真紅のベルト&GHC女子のダブル王座戦は56分15秒の激闘で両者KO!

16日、後楽園ホールにてマリーゴールド~1周年記念シリーズ~『Marigold Burning Desire 2025』が開催。メインイベントではマリーゴールド・ワールド&GHC女子ダブルタイトルマッチが行われた。
5月の代々木第二体育館大会でワールド王座を戴冠した詩美は彩羽を次期挑戦者に指名するが、彩羽は「やるからにはさ、いい条件でいいタイミングでやりたい」と詩美を待たせる形に。その彩羽が6月2日のマンデーマジック新宿FACE戴冠で天麗皇希を倒しGHC女子王座を戴冠。AAAWシングル、AAAWタッグ、RCWワールドチャンピオンを持つ四冠王者として詩美の前に立ちはだかった。
2人の闘いは2021年に大阪城ホールで赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム王座)を懸けて行われており、その時は30分52秒で詩美が勝利。ワールド王座が30分1本勝負であったため、彩羽の提案でGHC女子王座の60分1本勝負で行われることとなった。

試合はじっくりとした立ち上がりとなり、彩羽がショルダータックルで倒すと場外戦も含めて圧倒する展開へ。詩美が雪崩式のコウモリ吊り落としで反撃するが、ジャーマンスープレックスホールドがダメージで崩れてしまう。彩羽は蹴りで追い詰めるも、詩美はアンクルホールドや膝十字などの足攻めを見せ始め、彩羽がニールキックで倒すも足のダメージでフォールに行けず。彩羽がランニングスリー、詩美がハイジャックボムから投げ捨てジャーマンの応酬と一進一退の攻防となり、50分が経過しビンタの張り合いになるとそのまま両者KOとなった。
56分15秒の激闘を戦い抜いた2人は、再戦を誓いリングをあとに。バックステージではお互いのベルトへ「絶対に諦めない」と同様の言葉を残した。
この日のマリーゴールドvsマーベラスは、セミでUN王座を桜井麻衣が川畑梨瑚から防衛。マリーゴールドのタッグ王座は川畑梨瑚&Mariaが保持しており、岩谷麻優の持つスーパーフライ級王座に桃野美桜も挑戦表明したため、対抗戦は今後も継続する様子だ。