【会見全文】マリーゴールドが旗揚げから1年2ヶ月を経て道場開き!近藤修司が専属コーチに就任!

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 22日、都内某所にてマリーゴールドが道場開きを行った。

 まずは古峯神社の神主さんによるお祓いなどの神事が行われ、玉串奉奠では最初にロッシー小川代表が、最後にハミングバードが代表して前に出て全員で2礼2拍手1礼の拝礼。


 全員でリングに上がり、ロッシー小川代表から挨拶。
ロッシー「本日はこの猛暑の中、無事道場開きを行うことができました。マリーゴールド旗揚げして1年2ヶ月経ちまして、ようやく道場が完成して、今感無量でいっぱいでございます。これからね、どんどん新しい選手を育成して、選手のスキルを上げていきたいと思いますんで、皆さんも末永く見守ってください」

 続いて全選手を代表して林下詩美が挨拶。
詩美「本日はお集まりいただきありがとうございます。新しい道場ができたということで、選手全員とても嬉しく思ってますし、これからたくさん練習もして、どんどんレベルも上げていって、たくさんの人にマリーゴールドをお届けできるように頑張っていきたいと思います。選手一丸で頑張っていけるように、月に1回のちゃんこ鍋パーティーも開催しながら、マリーゴールド、この全員家族、マリーゴールドの家族全員で1つの鍋を囲んで、一丸になって頑張っていきたいと思いますので、皆さんたくさんの応援をよろしくお願いします。ありがとうございました」


 ここで道場設立とともに、専属コーチが就任したということで近藤修司が呼び込まれる。
近藤「マリーゴールドのコーチに就任いたしました近藤です。よろしくお願いします。私の命題は、ロッシーさんの頭の中のプロレスを具現化することだと思っております。そのためには選手の皆さん、血反吐が出るような練習をしてもらっていこうかなと思っております。選手たちの成長を楽しみに見守ってください。以上です。よろしくお願いします」

 近藤修司コーチも揃って集合写真撮影が行われ、その後初めての道場練習へ。
 全員での前転後転やロープワークなど基本的な動きから、MIRAIvs山岡聖怜、青野未来&皇希&ビクトリア弓月vs松井珠紗&CHIAKI&瀬戸レアによるスパーリングが行われた。

 試合さながらの激しいスパーリングを終えると、実家が居酒屋『うまいっ処 後とう』を経営している後藤智香特製のちゃんこが2種類振る舞われ、道場開きはアットホームな雰囲気で終了した。


<ロッシー小川囲みコメント>
――挨拶で万感極まったところもあったように見受けたんですが
「万感っていうかね、やっぱり1年2ヶ月もかかったんで。なかなか道場借りるってそんなに簡単なことじゃないんで、いろんなね、近隣の問題、騒音の問題、いろんな問題があって、やっぱり何十件と見た中で、ここに落ち着いたかなっていうとこなんで。そういう意味ではね、こっからが本当にスタートかなっていう感じです」

――相当大変だったんですか探すのは
「毎日探してたわけじゃないんで(苦笑)会って、内見して、ダメで、内見して、ダメでのくり返しで。ここはね、1発でもう決めたかな。内装するのに約1ヶ月間かかったかな。実は5月に探して、6月から着工してみたいな。でも綺麗だね。最初本当何もない倉庫だったんで、それから比べたらもう全然見違えるぐらいで綺麗なものが出来上がったかなと」

――道場探してる過程で、こういうところはよくて、こういうところがネックになったみたいなプロレスの道場の条件みたいなのってどういうところなんでしょう
「条件っていうのはやっぱり1番はね、騒音ですよね。あとはこのリングの、道場の大きさ。やっぱりあんまり低いとリングも組めないし。1回ギリギリまでオッケーだったんだけど、やっぱり最後騒音でダメだと。でも1年2ヶ月かかったんですけど、こうやってできたんで。本当これから始まりですよね」

――近藤選手をコーチに迎えたのはどういう理由だったんですか
「彼はね、プロレス大賞でベストマッチ賞もとったことあるぐらいな、基本技巧派なんで。そういう意味では、なんだろう、うまい選手なんで、やっぱプロレスは上手い人が教えないと。やっぱりね、もう自分何回か練習してるとこ見たんですけども、非常になんだろうな、昔ながらの練習じゃないんで。やっぱり強制はしない。いろんなやり方を教えてくれるから。だからいろんなやり方があるんだけど、リアリティっていうか、本当の戦いは教えてくれる。だから、別に形を教わるわけじゃない」

――どれぐらいの割合で?もうほぼ連日教えてくれるのでしょうか?
「まだここは今日からなんで。でも我々、実際道場の稼働っても週3回ぐらいしか稼働できないですよ。興行行ったりするから。だから週1回か2回ぐらいじゃないですかね。はい」

――リング上で皆さんが揃った絵を見てどう感じました?
「うん、そうですね。もっともっと選手欲しいなって思いますね。やっぱり、最強最高軍団になるようなね、人数が必要ですよ。でもこっからようやく生まれてくるんじゃないですか?だからこれ1ヶ月後、2ヶ月後見てね、ここが良くなったってなったらやっぱり道場のおかげかもしれないし。ただ、今までも練習はしてたんで。練習は週に何回もしてるんで、そこはね、ないからできないとかいうんじゃない。ただ自由に使えるっていう」

――時間の制約がないっていう点では、選手のコミュニケーションとかにも利用ができる
「前にはね、借りても1回3時間ぐらい。でもここも遠いからね(苦笑)ここに来たら1日いるような感じになっちゃうでしょう。だからようやく家というかね、城ができたんで」

――先輩レスラーと後輩レスラーのやり取りも増える
「本当はね、ちゃんことかね、毎回作ってね、みんなで同じ釜の飯を食べるじゃないけど、そういう風にしていきたいなと思いますけど、なかなか今の人たちはそういう習慣がないから、自分たちの好きなものを食べるっていう習慣になってるんで。でもそれはいい。昔のね、いいものは残していけばいいし」

――近隣の人たちとなんか交流とかは考えてますか?
「一応ね、別に極秘でやるわけじゃないんですけど、あんまり交流ができるかな?ってとこですね。この前もここに来てたら、プロレスバーみたいのの店長が挨拶に来てくれましたね」

――今後道場ができたってことで、地方から新しい戦力が入った時に、寮であるだとかそういうのも近くに完備っていうのは
「寮は最初からあるんで、近くではないけど。だから、あと、マイクロバス、トラックとか、色々もう購入したりして、1個1個ね、もう必要なものを。でも、とりあえず当面はないかなって。もう大きな規模になっちゃうんで、それ以上言うと。だからとにかく、なんか必要なものは揃ったのかなって。あとは選手の質がね、上がっていかないと。やっぱりね。道場あったからないからっていうんじゃないけど、そこは大事ですよね」

――道場なかったから技術的な成長が難しかった
「いやそんなの関係ないですよ。道場借りてやってたんで、今までも別にやってないわけじゃない。それは言い訳になっちゃう。それは違う。それはもう、それぞれのスキルの問題なんで。ただ、これがあることによって制限がなくできるということはある」


<近藤修司コーチコメント>
――このお話をいただいた時にまずどう思われましたか
「まずそもそもなんですけど、いただいたというよりかはマッチングな感じなんですね。私がちょっとコーチ業をやってみたいなと。20年ぐらいコーチずっとやってるんで、コーチ業やってみたいなっていうところで某選手に話をしてたんですけど、そこで小川さんと繋がって、マッチングって感じです」

――実際にもう何度かは練習は見られてる?
「はい、2回ぐらい」

――選手たちはどうですか?
「皆さんが思ってるより全然普通にはできてます。イメージが多分あれなんでしょうけど、僕の見解からしたら、自分のキャパを超えた試合をすると良くないっていうところなんで・・・多分プロレスの基本、根っこの部分だと思いますね、まず僕が教えなきゃいけないのは。派手な技がどうこうっていうよりも、プロレスってなんですか?どういうものなんですか?っていうのを多分教えることがメインになるんじゃないかという感じですね」

――今までマリーゴールドが言われていた、怪我が多かったりだとか、技の失敗が多かったりっていう部分は、派手に見せようとしすぎてたから
「そうですね、多分それじゃないですかね。普通にシンプルなプロレスはみんなできると思うんで。そういうことですよね。だからすぐに良くなりますよ。そういう意味では。でも、さらにその上を行かなきゃいけないんで、そこはもう小川さんと私は話をして、小川さんがどんなプロレスを目指しているのかっていうところを、もう1回それを教えていかなきゃいけない。そこは多分大変な作業になると思うんですけど。イメージは変わっていきます」

――女子プロレスを教えるっていうのは今まで経験は
「WRESTLE-1の時に総合学院っていうので、才木玲佳とか木村花とかを教えてましたね」

――表立ってだとそれ以来になる
「それ以来ですね、女子は。基本的にはそんなに別に変わることはないです。どちらかと言ったら時代ですよ。やっぱり昔のような、20年前ぐらいに教えてたぐらいのことやっちゃったらもうアウトなんで今の時代では(苦笑)それをどうやっていくかっていう、頑張らなきゃいけないかなっていうところですよね」

――この子が輝いてるなというような、目についた選手はいました?
「全員ですよ。目が違うと思います、全員。うんもう、技術的にはちょっとまだちゃんとわからないですけど、目は違いますよ。やっぱみんな、悔しい思いだったりとか、辛い思いをしてきてる選手が多いのかなって思うんですよね、状況的にも。だから負けたくないとか、そういうのが強いんじゃないかなとは。目が違います、うん」

――また時代が変わって、ここの団体の選手たちがGHCのベルトをかけて闘っているという点については近藤選手としてどう思われてますか?
「なんかそういう意味でも、親和性があるんですよ。僕の今の立場だと、マリーゴールドと親和性がある。僕がNOAHに上がってて、そのNOAHと1番近いところにある女子プロレスがマリーゴールド。WRESTLE UNIVERSEでも一緒に流れてるし、そういう意味では某団体の対局の位置に私もいると(笑)なんでマッチングが上手くすっとできたのかなと」

――改めてコーチを今後やっていく意気込みをいただけますか?
「そうですね。まあ小川さんの命で僕はやってます。小川さんのプロレスを形にすると。そこが1番だと思う。小川さんはまあ、言うたら女子プロレス界、必ずトップに持ってきてるんで、団体を立ち上げる。何個もやったじゃないですか?だからまあ、そのお助けをできればいいなと思ってますね」

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