DDTを退団する島谷へDAMNATIONがケジメの壮行試合!「お前は何も残せず負けてDDTから逃げるんだ」

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 8日、新木場1stRingにてDDTプロレス『こういうときは新木場くらいがちょうどいいのよね2019』が開催され、第3試合ではこの日をもってDDTを退団しフリーとなる島谷常寛の壮行試合が行われた。

 島谷は2016年にDDTの若手団体DNAでデビューし、2018年にDDTへ。その後はヒールユニットDAMNATIONのマネージャーとして活動を行い、独特のキャラクターからムードメーカー的存在となっていたが、今月3日に行われた両国国技館大会の試合後にDDTからの退団を発表。この日は『DAMNATIONなりの壮行試合』として佐々木大輔&高尾蒼馬&遠藤哲哉&マッド・ポーリーvs島谷常寛のハンディキャップマッチで試合が行われた。

 4対1のハンデがある状態で試合が開始されると、当然のように秒殺で試合が終了。これに島谷は「これがDAMNATIONのやり方かー!」とマイクを持ち、一人ひとりに思い出話とともに勧誘を始める。するとポーリーが島谷側につき再試合が行わることに。
 だが島谷への集中砲火が続き、なんとかポーリーが助けに入るとポーリーは遠藤に協力するように指示。すると遠藤が佐々木へポーリー上からのムーンサルトを投下し、島谷も続けてボディプレス。さらに高尾も加わり合体パワーボムで叩きつけるも、島谷の看板攻撃が次々誤爆していく。これに高尾が怒りエルボーを叩き込むと、佐々木がダイビングエルボードロップからポーリーがラリアット。高尾がジントニックから佐々木がクロスフェイスで捕らえ島谷はギブアップをした。

 試合後、佐々木は「今まで辞めてきた人間たくさん見てきた。俺の周りから居なくなったやつたくさんいる。お前もそうだな。怪我をしたやつ、次のステージに向かったやつ、逃げるように居なくなったやつ、テメーはどれだオイ?俺は、俺はこう思うぞノブ、お前はな、負けてここから逃げていくんだよ。テメーはよ、ここでなにか成し遂げたか?みんなに言えることあるか?テメーは、何も残せず、負けて、ここから逃げるんだ。それだけは忘れんじゃねーぞコラ。後もう一つ大事なことだ。DAMNATIONのマネージャ、辞めるのか残りてーのか、これは、お前に決めさせてやる」とマイクを投げる。
 島谷は「その前に」と退団に関して丁寧に感謝の挨拶をする。だが突然口調が変わり「でもオイ!ノブちゃんは~!マネージャーを!やめへんでー!」と声高に叫び、DAMNATIONメンバーも嬉しそうに笑顔で島谷を囲み会場を後にした。

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