【試合詳細】7・26 アクトレスリング横浜公演 【KING】水嶋さくらvs植原ゆきな 清水ひかりvsグレート朝子

ACTwrestling横浜公演『ACTWRES SENGOKU SERIES『HIKARI WO HANATSU』』
日程:7月26日(土)
開始:17:30
会場:横浜産貿ホール・マリネリア
観衆:126人
▼Point match
[アクトレス5]○福永莉子
8分52秒 STF→ギブアップ
●梨央
▼Point match
[Actwreskiller'Z]○茉莉
9分3秒 熨斗紙→体固め
[Actwreskiller'Z]●入江彩乃
▼アクトレスガールズ10周年記念 シングルマッチ2時間6分1本勝負(完全決着ルール)
○清水ひかり
7分15秒 魔性のチョークスリーパー
[Actwreskiller'Z]●グレート朝子
▼Point match
[Actwreskiller'Z]○MARU
9分4秒 ACTロック
[Actwreskiller'Z]●惡斗
▼Point match
[アクトレス5]○才原茉莉乃
8分32秒 MRNスマッシュ!
●アンリ
▼Point match
○夏葵
9分50秒 midnight sun
●汐月なぎさ
▼KING of Ring Entertainment Championship
【KING/アクトレス5】○水嶋さくら
9分27秒 ブロッサムアーチホールド
【Challenger/超人朝子軍】●植原ゆきな
※第2代王者が3度目の防衛に成功
植原ゆきなからKING王座防衛に成功した水嶋さくらへ同期の汐月なぎさが挑戦表明!3月に引退した清水ひかりが1日限定アクトレスガールズ復帰!
オープニング
いつもと違い夏祭り風の法被に身を包んだアクトレスガールズが『ELECT』から『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンス。
『Love Riddle』ではこの日限定復帰の清水ひかりも加わり、間奏部分では手に持っていた水風船風ヨーヨー投げが行われた。
この日のリングアナは天翔ゆいが務めた。
第1試合
梨央が突っ込むも莉子が下がってローキック。再度ローキックも、避けた梨央が「エルボーだけでお願いします!」と要求し、エルボーの打ち合いから梨央がエルボー連打。さらにチョップを打ち込むと、莉子は唖然とした顔で梨央を見る。
勝ち誇る梨央に莉子がローキック連打。たまらず梨央はエプロンに逃れるが莉子は蹴り続ける。これはレフェリーがブレイクさせる。
莉子は串刺しバイシクルキックから首投げで倒し、背中にサッカーボールキック。さらに前からサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
梨央はミドルキックをキャッチしエルボーも、莉子もキャッチして引き込み腕ひしぎ。そのまま梨央が潰してフォールも、形が崩れて逃れた莉子がガットショットからロープに飛んでドロップキック。さらにロープに飛んでドロップキックも、スカした梨央がロープに飛んでショルダータックルでなぎ倒す。
梨央はロープに飛んでのショルダータックルを繰り返し、引き起こすと飛行機投げ。フォールも2。
梨央は投げようとするが、逆に莉子がボディスラム。莉子は胴絞めスリーパーで捕らえるが梨央はロープに足を伸ばしブレイク。
莉子はロープに押し込み背中にミドルキックから、ロープに飛んで背中へのドロップキック。フォールも2。
莉子は引き起こすとミドルキックも、キャッチした梨央が力任せに投げ捨て、ハイキックも避けてスクールボーイも2。
莉子が走りこみ蒼天カサドーラを狙うが、キャッチした梨央がそのままコーナーに走って潰す。
梨央は串刺しボディスプラッシュから、コーナーに振って串刺し攻撃。避けた莉子が串刺しミドルキックからロープに飛んでドロップキック。莉子は引き起こすも、梨央はチョップからロープに飛んでショルダータックル。二度三度とロープに飛んでのショルダータックルから引き起こすが、莉子がミドルキックも、キャッチした梨央が担いで飛行機投げ。さらにボディプレスからフォールも2。
梨央がチョップからロープに飛んでのショルダータックル連発。引き起こすも、莉子がミドルキックからかかと落とし。さらにローキックから「おめーそればっかじゃねーか!」と叫んでミドルキックからハイキック。さらにSTFで捕らえギブアップを奪った。
第2試合
ロックアップからリストの取り合い。茉莉がローキックから切り返すが、彩乃もハンドスプリングから切り返してヘッドロック。そのままグラウンドになるが、茉莉がヘッドシザースで捕らえて切り返すも、彩乃が回転して逆エビ固めへ。茉莉はロープを掴みブレイク。
彩乃はロープに飛ぶが、茉莉がショルダータックルで迎撃し逆エビ固めを狙うが、彩乃が丸め込もうとするも茉莉がそのまま潰してフォールも2。
茉莉はストンピングからロープに飛ぶが、彩乃も追走するも、茉莉がうつ伏せになって避けようとするが彩乃がケンカキックから髪を掴んでコーナーに顔面を叩き込む。
彩乃はヘアーホイップで投げ捨て、コーナーに押し込んでのチョーク攻撃。これを離すとコーナーに振ろうとするが、茉莉が逆に振って走り込むも、彩乃がスクールボーイからのケンカキック。さらにエルボー連打からエルボーの打ち合いへ。彩乃が投げようとするも、茉莉が逆にボディスラムで叩きつけ、ロープに飛んでスライディングレッグラリアート。フォールも2。
茉莉は熨斗紙を狙うが、切り返した彩乃がスタナー。さらにロープに飛んでのビッグブーツ連発。4発目をキャッチした茉莉が熨斗紙を狙うが、彩乃が切り返して河津落としで叩きつけお主の耳にドロップキック。フォールも2。
彩乃はロープに飛ぶも茉莉はカウンターのサイドバスターで叩きつけフォールも2。
茉莉はハイキックから担ぐとバックフリップ。フォールも2。
茉莉はロープに振るが、彩乃はビッグブーツから担ぐも、着地した茉莉がロープに飛ぶが彩乃はネックブリーカードロップで迎撃。
彩乃はブレイクダウンで叩きつけ、前から後ろからケンカキック。さらにニードロップを投下しフォールも2。
彩乃は引き起こすとコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、茉莉が阿吽を狙うも彩乃はキャッチしてエプロンに落とし、ロープ越しのスタナー。ロープに飛んでケンカキックも、キャッチした茉莉がロープを使ったレッグブリーカーからハイキックを叩き込みロープに飛んでレッグラリアート。フォールも2。
茉莉は熨斗紙を狙うが、切り返した彩乃がビッグブーツ。さらにビッグブーツでふっ飛ばし、TearDropAngelからフォールも2。
彩乃は髪を掴んで引き起こし、再度担ぐも着地した茉莉がブラジリアンキックからバズソーキック。キャッチした彩乃が足へのエルボーからビッグブーツも、茉莉は足へのエルボーで迎撃しバズソーキック。さらに熨斗紙で叩きつけてフォール。これで3カウント。
第3試合
7月21日に行われたアイドル×お笑い×アクトレスガールズの合同イベントにかき氷屋さんとして出店していたひかりだったが、そこにグレート朝子が現れ無銭飲食。さらにキッチンカーを蹴りつけて去ったことに激怒し、3月に引退したひかりがアクトレスガールズに1日限定復帰することが電撃決定した。
事前にこの試合は2時間6分1本勝負となり、ノーフォール・ノーギブアップの完全決着ルールであることが予告されていた。
ひかりの現役当時アクトレスガールズにいた彩乃と茉莉がロープをあげて入場させると、ひかりは上野大会で無銭飲食されたかき氷の料金500円をグレートに要求するが、グレートは「ワンモアアイス!」とまさかのおかわりを要求。意味がわからずひかりがキレる。
手4つからひかりが潰してケンカキック。そのまま場外に転がったグレートは、場外を徘徊しパパを探す。リングに戻るとひかりがストンピングからロープに飛んでスライディングブロンコバスター。フォールも、今回はフォールがないためひかりが困惑。
ひかりは足へのローキック連打から足4の字で捕らえると、グレートは苦しんだ末にギブアップ。しかしギブアップもないため試合は続行し、グレートは死んだふりをするがひかりが絞り上げると悲鳴を上げてしまいバレる。グレートはロープに這ってブレイク。
ひかりは走り込んでサッカーボールキックも、グレートが避けると地獄突き。さらにヘッドロックのまま噛みついて押し倒すも、レフェリーが注意しブレイク。
グレートはマウントをとりながらチョーク攻撃もレフェリーが注意し、グレートはそのまま噛みついていくがレフェリーが引き剥がす。
ひかりはソバットからコーナーに振ってPKF。さらにダイビングフットスタンプを投下し、よろよろと立ち上がったグレートへイナズマレッグラリアート。さらにスリーパーで捕らえ、これでグレートが落ちてレフェリーが試合をとめた。
ひかり「グレート朝子、気絶してるから聞こえないかもしれないけど、私に、アクトレスガールズに改めて感謝を伝える機会をくれて、ありがとう。お前が世界一弱いグレートだったから、私は今日アクトレスガールズに出演することができました。いろんなことがあって、アクトレスガールズを抜け、プライドをもって頑張ってたから私はここに戻ることができなかった。ほんとは大好きな場所で、これからもっともっと盛り上がってほしい場所だと思ってます。後楽園ホールも、もっともっと、いっぱいいっぱいになったら嬉しいです。今日来てくれてる人が、清水ひかりのことよりも、グレート朝子、みあ朝子、そしてアクトレスガールズをもっと応援したいと思ってもらえるような団体になったら嬉しいです。もう一度、引退してるのにもかかわらず、最後リングに上げてくださってありがとうございました」
<試合後コメント>
清水ひかり
――久々のアクトレスガールズいかがでしたか?
「そうですね、なんかいろんな思いが溢れて楽しかったですけど、なんかちょっと寂しい思いにもなったというか。ほんとに最後に恩返しという形がうまくできたのかわからないんですけど、私もたくさんのアクトレスガールズで関わってくださった方々に感謝を伝えることができたのかなと思っています」
――相手がグレート朝子ということで、上野大会からの因縁でこういう試合になりましたけれども、闘ってみてイメージ通りの相手でしたか?
「そうですね、最弱でした(笑)ほんとにこう、でも最弱だからこそというか、朝子ちゃん、グレート朝子じゃなければ、私はアクトレスガールズに出演することはできなかったと思ってるので、最弱がつっかかってきてよかったなと思ってます」
――実際闘ってみて、自分の体のコンディションはどう感じました?
「そうですね、引退してから今アイスリボンさんの劇団Venusっていうところで私がアドバイザーで入ってるので、そこで一緒にリングで体を動かしたりとか、激しいこととか受け身とかはできないんですけど、一緒にトレーニングしたり、首の筋トレしたり、なんかそういうのをやってたおかげで、今なんとか今日出演することができたのかなと思ってます。これが1年後とかだったら、私の多分筋力ももっともっと落ちてたし、リングに上がることが怖すぎて、きっとオファーを受けることができなかったので、ちょうど10周年っていうタイミングでもあるし、引退してすぐ体を動かし続けることができてたっていう、もうほんとにいろんな奇跡が重なって今回出れたのかなと思ってます」
――引退後こうやってリングに上がってみて、定期的に上がりたいっていう気持ちが生まれたりだとかはしましたか?
「もう無理だと思います(苦笑)別に上がりたくないとかじゃなくて、私の体がもうもたないので、ほんとにしっかりと、なんだろうな?アストレスガールズとしてやっていく体ではないので、今日がほんとに引退試合番外編みたいな気持ちで見ていただけたらなと思いました」
――今後アクトレスガールズとは、かき氷屋さんであったり、焼き芋屋さんで関わっていく
「そうですね!私はもうかき氷屋さん、焼き芋屋さんで今後人生を全うしようと思ってます(笑)」
――最後に、改めてこの動画を見ているアクトレスガールズのファンの方へメッセージをお願いします
「はい。アクトレスガールズファンの皆さん、きっと初めましての人もいるし、ずっと私がいる頃から見てる人もいると思うんですけど、私はアクトレスガールズを出て、プロレスラーとして、なんか変な意地を張って、出たからにはもう戻らないというか、出たからには自分の力だけでやっていくんだっていう思いがあったからこそ、アクトレスガールズに帰らず頑張ってました。だからまあ、引退したからこそ、アクトレスガールズに出ることもできたし、引退したからこそ、ほんとにアクトレスガールズのおかげで私はプロレスラーになれたと思ってます。すごい感謝してる団体さんなので、これからアクトレスガールズがどんどん盛り上がってくれたら嬉しいなと思ってるので、皆さん是非これからも応援よろしくお願いします」
第4試合
握手からお互いエルボー。惡斗がコーナーに叩き込み、崩れ落ちたMARUを場外に蹴り出しボディスラム。さらに場外を走り込んでのドロップキックから、鉄柱に叩きつけようとするがMARUが逆に叩き込む。
MARUはチェーンを持ち出して惡斗の首に巻くとそのまま場外をお散歩し、入場ゲートで絞首刑に。レフェリーが注意すると客席に叩き込み、そのまま引きずってリングに戻るとチョーク攻撃を続けるがレフェリーが注意しブレイク。
MARUがストンピングからコーナーに振っていき、惡斗がコーナーに登ろうとするがMARUがエルボーからコーナー上でのマフラーホールド。これを離すと串刺しスピアーからロープに飛んでスピアー。キャッチした惡斗がフィッシャーマンの体勢も、切り返したMARUがエルボーを狙うが惡斗はコンプリートショットで迎撃。
惡斗はロープに飛んでラリアットも、避けたMARUがロープに飛んでラ・ミスティカ。フォールも2。
MARUはリングに顔面を叩きつけ、コーナーに登るとダイビングフットスタンプを狙うが惡斗が逆コーナーまで転がると寝そべって挑発する。MARUが飛ぼうとするが、天井が低くて飛ぶことが出来ず、リングに降りるとそこへ惡斗が串刺しラリアット。
惡斗はマフラーホールドで捕らえるがMARUはロープを掴みブレイク。
惡斗はコーナーに叩きつけ、串刺しラリアットを狙うがMARUが飛び越えて前方回転エビ固め。2で返した惡斗にマフラーホールドも、惡斗はロープを掴みブレイク。
MARUはエプロンから飛び込んで足へのフットスタンプから、セカンドロープからのダイビングフットスタンプを投下。さらに膝十字も惡斗はロープを掴みブレイク。
MARUはマフラーホールドも惡斗はロープを掴みブレイク。
MARUはスピアーも、キャッチした惡斗がACTスペシャルで叩きつけフォールも2。
惡斗は惡朱螺からフィッシャーマンバスターもフォールに行けず。
膝立ちでエルボーの打ち合いから惡斗がなぎ倒し、引き起こしてショートレンジラリアットも、避けたMARUが低空ドロップキック。
MARUはバックドロップからコーナーに登り、ダイビングフットスタンプを投下するが惡斗が避けるとラリアット。フォールも1。
MARUはケンカキックからロープに飛び、MARUスピンクラッシュを狙うが、惡斗が力づくで止めてマフラーホールド。そのまま前方回転してACTロックで3カウントを奪った。
第5試合
アンリが走り込みでんきショックを放つが、避けた茉莉乃にアンリがスクールボーイ。これもすぐに立ち上がった茉莉乃にアンリがロープに飛んでのドロップキックを連発するが、茉莉乃はリング中央でこれを受けきっていく。
アンリはエルボー連打も、茉莉乃は脇固め。アンリはロープに足を伸ばしブレイク。
茉莉乃はロープに振るとラリアットも、避けたアンリがトラースキックから丸め込むが2。そのまま回転してロコモーション式でフォールも2。
アンリはフシギダネで捕らえるが茉莉乃はロープを掴みブレイク。
アンリは投げようとするが、逆に茉莉乃がボディスラム連発。アンリが着地するとローキック連打からロープに飛んでカサドーラフェイスバスター。さらにロープに飛んでクリストで捕らえる。茉莉乃はロープを掴みブレイク。
アンリはボディスラムからフォールも2。
アンリがコーナーに振ろうとするも、逆に茉莉乃が振って串刺し攻撃を狙うが、アンリが足を伸ばしてカットしダイビングフォアアーム。フォールも1。
アンリはロープに振ってハイキックも、避けた茉莉乃がドロップキック。フォールも2。
茉莉乃は腕ひしぎを狙うが、アンリはロープに足を伸ばしブレイク。
エルボーの打ち合いからローキックの打ち合いへ。アンリがローキック連打からミドルキックも、茉莉乃がキャッチするとアンリは逆の足で延髄斬り。ロープに飛んででんきショックでフォールも2。
アンリはロープに飛ぶが、茉莉乃はガットショットで迎撃し一本背負いからフォールも2。
茉莉乃はチキンウィングフェイスロックもアンリはロープに足を伸ばしブレイク。
茉莉乃はMRNスマッシュを狙うが、アンリはサムソンクラッチも2。
アンリはオリンピックスラムからフォールも2。
アンリは10万ボルトを投下しフォールも2。
アンリが引き起こすが、茉莉乃がコンビネーションキックからドロップキック連発。フォールも2
茉莉乃は払い腰からフォールも2。
茉莉乃はMRNスマッシュ!で3カウント。
第6試合
ロックアップをスカした夏葵がチョップも避け、夏葵のローキックを避けたなぎさがハイキックも、避けた夏葵が丸め込むが、なぎさがヘッドシザースも夏葵が抜けて距離を取る。
なぎさがタックルで倒しサソリ固めも夏葵はすぐにロープを掴みブレイク。
なぎさは背中にダブルチョップからバックを取るが、切り返した夏葵がハイキック。なぎさが避けるもローキックからロープに飛んでドロップキック。
夏葵は串刺しジャンピングニーからロープに飛んでフットスタンプ。避けたなぎさがチョップも、夏葵もローで返しチョップとローの打ち合いへ。夏葵がロー連打からロープに飛ぶが、なぎさはダブルチョップで迎撃し、ロープに飛んでその場飛びカーフブランディング。フォールも2。
なぎさはコーナーに振って走り込むが、夏葵が三角蹴りで迎撃すると、キューティースペシャツを狙うがなぎさがコードブレイカーで切り返し、ロープに飛んでフライングダブルチョップも、避けた夏葵がスライディングニー。フォールも2。
夏葵が袈裟固めもなぎさはロープに足を伸ばしブレイク。
ロープにもたれかかるなぎさの背中に夏葵がミドルキック連打。さらに引き起こしてミドルキックから、ロープに飛んでランニングニー。さらにロープに飛んでスライディングニーからフォールも2。
夏葵はロープに飛ぶがなぎさがダブルチョップで迎撃し、バッククラッカーからロープに飛んでフライングダブルチョップ。さらにサソリ固めで捕らえるが夏葵はロープを掴みブレイク。
なぎさがコーナーに登るも、夏葵がジャンピングニーで場外に落とし、コーナーに登るがなぎさが駆け上がりエルボー連打。そのまま逆さ吊りにし、断崖式ダイビングダブルチョップを投下する。
なぎさはドルフィンスイングで叩きつけフォールも2。
なぎさはロープに振るが、夏葵はジャンピングニーを突き刺し、膝立ちでエルボー連打。なぎさもエルボー連打も、避けた夏葵がミドルキックからトラースキック。さらにハイキックを打ち込み、ふらついたなぎさにダメ押しのハイキック。そこへダイビングフットスタンプを投下しフォールも、2で返したなぎさがマウントエルボー連打からコードブレイカー。さらにメイルストロムボムでフォールも2。
なぎさはオフ・ザ・リップ・スープレックスを狙うが、切り返した夏葵がキューティースペシャルも2。
夏葵はmidnight sunで3カウント。
夏葵「なぎさ、こんなもんじゃないよね?タッグトーナメント、2開戦、アマテラスに負けて、負けて、悔しくて、涙流して、はい残念でしたって私達そんなんでいいわけないよね!?2人で、力を合わせて、仲良く頑張ろうね・・・もうそんなんじゃダメだよ。私達、一人ひとりが、私となぎさが、それぞれをライバルだと思って踏み台にして上にのし上がっていかないと!だから、私は、絶対になぎさに負けない。ベルト、どうすんの?他人のお膳立てしてる場合じゃないよ?なぎさがやらないんだったら、私がとるから」
第7試合
ロックアップからゆきながエルボー。ロープに振ってハイキックも、避けたさくらがドロップキック。スカしたゆきながかかと落としも、避けたさくらが低空ドロップキックからアキレス腱固め。下から蹴り上げて逃れたゆきなが立ち上がり睨みつける。
ゆきながローキックも、さくらが飛び込んでバックを取り、バックの取り合いからゆきながリングに叩きつけると膝立ちのさくらにローキック。フォールも2。
ゆきなは背中にサッカーボールキック連発からフォールも2。
ゆきなはコーナーに振って串刺しヒップアタックを発射し、逆コーナーに振ろうとするがさくらが振って串刺しドロップキック。さらにロープに飛んでクロスボディからフォールも2。
さくらはストンピングから足へのフェイマサー。
さくあは足4の字。そのままフィギュアエイトもゆきなは耐える。
さくらがこれを離してスタンドに戻ると、ゆきなのローとさくらのエルボーの打ち合いへ。さくらがエルボー連打も、ゆきなが手を握ってコーナーに駆け上がりブーメランアームホイップ。さくらが走り込むも、ゆきなはカウンターのマンハッタンドロップからストンピングを落とす。
ゆきなは逆エビ固めで捕らえるが、さくらはロープを掴みブレイク。
ゆきなはロープにもたれかかるさくらの背中にミドルキック連打。さらにボディスラムからフォールも、ブリッジして抜けたさくらがロープに飛んでドロップキック。
さくらはストンピングからロープに飛んでスライディングクロスボディから619。
さくらはキルスイッチからフォールも2。
さくらはロープに飛ぶが、ゆきなが追走ヒップアタックからロープに飛んでヒップアタック。さらにかかと落としからフォールも2。
ゆきなは担ぐも、着地したさくらが丸め込むも2。
さくらはスクールボーイも2。
さくらはくるくるりぼんも2。
さくらは膝立ちでエルボー連打からコーナーに上りダイビングクロスボディを投下。フォールも2。
さくらは髪を掴んで引き起こし、ブロッサムアーチホールドを狙うがゆきなはボディに膝蹴りからスピンキック。さらにジャックハマーで叩きつけフォールも2。
ゆきなはエルボーからハイキックも、避けたさくらが低空ドロップキックからロープに飛んでクロスボディ。フォールも2。
さくらは膝立ちのゆきなの背中に低空ドロップキックからブロッサムアーチホールドで3カウント。
さくら「みなさん!KINGベルト防衛しました!応援ありがとうございます。ありがとうございます。ゆきな、闘ってくれて本当にありがとうございました。新人、やる気のある新人。今のアクトレスガールズには溢れてる。そんな中で、1番に名乗りをあげてくれたゆきな。めっちゃプレッシャーとかいっぱいあったと思うけど、そんな中で、ゆきなの力強い技とか?想いがめちゃくちゃ伝わってきて、すごい、すごい楽しかったです。ほんとにありがとうございます。めちゃくちゃ悔しそうな顔してる!当たり前だけど。なんか、ゆきなの目標?が、めちゃくちゃ高いことはすごいよくわかってます。めちゃくちゃ伝わってる。だからその、目標を、もっともっと高いところに設定して、なんかもっと、その悔しいとか、ここでしか味わえない思いをたくさん味わって、もっと上を目指してほしいなって、一緒に目指してくれたら嬉しいなって私は思ってます。はい。今日で3度目の公演で、これからも私は、もっともっと防衛を続けていきます。応援をよろしくお願いします」
なぎさがリングへ。
なぎさ「さくら、私はさっき、夏葵さんに負けたばっかだけど、でもだからこそ、もっともっと勝ちにこだわって、もっともっと上がっていきたいって思ってます。それに、同じ頃にアクトレス入って、同じ時にデビューして、そんなさくらがどんどんどんどん上にあがってって、KINGベルトこうやって防衛して、かっこいいな、すごいなーって思ってたけど、もうそんなんじゃダメだって気づきました。なので、私ももっともっと上にあがるためにも、この団体を面白くして、もっともっと面白いものをみんなに見てもらうためにも!そのベルト、私に挑戦させてください。お願いします!」
さくら「なぎさ、もちろんです!なんなら待ってました!本当にね、なぎさとは練習生になった日もほぼ一緒ですね。めちゃくちゃ一緒に練習して、なんか練習とかねやったりとか、めちゃくちゃ一緒に過ごしてきた時間長くて。そんななぎさと、ベルト戦、やりたいに決まってるじゃないですか!なので、やるならね!次は、8月13日でしょう。ここで8月2日なんて、そんなことないですよね。8月13日後楽園ホールで、なぎさとのベルト戦、もう決定ということで!お願いしまーす!(握手)はい。それでは8月13日、最高のカードが決まったところで、しめまーす!今日出場していた皆さん、リングに上がってください!(選手たちが上がってくる)8月2日MRC、血眼とありますもんね。アクトレス5にベルトが4本になる日が近いということで、よろしくお願いします。ひかりさんも本日は来ていただいて本当にありがとうございました。一緒にしめていただけましたらと思います。はい、いきます。せーの。強く、優しく、あなたに一生懸命!アクトレス~ガ~ルズ~~!」
<試合後コメント>
水嶋さくら
――三度目の防衛おめでとうございました。
「ありがとうございました。ゆきなちゃん、まあ大きくてね、勢いもあるし、技1個1個も重いし、その、新人さんではあるんですけど、でもやっぱ、そういう思いは捨ててたわけじゃないんですけど、それでも、それよりも、なんていうか、ちゃんとライバルとして闘ったという気持ちです。そうですね、8月の13日の相手もなぎさが名乗りを上げてくれて、なぎさに決まったということで、ほんとになぎさとは練習生の時から互いに助け合い、励まし合い、同じか(笑)励ましあったりとか、あとはもちろんライバルとして(茉莉がコメントブースを通りがかりさくらの顔をじっと見つめる)茉莉さんの防衛回数を超える。これが私の目標です。いや通過点です!頑張ります」
茉莉「私のお古のベルト大事にしてくれてありがとう(茉莉は去っていく)」
さくら「茉莉さんに負けないぐらい輝かせます・・・置いといて。なぎさとはほんとにライバルとして、私はずっとほんとになぎさのことライバルって思ってるんですけど、なぎさもそう思ってくれてたら嬉しいし、その辛い時とか、いやお互い頑張っていこうねって言ってたその時期の、その時期の想いも全部詰め込んで、全部ぶつけ合うシングルマッチ、ベルト戦をしたい。そういう思いです。負けるつもりは一切ありません。なぎさとのシングルマッチも、デビューしてからまだ4戦目か5戦目ぐらいで、なんか1回やったっきりなんですよ。ほんとに。莉子と同じですね。ほぼシングルマッチを組まれたことのない同期。大切な存在です。でも絶対に負けません。なぎさよろしくお願いします」
――なぎささんは先ほど差を感じてるということを言ってましたけど、さくらさんから見てなぎささんとは差を感じますか?
さくら「うーん、難しい質問なんですけど、なんだろう。なぎさも休業してた時期があったんですよ。その休業してた時期の分、確かに私の方が試合数だったりとか練習してた時期っていうのが長かったりっていう部分があるので、そういう部分で逆に先に行ってないといけないと思うんですよね私が。積み重ねの分。だから追いつかれたくないっていう思いはいつも持ってましたし、今でももちろん追いつかれたくないし、できることなら先を走っていたいという風に思ってます」
植原ゆきな
――今日の試合振り返っていかがだったでしょうか。
「めちゃめちゃもちろん悔しかったんですけど、今日を迎えるまでデビューして約7か月ぐらい、ほんとにアクトレスのこと考えない日なかったし、なんか悔いなく過ごしてきたんで、やれることは全部出し切ったので、また次に向けてもうクヨクヨしないで練習を積み重ねていきたいなっていうのが1番あります」
――相手のさくらさんの印象はどうでした?
「さくらさんと闘うにあたって、今までのさくらさんの試合とか振り返って見て、やっぱスピードがすごい早くて、私は大きいので、そこについていけるかっていうのはあったんですけど、でも私も日々走ったりとかしてしっかりついていけたんで」
――自分が最速でトップになるっていう宣言しましたけど、こういう風に高い壁とやって自分の考えは変わりました?
「自分的には今日の試合全然、劣ってなかったっていうわけではないんですけど、負けてしまったので。手応えはすごい感じて、このスピード感で成長していけば絶対勝てるなっていうのは自覚しましたし、年内に絶対に私がベルトを取るっていうのは宣言してることなので、ほんとにそれに向けて前を向いて練習していきたいです」
――初めてのタイトルマッチっていうのは、普段の試合とは自分の中で感覚が違いましたか?
「特に自分の中で特別っていうよりは、いつも通りやろうっていう気持ち、いつも通りのやってきたことを出そうっていう気持ちで向かったんですけど、やっぱりそのリングに立って、写真を記念撮影とかした時に、すごいその瞬間に緊張感というか、特別な戦いなんだなっていうのを自覚しました」
――お客さんからの声援っていうのもまたいつもより大きかったと思う
「はい、気持ちかったです(笑)気持ちかったですし、やっぱゆきなって声聞こえるたびにもうどんどん心が燃えて。この試合決まった瞬間からほんとにアドレナリン出てて、寝れないぐらい燃えてたんですけど、声援すごい気持ちかったし、力になったし、なったんで、これからもよろしくお願いします!」
――ベルトは取れなかったですが、後楽園ホールでは1期生のあ安納サオリ&なつぽいとの闘いも待ってますが
「そうですね…ベルトは取れなかったですけど、安納さんとなつぽいさんという10周年大会、特別な大会に夏葵さんと私を会社が選んでくださったことは間違いないので、アクトレスを背負って、自信を持って、自覚を持って、全力で挑みたいと思います」