“モノが違う女”朱里がついにIWGP女子王者へ!“闘魂継承者”Sareeeが挑戦表明!

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 27日、横浜アリーナにてスターダム『ALL STAR GRAND QUEENDOM 2025』が開催。第6試合では岩谷麻優の持つIWGP女子王座に朱里が挑戦した。

 2008年にハッスルでデビューした朱里は、プロレスラーとしてはTAJIRIを師匠にもち、SMASH、REINA、CMLL、センダイガールズ、WNC、OZアカデミーなど様々な団体のベルトを獲得。格闘家としてもKrush、PANCRASEで王者となり、UFCでは日本人女子初の勝利をあげている世界で活躍する“モノが違う女”だ。2020年からスターダム所属となり活躍していたが、ここ最近は後進の育成に力を入れていた。だが今年に入り「私のための闘いを始めます」と公言し、2年間IWGP女子王座を防衛しつづけている岩谷に挑戦することとなった。

 前哨戦から朱里の気迫が溢れ強烈な蹴りを叩き込んでいたが、この日もそれに輪をかけた強烈な蹴りで岩谷を追い込んでいく。ジョン・ウーからのネックチャンスリーも序盤から叩き込み、膝蹴りで岩谷がダウン。だが不死身の岩谷はカウンターのトラースキックで流れを切ると、雪崩式フランケンで投げ捨てフロッグスプラッシュ。さらにドラゴンスープレックスでトドメを狙うが、切り返した朱里がジャンピングニーから流炎で叩きつけ朱雀で捕らえる。逃れた岩谷が二段式ドラゴンスープレックスで叩きつけたが、これを2で返した朱里がバズソーキックの連撃からクロスアーム式朱世界で3カウントを奪った。


 敗北した岩谷は「2年間、このIWGP、プロレスラー人生全てをかけて闘ってきました・・・このスターダムのリングが大好きです。けど、そのベルト無くなったから、そのベルトの未来は、朱里さんに託します。そのベルト!ほんとに、ほんとに、重たいベルトです。岩谷麻優からとったベルトなんだから、絶対これからも防衛し続けてください。スターダムのアイコン、岩谷麻優は、新たな道を探します」と意味深な言葉を残しリングを去る。

 朱里は「岩谷麻優とは、今日5度目のシングルでした。岩谷麻優は私にとって、プロレス人生のかけがえのない、特別な人です。その岩谷麻優からIWGPをとった。この重さ!しっかりと受け止めて、私がさらに!このIWGPの価値を!高めていきます!!」と宣言するが、そこへかねてよりIWGP挑戦を宣言しており、3月のSareeeISM新宿FACE大会で朱里と30分ドローとなっていたSareeeが乱入すると「岩谷!お前ここで逃げんじゃねーぞ?朱里、うちら決着ついてないよね?初防衛戦の相手は、私で文句ないでしょ?最多防衛記録、岩谷麻優だったら、あなたは初防衛戦でベルトを落とす。防衛記録ゼロ!私がすぐに、このIWGPのベルトを腰に巻く。皆さん!私が!今日、ここに来たことは、どういうことかわかります?このリングに上ったからには!この、IWGP女子のベルトはもちろん、スターダム、そしてプロレス界を!熱くギラッギラにすることをここで約束します」とまくし立てた。

 Sareeeはアントニオ猪木の闘魂継承者として活動しており、IWGPに並々ならぬ思いをもっている。昨年まではマリーゴールドの真紅のベルト王者として君臨しており女子プロレス大賞も受賞。実績としては申し分ない外敵が、改めてスターダム侵略の狼煙を上げた。

 なお岩谷は一夜明け会見でスターダム退団を電撃発表した。

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