土井成樹が世界ジュニア王者の青柳亮生を襲撃!憧れの鈴木鼓太郎を超えを果たした王者に最大の試練?!

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 4日、東京都・エスフォルタアリーナ八王子にて全日本プロレス『#ajpwエキサイトシリーズ2023~株式会社エイト presents #ajpwエキサイトMANIAx~』が開催され、世界ジュニアヘビー級王座の防衛に成功した青柳亮生を土井成樹が襲撃した。

 昨年末まで開催されたジュニアヘビー級のシングルリーグ戦である『Jr. BATTLE OF GLORY』は、現世界ジュニアヘビー級王者である青柳亮生が優勝。亮生は弱冠23歳にして全日本ジュニアの頂点を極めつつある。
 亮生は過去の世界ジュニア王者たちを倒して新時代を拓こうとしており、すでに稔(田中稔)、佐藤光留、カズ・ハヤシを撃破済み。全日本ジュニアの“レジェンド・キラー”の名をほしいままにしている。

 1月22日の後楽園ホール大会では、カズを撃破して世界ジュニア王座V4を果たした亮生の前に鈴木鼓太郎が現れ、「カズ・ハヤシも退けるのかお前は。お前本物じゃねーか。一言で言うよ。そのベルト懸けて俺と勝負しろ」と挑戦表明。
 これを受けた亮生も「僕の大好きな、憧れた、鈴木鼓太郎がベルトを懸けて闘ってくれるそうです。断る理由はありません」と子供の頃から憧れていたという鼓太郎を迎え撃つ姿勢を見せていた。


 試合が始まると、亮生が機動力を生かして先制していくも、鼓太郎は冷静かつ冷徹なボディ攻めを積み重ねていき、動きが鈍った亮生へビット、ファンネル、エクスカリバー、ブルーディスティニーとガンダム殺法で畳み掛け、亮生が決死の覚悟で放ったファイヤーバード・スプラッシュもかわしてエンドレスワルツで切り返す技量の差を見せつける。
 鼓太郎は三沢光晴さん直伝のエルボーで仕留めにかかるが、これをかわした亮生が飛びついてメサイアDDT。さらにロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドからハウザーインパクトで叩きつけ、最後はファイヤーバード・スプラッシュを投下して3カウントを奪取。亮生が5度目の防衛に成功した。

 満身創痍の亮生に対し、鼓太郎は自ら手を差し伸べて握手を求める。亮生はその手を両手で握り返して深々と頭を下げた。


 その後、マイクを取った亮生が中締めを行おうとすると、突如リングに土井成樹が飛び込んできてDOI555からバカタレスライディングキックを見舞ってKO。
 大ブーイングが起きる観客席に向け、土井は「ブーブーブーブーやかましいんじゃお前らオイ!俺がマイクで喋ってるときはお前ら声出しNGや!」と憎まれ口を叩き、KO状態の亮生へ「おい、青柳亮生。世界ジュニア、次の挑戦者は、この俺や!」と宣戦布告した。

 土井は昨年9月にDRAGON GATEを退団してフリーランスとなり、全日本プロレスには今年1月より参戦。鈴木みのる、大森北斗と結託して新ユニット結成を仄めかしており、全日本内で日々存在感を強めている。
 土井は現在DDTでUNIVERSAL王者として君臨しており、フリーとなってから勢いに乗りに乗っている土井の挑戦は亮生にとって過去最大の試練とも言える。日程は後日発表の見込みだが、注目必至の闘いとなりそうだ。

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