 新日本プロレス後楽園ホール大会 ジュース・ロビンソン&サミ・キャラハンvsSANADA&EVIL 後藤洋央紀&YOSHI-HASHIvs鈴木みのる&飯塚高史
『鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017』
日程:2017年11月18日(土)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,732人・超満員札止め
▼タッグマッチ 20分1本勝負
○川人拓来/海野翔太
5分30秒 回転延髄切り→片エビ固め
●八木哲大/成田蓮
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
レイモンド・ロウ/ハンソン/●岡倫之
8分37秒 エイプシット→片エビ固め
[BULLET CLUB]タマ・トンガ/○タンガ・ロア/レオ・トンガ
▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
マイケル・エルガン/デビッド・フィンレー/ジェフ・コブ/●北村克哉
10分35秒 オーフル&ワッフル→体固め
[CHAOS]矢野通/石井智宏/バレッタ/○チャッキーT
▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
天山広吉/○小島聡/永田裕志/中西学
9分56秒 ラリアット→片エビ固め
[BULLET CLUB]バッドラック・ファレ/●チェーズ・オーエンズ/ハングマン・ペイジ/高橋裕二郎
▼ヘナーレ復帰戦 30分1本勝負
○棚橋弘至/真壁刀義/ヘナーレ
9分14秒 ハイフライフロー→片エビ固め
[鈴木軍]ランス・アーチャー/デイビーボーイ・スミスJr./●エル・デスペラード
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]オカダ・カズチカ/●外道/ウィル・オスプレイ
10分44秒 MX→片エビ固め
内藤哲也/○BUSHI/高橋ヒロム
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦 30分1本勝負
[CHAOS]○後藤洋央紀/YOSHI-HASHI【1勝=2点】
13分9秒 GTR→片エビ固め
[鈴木軍]●鈴木みのる(パンクラスMISSION)/飯塚高史【1敗=0点】
▼「WORLD TAG LEAGUE 2017」Aブロック公式戦 30分1本勝負
○ジュース・ロビンソン/サミ・キャラハン【1勝=2点】
19分29秒 パルプフリクション→片エビ固め
[L・I・J]SANADA/●“キング・オブ・ダークネス”EVIL【1敗=0点】
鈴木軍が黒星発進!キャラハンがSANADAとジュースの唇を奪い勝利へアシスト!棚橋がラースコラボコスチュームで登場!
大剛鉄之助さん追悼10カウントゴング
大会開始前、11月6日に亡くなられた大剛鉄之助さんの追悼10カウントゴングが行われた。
第1試合
川人と八木が先発。走り込んでエルボー合戦から川人がエルボー連打で倒す。すぐに立ち上がった八木がエルボーも、川人はビンタ2発から首投げで倒しサッカーボールキック。フォールも2。
川人はミドルキックで倒しボディスラムからフロントネックで捕らえ海野にタッチ。
海野と川人は二人でガットショット連発から、海野が首投げで倒しスリーパー。これを離すとキャメルクラッチで絞り上げるが、八木はロープに足を伸ばしブレイク。
海野はガットショットから強烈なチョップを叩き込み、首投げからストンピング。立ち上がった八木とチョップ合戦から海野がエルボー連打しエルボースマッシュ。八木が倒れるとストンピングも、立ち上がった八木がドロップキックでふっ飛ばし成田にタッチ。
成田はエルボー連打からアームホイップを狙うも、耐えた海野にエルボーからアームホイップ。フォールも川人がカット。
成田は川人を場外に投げ捨て、海野にストンピング連打からボディスラム。成田は逆エビ固めも海野はロープへ。
成田はストンピングからコーナーに振って走り込むが、海野はバックエルボーで迎撃しミサイルキック。両者タッチ。
川人はエルボー連打からローとミドルのコンビネーション。さらにハイキックも避けた八木がスクールボーイも2。八木は走り込むも川人はミドルキックで倒しフォールも2。川人は逆エビ固めも成田がカット。
海野が成田をドロップキックで蹴散らし、川人がスワンダイブミサイルキックからフォールも2。川人は旋風脚からフォールし3カウント。
<試合後コメント>
川人拓来
「今日も別に余裕だよ。こんなところで俺は引っかかってられねぇんだよ。もっと突っかかってこいよ!必ずお前ら、上に行っても叩き潰してやる。その覚悟はもうできてんだ。そして俺はな、やりたいことがあるんだ。そのための踏み台になってもらう」
海野翔太
「八木、成田。いいね。すごい闘志が湧きます。同期だから負けたくないものがあるし、ずっと引き分けてきてるからね、二人共。だからこそ負けたくないし、勝ちたい思いも人一倍強い。今シリーズもシングルあるし、最後の後楽園二連戦で、ヤングライオン杯で八木&成田と当たるけど、その時までに絶対答えを見せる。絶対負けない!絶対勝つ!そしてもっと、上に行く!もう一度、もう一度……しっかりと考えて、初心に戻って勝ちにいきます!」
第2試合
先発は岡とレオ。レオがロープに押し込みクリーンブレイク。岡がエルボーを打ち込んでいきボディスラムを狙うが、レオがハンマーブローで潰していく。立ち上がった岡がエルボーから走り込むも、レオはショルダータックルで迎撃しカナディアン。岡が着地しロープに飛ぶとショルダータックルで倒すが、タマとロアが走り込んでいく。だがウォーマシンがカットしコーナーに振って串刺しラリアットから、ロウがハンソンを担ぐと叩きつけて迎撃する。
岡はレオにエルボーから投げようとするが、耐えたレオがブレーンバスターからフォールも2。
レオがエルボーでコーナーに押し込み、チョップからエルボー。レオはロアにタッチ。
ロアはヘッドバッドからボディスラム。さらにギロチンドロップを投下しフォールも2。ロアはタマにタッチ。
ロアが羽交い締めにしタマがサミング。タマがブレーンバスターからフォールも2。タマはストンピング連打からロアにタッチ。
ロアはナックルからロープに振ろうとするが、逆に岡が振ってバックエルボーからエクスプロイダー。岡はロウにタッチ。
ロウはタマに膝蹴りからローリングエルオー。ロアも担いでで叩きつけると、タマをアームホイップから膝蹴り。レオがショルダータックルで倒すも、ハンソンが回し蹴りでレオを倒し、タマとロアに往復串刺しラリアット連発。さらにロアをタマに振って岡にタッチすると、岡が二人まとめて串刺しボディスプラッシュ。続けてウォーマシンも串刺しボディスプラッシュから、ロウがロアをボディスラム。そこへロウは岡をボディスラムで叩きつけ、ハンソンもボディスラムで叩きつける。岡がフォールもレオとタマがカット。
レオがエルボーから岡を担ぐとコーナに叩きつけ、そこへロアが串刺しラリアット。タマが串刺しボディスプラッシュ。さらにレオがビッグブーツからロアがフォールもロウがカット。
ロアが岡を担ぐも、着地した岡がエルボー連打から走り込む。これをロアがビッグブーツで迎撃しシットダウンパワーボムからフォールも2。ロアはエイプシットで突き刺し3カウント。
<試合後コメント>
岡倫之&ハンソン&レイモンド・ロウ
岡「リーグに出れなくても、試合には出てんだ!何か……何か掴まないと……!」
(岡のコメント中にハンソン&ロウが登場)
ロウ「オカ!お前のファイト、そしてお前のハート。WAR MACHINEとともに闘うのに相応しいものだった!」
(ハンソンが岡の胸や肩を叩き、健闘を称える)
ハンソン「WAR MACHINE!WORLD TAG LEAGUE 2017!俺達が世界を制圧してやる!」
第3試合
先発はエルガンと矢野。エルガンのエルボーを避けた矢野が背後から後頭部をはたく。さらにエルボーを避けてエルボー連打からロープに飛ぶが、エルガンはショルダータックルで迎撃し強烈なエルボー。エルガンはロープに振るとエルボーも、矢野はロープを掴みタイミングをずらすとブレイク連呼。だがエルガンはエルボーを叩き込み、矢野をロープを軸にシーソーさせる。エルガンは頭をはたくとボディスラムからエプロンに降りて振り子式ボディスラム。エルガンはフィンレーにタッチ。矢野もバレッタにタッチ。
バレッタはヘッドロックで捕らえグラウンドへ。そのまま立ち上がりロープに飛ぶが、フィンレーはリープフロッグからドロップキック。バレッタはコーナーに振るもフィンレーはバレッタを避けてロープに飛びランニングエルボーで倒す。コーナーのバレッタにフィンレーが走り込むが、バレッタは足を伸ばしてカットしそのままフットスタンプ。バレッタはチャックにタッチ。
チャックはエルボーも、フィンレーがコーナーに振り走り込むがチャッキーはエルボーで迎撃しフォールも2。
チャッキーはスワンダイブフットスタンド。チャッキーはコーナーに叩きつけて矢野にタッチ。
矢野は金具がむき出しのコーナーに叩きつけていき石井にタッチ。
石井はチョップ連発から倒し走り込むが、フィンレーはエルボーで迎撃しバックドロップ。
ジェフは次々ボディスラムからバレッタを俵投げ。石井はエルボー連打も、ジェフはエルボー一発から投げようとする。だが石井が逆にブレーンバスター。フォールも2。
ジェフはお返しとばかりにボディスラムからその場飛びムーンサルト。フォールも2。石井は矢野にタッチ。
矢野と石井はジェフをロープに振るが、ジェフはロープを掴みタイミングをずらすとエルガンがダブルラリアットでなぎ倒し、ジェフとともに石井にサンドイッチラリアット。さらにダブルブレーンバスターを狙うが矢野がカット。エルガンは石井にミサイルキックから北村にタッチ。
北村がチャッキーにチョップ連打から串刺しエルボー。さらにショルダータックルで倒しスピアー。フォールも2。
北村はエルボー連打も、チェックはソールフードからバレッタが串刺しエルボー。さらにスイングDDTからベストフレンズで合体チョークスラム。フォールも2。チャッキーはオーフル&ワッフルで3カウント。
<試合後コメント>
石井智宏
「おい、エルガン。面白いやつ連れてきたなぁオイ。俺を潰せるもんなら潰してみろや。明日やな、明日」
バレッタ&チャッキーT
バレッタ「これが俺のマブダチ、チャッキーTだ!なにか言いたいことはあるかい?」
チャッキー「俺達は同じ日に生まれた。そして生まれたその日から俺達はずっと親友同士だったんだ」
バレッタ「全然違うだろ(笑)適当言うなよ(笑)よくタッグリーグになると『俺達が絶対勝つ』とか『優勝は俺達だ』とか言う奴らがいるけど、とんだウンコだね。そんなものは誰もわからない。俺達は最強であることを全力で願い、最善を尽くすだけだ。でも、俺達は善良な男たちさ。固い友情で結ばれているからこそ勝てるように頑張るだけだ。さ、続きをどうぞ(笑)」(チャッキーに話を振る)
チャッキー「WORLD TAG LEAGUE 2017。バレッタが言ったように、俺達は最良を尽くすのみ。そしてベルトをアメリカに持って帰るんだ」(バレッタに他に何か無いか促す)
バレッタ「他には何もないよ。あとはこれ(エルボーパット)を外すだけさ(笑)」
第4試合
天山の髪を裕二郎が掴み、ロープに振るとショルダータックル。受けきった天山にエルボー連打も、天山はガットショットからモンゴリアンチョップ連発。天山はストンピングから投げようとするが裕二郎はその手を噛んでロープに飛ぶが、天山はショルダータックルで迎撃。両者タッチ。
中西とファレはロックアップから、ファレがロープに押し込みラリアットも中西は避けて距離を取る。
手4つからファレが膝蹴り。中西はチョップを叩き込むとファレはエルボー。エルボーとチョップの打ち合いからショルダータックルのぶつかり合い。ファレが串刺し攻撃を狙うが、避けた中西がアルゼンチンを狙うもこれは上がらず崩れる。ファレはストンピングからショルダークロー。ファレはチューズにタッチ。
チューズはストンピングからモンゴリアンチョップ連発。中西はエルボーもチューズは裕二郎にタッチ。
裕二郎はサミングからフォールも永田がカット。裕二郎は自軍コーナーに叩きつけペイジにタッチ。
中西にトレイン攻撃も、中西は次々ショルダースルーで場外に落としていくが、ファレが串刺しボディスプラッシュからペイジと裕次郎が投げようとする。だが中西が二人まとめてブレーンバスターから永田にタッチ。
永田は裕二郎にビッグブーツからペイジにミドルキック連発。さらにコーナーに振って串刺しビッグブーツからエクスプロイダーを狙うが、耐えたペイジがロープに振ってエルボーも、避けた永田が低空ドロップキックから脇固め。これはチューズがカット。
ペイジが走り込むが永田はビッグブーツも、キャッチしたペイジがエルボーからランニングエルボー。永田に裕次郎がガットショットから羽交い締めにすると、ペイジがエルボーも永田が避けて誤爆。永田はペイジにエクスプロイダーから小島にタッチ。ペイジもチューズにタッチ。
小島にチューズがソバットからマシンガンチョップ。小島がお返しとばかりにマシンガンチョップから行っちゃうぞ馬鹿野郎エルボー。これはファレがエルボーで迎撃し、小島をコーナーに振ってトレイン攻撃。チューズがフォールも中西がカット。
チューズは投げようとするが、天山が出てくるが交互にエルボー、さらに交互にトラースキックから走り込むが、テンコジカッターで迎撃し小島が剛腕ラリアット。これで3カウント。
<試合後コメント>
永田裕志&中西学
永田「もったいなかった!アルゼンチン!」
中西「いやー、すまんすまん!」
永田「中西学のパワーは!過去に200kg上げてんだぞ!」
中西「いやいや空回りしてもーた」
永田「次はファレくらいの体重なら絶対上がる!」
中西「今度は裕次郎とハングマン二人まとめて上げたるからな!見といてくれや!」
永田「もったいない!160くらいならなんてことないよ中西学は!ということで、ちょっとだけ元気が空回りしながらも、リングが恋しくて恋しくて暴れ足りなかったですね。でも勝利できて良かったです。タッグリーグに向けていい状態が来てるんでね。明日からに向けてさらに爆発します!」
天山広吉
「タッグリーグ始まりましたけども、公式戦じゃないけどファレと当たってね。まあ俺達第三世代で組んで、このタッグリーグでは敵になりますけど、今日は別でね。中西のアルゼンチン、ガッチリ上げてほしかったと思いますけども。それにしてもファレもごつくなったし、次の公式戦でやると思うんですけど、ガッチリとまた明日も研究してリーグ戦どんどん勝っていって、最後の最後まで頑張りたいですね。よろしくお願いします!」
小島聡
「大剛さんが亡くなられて……まさか、このタイミングで亡くなられてしまうというのはすごく残念でなりません。あの人の修行を受けて22年間経って、海外から帰って、こうやってプロレスラーとして長い時間大きな怪我もせずこうやって試合ができるのは大剛のおかげだと思う。今のテンコジの全てを作った人と言っても過言でないくらいの大恩人です。今のファンの人にはわからないかもしれないけど、本当に俺と天山にとっては、本当に、本当にプロレスラーとしての大恩人なんで、今回は大剛さんのために優勝したいと思います。それが自分と天山がずっと教わってきたことへの恩返しだと思うし、本当に寂しいからこそ俺達がまだ元気だということを天国の大剛さんに見てもらいたい。見せる必要がある。だから絶対に優勝します!」
第5試合
棚橋は鉄拳とコラボしたラース風の髪型とコスチュームで登場。コーナーには三島財閥のロゴが入ったリングへ。
スミスがエルボーでふっ飛ばしバックを取るが、へナーレはロープへ。
スミスがヘッドロックからショルダータックルで倒し、へナーレは立ち上がるとチョップ連打もスミスはチョップからコーナーに振る。ヘナーレはエルボーを避けてジャンピングショルダータックル。だがスミスはすぐに投げ捨てマウントナックル連打。スミスはコーナーに振り叩きつけるとデスペにタッチ。
ヘナーレはエルボー連打もデスペは膝を蹴りつけ、さらに膝へのニードロップ。足を捻ってから膝へのボディプレスを投下し、チョップからアーチャーにタッチ。
ヘナーレはエルボー連打も、アーチャーはガットショットからハンマーブローで倒し、ショルダータックルで吹っ飛ばすとフォールも2。アーチャーはスミスにタッチ。
KESはダブルブレーンバスターからスミスが足を痛めつけていく。スミスはデスペにタッチ。
デスペはストンピングからフロントネックで捕らえアーチャーにタッチ。
アーチャーは膝蹴りから串刺しニー。さらにエルボーも避けたへナーレに串刺し攻撃を狙うが、ヘナーレはこれを避けて真壁にタッチ。
真壁はエルボー連打もスミスが髪をつかむが、真壁がガットショット。スミスはコーナーに振るが、真壁はラリアットで迎撃しアーチャーにコーナーでナックル連打。
真壁は走り込むも、アーチャーはチョークからココナッツクラッシュ。さらにラリアットでなぎ倒しフォールも2。
アーチャーはコーナーに座らせるとナックルからスプラッシュマウンテンを狙うも、真壁は着地しショートレンジラリアットでなぎ倒す。真壁は棚橋にタッチ。アーチャーもデスペにタッチ。
棚橋は走り込んでエルボーからクロスボディアタック。さらにドラゴンスクリューからロープに飛ぶが、アーチャーがエプロンから蹴りつけコーナーに降る。だが棚足は串刺し攻撃を避けるも、KESがキラーボムを狙うが真壁がカット。真壁はアーチャーをスミスに叩きつけ、スミスをラリアットで場外に叩き出す。
デスペは棚橋にサミングから急所攻撃。さらに投げようとするが、そこへヘナーレがダイビングショルダ。棚橋はスリングブレイドからハイフライフローで3カウント。
<試合後コメント>
真壁刀義
「いいねぇいいねぇ。ヘナーレの野郎、狙ってやがったんじゃねぇか。やっぱきちぃなあ。シリーズは始まったばっかりだ。KESって言ったか?テメーら覚悟しとけよこの野郎。ベルトが掛かってるとかはどうでもいい。テメェらの伸び切った鼻っ柱、へし折ってやっからな!覚悟しろテメェラ。見てろよ。ヘナーレと天下取ってやるよ!見とけよ!」
棚橋弘至
「タッグリーグにエントリーしている選手に負けないように、気持ちを高い位置でキープして、東京ドームまで盛り上げていこう。そして……ジェイ、消えろ!」
ヘナーレ
「ヘナーレ、シンニホンニ、モドッテキマシタ!今、痛みなど何もない。(靴を脱ぎながら)見ての通り、足も腫れているし実際は痛いんだけど、痛みよりも酷いのはなにかといえば、5週間病院で動くことも出来ずじっとしていることだった。それよりも辛いことなんてなにもないから、痛くても自分は戦えることが出来る。この期間、自分のエネルギー、プライドが消えていくのを感じた。でもまた、新日本プロレスでセカンドチャンスをもらい、今のようにリングでまた戦うことが出来るようになった。そのためには何があっても、痛みがあっても、日々練習を続ける。それだけだ。自分の人生、そして自分の人生を賭けて戦っていく!アリガトウゴザイマシタ!」
第6試合
先発はオカダと内藤。ロックアップからオカダがロープに押し込むが、内藤が体勢を変えるとクリーンブレイク。だがエプロンからBUSHIがスリーパーで捕らえ、内藤がエルボー連打から走り込むもオカダは避けてBUSHIをエルボーで落とすと内藤をビッグブーツからシルバーブレッド。外道が出てきて連携攻撃からオカダは外道にタッチ。
外道はナックルからロープに飛ぶが、BUSHIが蹴りつけようとするも外道は直前で止まる。だが内藤がマンハッタンドロップからヒロムがドロップキックを叩き込む。
内藤はマウントから髭を引っ張るが、レフェリーから注意されるとストンピング。内藤は頭頂部にエルボーからBUSHIにタッチ。
BUSHIはミサイルキックからSTF。外道はロープへ。BUSHIはサミングからヒロムにタッチ。
ヒロムはチョップからコーナーに振って串刺しラリアットから低空ドロップキック。フォールも2。ヒロムは内藤にタッチ。
内藤は髭を引っ張り、ネックブリーカードロップからフォールも2。内藤はヒロムにタッチ。
ヒロムはブレーンバスターを狙うが、着地した外道がナックルも避けたヒロムがミドルキックもキャッチ。しかし外道はサミングで逃れオスプレイにタッチ。
オスプレイはヒロムに延髄斬りからトップロープでの619。さらにスワンダイブフォアアームも、内藤とBUSHIが出てくるがオスプレイは二人まとめてハンドスプリングオーバーヘッドキック。さらに内藤にドリラーからフォールも2。
ヒロムのトラースキックを避けたオスプレイがハイキックから走り込むが、ヒロムはフロントスープレックスでオスプレイをコーナーに叩きつけ内藤にタッチ。
内藤は串刺し攻撃を狙うが、オスプレイは足を伸ばしてカット。オスプレイはエプロンからエルボーからスワンダイブも、避けた内藤が急所攻撃から走り込むが、オスプレイは内藤にステップ延髄斬り。オスプレイはオカダにタッチ。
オカダは内藤をロープに振るとビッグブーツも、避けた内藤にランニングバックエルボー。内藤はガットショットからエルボー。さらに走り込むがオカダはフラップジャックで迎撃しフォールも2。
オカダは投げようとするが、耐えた内藤がスイングDDT。フォールもBUSHIがカット。
内藤は串刺しドロップキックから振り子式ドロップキックを狙うもオカダはキャッチ。だが内藤は着地し延髄斬りからジャンピングエルボー。内藤はリストクラッチも、オカダは着地しレインメーカー。避けた内藤にドロップキックから外道にタッチ。内藤もBUSHIにタッチ。
外道はスクールボーイも2。さらに首固めも2。外道はスネを蹴って外道クラッチもヒロムがカット。
オスプレイがヒロムにエルボー連打からハンドスプリングも、ヒロムがキャッチしジャーマン。外道がヒロムにナックルもBUSHIが外道にスーパーキックからコードブレイカー。フォールも2。
BUSHIはエムエックスで3カウント。
内藤「東京ドーム大会はまだまだ先だぜ。オカダ、オカダに一言、メッセージをくれてやるよ。オカダ、東京ドーム大会まで、トランキーロ!あっ(オカダがマイクのケーブルを引っ張り妨害)」
<試合後コメント>
高橋ヒロム
「1・4!東京ドーム!テメェら全員ブッこ……ふぅ。それよりか、俺のTwitter、カウントダウンしてるの気付いてくれた?気付いてメッセージくれてる人は何人かいるけどね。みんなにとって、そして彼らにとってものすごくハッピーなことなんだ。お祝いしてやってくれよ。俺の誕生日?そんなんじゃないから安心してよ。みんなと、彼らにとってハッピーなことが起こるからさ。俺のことを、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと!!楽しませてくれよ~」
内藤哲也
「大阪大会が終わってからさ、イギリス遠征、そしてメキシコ遠征行って帰ってきたばっかだよ。まさにカンサードですよ。本来のメキシコに行く目的は失ってしまったけど、ルーシュといい話し合いができましたよ。ロス・インゴベルナブレスについて色々話してきましたよ。まあ、後々皆さんも分かることになるんじゃないですか?このカンサードの中で開幕したワールドタッグリーグ、俺を始めとした4選手は出てないわけでね。これのどこがワールドタッグリーグなんだという気持ちはありますよ。現に、ほとんどの大会のメインイベントは、タッグリーグ公式戦……ではなく、俺とオカダの前哨戦なわけでね。この注目度の低さよ。まあ、このワールドタッグリーグにエントリーしている選手たちには、『ワールドタッグリーグをメインイベントにすればよかった!』『こんなワールドタッグリーグなら俺達出ればよかったよ!なんで出してくれなかったんだ!』『悔しい!来年は出たい!』って思わせてくれるくらいね、ワールドタッグリーグを盛り上げていただきたいですよ。それは、ズバリ、EVILとSANADAの仕事でしょ。彼ら二人がどれくらい俺にいい刺激を与えてくれるか。『来年はどうしても出たい!必ず出してくれ!』と俺に思わせてくれるかどうか、ワールドタッグリーグの成功はEVILとSANADAにかかってるでしょ。まあ、今日もメインイベントだからね。楽しませていただきますよ。じゃあ、皆様。また明日高崎でお会いしましょう。アスタマニャーナ!アディオス!……カンサードだぜ、カンサード」
第7試合
鈴木軍が殴りかかり試合開始。リングに鈴木が後藤を投げ入れ、飯塚が串刺し攻撃を狙うが避けた後藤が交互にエルボー。YOSHI-HASHIが飯塚にダブルのショルダータックルから、鈴木をダブルのブレーンバスターで飯塚に叩きつける。
後藤はエルボーからロープに振るが、鈴木はロープを掴んでタイミングをずらすと、走り込んできた後藤にぶら下がり腕ひしぎ。そのまま場外戦へ。
リングに鈴木軍が戻ると、カウント18で後藤がリングへ。
鈴木は腕固めから飯塚にタッチ。飯塚がガットショットからサミング。さらに噛み付く。飯塚は鈴木にタッチ。
鈴木はサッカーボールキックから顔面を蹴りつけ、後藤は立ち上がるとチョップ連発も鈴木はエルボーで叩き伏せ背中にサッカーボールキックからフォールも2。鈴木は飯塚にタッチ。
飯塚はチョーク攻撃からストンピング。後藤はチョップ連発も、飯塚はエルボーで倒し噛み付く。
飯塚はコーナーに振って串刺し攻撃も、後藤のビッグブーツの足に噛み付く。後藤はローリングエルボーで迎撃しYOSHI-HASHIにタッチ。
YOSHI-HASHIはコードブレイカーからトラースキック。さらにロープにかけて背中にドロップキック。フォールも2。
YOSHI-HASHIはカルマを狙うが飯塚はリバース。
YOSHI-HASHIはチョップから走り込むが、飯塚はマンハッタンドロップで迎撃し投げようとするが、YOSHI-HASHIはバックキックの延髄斬り。両者タッチ。
エルボー合戦から後藤がコーナに振り村正。さらにエルボードロップを投下しフォールも2。
後藤はバックドロップからフォールも1。鈴木はエルボー連打からコーナーに振って串刺しビッグブーツ。首投げからサッカーボールキックを叩き込んでフォールも、返されると腕ひしぎ。
エルボーの打ち合いから鈴木は左右の掌底を叩き込みスリーパー。これはYOSHI-HASHIがカット。鈴木はボディブローから左右の掌底を叩き込みYOSHI-HASHIを迎撃。
鈴木が羽交い締めにした後藤へ飯塚がアイアンフィンガーを狙うが、YOSHI-HASHIがドロップキックで迎撃。鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うがこれもYOSHI-HASHIがラリアットで迎撃。
後藤の河津落としとYOSHI-HASHIのヘッドハンターの合体攻撃を飯塚に叩き込み、後藤がすぐにエルボー連打。後藤が走り込むも鈴木は避けてスリーパー。だが後藤は担ぎ上げるも鈴木は胴締めスリーパー。
YOSHI-HASHIがトラースキックで迎撃し後藤が牛殺し。後藤はGTRを叩き込んで3カウント。
<試合後コメント>
鈴木みのる
「おい……雑魚のくせに……雑魚のくせに暴れんじゃねぇよこの野郎ッ!!」
(コメントブースのベンチを持ち上げて床に叩きつけ、荒々しく退席)
第8試合
先発はSANADAとジュース。バックの取り合いからグラウンドの攻防から距離を取りジュースはキャラハンにタッチ。
キャラハンがSANADAをショルダータックルで倒しEVILを要求。
キャラハンがEVILにツバを吹き、エルボー合戦からキャラハンがビッグブーツで倒しフォールも2。
キャラハンは首投げからサッカーボールキック。さらにロープに飛ぶが、SANADAがエプロンから蹴りつけ倒すと、EVILとダブル攻撃を狙うがキャラハンは二人まとめてドロップキックで倒しジュースにタッチ。
EVILのサミングをガードしたジュースが逆にサミングからロープに飛ぶが、EVILは追走エルボー。だがジュースも追走ボディスプラッシュ。しかしEVILが追走ラリアットで場外に落とし、キャラハンも場外に落とすとそのまま場外乱闘へ。
リングに戻り、EVILはジュースの髪をひねってSANADAにタッチ。
SANADAはその髪にダイビングハンマーからフォールも2。SANADAは髪をひねってEVILにタッチ。
ジュースはエルボー連打もEVILはダブルチョップで倒しSANADAにタッチ。
SANADAがバックエルボーで倒しEVILがセントーンを投下。フォールもキャラハンがカット。SANADAは投げようとするが、エルボーで逃れたジュースがSANADAのミドルキックをキャッチ。SANADAは走り込むがジュースはスパインバスターで迎撃。両者タッチ。
キャラハンはEVILをSANADAに振って、EVILの足を刈るとSANADAにEVILがスタナー。キャラハンはエプロンのEVILにハイキックからダイビングラリアット。場外に落下したEVILへトペ・スイシーダを発射。
リングに戻りキャラハンはスライディングエルボーからフォールも2。
キャラハンは投げようとするが、耐えたEVILにナックル。走り込んだキャラハンにEVILがビッグブーツからサイドバスター。EVILはSANADAにタッチ。
SANADAはパラダイスロックから低空ドロップキック。フォールも2。
SANADAは顔面を蹴りつけ、ナックルもキャラハンはリップロック。動揺したSANADAにヘッドバッドからジュースにタッチ。
ジュースはナックルとチョップを交互に叩き込み、トラースキックからビッグブーツ。さらにジャンピングラリアットを叩き込んでコーナーに上るとダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
キャラハンが串刺しボディスプラッシュからダブルの串刺しボディスプラッシュ。キャラハンが顔面ウォッシュからジュースがキャンボールを叩き込んでフォールも2。
ジュースは担ぐも、SANADAはナックル連打で着地。ジュースはビッグブーツから走り込むも、SANADAはリープフロッグからフランケンを狙うが、ジュースはこれをキャッチしパワーボムで叩きつけフォールも2。
ジュースはパルプフリクションを狙うが、SANADAはSkullEndの体勢で切り返し、これを逃れたジュースにSANADAはスワンダイブミサイルキック。SANADAはEVILにタッチ。
EVILはキャラハンを突き飛ばしジュースにローリング串刺しラリアット。さらに二人まとめてフェイスバスターとネックブリーカーで叩き伏むとフォールも2。
EVILはトラースキックからラリアットでなぎ倒しフォールも2。EVILとSANADAは合体攻撃を狙うがキャラハンがカット。お互いスイッチしていき4者ダウン。
キャラハンはビンタからジュースの唇を奪い、それぞれ串刺し攻撃を狙うが、EVILとSANADAは足を伸ばしてして迎撃し走り込むが、これをジュースとキャラハンは担ぐも着地したEVILとSANADAがそれぞれトラースキック。
EVILとSANADAが合体ネックブリーカーからフォールもキャラハンがカット。
EVILがジュースを担ぎダークネスフォールズからフォールも2。
EVILはEVILを狙うが、カットに来たキャラハンにナックルからEVILを狙う。だがキャラハンはその手に噛みつき耐えると、ナックルからジュースもナックル。キャラハンがSANADAにビッグブーツからジュースがナックル。キャラハンがEVILにダブルアーム式パイルドライバーからジュースがパルプフリクション。これで3カウント。
ジュース「待て待て、まだ始まったばかり!でも優勝しまーす!今日の試合はまあまあだったかな。でも、、とにかくありがとう!皆さん!僕のパートナー、サミ・キャラハンです。"ミスター・キモーイ"……ツバ吐いたりキスしたりはもうやめとけよ。自分にはAブロックで勝ち抜くまでもうキスはするんじゃない。福岡でBブロックの誰でもいいけど、勝ち上がってきたクッソ野郎たちを倒してミスター・キモーイと俺で東京ドームでデカイことを見せてやる!東京ドームの相手は誰でもいい。KESかもしれないし、GODかもしれない。WAR MACHINEのことは大好きだが、俺はどんな相手でも俺はアイツらのケツをまくってやる!自分はNEVERもUSチャンピオンシップも獲ることができなかった。だからこそ、このタッグリーグでてっぺんを目指すためにここにやってきたんだ!」
<試合後コメント>
ジュース・ロビンソン&サミ・キャラハン
ジュース「メッセージがある。後楽園に来ているファンも、全てのプロレスファンもAブロックで一番の優勝候補はSANADA&EVILだと思っているだろう。この二人には自分もずっとやられっぱなしだった。G1もそう、ジャパンカップもそう。だからこそ、その優勝候補の二人に勝てたことはすごく嬉しいね。サミ・キャラハンは、ずっと言っていた通りのサプライズだったろう?変人だし、自分とは全くキャラクターが違うけど、塩と胡椒、または、お寿司と醤油のように味は違うけど切り離せない名コンビになると思う」
キャラハン「Everything is EVIL!! Everything is...BULLSHIT!! もう平凡な試合は終わりだ!Aブロックは俺達がいただく!サムズアップ!サムズダウン!」