「俺に勝ちたきゃ俺の心を折れ」石井智宏がNEVER6人タッグ王座V7を決めHENAREに厳しくも愛あるエール!

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 21日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『JRA有馬記念 presents Road to TOKYO DOME』が開催。オカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏がNEVER6人タッグ王座の7度目の防衛に成功した。

 この日のメインイベントでは、オカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏vsジェフ・コブ&グレート-O-カーン&HENAREのNEVER6人タッグ王座戦が実施。
 オカダら王者組はこれまで6度の防衛を果たす絶対王者と化していたが、この日はいよいよUNITED EMPIREの面々が同王座へ初挑戦。ここで王者交代ともなれば2024年の新日本マットの風景も大きく変わるものと見られており、勝敗の行方には注目が集まっていた。


 オカダとコブの対面でゴングが鳴ると、コブがブライアン・ダニエルソンのYESポーズを真似て挑発。熱くなったオカダを軽々いなしたコブが流れを掴み、オカダをギターに見立てて棚橋にエアギターを見せるなどノリノリの様子。これで王者組の怒りを買ったコブが集中攻撃を受ける構図となるが、コブは石井を真っ向からのパワー勝負で打ち破って自力で生還。
 一進一退の攻防からオカダがオーカーンをマネークリップで捕らえるも、脱出したオーカーンが肩固めからのフロントスープレックス。これで流れを掴んだ帝国がオカダに集中攻撃をかけていき、救出に来た石井にはトリプルトラースキック、棚橋にはHENAREが膝裏に強烈なサッカーボールキックを見舞ってからコブがその場飛びムーンサルト・プレスと無双。さらにオーカーンがアイアンクロー式のレイネーラを見せるが、石井が救出して王者組が3人でオーカーンへ合体エレベイテッドDDT。
 オカダがレインメーカーを狙うも、かわしたオーカーンが再びアイアンクロー式のレイネーラ。そのままエリミネーターを狙うが、着地したオカダがローリング・ラリアット。勝負は石井とHENAREに託される。
 HENAREは強烈なミドルキック連打からバーサーカー・ボム。これを耐えた石井がバックドロップ。HENAREもサモアンドロップから旋風脚を叩き込んで追いすがる。リング上で全員が入り乱れる大混戦となる中、石井がHENAREにドラゴン・スープレックス。さらにHENAREのハイキックをキャッチしてパワーボムで叩きつけ、延髄斬りからラリアット。帝国が救出して3人で石井に合体バーサーカー・ボムを決めるも決着ならず。誤爆が誤爆を誘う大乱戦となる中、HENAREのランペイジを耐えた石井がヘッドバッドで吹き飛ばし、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して3カウントを奪った。

 バックステージに戻った石井は、「HENARE、たかが1度勝ったくらいで偉そうな口きくんじゃねえ。俺は簡単に壊れねえって言ってんだろ。簡単に潰されねえんだよ。俺はしつこいぞ。しぶといぞ。いつも言ってんだろ?俺に勝ちたきゃ俺の心を折れって。何度ピンフォール獲られても、何度大の字にされようが、俺の気持ちが生きてる限りな、俺は前に進むんだ。それだけはよく分かっとけよ」と、HENAREに厳しくも愛あるエールを贈った。

NEVER6人タッグ王座の連続防衛記録は9回。これに迫るV7を果たした現王者組の覇道がどこまで続いていくのかにも注目したい。

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