秋山準が王者としてDDTのアイコンを殲滅!次期挑戦者に高木三四郎社長を指名!
6月6日、さいたまスーパーアリーナで『CyberFight Festival 2021(以下サイバーファイトフェス)』が開催。第11試合では、トリプルメインイベントとしてDDTプロレスのKO-D無差別級選手権が行われた。
サイバーファイトフェスはサイバーエージェントグループのCyberFight社が運営するプロレスリングNOAH、DDTプロレスリング、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体に出場する選手を中心に、全15試合、総勢89選手が参加した大型プロレスイベント。
今年2月に遠藤哲哉から秋山準がベルトを奪い、その後樋口和貞、男色ディーノを相手に王座防衛。DDT絶対エースのHARASHIMAが「僕はまだあなたに負けたことありません。僕は、誰よりも、昔からDDTを愛しています。そしてそのベルトも。秋山さん、そのベルトを賭けてこの僕と戦ってください!」と対戦を要求し、秋山は「僕の中では男色ディーノとHARASHIMAがDDTの2トップだと思ってるんですよ。彼とやるには一番大きい所が良いと思う。6月6日、さいたまスーパーアリーナ。DDTの強さの象徴を、今日と同様に俺の力で木っ端微塵にしたいと思います」と今大会での王座戦を決定した。
試合は秋山がHARASHIMAの攻撃を正面から受け止め、パイルドライバーや雪崩式バックドロップで痛めつけていく展開に。グロッキー状態のHARASHIMAの顔面へ秋山はランニングニーを突き刺し、トドメを狙うがHARASHIMAはファルコンアローからスワンダイブボディプレスと怒涛の反撃。リバースフランケンから蒼魔刀と必勝ルートに入るも、これを返した秋山がエクスプロイダーから胴締めフロントネックロックで捕らえ、動かなくなったHARASHIMAを見てレフェリーが試合をストップした。
意識を取り戻したHARASHIMAはバックステージで「正直に、チャンピオン・秋山準は強かったです。今回1つ自信というか目標になったことがあって、秋山選手は僕より年齢が上でも全然チャンピオンでやってるんで、僕も今の秋山さんの年齢行くくらいまではバリバリ出来るんだなっていう1つの自信になったんで、今日は悔しいですけど追っかけますよ」と笑顔を見せる。
秋山は「DDTのアイコンと言われる人間は全部倒した。今日最後まで頑張ってた、50歳であんなビンタばんばん打たれる高木三四郎社長を俺が挑戦者に指名します。そのためにKING OF DDT、優勝しないといけないですね」と、6月10日から始まるKO-Dトーナメントに照準をあわせた。