「なぜ俺がこの日までスーパースターと言われたか教えてやろうか?」213cmの大巨人を倒して三冠ヘビー級王座防衛の宮原健斗が“スーパースター”の秘訣を公開

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 25日、千葉県・幕張メッセにて全日本プロレス『ニューイヤーウォーズ2026』が開催。宮原健斗がタロースを下して三冠ヘビー級王座の4度目の防衛に成功した。

 213cmという規格外の身長を持つタロースはプロバスケットボール選手だった過去を持ち、AJスタイルズとの出会いからプロレス界に誘われNXTと契約。しかし、“実績がない”の一言でNXTを去ることとなり、様々なインディー団体を転戦。さらなる飛躍を求めて全日本プロレスに来日。
 当初は身長200cmの綾部蓮を超える大物の刺客として登場し、綾部と激しい抗争を展開。闘いの中で絆が芽生えた綾部と共闘することとなり、タッグチーム【Titans of Calamity(タイタンズ・オブ・カラミティ)】を結成。その大きな体躯を活かした闘い方を全日本のリングで吸収した2人は昨年末に行われた『世界最強タッグ決定リーグ戦 2025』で当時世界タッグ王座を保持していた[HAVOC]ザイオン&オデッセイを下して優勝。ベルトをかけての再戦という形となった世界タッグ王座戦も制して今月2日に王座戴冠を果たす。

 日本のプロレス界に強いリスペクトを示し、日本を愛するがゆえに日本語を猛勉強しているタロースは、綾部に次なる目標を聞かれると「三冠チャンピオンになりたいです!ミヤハラサーン!」と叫んで現三冠王者の宮原健斗を呼び出して挑戦表明。
 しかし、宮原は「答えは、NOだ!俺は階級は問わないと言った。ジュニアヘビー、ヘビー級の挑戦は受けるといったが、お前はスーパーヘビー級だ!改めて言うぞ!NOだ!」とまさかの拒否。タロース&綾部が詰め寄ってダブルチョークスラムを狙うと、宮原は慌てて「あッ!YES!YES!YES!」と挑戦を承諾。咳き込みながら1月25日の幕張メッセ大会でタロースと三冠戦を行うことを決定した。

 前哨戦ではタロースの強さが際立つ場面が目立ち、宮原はタロースにビビりながらもなりふり構わぬ勝利を狙うといった光景が広がっていた。全日本ファンも日本および全日本を愛してくれているタロースを愛するようになり、宮原に対しては笑顔でブーイングを贈るようになっていた。


 試合は、序盤からタロースがパワーで圧倒。ロックアップやショルダータックル合戦でもタロースがビクともせず宮原を押していく。
 ならばと宮原は場外戦に持ち込んで宮原はリング鉄柱や場外鉄柵を使ってのアームロックなどなりふり構わぬ攻撃で痛めつけ、早々にシャットダウン・スープレックスを狙うなど短期決戦を狙う。
 これを振り払ったタロースはベアハッグやダブルアックスハンドル、串刺しボディスプラッシュ、さらに子どもをあやすように頭を撫でてから放つサイドウォーク・スラムと長身をフルに活かした猛連撃。さらにコーナーへのスネークアイズ(※やり投げ)を狙うが、着地した宮原がブラックアウトを叩き込んで活路を開く。

 宮原の持ち味は相手の技を受けて受けて受けまくってから一気に畳み掛けるという終盤戦の強さ。タロースの脳天唐竹割りからスネークアイズ、ビッグブーツという必殺コンボを受けても2で返していき、追撃のビッグブーツをブラックアウトで撃ち落とすという離れ業で反撃。間髪入れずに必殺のシャットダウン・スープレックス・ホールドで叩き付けて3カウント。ボロボロになりながらも宮原が4度目の防衛を果たした。

 宮原が最高マイクでの締めに入ろうとすると、斉藤ジュンが現れて「宮原健斗、最高の試合だったぜ。おめでとう。やっぱりアンタにそのベルトはよく似合う。だが、お前以上に似合う奴がいるのを知っているか?この俺、斉藤ジュンだ」と2月23日の大田区総合体育館大会での挑戦を表明。同大会ではジュンの弟・レイの復帰戦もあることから「23日大田区大会を斉藤ブラザーズに日にしてやる」と宣言する。

 これを受けた宮原は「受けない!なぜだか分かるか?お前がこのベルトに挑戦したら、その日が斉藤ブラザーズの日の勢力が拡大してしまう。斉藤ブラザーズの日なんて言った日には、お前ら東北の仙台で夕方の番組やってるだろう。そこから多数の仙台のファンが駆けつける!そしたら俺にとってアウェイだ!だからやらないッ!なぜ俺がこの日までスーパースターと言われたか教えてやろうか?アウェイで試合をしてないからだ!俺は会場の人気がないと試合をしたくないんだ!2月23日大田区総合体育館で組まれた日には!アンタたち、斉藤ブラザーズの日で会社も背中を押すだろう!そんなアウェイの中で俺は挑戦は絶対に受けない。以上だ!帰れ!改めて言うぞ!2月23日は挑戦は受けない!帰れ!」と断固拒否。
 宮原は笑顔で大ブーイングするファンに向けて「ファンの意見は関係ねーから!もう1度教えてやる!ファンの意見なんて関係無いからぁ~!」と煽り返す大人気なさを見せるも、気を取り直して「一応俺も社会人だから締めとこうか」と持ち直して最高マイクで大会を締めた。

 バックステージでも宮原は「なんのフリでもなんでもないから。受けないからな。いいかこれ全日本プロレスにも言ってんだからな!なぁ!2月23日齋藤ブラザーズの日と、テーマを打ち!東北の、夕方のお茶の間の番組で活躍するあいつらを、東北からも集めようという魂胆は丸見えだ。だからそんなアウェイな中、俺はやらないからな。スーパースターというのはな、アウェイの中ではやらないんだ。自分に有利な条件で、闘うのが、ここの位置まで築いたスーパースターのやり方だ。2月23日は受けない。受けないぞ。ほんとだからな。大田区総合体育館、受けないからな」と念押し。
 この日のマイクやコメントで何度「2月23日大田区総合体育館大会」と言ったか分からないくらいに大会PRに熱心な宮原は、ファンが一番喜ぶ形の試合をしてくれることだろう。

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