19歳のツヨカワ女子レスラー・ビクトリア弓月が王座初戴冠で涙!他団体の王者と防衛戦も決定!

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 3日、東京都・大田区総合体育館にてマリーゴールド『MARIGOLD FIRST DREAM2025〜初夢〜』が開催。19歳のビクトリア弓月が翔月なつみを破って涙のスーパーフライ級王座戴冠を果たした。

 翔月はスターダム3期生として2012年1月にデビューするも、怪我での長期欠場を経て2015年2月に引退。マリーゴールド旗揚げに合わせて移籍して“プロレスラー”として復帰した翔月は昨年7月13日、スーパーフライ級王座(※55kg以下の軽量級王座)の初代王者決定トーナメントを制して両国国技館で11年ぶりに王座戴冠。
 同王座の王者として強いプライドを持つ翔月は、軽量級でも上位とされる王座に通用する実力があることを証明せんと意気込んでいる。他のシングル王座との同時戴冠を目指すなどアグレッシブな姿勢を見せ続け、ファンからも“姐さん”と呼ばれて敬愛されている。

 弓月はスターダムで2023年11月にデビューし、その年の新人王を獲得するなどポテンシャルの高さを見せた期待の新人。キャリア半年に満たない時期にマリーゴールド旗揚げに合流するなど胆力も高く、柔道をベースとした確かな実力にハイスピードファイトも駆使。キャリア2年目に入ったばかりとは思えない弓月の試合ぶりには業界著名人の誰もが太鼓判を押す。
 また、弓月は『ヤンマガWeb』でグラビア特集が組まれるなどビジュアル面でも注目が集まりつつある。

 両者は昨年8月に大阪行われたシングルリーグ戦で15分フルタイムドロー、スーパーフライ級王座をかけた再戦となる10月の後楽園ホール大会でも15分フルタイムドローと未だに白黒がハッキリと付いていない。
 王座規定により防衛を果たした翔月だが、弓月との再戦を熱望。弓月も同王座への熱は日々高まるばかりであり、初進出となる大田区総合体育館でのビッグマッチでの再戦が決定した。


 試合は開始直後からハイスピードな展開となり、翔月はエプロンから場外へのダイビング・ダブルニードロップ、弓月はスワンダイブ式トルニージョを放つなど躍動。
 足技を得意とする翔月が鋭い蹴りや多彩な形の蒼魔刀で追い込んでいくが、弓月は得意のローリング・アロー(丸め込み)で隙を作って新技のリストクラッチ式ジャーマン・スープレックス・ホールド。さらにビクトリア・クラッチを見舞い、その場式、サードロープから、セカンドロープから、トップロープからとムーンサルト・プレスを4連発して3カウントを奪った。

 高い高い壁であった翔月を破っての王座戴冠を果たした弓月は歓喜の涙。
 しかし、そこへこの日の第1試合で行われたバトルロイヤルを制した元アイスリボンの真白優希が登場して挑戦を表明。
 真白はアイスリボンを退団後も同団体の至宝・ICE×∞王座を保持しており、マリーゴールドとアイスリボンのシングル王者対決が実現することになりそうだ。

 弓月は「私はこのベルトに新しい命を吹き込んで、新時代を必ず創り上げて、皆さんに新時代の幕開けをお見せします!」と抱負を叫び、若い力で女子プロレス界の時代を変えていくことを宣言した。

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