丸藤正道が試合中にノリノリでダンス!「このDDTでは色んな丸藤をお見せします」
26日、後楽園ホールでDDTプロレス『Sweet Dreams!2020』が開催。第3試合では大鷲透率いるディザスターボックスに1月3日に加入した丸藤正道がこの試合からDDTプロレスに本格参戦。同じユニットにも関わらず丸藤が全く知らない平田一喜が、名前を覚えてもらうためにシングルマッチを行う事となった。
平田が入場曲が鳴っても入場せず、丸藤が入場するとその肩にはグロッキーになった平田が担がれており会場が騒然に。丸藤は「入場しようとしたら奇襲してきたから返り討ちにした。お疲れ様でした」と帰ろうとするも、意識を取り戻した平田が必死に謝罪してなんとか試合が開始。
平田がイスを持ち出し先程の謝罪がなんだったのかと会場が唖然となるも、丸藤はあっさりイスを奪って座らせるとトラースキック。強烈なチョップを叩き込んでいき平田はグロッキーになるが、平田は必殺の手刀を連打し形勢逆転すると、カズキルーペをかけてダンスを踊り始めようとする。だがすぐに立ち上がった丸藤がチョップを叩き込み、カズキルーペに虎王を叩き込んで真っ二つにすると、これを見た平田は手書きの手紙を持ち出し「最後に読ませてほしい」と懇願する。
根負けした丸藤が黙って聞いていると、最後のお願いとして一緒に踊って欲しいと言い出す。
丸藤の周りを踊りながらぐるぐる周る平田を見て観念した丸藤は、カズキルーペをかけて一緒にダンス。喜んだ平田は握手をすると延髄斬りから奇跡を呼ぶ一発逆転首固めを繰り出すが、丸藤はこれを切り返すとトラースキックから虎王を叩き込んでフォールも2。
丸藤は改めて顔面を蹴りつけ、カズキルーペを再度装着するとダンスを踊ってからの虎王を叩き込んで3カウントを奪った。
丸藤は「おいお前よ、俺こんな事するためにDDT来たわけじゃねーんだ。でもな!いろんなプロレスあって楽しいな。このDDTでは、色んな丸藤をお見せします。うちの杉浦貴とか踊らせたいんじゃねーのか?シングルやったほうがいいんじゃないか?平田!次は杉浦貴だ」と平田の名前を覚え杉浦の名を出すが、平田は「そういうふうに続けちゃうと、そういうふうに言っちゃうかも知れないんで!丸藤さんと試合できて嬉しかったということで!夢を叶えたということで!これ以上はアレがコレなんでちょっと……ありがとうございましたぁ~!」と控室へと消えていった。