【試合詳細】6・24 アクトレスリング新木場公演 【AWGシングル王座】青野未来vs松井珠紗 惡斗vs水嶋さくら 茉莉&朝陽vs入江彩乃&CHIAKI 

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『ACTwrestling Step20』
日程:2023年6月24日(土)
開始:12:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:250人(満員)

▼Tag match
未依/●かなみっく
8分48秒 はいはいホールド
○なる/山田奈保

▼3x3Tag match
キラ☆アン/ブルドーザー轟/●荒幡寧々
11分20秒 キューティースペシャル
皇希/○夏葵/青葉ちい

▼3x3Tag match
●澄川菜摘/MARU/後藤智香
11分54秒 蓮燦スペシャルオクラホマロォォール
岩井杏加/アレン/○蓮燦

▼Tag match
●茉莉/朝陽
10分24秒 ビッグブーツ→エビ固め
[BE∀STZ REBELLION]○入江彩乃/CHIAKI

▼Single match
[BE∀STZ REBELLION]○惡斗
7分12秒 惡朱螺
●水嶋さくら

▼AWG Single Championship Point match
【王者】○青野未来
18分37秒 バックドロップ→エビ固め
【挑戦者/てっぺん☆】●松井珠紗
※初代王者が2度目の防衛に成功。

青野が松井との薄氷のポイントマッチを制してAWGシングル王座防衛!惡斗がさくらを圧倒!蓮燦が澄川からまさかの大勝利で場内騒然!

オープニング


 アクトレスガールズのメンバーが黒の衣装に身を包んでリングに登場し『Femme Fatale』『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンスを披露。

 センターで未来と珠紗が2人で踊る場面があったが、その途中に珠紗がロープに飛び未来の背後からドロップキック。吹っ飛んだ未来は唖然としながら睨みつけたが、笑顔で踊り続ける珠紗を見て未来もダンスの輪に戻り全員で踊りきった。

第1試合


 先発はかなみっくと奈保。ロックアップからリストの取り合いになり、奈保がトリッキーに取る手を切り替えて絞ってからボディスラム。フォールも2。奈保はなるにタッチ。

 なるはコーナーにかなみっくを叩き込むが、かなみっくは逆にコーナーに振るも、なるはコーナーに飛び乗り、走り込んできたかなみっくを避けるとロープに飛んでドロップキック。なるはボディスラムを狙うがかなみっくは首固めも2。
 かなみっくは未依にタッチ。


 未依はクマちゃん往復ビンタも、なるはガードを上げて耐える。未依はなるにクマちゃんを投げ渡し、ロープに飛ぶとクマちゃんごとドロップキック。かなみっくが出てきたなるにボディスラムから、未依とかなみっくがお転婆ダッシュのトレイン攻撃から二人で座ってポーズを決めようとする。そこを奈保が蹴りつけてカットすると、なると奈保がかな未依を中央に振るが、かな未依は腕を組んで切り返すとそれぞれに串刺しドロップキック。未依はなるをロープに振るが、なるはドロップキックで迎撃し奈保にタッチ。

 奈保はロープに飛んでドロップキック連発から、フィギュアエイトで捕らえるもかなみっくがカット。
 かなみっくは倒立プレスを投下し、未依がカカト落としから投げようとするが奈保はスタナーで迎撃。
 奈保はダブルアームフェイスバスターから光の輪も2。
 奈保はなるにタッチ。

 なるはロープに飛んでドロップキック。アンクルホールドで捕らえるが、未依はロープを掴もうとする。なるはリング中央に引きずると、ニークラッシャーからコーナーに振って走り込むが、未依が足を伸ばしてカットすると、走り込んできたなるにエプロンからハイキックを叩き込みロープを使ったネックブリーカー。
 未依はクマちゃんボムを狙うが、なるが切り返すとロープに振ってドロップキック。両者ダウン。
 未依が飛びつきシーソーホイップからコーナーに駆け上りダイビングフットスタンプ。フォールも2。
 未依はかなみっくにタッチ。

 かなみっくはエルボー連打から首投げで倒し、ロープに飛んで側頭部にドロップキック。フォールも2。
 かなみっくはリストクラッチ式大外刈りを狙うが、なるが逆に大外刈りを狙うもかなみっくは回転して避ける。そこへ未依がスピンキックを叩き込み、かなみっくが2回転式前方回転エビ固めも2。
 かなみっくはコーナーに登るが、なるはドロップキックから一本背負い、さらにDDTで突き刺しフォールも未依がカット。

 奈保となるで未依にフェイスバスターからダブルのローリングネックブリーカー。なるはかなみっくを転がし、コーナーに上るとセカンドロープからのミサイルキック。フォールも2。
 なるはDDTを狙うが、切り返したかなみっくがロープに飛んでラリアット。避けたなるがスピアーからはいはいホールドで3カウント。

第2試合


 先発はアンと皇希。アンが握手を要求し、握った皇希がすぐさまヘッドロックからグラウンドに。アンがヘッドシザースで取り返すと、皇希は回転してインディアンデスロック。切り返したアンがバックをとり、腕を巻き込んで腕ひしぎから三角絞めへ。皇希はそのまま潰してフォールも2。
 皇希は投げようとするが、アンが抜けるとショートレンジラリアット。皇希はそのままロープの反動を使いラリアットからフォールも2。皇希はちいにタッチ。

 アンはガットショットからヘアーホイップ連発。さらに串刺し攻撃を狙うが、ちいはバックを取って耐えるも、アンは首投げから背中にサッカーボールキック。すぐに立ち上がったちいがエルボーを打ち込むが、アンはソバットからカカト落とし。踏みつけフォールも2。
 アンは寧々にタッチ。

 寧々は顔面を踏みつけていき、レフェリーが注意すると髪を掴んで引き起こす。ちいはエルボー連打も、受けきった寧々がガットショットからボディスラム。寧々は逆エビ固めで捕らえるがちいはロープを掴みブレイク。
 寧々がロープに振ってラリアットも、避けたちいがスクールボーイも2。
 ちいはロープに飛んでドロップキック。ちいは夏葵にタッチ。

 夏葵はドロップキックから串刺しジャンピングニー。さらにロープに飛んでフットスタンプからフォールも2。
 夏葵は背中にサッカーボールキックからローキック。さらにミドルキックも、キャッチした寧々が足へのエルボーからネックハンギングツリーでコーナーに叩きつける。寧々が轟にタッチ。

 轟は串刺しボディスプラッシュからアンが串刺しラリアット。さらに轟がヒッププレス。フォールも2。
 轟が170kgプレスを狙うが、皇希が夏葵の膝にフェイスバスターで叩き込み、皇希が170cmプレスから夏葵がフットスタンプ。フォールもアンがカット。アンが轟を抱えてコーナーに引きずり寧々にタッチさせる。夏葵も皇希にタッチ。

 皇希はビッグブーツからエルボーの打ち合いへ。寧々がチョーク攻撃から投げようとするが、耐えた皇希がDDTからロープに持たれかかる寧々にビッグブーツ。皇希はカナディアンフェイスバスターからフォールも2。
 皇希はコーナーに上るが、アンが竹刀でロープを揺らして動きを止め、寧々がエルボー連打から一本背負いでリングに投げ捨てる。そこへ轟がサードロープからのダイビングボディプレスを投下し、寧々が投げようとするが皇希がショートレンジラリアットでなぎ倒しフォールも2。皇希は夏葵にタッチ。

 夏葵はローキックからミドルキックで倒し、ロープに飛ぶが寧々がチョークで捕らえ大外刈り。さらにロープに飛んでセントーンからフォールも2。
 寧々はコブラツイストで捕らえるがちいがカット。
 皇希が髪を掴んで寧々を捕らえちいが走り込んでドロップキックも寧々が避けて皇希に誤爆。


 夏葵が寧々の背後から蹴りつけていくが、アンが夏葵の背後からハイキックを叩き込み、アンと寧々でダブルのブレーンバスター。
 蛇道衆で合体ネックハンギングボムからフォールも皇希がカット。
 アンが皇希にエルボーから、寧々とともにロープに振るも、皇希は同士討ちさせてダブルラリアット。さらに皇希はアメジストバタフライをアンに投下し場外に転がす。
 寧々が夏葵の髪を掴んで引き起こし、ロープに飛ぶが夏葵はカウンターのフラップジャックからフォールも2。
 夏葵はシャイニング・ウィザードも、避けた寧々がロープに飛ぶが、夏葵はハイキックからブロックバスターホールドで3カウント。

第3試合


 蓮燦が次々強引に握手をし、コーナーに下がると先発は杏加と菜摘。ロックアップからリストの取り合いとなり、杏加が足を刈って倒すとロープに飛ぶが、菜摘がアームホイップで投げ捨てるが杏加がガットショットからヘッドロック。グラウンドで菜摘がヘッドシザースで切り返し、すぐに抜けた杏加と睨み合う。両者タッチ。

 アレンと智香になり、手を伸ばした智香の足をアレンが踏みつける。智香はビッグブーツを連続で打ち込み、受けきったアレンが走り込むが、智香は避けるとアトミックドロップ。智香はMARUにタッチ。

 エルボー合戦から杏加の足にMARUの顔面を叩き込み、さらに杏加がMARUにイスでのチョーク攻撃からアレンが膝で顔面を踏みつけていく。レフェリーが注意しブレイク。
 アレンはボディスラムから杏加が走り込みギロチンドロップ。さらにサンドイッチドロップキックから蛇道衆ポーズを決める。

 アレンがロープに振ろうとするが、MARUはアレンにガットショットからサミング。さらに首投げからサーフボードストレッチ。アレンを引き起こすと、アレンは延髄斬りからフォールも2。アレンは杏加にタッチ。

 杏加はイス攻撃も、MARUが避けると菜摘がビッグブーツで吹っ飛ばす。さらにMARUとサンドイッチドロップキックを叩き込み、MARUがイスへのフェイスバスター。
 MARUはコーナーにイスを立てかけるとそこへ振ろうとするが、杏加がサミングから顔面に膝蹴り。さらにコーナーのイスにMARUを座らせると、串刺し攻撃を狙うがMARUが避けてイスへのフェイスバスターからコルバタで投げ捨てる。
 MARUはイスで杏加のボディを殴り智香にタッチ。

 智香はジャイアントスイングも、23回転したため両者フラフラになりタッチ。

 走り込んだ蓮燦を菜摘が脇固めで捕らえるが、蓮燦はなんとかロープを掴みブレイク。
 菜摘はロープに飛ぶが、アレンがエプロンから杖攻撃。蓮燦がコンプリートショットからコーナーに登るが、菜摘はエルボー連打。その手を蓮燦が掴んでアームホイップから杏加にタッチ。

 杏加は髪を掴んで振り回しスタナーを打ち込む。すぐに菜摘がエルボー連打からスピンキックを叩き込み、MARUがエプロンからビッグブーツを叩き込み智香が飛行機投げ。さらに菜摘が走り込むと、智香がホイップして菜摘がニードロップ。そこへMARUが走り込むが、菜摘と智香にまとめてスピアーを突き刺し、杏加が菜摘をコーナーに振って串刺しバックエルボー。さらに変形ファイナルカットからフォールも2。
 杏加がコーナーに上りダイビングニードロップ。フォールもMARUがカット。
 杏加は蓮燦にタッチ。

 蓮燦はコーナーに上り、ダイビングクロスボディから投げようとする。だが耐えた菜摘が巻き投げ、エプロンからMARUが蹴りつけると、菜摘が串刺しダブルニー。さらにコーナーに登るが、杏加がイスを蓮燦の上に載せて「飛んで見ろよー!」と挑発する。
 菜摘はジャンピングニーも、蓮燦が怯えて避け、自爆した菜摘にアレンがDDT。蓮燦がお姫様抱っこ式フェイスバスターからフォールも2。
 蓮燦はロープに飛ぶが、菜摘が追走ニーからボディに膝蹴り連発。菜摘はロープに飛んでランニングニーからフォールも2。
 菜摘はフィッシャーマンの体勢も、耐えた蓮燦がコンプリートショットからスクールボーイも2。
 蓮燦はコーナーに登るが、MARUが髪を掴んで動きを止め、智香がビッグブーツで落下させると、そのままもつれるように菜摘をオクラホマロールで丸め込み3カウント。

蓮燦「みなさ~ん!蓮燦の相手の攻撃を利用した蓮燦スペシャルオクラホマロォォ~~~~ル!いかがでしたか~!?拍手!相手が、いつもと違うメンバーだから何が起こるかわからない。これが皆さんの抽選で選んだ、抽選マッチの、醍醐味で~す。次は、未来タンに勝っちゃうぞ~。いえ~い!ありがとうございました!ん~まっ(投げキッス)」

第4試合


 先発はCHIAKIと朝陽。ロックアップからCHIAKIがロープに押し込み髪を掴む。これを離すと顔面ウォッシュも、避けた朝陽が逆に顔面を踏み潰す。レフェリーが注意しブレイク。
 朝陽がロープに飛んでフェイスバスター。フォールも2。
 朝陽は羽折り固め。これを離すとコーナーに振ろうとするが、逆にCHIAKIが振って走り込むも、朝陽は避けるとロープに飛ぶ。これをCHIAKIがカウンターのボディスラムから低空ドロップキック。CHIAKIは彩乃にタッチ。

 朝陽は往復バックブローからコードブレイカー。ロープにもたれかかる彩乃に619も、避けた彩乃にサードロープでの619。フォールも2。
 朝陽はロープに飛ぶが、彩乃がスタナーで迎撃し極楽固め。これは茉莉がカット。
 CHIAKIが茉莉を場外に投げ捨て、朝陽に側転ダブルニー。彩乃が逆エビ固めも朝陽がロープを掴みブレイク。

 彩乃がロープに持たれかかる朝陽にビッグブーツも、朝陽もすぐに彩乃をロープに押し込み背中にドロップキック。さらに投げ捨て茉莉にタッチ。彩乃もCHIAKIにタッチ。

 ショルダータックルのぶつかり合いから、ふらついたCHIAKIに茉莉がフロントネック。CHIAKIはロープに足を伸ばしブレイク。
 茉莉はロープに飛ぶがCHIAKIはガットショットからショルダータックル。受けきった茉莉がショルダータックルで倒し、ストンピングから膝へニードロップ。さらにトーホールドもCHIAKIはロープに足を伸ばしブレイク。


 茉莉はバックフリップで叩きつけるも、すぐにCHIAKIは変形ロックボトム。さらにアルゼンチンで担ぎ、ムーンウルフからフォールも2。
 CHIAKIは投げようとするが、朝陽がカットすると茉莉がハイキック。さらに朝陽がネックブリーカードロップから茉莉がレッグラリアート。フォールも2。
 茉莉はロープに飛ぶが、CHIAKIがスピアーで迎撃し彩乃にタッチ。

 彩乃は低空ドロップキックも、茉莉がビッグブーツで吹っ飛ばす。立ち上がった彩乃とエルボーの打ち合いから彩乃がエルボー連打。茉莉は強烈なエルボーで倒し、ロープに飛ぶが、セコンドの福永莉子が髪を掴んで動きを止め、CHIAKIがドロップキックからエプロンで寧々がドロップキック。さらに彩乃がビッグブーツからフォールも2。
 彩乃はケンカキック連発からビッグブーツで吹っ飛ばすが、茉莉がハイキックから水面蹴りで倒し、サッカーボールキックからフォールも2。
 茉莉はサッカーボールキックから、走り込んできた朝陽を担いでボディプレスを投下させると、側転ボディプレスからフォールもCHIAKIがカット。
 CHIAKIと彩乃が茉莉をロープに振るが、茉莉はCHIAKIにミドルキックから彩乃にトラースキック。朝陽がCHIAKIにミサイルキックから、茉莉が彩乃にフロントフリップ。フォールも2。

 茉莉が彩乃にバズソーキックも、キャッチした彩乃がネックブリーカードロップからお主の耳にドロップキック。フォールも1。
 茉莉がロープに飛んでレッグラリアート。フォールも1。
 茉莉が彩乃のラリアットを巻き込んで熨斗紙からフォールしようとするが、彩乃が丸め込み切り返し合うが2。
 彩乃がビッグブーツからフォールし3カウント。

彩乃「茉莉さん、ありがとうござました。初めて、茉莉さんから直接勝たせていただきました。私、現チャンピオンの青野未来からも、直接勝ってるんですよ。つまり!入江彩乃が、最強ということでよろしいでしょうか?」
アン「(リングに上って、嫌がる彩乃に肩を組んで)あやの~めっちゃいいじゃん。めっちゃいい。ねぇねぇねぇ。うちの家来に勝った、ね、いいねいいね。特別に、次の大阪、タッグ組んでやるよ。(彩乃は頭を下げて帰ってもらおうとするが)ね?よしよしOKOK、一回だけだからな。よろしく!(言いたいだけ言ってリングを去る)」
惡斗「おい、待て!待てコラおい!おい!おい、はえーな。おぅ、まあ良いよまあいいよ切り替えよう。彩乃おめでとう!ビーリベ最強!あいつは、自然災害だと思って、せっかくだ、修行だと思って頑張れ。そしてそして、茉莉、茉莉さんよ、お互い大変だよな?今のアクトレスの下剋上、ウェルカムのそんな感じの状態だからさ、黙ってたら、いつでも新人、若手の踏み台になっていく。おまえは今のまんまでいいのか!?お前はどうしていきたい?ちょっと教えてくれよ」

茉莉「・・・彩乃ちゃんをここまで育ててくれて、ありがとうございました、下が育ってることはよーくわかりました。ただ私も、ただの踏み台になる気はないので、もう一段階」
惡斗「ギア、上げていくしかないよな?互いにギア上げてくしかないってことは!トゥービーコンテニュー、このまま私ら上の人間もね、ただの踏み台になんねーよ。どんどんあがっていくから下剋上ウェルカム!てめーら私らから目離すんじゃねーぞ。以上!」

ユニットトーナメント抽選会


 前回の大会で決まったユニットトーナメントの抽選会を実施。抽選の結果、

The Royal
vs
BE∀STZ REBELLION

The RoyalvsBE∀STZ REBELLIONの勝者
vs
update+

てっぺん☆
vs
朝子軍

てっぺん☆vs朝子軍の勝者
vs
蛇道衆

 となった。続いて欠場中の汐月なぎさがリングへ登場。
 
なぎさ「怪我をしてしばらく欠場させていただいていたんですが、このたびユニットトーナメントから復活させていただくことが決まりました~!なんか今の抽選でアップデートがシードということで決まったみたいなので、はい、ユニットトーナメントのシードの、31日なのかな?日程まだあのわかんないんですけど、アップデートのユニットトーナメントから復活させていただきます。ぜひ皆さん見に来てくださいよろしくお願いします」

第5試合


 さくらの握手を惡斗がスカす。試合が始まるなりさくらが走り込んでドロップキックからエルボー連打。惡斗が髪を掴んでロープに押し込みチョーク攻撃からロープに振るが、さくらが側転して抜けるとクロスボディ。だが惡斗はキャッチしてバックブリーカー。さらにエルボーも、避けたさくらがドロップキックからロープに飛んで低空ドロップキック。
 さくらはコーナーに振ろうとするが、逆に惡斗がコーナーに叩き込むと、逆さ吊りにして串刺しドロップキック。
 惡斗は顔面を蹴りつけていき、さらに踏みつけて挑発。
 惡斗はロープに飛んでケンカキックを狙うが、さくらがカニばさみで倒し背中にフットスタンプから鎌固め。惡斗が髪を掴んでこれを逃れる。


 さくらはコーナーに上るが、惡斗がエルボーもさくらは蹴りつける。惡斗は再度エルボーからACTスペシャルを狙うが、さくらが胴締めスリーパーで捕らえる。惡斗は髪を掴んで投げ捨てると、そのまま髪を離さずに首投げ連発。
 惡斗はロープに飛んで背中に低空ドロップキックから髪を掴んでの変形サーフボードストレッチ。これを離すとフォールも2。

 さくらは惡斗の足にしがみつくが、惡斗はケンカキックでふっ飛ばしてコーナーに上るとミサイルキック。フォールもさくらはブリッジして抜けてコーナーに登りダイビングクロスボディアタック。フォールも2。

 さくらはエルボーも惡斗もエルボーで返す。さくらはエルボー連打も惡斗はエルボーでふっ飛ばし、背中を踏みつけてから髪を掴んで「終わりか!」と挑発。
 惡斗は惡朱螺を狙うが、さくらは笑顔120%スクールボーイで切り返すも、すぐに避けた惡斗をさくらがコルバタからのジャックナイフで捕らえるが2。

 さくらはストンピング連打からロープに飛ぶが、惡斗はコンプリートショットで迎撃しアバランシュホールドからフォールも2。

 惡斗はACTスペシャルからフォールも2。

 惡斗は髪を掴んで引き起こし、惡朱螺でギブアップを奪った。

第6試合


 握手から珠紗がMKDを狙うが、切り返した未来がコーナーに振るも珠紗は飛び越えて串刺しニー。さらにロープに飛んでドロップキックも、すぐに未来は立ち上がる。
 未来のローキックをキャッチした珠紗とロックアップからリストの取り合い。珠紗がヘッドロックで捕らえるが、未来が取り返すと巻き投げてアームロックを狙う。だが回転して逃れた珠紗に未来はローキック。
 未来はバッファロースリーパーも珠紗はロープを掴んでブレイク。

 珠紗をロープにもたれさせ、未来はロープに飛んでラリアットからフォールも2。

 エルボーの打ち合いから、打ち勝った珠紗がケンカキック連発。未来はローキックも珠紗はスピンキックから顔面に低空ドロップキック。珠紗はストンピング連打から顔面を叩いていき、ロープに押し込みビンタからロープに振ろうとする、逆に振った未来がパワ-スラムを狙うが、耐えた珠紗を強引にボディスラム。
 未来は背中にサッカーボールキック3連発からコーナーに振って串刺しドロップキック。さらに串刺し低空ドロップキックから39ロック。珠紗はロープを掴みブレイク。

 未来はエプロンを走り込んでの低空ドロップキックも、避けた珠紗がエプロンに降りてエルボー合戦に。打ち勝った珠紗がコーナーに上るが、未来がエルボーからハイキックで場外に落とす。未来はエプロンを走り込んでのサッカーボールキックから、場外でのボディスラム。珠紗は未来を鉄柱に叩きつけ、さらに客席に叩き込んでいく。珠紗はコーナーからのプランチャを投下し、リングに戻すとフォールも2。

 珠紗はマフラーホールドで捕らえるが未来はロープを掴みブレイク。

 珠紗は未来の足をロープにかけてロープごと蹴り上げ、髪を掴んで引き起こすも未来はローキック。珠紗もすぐさま低空ドロップキックからグリーンキラーで突き刺し、スライディングクロスボディからフォールも2。

 珠紗はコーナーに上るが、未来はエルボーから担ぎ上げると強引に投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がった未来がランニングジャンピングニーも、未来もすぐに走り込みラリアットでなぎ倒す。両者ダウン。

 未来はパントキックを叩き込み、珠紗は場外に転がって耐える。

 戻った珠紗に未来はダブルアームの体勢も、珠紗がカサドーラフットスタンプ。珠紗はストンピングからコーナーに上り、ミサイルキックからフォールも2。
 
 珠紗はコーナーに登りセカンドロープからのムーンサルトプレスを投下しフォールも2。

 珠紗はMKDを狙うが、耐えた未来がラリアットでなぎ倒し、ロープに飛ぶが珠紗はフランケンも未来がそのまま丸め込むが2。
 未来はロープに飛んでラリアットも、避けた珠紗の後頭部にラリアット。
 未来は引き起こすとハイキック。さらにバズソーキックも、ガードした珠紗がエルボー連打からラリアットを巻き込んでのMKD。フォールも2。

 珠紗は顔面に膝蹴り連発からロープに飛んでいくも、珠紗はラリアットで迎撃し、引き起こすとレインメーカー。フォールしようとするが珠紗がマ・カワイストラルも2。

 未来がバックを取るも、逃れた珠紗に未来が強引にダブルアームスープレックス。フォールも2。

 未来はバズソーキックからフォールも2。

 未来はバックドロップからフォールし3カウント。

未来「2度目の防衛、成功しました~!珠紗、みんな知ってるけど、あなたは、最高です。生意気だけど、急によくわかんないことするし、つっかかってくるし、でも!そこも含めて最高です。私は、珠紗を、すごく頼りにしてるし、あなたには頼りないかもしれないけど、珠紗がこのアクトレスガールズに残ってくれて、よかった。ありがとう。そして、この試合、ポイントマッチという、制度でやっています。今回、私と珠紗、サイコロ振った、数が、同点でした。同点になると、キャリアが上の方が、勝つということで、今回私は守ることができました。だから、悔しいし、めちゃくちゃ怖いけど、珠紗が、報われる日は、そんなに遠くないと思います。だけど私も、もっともっと、もっともっと前を行くから、これからもよろしくお願いします」

珠紗「今日、応援してくれた皆様、ありがとうございました。未来さん、これで終わらないんで。何回でも挑戦するので、そのベルト、私が取るまでずっと守り続けてくださいね。またよろしくお願いします」

未来「この先もアクトレスガールズ公演たくさんあります。そして、8月14日には後楽園ホール公演があります。誰でもいいので、挑戦、待ってます。それでは皆さんリング上がってきてください!今日ほんとにたくさんのお客様ありがとうございます。このめちゃくちゃ暑い日が皆さんのおかげでさらに最高な暑い一日となりました。本当にありがとうございます。これから、ユニットのトーナメントとかも始まってくので、ぜひ私達から目を離さないでください!みんな来て隣。それではいつものしめで行きたいと思います。最後にアクトレスガールズと言ったら小指を立ててください。強く、優しく、あなたに一生懸命。アクトレス~ガールズ~!」

<試合後コメント>

青野未来
――2度目の防衛に成功しました。久しぶりの松井選手との対戦はいかがでしたか
「まさか2戦目で珠紗とやれると思っていなかったので。近いうちにとは思ってましたけど、珠紗がベルトにかける思いとか私は結構分かっているつもりだったので、そういう思いとかも結構自分にプレッシャーになったし、先程リングでも言ったんですけど、ポイントマッチで、元の点数は少し差があったんですけど、本当に同点になって、本ッ当にギリギリというか、ドローが無いので、このポイントマッチに。ホントにちょっと、私が練習に来てなかったりとか、集客が弱かったりとか、ポートレートの売上が悪かったら、負けてたってだけの話で、どっちが勝ってもおかしくない状況だったっていうのを今まで以上に感じたので。そういった色んな思いが乗っかった、自分の中で大きな意味を持った試合になりました」

――松井選手の成長を感じた部分は
「頼もしんですよ、とにかく。旧体制のときは、先輩・後輩感がまだあったんですけど、それがいい意味で私もそういう風にあまり感じてないし、負けたくない。キャリアもあるって分かってるんですけど、すごく頼もしくて。スタミナもすごく付いたと思うし、スピードももちろん上がってるし、総合的にすごくバランスが良くなってるなって感じがします。私が言うのもアレですけど」

――サイコロを振った結果、最終的に同点になった。勝敗を分けるポイントを獲得するということも含めて、普段はどういう思いで活動をしているか
「もちろん練習するのも集客とかも、ポイントマッチが始まる前から当たり前のことだし、やらなきゃいけないことだし、自分のためにそれはもちろん頑張っていたんですけど、数字に出るっていうことが、やっぱり、他の人にも分かることだから。今までは自分にしかわからないことがたくさんあったのが、他の人にも数字で分かるっていうのは、本当に手を抜けない……、もちろん手は抜いてなかったけど、より自分と……自分のためかな。応援してくれる人にもこのポイントって、お客さんのおかげもあるし、自分のものなので、自分自身が頑張っていくしか無いなっていうのが。今の私には、特に今は王者になったので、すごく大事で。でも怖いですね。怖いものにもなりましたね」


松井珠紗
――新体制になってから初めて臨んだタイトルマッチを終えて
「まずは今日、こんな満員のお客様の中でメインイベントで出来たことを嬉しく思います。私、タイトル戦自体は、シングルは多分3回目だったんですけど、全部負けてて。ポイントマッチでの勝敗の決め方っていうのは、勝てそうなところだったから、より今までより一段と悔しく感じました」

――あくまでリング上に関して、闘ってみた手応えや、差が無いと感じた部分、逆に差があると感じた部分は
「未来さんとは私、ファイトスタイルが正反対って感じに思っておるので、『ここは勝ったな』『ここは負けたな』っていうのは……まあ、力の強さは勝てないし、でも、速さとかテクニカル面だったら絶対負けてないって思ってるし、そういうところがお互いに多分あるかな。未来さんも思ってて欲しいと重んですけど。そういうのがあって、完敗では絶対無いなって、私は自分ではそう思ってます」

――今強く感じているのは、ベルトへの思いか、青野選手への思いか
「ベルト、ホントに欲しくて。未来さんが今持ってるベルトが、私は『団体内であんまりフィーチャーされてないな』ってすごく思っていて、それは私は未来さんが発信をしないことがすごく良くないんじゃないかと思ってたんですけど、今日、4年ぶりの一騎打ちを経て、未来さんは未来さんで多分抱えてるもの、思っているものがたくさんあって。それをうまく出せていないだけなのかなと私は思ったので。きっと、私が今日タイトルに挑戦したことで、ベルトの価値はなんとか上がったんじゃないかなと、私はそう思っているので、これから他の色んなアクトレスガールズのみんなにも、ベルトの重さを知ってほしいと、私は改めて思いました」

――この団体でベルトを狙っていくにあたって、ポイントを稼ぐためにもっと練習に出てもっとポートレートを売ってもっとチケットを売るということを強く意識するか、リング上での魅力・実力を見せることを強く意識するか
「私は全く後者ですね。集客とかポートレートとか、ポイントにはなるんですけど、でも、それって結局リング上でのパフォーマンスがあってのお客さんが付いたりってことだと思うので、まずはそこをどうにかしないとって思っているのと。これは私あまり言うべきじゃないと思ってるんですけど……お客さんをあと何人呼んでいたら勝てた、ポートレートをあと何枚売っていたら勝てた、とか、そういう、同点だったので、数点差だったんですけど、サイコロの目が1個多かったら勝ってたんですよ。だから『今回勝てなかったから集客頑張ろう』とか『(ポイントの)素点が上がるように頑張ろう』とか、中々思いづらいですよね。だって、『たかがサイコロ1個で勝てたんだから』とは思うから。悔しい、ちゃんと悔しいと思ってるんですけど、やっぱポイントマッチの部分では、お客さんが面白く思っているなら私は全然それでいいんですけど、私としては『内側のモチベーションには決してなってないよ~?』ってことをここで言っときます」

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