【会見全文】マリーゴールド1・3の全対戦カード発表!Sareeeが詩美に「一生サブキャラやっとけ」と罵倒し殴り合いに!青野と桜井が長年の思いをぶつけ合う乱闘!皇希と後藤がノロケ(?)の大舌戦!

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 19日、東京都・ABEMA TOWERにてマリーゴールドが記者会見を実施。2025年1月5日に大田区総合体育館で開催される『MARIGOLD FIRST DREAM2025〜初夢〜』の対戦カードが発表された。

 まずはロッシー小川代表取締役が挨拶を行った。


ロッシー小川代表取締役
「1・3大田区まであとちょうど2週間となりまして。この1・3は旗揚げからのマリーゴールドの総決算であり、集大成だと思っております。旗揚げ戦は超満員札止めで、すごい熱狂の中で行われたんですけど、いまちょうど8ヶ月経ちまして、選手のスキルも数倍上がっていますので、『そのとき以来で大田区に行ってみようかな』と思う人はそのへんも見ていただきたいと思います。この1・3はマリーゴールドの5つのベルトを中心としたタイトルマッチを行います。そしてスーパールーキーの山岡選手のデビュー戦、そして引退を発表しました高橋奈七永の試合と盛りだくさんになっておりますので、時間がある方はぜひ1・3は大田区総合体育館に足を運んでください」

▼新春ドリーム・ランブル
<出場選手>
松井珠紗、田中きずな、ハミングバード、瀬戸レア、南小桃、勇気みなみ、山田奈保、咲村良子、橘渚、星ハム子(アイスリボン)、真白優希(フリー)、花園桃花(フリー)、リアラ(フリー)、フライング・ペンギン(2point5)、ナイト・シェイド、他

 続いて、第1試合となるドリームランブルの出場選手が発表。同試合に出場する咲村良子、橘渚が12月26日のデビューを前に意気込みを語った。


咲村「咲村良子です。光栄なことにデビュー戦を高橋奈七永選手とやらせていただきます。私のことを既に知っている方もたくさんいると思いますが、期待して見に来ていただきたいなというのと同時に、12月26日のデビュー戦を機に私に注目していただけるような試合が出来るように練習に励んでおりますので、よろしくお願いします!」

橘「橘渚です。12月26日、後楽園ホールにて田中きずな選手とデビュー戦ということで。私はもう勝つのみです。田中きずな選手、覚悟しておいてください」

▼山岡聖怜デビュー戦 シングルマッチ
山岡聖怜
vs
MIRAI

 続いて、今大会でデビューする山岡聖怜、その対戦相手を務めるMIRAIが登場。


山岡「山岡聖怜です。MIRAIさん、私はMIRAIさんに勝つことしか考えてないんで。よろしくお願いします」

MIRAI「マリーゴールド魂の申し子、MIRAIです!今回1月3日、大田区総合体育館で山岡聖怜のデビュー戦の相手をすることになりました。山岡聖怜を見ていると、いつも感じるのは『自分とは真逆な選手だな』と思っていて。例えば、練習を見ていても、言ったら何回かやったらすぐ出来ちゃうし、運動神経もすごく良いし。自分はデビューまで1年以上かかってるんですよ。でも、聖怜って練習始めたのいつだっけ?」

山岡「8月6日です」
MIRAI「(※指折り数えて)8、9、10……メチャクチャ早いデビューだなと自分は感じてます。デビュー戦の相手になってからもすごく感じるんですけど、すごく期待されてる選手だなと思って。でも山岡聖怜に一番期待してるのは、もしかしたらこのMIRAIかもしれませんね?この期待をいい意味でどんなふうに裏切ってくれるのか、すごく期待してます。でも、期待されている、すごく素晴らしい選手、スーパールーキーだからと言って、アマチュアとプロは違うので。そこらへんはしっかり厳しく、プロの厳しさを自分が教えてあげようと思います。公開練習がこの前あったんですけど、そのときも自分が納得行かないようだったっていうことで。ちょっと前の練習のときにも、自分は聖怜に『技術の面もまだまだだし、体力の面もまだまだだよ』って言ったんですけど、そこらへんちゃんと努力してる?」
山岡「当たり前じゃないですか。ちゃんとしてます」
MIRAI「じゃあ、もう今からでもやれるくらいの準備出来てんの?」
山岡「はい。出来てます」
MIRAI「おう、じゃあやろっか?」

 2人が立ち上がり、向かい合ってじりじりと距離を詰める。ロックアップで力比べを展開も、互いにそれ以上は手を出さず距離を取る。

山岡「ぜってー勝つからな!」


▼マリーゴールド・スーパーフライ級選手権試合
【王者】翔月なつみ
vs
【挑戦者】ビクトリア弓月
※初代王者は5度目の防衛戦。

 続いて、スーパーフライ級王座を争う翔月なつみ、ビクトリア弓月が登場。


弓月「マリーゴールドの背番号1番、ビクトリア弓月です!私が東部フレンドホールって大会で、1・3で翔月なつみの持つスーパーフライ級に挑戦表明させてもらったんですけど、そんとき翔月なつみは『やりたい相手がいるから』みたいな、ちょっと保留みたいのされたんですよ。それでこの前の新宿FACE大会でマイラとのスーパーフライ級のタイトルマッチが行われたんですけど、結局誰とやりたかったのかちょっと分からなかったんですけど、マイラとやりたかったのか、また別の人なのか私は分かんないんですけど、それで私は翔月なつみからこのベルトを獲ることに意味があると思ってたんで。翔月なつみが防衛してくれて、私はこのタイトルマッチが1・3で決まって本当に良かったなと思っています。私はこのスーパーフライにかけてる思い、翔月なつみより強いと思ってるんで。私はただ一言。このスーパーフライを獲って、翔月なつみの時代はもう終わり。新しい防衛ロード、私が皆さんにお見せします」

翔月「初代スーパーフライ級チャンピオン、翔月なつみです。今回弓月とは3回目になります。ドロー2回。とても悔しい結果でしたし、私自身もどこかで決着付けないといけないと思っていましたので、とっても楽しみです、いや……楽しみでした。弓月、お前のインタビュー見ました。弓月がスーパーフライを獲ったらこのベルト、なんか『体重を減らしてでも狙って欲しいベルトにしたい』とか、『スーパーフライだからハイスピードだけじゃなくてグラウンドで勝負したい』『色んな闘いをしていきたい』『ビクトリア弓月色にしたい』……そう言っていました。いやいやいや、それ私が全部言ってたことだからね?最初っから。なにそれ。全然ビクトリア弓月色でもなんでもねーし、面白くもねーし。なんならホントに変わったことやってねーのホントにつまんなくてガッカリしました。ビクトリア弓月にはホントにガッカリ!お前ホントにつまんねーな!なんでそんなつまんなくなっちゃったの?」
弓月「…………」
翔月「言い返すことも出来ないのか?」
弓月「私はただ思うがままに、自分のしたい防衛ロードを話しただけ。たまたま合ったんじゃない?それでオメーの方がつまんねーからなお前!分かってんのか?お前のほうがつまんねーぞゴラァ!」
翔月「あ?『新しい風吹かす』とか同じこと言ってんじゃねーぞ。つまんねーんだよ。お前さ、この前発売した週プロ見た?私とマイラの試合。マイラの表情がすげーアップで載ってたの。これどういうことか分かる?お前とマイラだったら、お前の顔しか載ってねーの。それどういうことか分かる?分かんねーだろうな、お前には。私はな、このベルト獲りに来た奴の限界を超えさせたいの。そして、新しい、出会ったことない感情とか出会わせて、1個上のステージに運んでいきたいんだよ。そういう意味も込めて、私はいつもいつも限界の闘いを望んでます。だから、いつもやられてて、なんか追い込まれてて、だから『翔月なつみにはなんか勝てそう』。そういう油断をしてどんどん挑戦してきたらいいと思ってます。そのまま私の手のひらで転がされたら良いと思ってる。だから1月3日、お前とやって、お前の限界を出させてやるよ。それで私が勝って、また私は新たにこのベルトをかけて限界を引き出してあげたい相手がたくさんいるので、お前で止まってる場合じゃないんだこっちは。だからお前はもうここで終わり」
弓月「大丈夫だから。お前の防衛ロード、マジで1・3で終わりだから。皆さん、私は1・3大田区で新時代の幕開け、皆さんにお見せするんで。楽しみにしていてください。分かったかお前、分かったか?」
翔月「同じこと言ってんじゃねーよクソガキ」

 弓月が席を立って掴みかかるも、翔月は座ったままビンタで迎撃。互いに髪を掴み合う。

翔月「そうやってすぐ手ェ出すことしか脳がねーからクソガキなんだよ」
弓月「お前だってお前、お前こないだ手ェ出したろ!クソガキしか言えねーのか、この年増が!」


翔月「今日は質疑応答ありますか?……小川さん、お待たせしました。お前(弓月)座ってろ。聞いてろ。私、この防衛ロード進んで行くにあたって、とっても会社とも闘ってきました。やっとポスターもちょっと大きくなって、WRESTLE UNIVERSEさんの1月3日のキービジュアル見ました皆さん?見ました?私チャンピオンとして真ん中の横にいましたよ、でっかく。ということは、なんとなく私の力はもうみんなに浸透してきてる。ってことはロッシー小川のツーショットはもういらない。そうですよね、小川さん?いらないですよ!ただ!そこはもう諦めました。ただ!私はまだポスターまだでっかく載ってないんですよね。だからここで勝ったら、小川さん、私の地元・尼崎で凱旋やるってのはどうですか?いいですよね?凱旋。そしたらポスターもメチャクチャデカく載るし、私がメインでバーン!とでっけーポスター!尼崎の商店街、メチャクチャ飾れるんじゃないかなと思ってるんですよね。この前オッキー沖田さんと営業行って、もう根回しは出来てるんですよ。だから地元のみんなは協力してくれると思うんで。小川さん、どうですか?」
ロッシー「地元でやるのはいいことだと思うんですけど」
翔月「いいでしょぉ!」
ロッシー「ポスター云々ってのはちっちゃな話なんで」
翔月「いやいやいや!そこから大事なんだからよぉ、お前よぉ!」
ロッシー「そんなちっちゃなこと言ってると、ダメだよ」
翔月「いやいやいや!ちっちゃなことだと思うならデカくしてくださいよ!」
ロッシー「でっかくする選手もっといっぱいいるから」
翔月「いやいやいや!そこなんだよ!デカくする選手いっぱいいようがいるまいが、私はこの価値とともに上がっていくために私自身も大きくしたいと」
ロッシー「じゃ、防衛したら真ん中にしましょう」
翔月「おーっし!聞きましたか皆さん?!なにで真ん中にするのか知らねーけど!真ん中になります」
弓月「小川さん、小川さん。お前(翔月)はちょっと黙ってろ。私がこのベルト獲ったらどうなりますか?」
ロッシー「新チャンピオンとして認めます」
弓月「おぉ~聞いたかお前?新チャンピオンとして認めますって」
翔月「それ当たり前だろ」
弓月「お前ポスターばっかじゃねーかそもそもお前!会見すっとポスターの話ばっかなんだよ最後」
翔月「ポスター大事だからなお前!何も分かってねーなホントによ!」
弓月「お前がちっせーのはそういうとこだよ」
翔月「お前は気がちっちぇーよ。つまんねーつまんねー突っかかってきてよ」
弓月「お前がつまんねーって言ったんだろ最初に」
翔月「だから小川さん、私がデカくなって、見ていてくれる尼崎の皆さんと一緒に地元の凱旋やっていきたいと思いますので。いいですね?ハイ!ありがとうございました!」

▼マリーゴールド・ツインスター選手権試合
【王者組/ダーク・ウルフ軍】野崎渚(フリー)/CHIAKI
vs
【挑戦者組】ボジラ/タンク
※第2代王者組は初防衛戦。

 続いて、ツインスター王座を争う野崎渚&CHIAKI、ボジラが登場。Xとされていたボジラのパートナーは“大恐竜”タンクであることが発表。
 タンクはボジラと同等のサイズに筋骨隆々のバキバキボディを持つ世界トップレベルのパワーファイター。オランダを拠点に世界各地のリングに参戦してきたが、今回のマリーゴールド参戦が初来日となる。


ボジラ「まず初めに、私は今思い返せばダーク・ウルフ軍のメンバーなどではなかった。そして私はお前たち2人を倒している。私が最も強く、最も熱く、最も危険な存在であることを十分に証明し、世界中の人間に見せつけてきた。私はボジラ。リーダーとなるべき存在だ。私のような人間は他にいないし、これからも出てくることはない。私は特別な存在であり、私について来られるパートナーを見つけることは不可能に近かった。だが、見つかったようだな?だが、私は強すぎる存在だ。私1人でお前たち2人を蹂躙するのも容易いこと。2025年の年始は私によって素晴らしいスタートを切ることになるだろう。1月3日、私は世界中に人間にSIZE DOES MATTER!デカさこそが正義だということを改めて示すことになるだろう。……あぁ、そうだ。新チャンピオンの2人にプレゼントをやろう。これを見ろ!」

 ボジラが巨大な謎の骨を2人にプレゼントする。

CHIAKI「ヴェッ?!」
野崎「気持ち悪い!」
ボジラ「私と比べたらお前たちなど小さな存在だ。私を信じて私だけ見ていれば良いんだ。お前たち2人を打ち負かし、破壊する。お前たちはダーク・ウルフなどではなく、チワワとその取り巻きでしかないんだからな」


CHIAKI「なんなんだこれ、スゲー気色悪いんだけど……なにこれ……うぇ~。いや、え~と、マリーゴールドの背番号89番、ツインスタータッグチャンピオンのCHIAKI様です。おいボジラ!」
ボジラ「ハイ」
CHIAKI「お前、せっかくダーク・ウルフ軍でベルト獲ったのに、どうしたんだよいきなり裏切りやがってよ!まあ、自分がリーダーじゃないと気が済まないんでしょうねえ?で、ツインスターのベルトっていうのは1人じゃ獲れないんです。今なんでいないんだよパートナー。連れてこいよ早く。どーせ見つかってねーんじゃねーの?」
ボジラ「さっきも言ったがな、私にはパートナーなど必要ないんだ。私を信じろ。まあ、ルールが無いならパートナー無しで臨んでいたが、残念ながらルールがあるのでパートナーを連れてそのベルトをいただきに行くとしようか」
CHIAKI「それは……いいんですか、小川さん。1人でツインスターのベルト獲るっていうのは」
小川「いや、発表してるよ?……してるよ?パートナーは」
CHIAKI「だって。ボジラ?」
ボジラ「私は知らないぞ、そんな話は」
CHIAKI「知らないんだって(笑)」
野崎「ちょっと、どういうコト?(笑)まあまあまあまあ、でもね。12月13日、新宿FACEで仲間だと思ってたボジラが私たちに中指立てたときはホント驚いたし、一体どういうことなんだと思ったけど……よくよく考えたら、たかがちょっとイスが当たっただけで怒っちゃって。身体デカいクセにハートちっちぇーなと思ったよ。そんな奴に、せっかく獲った、CHIAKIも初めてのベルト、渡しません」
CHIAKI「ボジラ、そんなこと言ってさ、これ同じような服着てんじゃねーかよお前!(笑)ダーク・ウルフ軍に戻りてーんじゃねーのかあ?!」
ボジラ「お前が愚かなのは頭もか?数ヶ月前を思い出せ。私のほうが先にジャケットとジーンズを履いていただろう。私こそが真のリーダーであり、お前たちは私に従うだけの犬であると証明されたな?」
CHIAKI「そんなことねーよボジラ!1・3、ボジラがせっかくベルトを獲りたくて、俺らに正々堂々向かってくるんだったら受けてやるよ!」

▼パッション・カウントダウン マリーゴールドvsセンダイガールズ タッグマッチ
[パッション・シスターズ]高橋奈七永/石川奈青
vs
里村明衣子(仙女)/YUNA(仙女)

 続いて、マリーゴールドvsセンダイガールズの対抗戦に出場する高橋奈七永が登場。


奈七永「こんにちパッション!高橋奈七永です!先日引退を発表させていただいたんですけど、ちょっとなんて言うんですかね。暗い雰囲気になりたくないし、まだまだ私は元気にこのプロレスを突き進んでいくためにも、皆さんとパッション七箇条を読んで始めたいと思います!マスコミの皆さんも是非声を出して!小川さんも声を出して!元気にパッション七箇条、一緒に読んでください。私が言ったら一緒に大きな声でそのあとに続いてください!行きます!パッション七箇条!」
若手たち「「「「パッション七箇条!」」」」
奈七永「1つ!挨拶・返事を元気よくする!」
若手たち「「「「1つ!挨拶・返事を元気よくする!」」」」
奈七永「マスコミの皆さんも!1つ!人に優しく!」
若手たち「「「「1つ!人に優しく!」」」」
奈七永「1つ!困ってる人を助けてあげる!」
若手たち「「「「1つ!困ってる人を助けてあげる!」」」」
奈七永「1つ!よく食べよく寝てよく笑う!」
若手たち「「「「1つ!よく食べよく寝てよく笑う!」」」」
奈七永「1つ!何かあったら相談する!」
若手たち「「「「1つ!何かあったら相談する!」」」」
奈七永「1つ!逃げないブレない嘘をつかない!」
若手たち「「「「1つ!逃げないブレない嘘をつかない!」」」」
奈七永「1つ!素直であれ!」
若手たち「「「「1つ!素直であれ!」」」」

奈七永「ありがとうございます!ご唱和ありがとうございます!私は最後のときまでというか、高橋奈七永の人生はこれからも続いていくわけで、プロレス界で養ってきたこのパッションというものでもっともっとプロレス界を、そして日本を、世界を、元気にしていきたいと思っておりますので、このパッション七箇条、どうか忘れずお見知り置きを宜しくお願い致します。改めまして、1月3日の大田区総合体育館大会では、私のレスラー人生で欠かせない存在の里村明衣子選手との対戦が決まりまして、本当に感謝しております。ありがとうございます。思い起こせば、里村選手を意識し始めたのは、里村選手がデビューしたときからです。私はそのときにはデビューもしてなかったんですけど、当時GAEA JAPANの新人さんたちはデビューした段階で『驚異の新人』と呼ばれて、みんながほんとに驚くようなデビュー戦をみんながされてて。私はデビューもしてないのに意識せざるを得ない存在で。そのあと私は全日本女子プロレスで育ち、里村選手はGAEA JAPANで育ち、全女の最後の方で若手主体の大会『Brat Pack Match』というものがありまして、そのとき初めて対戦したんですけど、プロレスと言えばの、会話の1つ。手4つ。写真を持ってきたんですけど、手4つから里村選手と始まって、そのときの記憶が未だにあります。この力比べ。それだけでも負けたくなかった。もちろんプロレスの勝敗でも負けたくないし、スターダム時代でも、タッグでもシングルでも、手4つでも負けたくなかった。負けたくないっていう気持ち、それが高橋奈七永のレスラー人生に於いて大きな原動力の1つになってきました。なので、最後まで私がこのパッションを貫き、より皆さんにも伝えるためには、里村明衣子選手との対戦は必要不可欠だと思っていますので。まあ、このタッグだけで終わる気持ちもさらさらありません。どうぞこの闘いをお見逃し無く。よろしくお願い致します」

▼GHC女子選手権試合
【王者/tWin toWer】天麗皇希
vs
【挑戦者/tWin toWer】後藤智香
※初代王者は初防衛戦。

 続いて、GHC女子王座を争う天麗皇希、後藤智香が登場。


後藤「背番号51番、ゴチカこと後藤智香です。自分は胸骨の負傷により1ヶ月半、リングの外から皇希の試合をずっと見てきました。tWin toWerとしてタッグを組んで、ずっと隣で闘ってきました皇希に、自分だけ欠場するときに『好きにやっていいよ』と言ったのは私です。皇希は大活躍、大躍進。このGHCのベルトも獲って、すごく大きく人生が変わったと思っています。タッグパートナーとして誇りに思う気持ちと、すごいなって思う気持ちと、でもやっぱり正直すごくすごく悔しくて。でも、こないだ復帰戦、新宿FACEで闘ったときに、リングの上に上がって皇希と対面して闘ったけど……んまっ!みんなが言うほど差はないんじゃないかなって感じました。この1ヶ月、ベルトを獲って、皇希はなにか自分から発信した?『このベルトともに成長していきます』って言ってたけど、自分からなにか動いた?私はこのベルトを獲ったら……もぉ~それはそれはみんなに自慢したいくらい。このベルトと写真を撮ってSNSに毎日アップしたり、GHCのベルトが欲しいって思われるような王者に私はなります。他の女子プロレスラーの皆さんから『GHCのベルトが欲しい』って言葉、皇希に無いよ?私がこのベルトを獲って、輝かせて見せます」

皇希「背番号9番、天麗皇希です。……このベルトと写真撮ってSNSに上げて?それでこのベルト欲しいって思われるのかなあ?私はそんなに軽いベルトだと思ってないです。このベルトを。それと、復帰戦で『そんなに周りが言うほど差を感じてない』?ホンキでそう思ってる?智香。私はそうは思わなかった。復帰前の智香にやろうって言って自分から指名して、それは私が1月3日までに、復帰してからも智香に期待してたからっていうものあるし。もちろん自分がモヤモヤを抱えたままチャンピオンでいられないって思ったから智香に『挑戦して欲しい』って言ったんだけど……なんか『油断してろ』とかまだ言ってるけど、油断してんのって智香なんじゃないかなって私はずっと思ってるけど?」

後藤「油断してるわけねーだろ!挑戦者だぞこっちは!1ヶ月半、皇希を見て、ずっと隣で闘ってきて、弱点も知ってるし、私は貴女に勝ってる。悔しいなら悔しいって言えよッ!」
皇希「悔しいは悔しいよ!ずっと言ってるよ!悔しかったよ!だから挑戦しろって言ったんじゃん!(※涙声で)私がどんな気持ちでこのベルト巻いてるか分かる?分かんないよね?!分かってほしくもないけど!私はこのベルトを、私自身を、マリーゴールドを、世界に広めていこうって思ってる!そんくらいの覚悟でこのベルト持ってんだよ!お前にその覚悟があんのかよッ!」
後藤「あるよ?」
皇希「だったら、このベルトのGHC。前に言えなかったよね?なんの略かちゃんと勉強してきたんだよね?言ってみろよ!」
後藤「…………分かるよ?グローバルで!……グローバルで!ハッピーな智香のベルトだ!」
皇希「ちげーよ!グローバル・オナード・クラウンだよ!ちゃんと勉強してこい!そんくらい!」
後藤「それはこのベルトの意味!皇希がこのベルトを持ってどういうベルトにしたいのか聞いてる」
皇希「さっき言っただろ!世界に挑戦して行きたいって言ってんじゃん!そして私が聞いたのはこのベルトの意味!略称!ちゃんと話聞いとけよ!」

後藤「……皇希のそういう上からのところが嫌いだった。こないだの復帰戦、試合後、見てました?私は貴女のことをライバルとしか見てない。それなのに、ゴングが鳴って、試合終了。私のことハグして、『おかえり!』って微笑んで、ニコニコして!『おかえり』じゃねーよ!そういうヨユーぶってるところが嫌い!あーもう嫌い!あー嫌い!もうこの際だから皇希の嫌いなところ全部言う!仲が良いって思ってる皆さん、大間違いですから!私大ッ嫌いですから!皇希の上から目線のところ。目線だけじゃなくて言葉も!智香のこと『お前』って言うところ。人のこと指さして喋るところ!……あと、顔がちっちゃいところ!あとぉ……タッグで闘ってるのに、なんかこう!私がワーッって行って!皇希は一歩後ろに下がって!なんかこう!『ほぉ~ん、なんか智香行った行った~』って!こう、ちょっと後ろからなんかこう見てるところ!でも返そうと思ったら、前に行っちゃうところ!……器用なところ!……ネイルが上手なところ。なんか、なんか結局チヤホヤされてるところ!」
皇希「……智香さあ、ホントは皇希のこと大好きなんじゃない?ねえ?」
後藤「そういう!うぅ~……もう!だから!1月3日!全部嫌いなところ全部!全部全部ぶつけて!絶対皇希から3獲って!ギャフンと!ギャフン……?ギャフンと言わせないくらい!ギャフンとやってやるッ!っていうか、そもそも皇希のタッグパートナーって、私なの?!詩美なの?!それとも、彩羽匠なの?!」
皇希「……」
後藤「答えられないじゃん!もう皇希に振り回されるのはヤダ!だから絶対私が勝つ!私が勝って!私が皇希を振り回すくらい、振り回す!分かったか!分かったかって聞いてんだ!分かったか!」
皇希「最後の方全然何言ってるか分かんないけど、まあ私が勝って私がそのままチャンピオンでいるんで。これからも私に振り回され続けてください」
後藤「振り回されません。私が振り回す。いいですよね、小川さん?!私が振り回します!皇希のことを!」
皇希「……(笑)」
後藤「~ッ!!このスカしてる感じが嫌いなんですッ!!このッ!!スカしてる顔を、1月3日、大田区総合体育館、絶対に歪ませます!」

▼マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル選手権試合
【王者】青野未来
vs
【挑戦者】桜井麻衣
※初代王者は4度目の防衛戦。

 続いて、ユナイテッド・ナショナル王座を争う青野未来、桜井麻衣が登場。


桜井「皆様ごきげんよう。マリーゴールドの嵐を呼ぶ超貴婦人、桜井麻衣でございます。私はプロレス人生で1番のどん底を旗揚げ戦で味わいました。でも、今となればあの悔しい気持ちがあったから、誰よりも自分の意識とか責任感がすごく変わったと思っています。青野未来は両国でMIRAIとボジラを倒して初代UNのチャンピオンになった。それはスゴいなって認めるけど、でも、あの両国が青野未来、貴女のピーク。貴女にそのベルトは任せられない。私はそう思ったからこの白いベルトに挑戦したいと思いました。そんな目標が出来て、無我夢中で全力で試合に臨んだ夏のリーグ戦では、決勝まで行けたけど、最後に負けて。自分で決断してここに来て、自分で掴んだプロレス人生最大のチャンスを今度こそ絶対に掴みたいし、もういつもいつも惜しいところで掴みそこねたくない!だから私が一番覚悟を持ってマリーゴールドに来たってことを証明する試合にします。1・3大田区で青野未来に勝って、来年からはこの貴婦人様がいまの生ぬるいマリーゴールドを変えてやります」

青野「青野未来です。初代ユナイテッドチャンピオン。3度の防衛に成功し、今度4度目なんですが、もちろん、これからマリーゴールドを背負っていきたい。覚悟を持っています私は。もっともっと盛り上げていきたい。ベルトとともに自分自身も成長したいという気持ちはある。今までもずっとあった。でも、この桜井麻衣との防衛戦、個人的な思いが強くて。前は同じ団体にいたんですけど、桜井麻衣、1年半くらいして辞めたのかな。他にも前のアクトレスガールズって団体から辞めていろんな選手が外で活躍してました。それを私は……見たくなくても見えちゃう。その中で、一番悔しいのは桜井麻衣なんですよね。デビュー戦の相手をしたからなのか、当時仲が良かったからなのか、分かんないけど。桜井麻衣の活躍は、ホントにカッコ悪いけど、私は悔しかった!悔しくて悔しくてたまらなかった!それを今でもずっと持っています。だから、ここに来てマリーゴールドでまた同じ団体になったのも、何かの運命かも知れないけど、あんま嬉しくもなかったし……うん、すごい複雑な気持ちで。でも一番は桜井麻衣に負けたくないって気持ちは、マリーゴールドに来てからずっとあります。だから、私はこのベルト、これからの自分のためにも、悔しい思いをしたあのときの自分のためにも、絶対に桜井麻衣に勝って、チャンピオンとして私はさらに輝きます」

 フォトセッション終了後、青野がベルトを桜井の眼前に突き付けると桜井がビンタ。青野もビンタで返すと、桜井が青野をテーブルに叩きつけた上でベルトで首を締め上げる。

桜井「お前ら見とけよ!1・3で青野未来の顔をグチャグチャにしてやるから!どん底に突き落としてやる!」


▼マリーゴールド・ワールド選手権試合
【王者】Sareee(フリー)
vs
【挑戦者/DREAM✴STAR GP 2024優勝】林下詩美
※初代王者は3度目の防衛戦。

 続いて、マリーゴールド・ワールド王座を争うSareee、林下詩美が登場。


詩美「マリーゴールドの、クールにロイヤル、そして美しい。林下詩美です。私はマリーゴールドに来て、DREAM✴STAR GPを優勝して初めて大きな一歩を自分で踏み出せたと思っています。でも、まだ一歩。まだ一歩だと思っています。1月3日、Sareeeからベルトを獲って、そこで初めて私のマリーゴールドでの物語、エースの時代が始まると思っています。1月3日、私のベルト戴冠姿、皆さん楽しみにしていてください」

Sareee「……は?それだけ?意気込み。えっ、皆さんどう思います?これが私からベルト獲れると思います?なんにも感じないんですけど、私。ガッカリですね。林下詩美って、なに?クールでロイヤルとかカッコつけちゃってさ。アンタただ無関心なだけじゃないの?なんにも考えてないんですよ、この人多分。そんななんにも考えてない奴が、旗揚げしてまだ1年も経ってない新団体のエース、務まると思います?私は無理だと思いますね。こんなのにこの団体の一番の顔の真紅のベルトを巻かれた日にはどうなっちゃうんですかね、このマリーゴールド。私が1・3大田区、マリーゴールドのビッグマッチ、現チャンピオンとして真紅のベルト、必ず守りたいと思います。こんな奴に任せられないっすね。マリーゴールドも、女子プロレス界も、2025年もSareeeがしっかりとこの団体、そしてプロレス界のド真ん中を歩いていくことを私が証明してみせます。お前さ、もういいよ。マリーゴールドのサブキャラでも一生やっとけ」

 ブチ切れた詩美が机を蹴飛ばして立ち上がりSareeeに詰め寄って胸ぐらをつかむ。

詩美「おい、今なんつった?」
Sareee「は?お前出来んじゃん。ムカつけるの?そうやって?だったら最初からやれよ」
詩美「うるせー。テメーがマリーゴールドの主役ヅラしてんじゃねーぞ」
Sareee「お前に何が出来るんだよ、じゃあ」
詩美「……」
Sareee「しっかりしろよ」

 Sareeeがビンタを見舞うと、詩美が髪を掴んでテーブルに叩きつけ、互いにビンタを打ち合う。

Sareee「出来んじゃねーかよ!それをしっかりリング上でやれよッ!最初っからやれよッ!」
詩美「うるせー!ナメんじゃねーぞ!」
Sareee「リングでやれよ!」
詩美「やってやるっつってんだろ!」
Sareee「お前26日もその調子で来いよ」
詩美「あたりめーだろ。まず26だよ。覚悟して来いよ」
Sareee「やってやるよ」

<会見後囲み取材>


ロッシー小川代表取締役
――第1試合にフリーの選手、他団体の選手が出るが、なにか先を見越しての起用か
「なんかトライアウトみたいなもんでしょ?そういう意味もあって。あと多分大晦日のアイスリボンに勇気みなみが出たりするんで、星ハム子が出てくれたりとか。あとはたまたまMarvelousは長与千種の方が出してくれるって言うんで、そういうつながりが。今まではあんまり他団体っていうか、フリー系の選手とは限られた人としかやってなかったんですけど、ちょっと来年から広げてもいいのかなって」

――以前にもトライアウトを実施していたが、その後入団する選手などの情報は
「これ(ランブル)を見て。力量がわかんない選手もいるんで」

――他団体・フリー・トライアウト勢で来年からは参戦選手が増えそうか
「30人くらい欲しいんですよ、選手は。だけどまだその途中で急いでもアレなんで徐々に出していきたいなと」

――Sareee選手は、女子プロレス大賞受賞など9月のリーグ戦時より価値・勢い・試合内容などすべてが高く評価されている
「勢いは加速しちゃってるんで、これを倒すのはちょっとやそっとのことじゃ中々。牙城が高くなりすぎちゃってるんで。詩美としては勝ってね、ようやくトップに行きたいんだろうけど、中々それを許してくれないんじゃないかなと。それだけSareeeの勢いはスゴい。この業界が認めるスターになったから。あとはさっきの他団体の話のアレなんですけど、里村選手も今回は出てくれるってことで。やっぱり奈七永と里村明衣子っていうのはいろんな歴史があるし、そういう意味ではこの大会にはふさわしいかなと。だからって、仙女と対戦するとかそういう話じゃないんで、まだ」

――対戦カードは今日発表したもので揃った?
「全部です。8試合。(会見で)呼んだ順が試合順なんで。この日は色々他の団体もあるんで、負けずに。でも我々は我々の純粋な日常の闘いの集大成を見せる。ここから来年が始まる。2025年の新春なんだけど、2024年の集大成、旗揚げから今までの集大成っていうものあるんじゃないかなと。これが終わると、チャンピオンが変わるのか、変わらないのか、いずれにしろ新章になっていくと思います。なんだろうなあ。旗揚げのイメージがすごく強かったんで。だけど、自分とすれば選手はどんどん成長してるし、今のほうが絶対面白いんですよ、試合は。あのときは勢いっていうか、なんだろうねえ?期待感が強かったんで。試合だけを冷静に見てもらえば今のほうが絶対に面白いんで。是非その旗揚げ来て以来見てないぞって人は見て感じて欲しいなと今回思っているっていうのはありますね」

『MARIGOLD FIRST DREAM2025〜初夢〜』
日程:2025年1月3日(金)
開始:14:30
会場:東京都・大田区総合体育館

▼新春ドリーム・ランブル
<出場選手>
松井珠紗、田中きずな、ハミングバード、瀬戸レア、南小桃、勇気みなみ、山田奈保、咲村良子、橘渚、星ハム子(アイスリボン)、真白優希(フリー)、花園桃花(フリー)、リアラ(フリー)、フライング・ペンギン(2point5)、ナイト・シェイド、他

▼山岡聖怜デビュー戦 シングルマッチ
山岡聖怜
vs
MIRAI

▼マリーゴールド・スーパーフライ級選手権試合
【王者】翔月なつみ
vs
【挑戦者】ビクトリア弓月
※初代王者は5度目の防衛戦。

▼マリーゴールド・ツインスター選手権試合
【王者組/ダーク・ウルフ軍】野崎渚(フリー)/CHIAKI
vs
【挑戦者組】ボジラ/タンク
※第2代王者組は初防衛戦。

▼パッション・カウントダウン マリーゴールドvsセンダイガールズ タッグマッチ
[パッション・シスターズ]高橋奈七永/石川奈青
vs
里村明衣子(仙女)/YUNA(仙女)

▼GHC女子選手権試合
【王者/tWin toWer】天麗皇希
vs
【挑戦者/tWin toWer】後藤智香
※初代王者は初防衛戦。

▼マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル選手権試合
【王者】青野未来
vs
【挑戦者】桜井麻衣
※初代王者は4度目の防衛戦。

▼マリーゴールド・ワールド選手権試合
【王者】Sareee(フリー)
vs
【挑戦者/DREAM✴STAR GP 2024優勝】林下詩美
※初代王者は3度目の防衛戦。

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