【会見全文】マリーゴールド4大王座戦の調印式が実施!桜井がばら撒かれた札束を必死で拾う庶民的行動!ボジラ&タンクが“無名のルーキー”聖怜を嘲笑!弓月が真白の摩訶不思議ワールドに足を踏み入れ会場は混沌!
9日、都内某所にてマリーゴールドが記者会見を実施。マリーゴールドが誇る4大タイトルマッチの調印式が行われた。
1月13日に開催される中日ホール大会では、林下詩美vs“大恐竜”タンクの真紅のベルト戦が実施。
1月19日に開催される後楽園ホールでは、桜井麻衣vs野崎渚の純白のベルト戦、“大怪獣”ボジラ&“大恐竜”タンクvs高橋奈七永&山岡聖怜のツインスター王座戦、ビクトリア弓月vs真白優希のスーパーフライ級王座戦が実施される。
まずは、1月3日の大田区総合体育館大会で左膝を負傷した天麗皇希が経過を報告。
MRI検査の結果、前十字靭帯断裂と診断が下ったとのこと。
皇希「マリーゴールド背番号9番、天麗皇希です。先日1月3日、大田区総合体育館大会にて左膝を負傷しまして、前十字靭帯断裂という診断を受けました。今後に関してですが、治療をしていきまして、自分としては今年5月の代々木体育館大会にて復帰を出来るようにお医者さんとも相談して今現在治療を進めている最中になります。これからちょっと長い期間欠場になってしまうんですけども、自分に出来ることをしつつ、マリーゴールド、そしてGHC女子のベルトももっと盛り上げていけたらいいなと思っております。よろしくお願いします」
続いて、13日の中日ホール大会で真紅のベルトを争う林下詩美とタンクが登壇し、調印式を行った。
『MARIGOLD NEWYEARS GOLDEN GARDEN』
日程:2025年1月13日(月・祝)
開始:14:00
会場:愛知県・中日ホール
▼マリーゴールド・ワールド選手権試合 30分1本勝負
【王者】林下詩美
vs
【挑戦者】“大恐竜”タンク
※第2代王者は初防衛戦。
タンク「私はマリーゴールドデビュー戦でボジラとタッグタイトルを獲得した。今回私はさらなる勝負に出る。ウタミ、残り少ないチャンピオン生活を楽しんでおくといい」
詩美「第2代ワールドチャンピオン、クールでロイヤル、そして美しい林下詩美です。1月3日に念願のこの赤いベルトを手にすることができました。そして早くもタイトルマッチ、初の防衛戦。相手はタンク。バックステージで急に挑戦表明をされました。マリーゴールドでデビューして早々にボジラとタッグのベルトを獲って、随分勢いに乗ったみたいで、ちょっと気持ちが舞い上がっちゃって?このまま赤いベルトに挑戦しようなんて思ったのかも知れませんが、私はこのベルトを持ってマリーゴールドのエースとしてまだまだ防衛していき続けるつもりなので。相手はデカいし、パワーも相当強そうですが、もちろん負けるつもりはありません。これから林下詩美がマリーゴールドを引っ張って、増やして大きくしていかなきゃいけないこの第一歩で、まずはタンクを倒してマリーゴールドの象徴は林下詩美だと知らしめたいと思います。私は海外の人相手でも闘ってきました。今までたくさん何度もタイトルマッチを、シングルもタッグもたくさんやってきました。そして“林下詩美”という名は日本だけじゃなくて海外でも認知され、称賛されている自負はあります。もちろんこの試合もタンクを相手に私が防衛して、さらに名を上げて世界にも、もちろん日本にも、マリーゴールド、そして林下詩美の名を高めていきたいと思います」
続いて、1月19日に開催される後楽園ホールでスーパーフライ級のベルトを争うビクトリア弓月、真白優希が登壇し、調印式を行った。
『MARIGOLD NEWYEARS GOLDEN GARDEN』
日程:2025年1月19日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
▼マリーゴールド・スーパーフライ級選手権試合 15分1本勝負
【王者】ビクトリア弓月
vs
【挑戦者】真白優希(フリー)
※第2代王者は初防衛戦。
真白「ビクトリア弓月が持つスーパーフライ級のベルトに挑戦する真白優希です。初対戦でシングルマッチのベルトに挑戦するのはとてもワクワクしています。マリーゴールドの選手の中で一番気になっていたのがビクトリア弓月選手でした。試合映像や会場で見ていて、とても運動神経が良くて、空中殺法がすごく出来る選手だなと思っていて、とても気になる存在でした。そして、気になっていく内にすごく対戦したいという気持ちが芽生えて、今回挑戦表明しました。私とファイトスタイルはとても……真反対ですね。そうなんですけど、これはチャンスだと思っております。摩訶不思議な真白ワールドにビクトリア弓月を引きずり込んでやりたいと思います。そして私もシングルベルトを持っている身として、覚悟は負けてないので。二冠チャンピオンになってこのベルトを獲りたいと思います」
弓月「第2代スーパーフライ級チャンピオンのマリーゴールド背番号1番、ビクトリア弓月です。私はこのベルト、私の初防衛戦、この真白優希さん。私がこのベルトを獲ったら、マリーゴールドの選手はもちろん、それだけじゃなくて他団体の選手とも対戦して、このベルトの価値をどんどん上げていきたいと思っていたので、アイスリボンのチャンピオンである真白優希さんが私の初防衛戦の相手で、私はすごく嬉しく思います。でも、私はベルト創設時から狙っていたこのベルト、翔月なつみさんから3度目の正直で獲ることが出来たこのベルト。私はこのベルトをここで落とすわけにはいかないんです。真白さん、貴女はあのランブルで優勝して、その勢いでこのスーパーフライ級のベルトに挑戦してきましたよね?その勢いでそんな簡単に獲れるベルトじゃないんですよ。正直言ってね、挑戦表明するのは自由だと思ってるんですけど、このスーパーフライ級のベルト、私このベルトを持っている限り、貴女に……いや、貴女だけじゃないけど、このベルト、そう簡単に落とすわけにはいかない。で、貴女、真白さん、私の試合を見てくださってるって言いましたよね?私正直、真白さんの試合あんまり見たこと無くて。挑戦表明されてからいろんな試合を見だしたんですよ、たくさん。いろんな試合。で、真白さんの試合……試合はもちろんそうなんですけど、なんか……真白さんが雪見だいふくに見えて仕方なくて」
真白「えぇっ!」
弓月「なんか……雪見だいふくみたいに、真っ白で、もちもちで可愛くて。だから私今日雪見だいふく買ってきたんですよ。ちょっと待ってください」
真白「えぇっ!雪見だいふくを?!」
弓月「雪見だいふく、買ってきたんで是非食べてください」
真白「めっちゃなんか溶けてますけど……」
弓月「早く食べろよ!」
真白「なんで私の分身が雪見だいふくって分かったんですか?ちょっと待ってください。こんな雪見だいふく持ってきて、どういうつもりですか?」
弓月「貴女が雪見だいふくに見えて仕方ないんです。だから買ってきたんです」
真白「わかりました。食べてやりますよ!(※口いっぱいに頬張りながら)……ふむん、うん、うんうん!」
弓月「小川さん食べますか?いらない?じゃあ食べます。……溶けてるなぁ」
2人で溶けかけの雪見だいふくを頬張るシュールな時間が続く。
真白「私の分身!食べやがったな!あの、お前も、1月19日で雪見だいふくみたいに食べてやるから覚悟しておけよ」
弓月「お前それこっちのセリフだよ。お前今みたいに、私は貴女のこと雪見だいふくって思ってるんですよ。まあ思ってはないんですけど、雪見だいふくみたいに見えて仕方ないんですよ。だから雪見だいふく渡したじゃないですか」
真白「はい」
弓月「だから、私も今食べた。お前、まあ、ちょっと、言葉がね?被ってしまって申し訳ないんですけど、お前こそ、雪見だいふくみたいに食ってやるから覚悟しとけよ!分かったか!」
真白「ふむん!(※咀嚼中に返事)」
弓月「……まあちょっと、こんなグダグダになってしまって申し訳ないんですけど、私はこの初防衛戦、自分のキャリアの中で初めてのベルト、初めての防衛戦。必ず守り抜いて、私の防衛ロードを皆さんにお見せしたいと思います」
弓月が「雪見だいふく持ってろ、お前は」と真白に雪見だいふくを持たせながら写真撮影が行われた。
続いて、1月19日に開催される後楽園ホールで純白のベルトを争う桜井麻衣と野崎渚が登壇し、調印式を行った。
▼マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル選手権試合 30分1本勝負
【王者】桜井麻衣
vs
【挑戦者】野崎渚(フリー)
※第2代王者は初防衛戦。
桜井「マリーゴールドの嵐を呼ぶ超貴婦人、第2代ユナイテッド・ナショナルチャンピオン、桜井麻衣です。私は旗揚げのときから1vs1で決着を付けたかった相手、それが野崎渚です。でもすごく悔しいけど、野崎渚には苦い思いしかさせられたことがありません。だから今回は私にとってのリベンジ。去年は散々悔しい思いをしてきて、今年はその悔しい思いを晴らす最高の年にしてやろうと思ってるんで。野崎渚、アンタを倒して私はこのベルトを守り抜く。そして、このベルトを輝かせるだけじゃなくて私は今まで以上にマリーゴールドを背負って、そしてこの団体を守る。だから、絶対に負けられない。今度はアンタが地獄に落ちる番だよ」
野崎「桜井麻衣の熱い思い、ノザキ様に対してのチャンピオンとしての熱い思い、しっかりと受け取りました。まあ途中からちょっと聞いてなかったんですけど。要はノザキ様に勝てなくて悔しくて悔しくてたまらないってことだよね?ただ、残念ながらアンタは私に勝てない。1月19日、ツインスターのベルトをいただいたときのように、このベルトをいただくんで、覚悟しておいてください。まあ、旗揚げどうこう言ってるけど、そんな桜井麻衣に対して興味がないというか、別にどうでも良かったんですけど、最近Xで話題の?Grok?なんかAIのやつ。アレでノザキ様もやってみたわけですよ。“私をプロレスラーにたとえると”って。そしたらなんて出たと思います?『100%桜井麻衣に似てます』って出たんだよッ!ふざけんなよ!なんで18年もやってるノザキ様がこんなチープな桜井麻衣に似てんだよ?似てねーだろオイ。似てねーよなあ?!アァ?!19日、このベルトも獲るし、桜井麻衣、ノザキ様の中から出てけッ!」
桜井「いやいやいや。笑わせないでよ!アンタさあ……(※突然20~30枚程度の庶民的な厚みの札束を取り出して勘定を始める)こんな大金、持ってないでしょ?」
野崎「あ?なんだこれ。ふざけんじゃねーよ」
桜井が札束で野崎の頬をビンタすると、野崎が札束を奪ってばら撒く。
桜井は「なにすんのよッ!!」と大慌てですっ飛んでいき、散らばった必死に万札をかき集めていくという金に目がくらんだ庶民のような振る舞いを見せる。
野崎「おいおいおい、なに拾っちゃってんの?(笑)なに焦っちゃってんの?(笑)おい、桜井麻衣。大金持ってるアピール?金持ちアピール?大体今そんなに現金持たねーんだよ。今の時代キャッシュレスだろッ!そんな現金持っちゃって金持ちアピールしてんのダセーんだよ!お前はな、一生そうやって床に這いつくばって現金拾ってろよ、バーカ!」
桜井「……ごめんあそばせっ!(※悔しさに顔を歪ませながら走り去る)」
なお、桜井が1枚だけ拾いそこねた1万円札はロッシー小川が自らのポケットに入れた。
続いて、1月19日に開催される後楽園ホールでツインスター王座戦を行うボジラ&タンク、高橋奈七永&山岡聖怜が登壇し調印式を行った。
▼マリーゴールド・ツインスター選手権試合 30分1本勝負
【王者組】“大怪獣”ボジラ/“大恐竜”タンク
vs
【挑戦者組】高橋奈七永/山岡聖怜
※第3代王者組は初防衛戦。
ボジラ「みんな知っての通り、私はシングルプレイヤーだ。パートナーなどいらないんだ。なぜなら、私は最もデカく、最も強くて、最も危ない存在だからだ。タッグタイトルなどどうでもいいと思っているが、自分が1番だと思っている無名のルーキーやもうすぐ引退するババアには負けない。奈七永、私は以前お前を倒したことがあるな?また同じ目にあわせてやるからな」
タンク「私が1人でもやれるように、ボジラもパートナーを必要としていないかも知れないな。だが、1月3日のタイトルマッチで皆に見せたように、私たちはここで1番強いし、1番長く王座に君臨できる。だって、奈七永のパートナーを見れば分かるだろう?(笑)」
ボジラ&タンクが指を指しながらクスクス笑い始めると、奈七永がブチ切れながらマイクを取る。
奈七永「なに笑ってんだよ!こんにちパッション!高橋奈七永です!正直、2024年の高橋奈七永はどこか迷いがある中で闘っていた部分もあるのかも知れません。ですが、2025年の高橋奈七永は一味違うッ!なぜなら私には時間が限られているから。悩んでる暇など無いし、立ち止まっている暇もありません。2025年は私は5ヶ月でマリーゴールドにパッションをもっともっと刻んでいきたいと思ってます。まず!狙うのはこのタッグのベルトッ!タッグていうのはな、お前な、1人で出来ないんだよ。キミたちさぁ、パートナーいらないみたいなこと言ってるから、そこがもうダメ!ダメダメダメ!ダメだと思います!私はプロレスのタッグが大好きです。数々のパートナーとタッグのベルトも獲ってきました。今回タッグのベルト、狙いに行くパートナーは一番若い山岡聖怜!(※ボジラ&タンクが鼻で笑う)だから笑ってんじゃねーよテメーオラッ!ドント・ラフ!聖怜には可能性しかないと思います。まだ何色にも染まってないですし、これからどんなプロレスを見に付けていくのかわかりません。可能性しかありません!私が英才教育でパッションを伝えるとともに、私にもまだまだ可能性があるってものを見せていきたいと思いますし、ボジラ!」
ボジラ「どうした?」
奈七永「お前にもっとプロレス教えてやるよ!」
ボジラ「私に何を教えるって言うんだ?(笑)」
奈七永「ティーチャー!」
ボジラ「ルーザー!」
奈七永「ティーチャー!」
ボジラ「ルーザー!」
奈七永「ティーチャー!」
ボジラ「ルーザー!」
奈七永「ティーチャーって言え!」
ボジラ「負け方でも教えてくれるって言うのか?(笑)」
奈七永「うるせーっ!聖怜、言ってやれ!」
山岡「背番号18番、山岡聖怜です。まず奈七永さんにご指名いただいて、本当に本当に嬉しかったです。でもこのチャンス、絶対に逃す気ないんで。私は奈七永さんと絶対にベルト獲ります」
山岡がおもむろにスマホを取り出してマイクに当てると、「I’m gonna kick your Big ass!(お前らをぶっ飛ばしてやる!)」という機械音声が流れ、ボジラ&タンクが爆笑。
奈七永「なに笑ってんだよ!」
ボジラ「だって、お前らが私たちをぶっ飛ばすだなんてお笑いだろう?(笑)プロレスじゃなくて笑いのセンスは教えられたよ(笑)やれるもんならやってみろ。ほら、来てみろ」
ボジラと山岡、タンクと奈七永が乱闘を展開。
タンクが力任せに奈七永を制圧する中、ボジラは山岡のタックルを幾度も容易に受け止めた上でボディスラムで床に叩きつける。
ボジラ「これが欲しいのか?獲ってみろ。獲れるものならな?(笑)」
タンク「1月19日が楽しみだ」
ボジラ&タンクが去っていき、奈七永が山岡を助け起こす。
奈七永「試合でやり返すぞ!パッショォーーンッ!」
山岡「パッションッ!」