長与千種率いるマーベラスが団体対抗戦で激勝!引退直前の高橋奈七永からベルトを引っ剥がすことを宣言!

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 25日、東京都・後楽園ホールにてマリーゴールド『Marigold Rising Spirit 2025』が開催。マーベラスがマリーゴールドとの全面対抗戦で勝利を収めた。

 長与千種率いるマーベラス勢は総出でマリーゴールドへ観戦へ訪れるなど以前から興味津々の様子であったが、今年3月の新宿FACEでついにリング上へ乗り込んできて宣戦布告。同月のマリーゴールド後楽園ホール大会から両団体の全面対抗戦がスタートした。

 第1戦は、3月30日のマリーゴールド後楽園ホール大会。【パッション親子】高橋奈七永&山岡聖怜が持つツインスター王座(※タッグ王座)に彩羽匠&暁千華が挑戦するも、パッション親子が防衛。
 第2戦は3月10日のマーベラス新宿FACE大会。川畑梨瑚&宝山愛vsビクトリア弓月&ハミングバードのタッグマッチが行われ、宝山がハミングバードから勝利。

 互いに1勝1敗となる中、今大会では5vs5の団体対抗戦が勝ち抜き戦形式で実施。
 マリーゴールドからは青野未来&翔月なつみ&後藤智香&田中きずな&瀬戸レア、マーベラスからは彩羽匠&Maria&川畑梨瑚&宝山愛&彩芽蒼空が出場した。

 マリーゴールドの未来を拓く決意に燃える先鋒のきずなは、マーベラス先鋒の彩芽、次鋒の宝山をあっという間に仕留めるという大活躍。
 しかし、マーベラス中堅のMariaがマリーゴールド次鋒のレアを瞬殺。さらに元シングル王者である中堅の翔月を相手に互角に渡り合い、時間切れ引き分けに持ち込む。

 副将同士の対面は、青野と川畑。川畑は2018年11月のアクトレスガールズ後楽園ホール大会で青野とのシングルマッチでデビューしており、互いに団体を背負う立場での対面。
 青野は強烈なローキックで足を潰してからの39ロックと堅実な足攻めを行っていくが、川畑も根性で耐え抜いて必殺のムーンサルト・プレスを発射。さらにウラカン・ラナを狙うが、青野がこれをスタイルズ・クラッシュで切り返す。青野がバズソーキックから2発目のスタイルズ・クラッシュを決めるが、カバーに入る直前に時間切れ引き分け。


 大将戦は、後藤と彩羽の対面に。実力差は誰の目にも明らかであったが、後藤は必死に耐え抜いて吶喊。新技の変形エメラルド・フロウジョンを繰り出すなど追いすがるが、彩羽の余裕を崩すには至らず。
 後藤がラリアットを狙ったところに彩羽がカウンターのスピンキックを叩き込み、トラースキック、スワントーン・ボムと連撃。最後はマリーゴールドのセコンド陣が集まる赤コーナーに見せつけるかのようにランニングスリーを決めて3カウントを奪った。

 今大会では、マリーゴールドのシングル王座に絡むトップ選手は王座戦の前哨戦に出場しており、団体対抗戦に出場したマリーゴールドの選手は若手が中心となっていた。
 これに以前より不快感を現していた彩羽は、試合後のマイクで「団体対抗戦、もっと強いやつが来ると思ったら、お前らかよ。お前らが団体から選ばれた、マリーゴールドを背負った5選手なら、マーベラスの圧勝だろ!もうさ、団体対抗戦終わらせる?」と対抗戦の幕をマーベラスの勝利という形で下ろそうとする。


 マリーゴールド勢がこれに猛反発すると、マーベラスの強豪タッグ【Magenta(マゼンタ)】のMaria&川畑梨瑚が奈七永&聖怜の持つツインスター王座への挑戦を要求。王者側がこれを受けて立つ姿勢を見せると、Mariaは「この対抗戦を通して女子プロレス界でマーベラスが一番だってことを証明していきたいと思います」と啖呵を切った。

 高橋奈七永&山岡聖怜vsMaria&川畑梨瑚のツインスター王座戦は、5月4日のマリーゴールド後楽園ホール大会で行われる見込みだ。

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