【試合詳細】3・4 スターダム代々木競技場大会 【TRIANGLE DERBY決勝&アーティスト】世羅りさ&鈴季すず&柊くるみvs朱里&MIRAI&壮麗亜美 【ワールド】ジュリアvs雪妃真矢 【ハイスピード】AZMvsスターライト・キッド 【ワンダー】上谷沙弥vs葉月

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『TRIANGLE DERBY Ⅰ~優勝決定戦~』
日程:2023年3月4日(土)
開始:16:00
会場:東京都・国立代々木競技場 第二体育館
観衆:1,919人

▼3WAYバトル 15分1本勝負
[大江戸隊]○吏南
5分53秒 ジャックナイフホールド
[Queens Quest]●天咲光由
※もう1人は[Queens Quest]妃南

▼タッグマッチ 15分1本勝負
[Queens Quest]○林下詩美/レディ・C
7分25秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
[Rebel&Enemy]ラム会長(666)/●尾崎妹加(フリー)

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
[Donna Del Mondo]舞華/○桜井まい/テクラ
10分20秒 ローリング・ギロチンドロップ
白川未奈/マライア・メイ/●月山和香

▼10人タッグマッチ 15分1本勝負
[STARS]岩谷麻優/コグマ/羽南/飯田沙耶/●向後桃
8分20秒 後方回転エビ固め
[大江戸隊]刀羅ナツコ/渡辺桃/鹿島沙希/琉悪夏/○フキゲンです★

▼TRIANGLE DERBY Ⅰ準決勝戦(1) 15分1本勝負
[COSMIC ANGELS]中野たむ/●なつぽい/SAKI
11分30秒 白虎
[暴れん坊GE]○朱里/MIRAI/壮麗亜美
※暴れん坊GEが決勝戦進出

▼TRIANGLE DERBY Ⅰ準決勝戦(2) 15分1本勝負
[7Upp]高橋奈七永(フリー)/優宇(EVE)/●水森由菜(フリー)
10分36秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ
[PROMINENCE]世羅りさ(フリー)/○鈴季すず(フリー)/柊くるみ(フリー)
※PROMINENCEが決勝戦進出。暴れん坊GEとの合意により決勝戦はアーティスト・オブ・スターダム王座戦に決定。

▼スペシャルシングルマッチ 15分1本勝負
[Donna Del Mondo]●ひめか
8分52秒 アンクルホールド
○橋本千紘(仙女)

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者/Queens Quest】○上谷沙弥
22分48秒 スター・クラッシャー→片エビ固め
【挑戦者/STARS】●葉月
※第16代王者が15度目の防衛に成功。

▼ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
【王者/Queens Quest】○AZM
17分5秒 アメシスト・ストーム
【挑戦者/大江戸隊】●スターライト・キッド
※第22代王者が10度目の防衛に成功。

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合 
【王者/Donna Del Mondo】▲ジュリア
17分57秒 両者リングアウト
【挑戦者/Rebel&Enemy】▲雪妃真矢(フリー)
※第15代王者が2度目の防衛に成功。

▼TRIANGLE DERBY Ⅰ優勝決定戦&アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 時間無制限1本勝負
【王者組/PROMINENCE】世羅りさ(フリー)/○鈴季すず(フリー)/柊くるみ(フリー)
14分47秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
【挑戦者組/暴れん坊GE】朱里/●MIRAI/壮麗亜美
※PROMINENCEがTRIANGLE DERBY Ⅰ優勝&第28代王者組が初防衛に成功。

プロミネンスが暴れん坊GEを制しTRIANGLE DERBY優勝&アーティスト王座初防衛!ジュリアと雪妃の壮絶因縁の決着は付かず!AZMがハイスピード王座の新最多防衛記録達成!葉月が悲願の白ベルト奪取ならず

第0-1試合


 3人で手4つを狙うが、吏南が妃南の足を踏みつけていき、天咲が吏南にガットショット。天咲と妃南で吏南のリストを左右からひねり、吏南をロープに振ろうとするが逆に振った吏南が走り込むも、妃南と天咲はダブルのカニバサミで倒しサンドイッチ低空ドロップキック。
 連携を見せた2人だったが、天咲が妃南をスクールボーイで丸め込むが2。

 妃南が起こって天咲にストンピングからロープに振るが、天咲はドロップキックを叩き込む。さらに吏南を投げようとするが、吏南が逆にボディスラムで叩きつける。
 吏南はヘアーホイップで投げ捨て、再度ヘアーホイップから顔面を踏みつけて挑発。レフェリーが注意するとコーナーに振り串刺しダブルニーから再度串刺し攻撃を狙うも、天咲が追走スペースローリングエルボーからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。

 天咲は天橋立を狙うが、切り返した吏南が髪を掴んで引き倒し、膝立ちになった天咲に低空ドロップキック。フォールも2。

 吏南は天咲に卍固めも妃南がカット。

 吏南と妃南がエルボーの打ち合いから吏南がエルボー連打。ロープに飛ぶが、妃南が変形カッターで叩きつけフォールも2。
 妃南が投げようとするが、吏南がノーザンライトスープレックスホールドも天咲がカット。

 天咲と妃南が吏南へサンドイッチ攻撃を狙うが、吏南が避けると天咲は妃南にDDT。吏南がロープに飛んで走り込むが、妃南が腰投げで迎撃すると、天咲にも腰投げ。
 さらに天咲を投げようとするが、天咲は丸め込むも2。

 天咲はロープに飛んでドロップキックも、吏南が天咲にボディスラム。吏南は妃南を呼び込み天咲へダブルの大外刈りからダブルのブレーンバスターを狙うが、着地した天咲がロープに飛んで2人まとめて飛びつきDDTで突き刺す。
 天咲は吏南に天橋立を狙うが、逆さ押さえ込みで切り返した吏南がそのままジャックナイフで捕らえ3カウントを奪った。
 

第0-2試合


 レディが長身を生かして上から手4つを仕掛けていくが、ラム会長が足を踏んで怯ませ、ロックアップをすかしてエア手裏剣を投擲。レディは多少のダメージを受けるが、ラム会長のパンチを頭を押さえることで止め、ラム会長はエアぐるぐるパンチ。ラム会長がドロップキックを放ってロープに飛ぶも、詩美がカットに入り、レディがショルダータックル。レディがジャイアントスイングでラム会長を10回転ぶん回して詩美にタッチ。
 詩美はラム会長をボディスラムで叩きつけてカバーも、妹加がカット。詩美がレディにタッチ。
 レディが「上げるぞ!」とボディスラムを狙うが、ラム会長が空中で身を翻してバックを取りスタンド式の胴締めスリーパー。レディがコーナーにぶつけて外すとラム会長がダイビング・クロスボディを発射。レディがキャッチするも、ラム会長がDDTで切り返して妹加にタッチ。
 妹加は詩美の攻撃をレディに誤爆させ、2人まとめて串刺しスプラッシュからダブルショルダータックル。妹加がロープに飛ぶと、レディが追走ビッグブートから河津掛け。詩美にタッチ。

 詩美と妹加がラリアットで正面衝突していくも、パワーは互角。ロープチャージしてのラリアットでなぎ倒した妹加がラム会長との合体ボディプレスを決め、妹加が詩美にアルゼンチン・バックブリーカーからアルゼンチン・バスター。これをカウント2で返されると、妹加がセコアンドロープに上ってダイビング・セントーンを発射も、詩美が避けて自爆させラリアット。さらに詩美が妹加をアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げ、レディがランニングネックブリーカードロップを合わせる合体技。さらに詩美が「終わりだ!」とエアレイド・クラッシュで叩きつけるも、妹加は雄たけびを上げながらキックアウト。詩美が暴れる妹加をぶっこ抜いてのジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけて3カウントを奪った。

第1試合


 先発はテクラとマライア。バックの取り合いから、マライアが距離を取り投げキッス。
 手4つをフェイントにテクラがボディブローからエルボーを叩き込み、ロープに振ろうとするがマライアが逆に振って走り込む。テクラはエプロンに降りてショルダーアタックで迎撃し、コーナーに登るがマライアはハイキックからヘッドシザース。これを抜けたテクラがリングに飛び込むが、マライアが追走ドロップキックから串刺し攻撃を狙うが、飛び越えたテクラがセクシーに腰を振ってお尻を叩き挑発。走り込んだマライアがチョップからロープに振って走り込むと、テクラもロープに飛んでドロップキックの相打ちから、ブリッジと頬杖ポーズでお互い挑発。セクシーに両者タッチ。

 白川と舞華になり、ロックアップから白川がヘッドロックで絞り上げる。舞華が背中へのエルボー連打からロープに振るが、白川がラリアットを巻き込んでヘッドロック。そのまま巻き投げてガットショットからロープに飛ぶが、鋭角にロープに飛んだ舞華はショルダータックルで吹っ飛ばす。
 舞華は投げようとするが、着地した白川が左右の掌底からローキックを叩き込みロープに飛ぶが、テクラが出てきてソバットから舞華が首投げ。桜井が低空ドロップキックから3人それぞれに腕ひしぎとアキレス腱固め。これは白川とマライアがカット。
 舞華はブレーンバスターからフォールも2。
 舞華は投げようとするが、着地した白川が突き飛ばして追走バックエルボーからロープに飛ぶ。舞華も追走ラリアットからロープに飛ぶが、白川が低空ドロップキックから足4の字で捕らえる。そのまま月山にタッチ。

 マライアが月山をホイップして、月山が舞華にボディプレス。フォールもレフェリーはカウントを叩かず。
 舞華のラリアットを避けた月山が胴締めスリーパー。そのまま舞華は前転して叩きつけると、ロープにと飛ぼうとするが月山は髪を掴んでおぶさり胴締めスリーパー。舞華はそのままコーナーに下がって潰していくが、月山が離さず桜井がミサイルキック。舞華は桜井にタッチ。

 エルボーの打ち合いから月山がエルボー連打でロープに押し込み、ヒップアタックからロープ際でのフェイスバスター。さらにマライアはミサイルキックから白川がコーナーから飛び込んでのブラジリアンキック。さらに月山がミサイルキックからフォールも舞華がカット。
 月山は極楽ドンを狙うが、桜井が切り返してビッグブーツ。さらに顔面へのストンピング連打からロープに飛ぶが、月山はクロスボディアタックで迎撃しフォールも2。
 月山は極楽ドンからフォールも2。
 月山は投げようとするが、テクラがカットし顔面にソバット。さらに舞華とともに後頭部にダブルのスライディングラリアットを叩き込み、桜井がファルコンアロー。フォールもマライアがカット。
 マライアと白川が舞華を迎撃するが、テクラが2人まとめてクロスボディで倒す。
 桜井が月山に足を使ったファイナルカットを叩き込んでフォールも2。
 桜井は投げようとするが月山が丸め込むも2。
 桜井はショットガンドロップキックからブレーンバスターホールドも2。

 桜井はボディスラムからコーナーに上りダイビングローリングギロチンドロップを投下。これで3カウントを奪った。

<試合後コメント>

舞華&テクラ&桜井まい
桜井「まず今日はこの3人で勝利できて本当に嬉しいです!」
テクラ「ナイス!」
舞華「いいね」
桜井「私が悩んでるときも、ずっと練習を最後まで付き合ってくれるこの素敵な仲間とこれからも強くなっていきたいです。そして、月山和香!もうすぐタイムリミットがあるみたいだけど、私は別々の道を歩んだ貴女とまだまだこれから信じた道への勝負、続けたいと思ってるから、最後まで諦めずに絶対勝ちなさいな!応援してる!」

月山和香
「今日、また、桜井まいに負けてしまって。私はこのままじゃいけないいけないいけないって思ってずっとやってきたけど、このままじゃ絶対にいけない!コズエンに残るためにも、初勝利をあげるためにも、このままじゃいけない。今日決めたことがあります。私は、初勝利に向けて、前に進みます!」

第2試合


 先発はコグマとナツコ。クマポーズからのブタポーズで挑発するコグマにナツコはショックを受けてうなだれる。会場からコグマにブーイングが飛ぶが、ナツコは近づいてきたコグマにボディブローからロープに振るも、場外に滑り降りたコグマがブーイングを促す。だが大江戸隊でコグマをボコボコにしてリングに投げ入れると、ナツコが鼻フック攻撃でブタ鼻にしてから琉悪夏とともにロープに振ってダブルのショルダータックル。さらに交互にセントーンを投下しフォールも2。ナツコは鹿島にタッチ。

 鹿島は首元を踏みつけて挑発し、さらに投げようとするがあがらないとみるやすぐに桃にタッチ

 桃はボディスラムからフォールも2。
 エルボーの打ち合いから桃がロープに飛ぶが、コグマが追走するとラリアットをガードしてガンスタン。コグマは岩谷にタッチ。

 岩谷はドロップキックからコーナーに振ろうとするが、桃が逆に振って走り込むも、避けた岩谷がスクールボーイからバカタレスライディングキック。鹿島が出てきて岩谷をロープに振ろうとするが、岩谷は鹿島と桃をロープを駆け上がってまとめてアームホイップ。さらに岩谷が鹿島に、飯田が桃に低空ドロップキックを叩き込み岩谷がフォールも2。
 岩谷はロープに振ろうとするが、耐えた桃がロックボトムからPKを叩き込みフォールも2。
 桃は琉悪夏にタッチ。

 琉悪夏はショルダータックルでふっ飛ばし、羽南が岩谷の背中にタッチ。

 羽南はロープに振って後頭部にランニングニーから、飯田とともにダブルのスライディングバックエルボー。さらに羽南が飯田におぶさり、二人分の体重でボディプレス。フォールも2。
 羽南はノーザンライトを狙うが、耐えた琉悪夏にガットショットからロープに飛ぶ。琉悪夏はクロスボディで迎撃しフォールも2。
 琉悪夏はフェイスロックで捕らえるが飯田がカット。
 羽南が琉悪夏に、飯田がナツコにエルボーからコーナーに振ろうとするが、逆に振った琉悪夏とナツコが串刺し攻撃。さらにナツコが飯田にスワントーンボム。琉悪夏が羽南に冷凍庫爆弾。フォールするも、次々選手が出てきてカットしスイッチ。
 琉悪夏はエルボー連打からロープに飛ぶが、羽南が腰投げで迎撃し向後にタッチ。琉悪夏もフキゲンにタッチ。

 フキゲンのサミングをキャッチした向後だったが、フキゲンは足を踏みつけてからサミング。さらに投げようとするが、向後がブレーンバスターで投げ捨て、岩谷とともにダブルの619。さらにコグマが担ぐと、向後と岩谷が合体フェイスバスター。向後はスワンダイブミサイルキックを叩き込みフォールもナツコがカット。
 向後はフィッシャーマンの体勢もフキゲンが首固めも2。

 向後がトラースキックから走り込むが、フキゲンはロープに押し込んでそのまま丸め込み3カウント。

<試合後コメント>

刀羅ナツコ&琉悪夏
琉悪夏「次、ゴッデス?」
ナツコ「なあ、くだらない試合組んでねーでよ、さっさとやらせろって話。なんかさ、白ベルトの上谷と葉月はさ、アイツら死ぬほど闘ってるのにさ、なんでウチら1回も前哨戦ねーんだよ。おかしいだろ」
琉悪夏「そうだよ。あれ以来闘ってないよ。タッグリーグ以来。当たってないよ!」
ナツコ「なんだよ、スターダムよ、ゴッデスのベルトは白ベルトよりメチャクチャ下だと思って見てるってこと?なあ?」
琉悪夏「そんなぁ~」
ナツコ「アイツらもムカつくけどよ、今チャンピオンの7Uppの2人もムカつくけど、会社のそういうゴッデスの扱いがムカつくんだよ!だってウチらはゴッデスのためにやってんだからよ、色々」
琉悪夏「タッグリーグもこのためにやったから」
ナツコ「あと、奈七永にあんだろ?」
琉悪夏「奈七永!新・冷凍庫爆弾を考えてきてるから、楽しみにしとけよ、奈七永!」
ナツコ「アイツが最後にもらうプレゼントだ、人生のな!」
琉悪夏「そうだぞぉ~!楽しみにしとけ!」

第3試合


 先発は壮麗とたむ。手4つから壮麗が潰し、ロープに飛ぶがたむが巻き投げようとする。これを力付くで耐えた壮麗がラリアットも、避けたたむが丸め込み顔面に低空ドロップキック。
 なつぽいとたむが壮麗をロープに振ってダブルのスピンキックからたむがビッグブーツ、たむがトラースキック、SAKIがビッグブーツ。さらにたむ&なつぽいの低空ドロップキックとSAKIのケンカキックのサンドイッチ。たむがフォールも2。たむはなつぽいにタッチ。

 なつぽいは投げようとするが、耐えた壮麗が担いでコーナーのセカンドロープに寝かせると、GEでトレイン攻撃からフォールも2。壮麗はMIRAIにタッチ。

 MIRAIは壮麗と向後にチョップを叩き込み、ロープに振ってダブルのダブルチョップ。MIRAIはフォールも2。
 MIRAIはロープに振ってラリアットも、避けたなつぽいがアームホイップからドロップキック。なつぽいはSAKIにタッチ。

 SAKIは巻き投げるとヘッドロック。これは朱里がストンピングでカット。
 朱里はボディに膝蹴り連発から、MIRAIとともにロープに振るも、SAKIが2人まとめてフェイスバスターで迎撃。SAKIはロープに飛ぶが、MIRAIは追走エルボー。SAKIも追走ビッグブーツも、MIRAIが追走ラリアットから投げようとするも、SAKIが逆にブレーンバスターで投げ捨てるが、MIRAIもバックドロップ。両者タッチ。

 たむと朱里がエルボーの打ち合いからたむがエルボー連打。さらにミドルキックも、朱里がキャッチしミドルキック。たむもキャッチしお互い髪を掴んで挑発し、ヘッドバッドの相打ちから朱里がドロップキック。たむがロープに吹っ飛ぶと、その背中になつぽいがタッチ。

 たむはローリングエルボーからなつぽいとダブルのネックブリーカードロップで叩きつけ、サンドイッチトラースキック。なつぽいがフォールも2。
 なつぽいはクリストで捕らえるが朱里はロープを掴みブレイク。
 なつぽいはコーナーからのプランチャを狙うが、壮麗がエルボーから担ぐと、そのまま場外に投げ捨てる。
 リングに戻り、壮麗とMIRAIでダブルのフェイスバスターから朱里が前から後ろからサッカーボールキック。フォールも2。
 朱里は山折りからフォールも2。
 なつぽいが走り込むが、朱里はカウンターで投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がったなつぽいが投げ捨てジャーマンでお返し。朱里はラリアットも、避けたなつぽいが飛びつき腕ひしぎ。これはMIRAIがカット。
 MIRAIと壮麗はたむをロープに振るが、たむは同士討ちさせるとたむが壮麗を、SAKIがMIRAIにアトミックドロップからそれぞれに低空ドロップキックとケンカキック。さらにたむとなつぽいはコーナーに登り場外へのプランチャ。
 リングに戻り、なつぽいが朱里にトラースキックからジャーマンスープレックスホールドも2。
 なつぽいはコーナーに登りフェアリアルギフトも、朱里が避けると壮麗とMIRAIがダブルのラリアット。さらに朱里がランニングニーからマフラーホールド。これはSAKIがカット。
 MIRAIがたむを、壮麗がSAKIをロープに振りラリアットで場外に落とし、朱里がなつぽいを担ぐも着地したなつぽいは3回転ラ・マヒストラスからフォールも2。
 なつぽいがロープに飛ぶが、朱里がハイキックからフォールも2。
 朱里はマフラーホールドから白虎で捕らえ、なつぽいがこれでギブアップした。

第4試合


 セブンアップがポーズを決めているところをプロミネンスが奇襲し場外乱闘で試合開始。
 奈七永がすずを優勝旗に突っ込み、リングには優宇と世羅が戻る。
 優宇がチョップからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、世羅が避けるとプロミネンスがトレイン攻撃から世羅がくるみにタッチ。

 くるみは側頭部にドロップキックからコーナーに振り走り込む。だが優宇も走り込みショルダータックルのぶつかり合いから優宇が倒しセントーン。くるみが避けてサンセットフリップからコーナーに登りミサイルキック。フォールも2。
 くるみは投げようとするが、バックエルボーで逃れた優宇がロープに飛ぶも、エプロンから世羅が蹴りつけるとくるみとともにロープに振り、すずも出てくるが優宇が3人まとめてクロスボディで倒す。
 セブンアップが場外のプロミネンスにそれぞれみたらしだんごから、優宇がくるみをリングに投げ入れフォールも2。
 優宇は奈七永にタッチ。

 奈七永は冷蔵庫爆弾もくるみが避けて自爆させ、ロープにもたれかかる奈七永にキャノンボール。
 さらにボディスラムからコーナーに登るが、水森が足を掴んで動きを止めると奈七永が正面に登り雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
 奈七永は投げようとするが、くるみはトラースキックで逃れるも奈七永がラリアットでなぎ倒す。
 奈七永はロープに飛ぶが、くるみがブラックホールスラムで迎撃しフォールも2。くるみはすずにタッチ。

 すずは奈七永の後頭部にランニングニーから、ロープに飛んで後頭部への低空ドロップキック。
 すずはケンカキック連発も、奈七永は立ち上がるとビンタから首投げで倒し背中にサッカーボールキック。
 すずは立ち上がるとエルボーからハイキック。ガードした奈七永がバックドロップから優宇がセントーンを投下。
 奈七永と優宇がすずをロープに振ってダブルのフェイスバスターからフォールも2。
 奈七永はヘッドバッドからファルコンアロー。フォールも2。
 奈七永は水森にタッチ。

 水森はセカンドロープからのトロピカルヤッホープレスも2。
 水森はエルボー連打。すずもエルボーも、避けた水森がエルボーからロープに飛んでラリアット。すずが避けるとくるみが担ぎ上げてリングに叩きつけ、世羅がすずをおぶってのダイビングダブルニードロップ。すずがフォールも優宇がカット。

 すずが水森のバックを取るが優宇と奈七永がカットし、水森が担いでコーナーに叩きつけると奈七永が串刺しラリアット。さらに優宇がブラックホールスラムから水森が担ぎ、セブンアップで合体攻撃を狙うがすずが暴れて着地すると水森の顔面にニーアタック。ロープに飛ぶが、奈七永と優宇がナナモモダイバーから水森がスーパーガールもくるみと世羅がカット。
 プロミネンスをコーナーに押し込み、優宇がまとめてキャノンボールで圧殺。水森はすずをアルゼンチンで担ぐが、すずが丸め込むも2。
 水森はスライディングラリアットからトロピカル☆スマッシャー。フォールも世羅がカット。

 水森が担いで奈七永と優宇で合体攻撃を狙うが、プロミネンスがカットするも水森が丸め込むも2。
 水森は走り込むが、すずはハイキックで迎撃しフォールも2。
 水森が走り込んでラリアットからフォールも2。
 水森が走り込むが、すずがグラン・マエストロ・デ・テキーラで3カウントを奪った。

すず「プロミネンスが負けると思ったかー!?プロミネンス、これで決勝進出。お前らもういいや。また出直してこいよ!決勝進出、決勝で戦う相手、どっかで見てんだろ?ゴッズアイ?(朱里がどこからか「ここだよー」と叫ぶ)お前ら、決勝で会えると思ってなかったよ。お前らが決勝なら、このベルト、賭けてやってもいいけど、暗くてみえねーよ!」
(ゴッズアイがリングへ)
すず「アーティストのベルト、賭ける?賭けない?どっち?」
朱里「そりゃあもちろん!お願いしまーす!」
すず「良いよ!このベルト賭けて決勝で会おうな!」

<試合後コメント>

高橋奈七永&優宇&水森由菜
奈七永「いやあ、悔しいな。7Uppでいい感じに勝ったり負けたりもあったけど、こうやって決勝トーナメントに残ることが出来て。3人の絆も深まったと思うし、チームとして強さを求めて闘ってきたんですけど、ここにPROMINENCEに取られたのはすごく自分的には腹立たしいというか、カバーできなかったことも悔しい」
優宇「最後、奈七永さんがゆなもんにチェンジに行ったっていうのは、このTRIANGLE DERBYで水森由菜って選手に、強さが見えたし、信頼が生まれたからやっぱあのいちばん大事なところでチェンジに行ったと思うんですよ。最後カットに行けなかったのがホントに悔しい。でも、力強さとか強さっていうのは、間違いなくこのTRIANGLE DERBYで水森由菜っていうのは、私は自分の目で、横で、肌で、成長を感じたと思います」
奈七永「みんな成長してるよ、多分。水森だけじゃなくて」
優宇「私もしてるし、奈七永だってしてる!」
奈七永「奈七永じゃねーよ!日々成長!」
水森「でも私は!このTRIANGLE DERBYで、7Uppとして、この水森由菜が闘えたことがホントにホントに嬉しいんだ!でもそこは掴むか掴まないかで言ったら掴まなきゃいけなかったと思うから、次に向かって、今度は水森由菜をもっと強くなって2人を引っ張って、掴む者になっていくから!」
奈七永「お前は世界一のパイナップルだよ!」
優宇「国産のいいパイナップルだよ!」
奈七永「そうだよ!パイナップル!パッション!パワー!それが7Upp!また次の目標に向かっていこうよ。(※指を天に向ける)」
優宇「上にいきましょう」
水森「これからだからな!」

第5試合


 ショルダータックルのぶつかり合いから、橋本が倒しアンクルホールド。ひめかはロープを掴みブレイク。
 ロックアップから橋本がロープに押し込み、巻き投げるとグラウンドで潰してヘッドロックで絞り上げる。ひめかは立ち上がると橋本はフロントネックに切り替え、なかなか抜け出せないひめかはコーナーに叩きつけて逃れる。
 ひめかは走り込むが、避けた橋本がバックを取るも、投げられないと見るやリングに叩きつけてロープに飛びショルダータックルで倒す。フォールも2。

 橋本はアキレス腱固めもひめかはロープを掴みブレイク。

 橋本は串刺しボディスプラッシュから投げようとするが、耐えたひめかにガットショットからロープに飛ぶ。ひめかはカウンターで担ごうとするが、耐えた橋本が卍固め。これを力付くで投げ捨てて逃れたひめかが串刺しニーからロープに飛んでランニングニー。フォールも1。

 ひめかは逆エビ固めも、橋本は腕立てしながらロープを掴みブレイク。

 ひめかはロープに飛んでラリアット。二発目・三発目は相打ちとなり、エルボーの打ち合いから腕を掴んでひめかがエルボー連打。さらにケンカキック連発からロープに飛ぶが、橋本は追走ラリアットからロープに飛びラリアット。避けたひめかがバックドロップで叩きつけ、ロープに飛ぶが橋本がバックを取って投げ捨てジャーマン。
 橋本は走り込むが、ひめかがラリアットを撃ち落としジャンピングニー。キャッチした橋本が投げ捨ててアンクルホールドも、ひめかはロープを掴みブレイク。

 橋本はロープに飛んでラリアットでなぎ倒しフォールも2。

 橋本はパワーボムからフォールも2。

 橋本はアンクルホールドで絞り上げギブアップを奪った。

橋本「ひめか、ありがとう。心置きなく4月、引退してください。スターダムさん、なにか、強さを勘違いしてないですか?もういいよ、ああいう相手。そろそろ、朱里と、戦いたいなぁ~(朱里がリングへ)」
朱里「橋本千紘、ようやく、私の番て事かな?私は、4月23日、横浜アリーナで、試合がしたい。どう?」
橋本「横浜アリーナで、最強女子、一番つえーやつ、決めましょう」
朱里「臨むところだ覚悟しとけ」
橋本「これ以上、このリングで、お前にキラキラさせない。どこのリングでも、一番つえーのは、橋本千紘だ!ギューン!」

<試合後コメント>

橋本千紘
「改めて、ひめか、立候補してくれてありがとよ。けど、ホントに引退する相手に興味はないし、強い相手と闘いたいんで・やっぱりスターダムのリングには朱里がいる。ここやんなきゃ始まんないので。横浜アリーナで最強女子、つえーヤツ、決めたいと思います。ホントに、これ以上このリングでキラキラされても困るんで、橋本千紘が強さを証明します」

ひめか
「まあ自分からお願いをした橋本千紘戦。でも結果は散々だったし。橋本からは散々な言われようだったけど、引退前にあんな強い相手、大きい相手と闘えたのは、自分の中で悔いがちょっと消えたのではないかなと思いましたね。でも、今日の会場のお客さんの雰囲気、そしてスターダムからしたら、自分が勝たなければならない1戦。自分の5年を振り返っても、大事なところは負けてしまう。それがひめかなのかなとも思うし。でも、最後の最後は報われたい。自分を褒めてあげたいので、これからは負けることは許されない。自分の中ではそう思っています。橋本千紘、ありがとう」

第6試合


 手4つから上谷がタックルで倒しヘッドロック。すぐに葉月が抜けて取り返し、グラウンドでの攻防から上谷が抜けると走り込んできた葉月を避けるが、葉月はロープの反動を使ったアームホイップから低空ドロップキックを叩き込み、顔面ウォッシュも上谷がドロップキックで中断させる。
 お互い髪を掴んでエルボーの打ち合いから上谷がエルボー連打。ロープに振るが、葉月はロープを掴んで動きを止めると、走り込んできた上谷をショルダースルーで場外に投げ捨てトペスイシーダを発射。
 リングに戻ると葉月がドロップキックから顔面ウォッシュ。
 さらにフルネルソンバスターからロープに飛んでセントーン。フォールも2。

 葉月は変形フェイスロックで捕らえるが、上谷はロープに足を伸ばしブレイク。

 葉月は顔面を蹴りつけ、上谷は膝立ちでエルボーも葉月は強烈なエルボーからロープに振ってバックエルボー。ロープに飛ぶが、上谷はドロップキックで迎撃。
 上谷は串刺しジャンピングニーからロープに飛んで側頭部に低空ドロップキック。フォールも2。

 上谷は担ごうとするが、耐えた葉月がガットショットからコーナーに振る。だが上谷はコーナーを駆け上がるとミサイルキックで場外にふっ飛ばし、スワンダイブプランチャを投下。
 リングに戻り、上谷がロープの反動を使ったボディプレスからフォールも2。

 バイシクルキックの打ち合いから相打ちで両者ダウン。
 上谷が走り込むが、葉月がDDTから担ぐも、着地した上谷がガットショットからロープに振ろうとするが、葉月が逆に振るも上谷はニールキックを叩き込む。
 上谷はコーナーに登りミサイルキックからフォールも2。

 上谷はロコモーションフィッシャーマンスープレックスホールドも2。

 上谷は担ごうとするが、着地した葉月が走り込んできた上谷にみちのくドライバーII。すぐに立ち上がった上谷がスタークラッシャーで突き刺し両者ダウン。

 上谷はコーナーに登るが、立ち上がった葉月がエルボーから正面に登る。エルボーの打ち合いから葉月がエルボー連打。さらにヘッドバッドから雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、ロープに飛んでバイシクルキックでエプロンに落とす。さらにグリーンキラーから担ぐとNOW OR NEVER。フォールも2。

 葉月はクロスフェイスで捕らえるが上谷はロープに足を伸ばしブレイク。

 葉月はコーナーに振って串刺しバックエルボーからコードブレイカー。さらにコーナーに登りダイビングセントーンを投下。フォールも2。

 葉月はコーナーに登り、ダイビングコードブレイカーからフォールも2。

 葉月は垂直落下式ブレーンバスターからフォールも2。

 葉月は顔面を蹴り上げてからロープに飛ぶが、上谷がフランケンで丸め込むも2。

 上谷は走り込むと、同じく走り込んできた葉月を逆さ押さえ込みの体勢から回転し、カミゴェ式のケンカキック。両者ダウン。

 膝立ちでエルボーの打ち合いから、葉月がエルボーを連打しロープに飛ぶ。だが追走ビッグブーツから葉月も追走するも上谷が避けるとバックドロップ。
 上谷は投げようとするが、着地した葉月が突き飛ばしてからフランケンで丸め込むも2。

 両者走り込むと上谷がビッグブーツで倒し、スピンキックからロープに飛んでニールキック。フォールも2。

 上谷は旋回式スタークラッシャーからフォールも2。

 上谷はスタークラッシャーからコーナーに登りファイヤーバードスプラッシュを投下。フォールも2。

 上谷はスタークラッシャー2連発からフォールし3カウント。

上谷「葉月が、人生かけてこのベルトに挑戦してくれたから、私もめちゃくちゃ、熱く試合ができましたー。何度でも、挑戦してこいよ。ありがとう。次の、防衛戦、横浜アリーナでやりたい相手がいます。その女はもちろん!白川未奈」
(白川がリングへ)
白川「指名するの、遅くない?でも、最高の舞台を、ありがとう。あの広島で、私は、あんたに負けてない!あの日から、欠場して、私のレスラーとしての時は止まったでも!あんたはどんどんどんどん防衛回数重ねて、それを遠くで見てるのがどれだけ悔しいかわかる!?あんたが、私に最後にしたあの技!あんなの、フェニックススプラッシュじゃない。ちゃんとフェニックス飛んでみろよ。そのうえで私はあんたに勝つ!4・23横浜アリーナ、私はあんたの、顎?違うな~歯、違うな~あんたの心を!折りに行ってやるよ!覚悟しといてね」
上谷「心?折れるものなら折ってみな!ゴールデンフェニックス、完全復活だ」

<試合後コメント>

上谷沙弥
「潰し合いじゃなくて、まるで殺し合いかのような、熱くなるような、刺激のある葉月との試合でした。葉月とは、ここの隙間では埋められないような試合で通じ合ったんじゃないかと思います。葉月がスターダムに戻ってきた理由、白いベルトがあるから、勝ちと負け、本当に残酷な世界ではありますが、プロレスは負けてこそ光るものがある。そういった部分がプロレスの魅力何じゃないかなと思っています。だから葉月にはまた何度でも、何度でも、挑戦してきて欲しいと思います。そして、横浜アリーナでの防衛戦、白川未奈を指名させていただきました。皆さんも待ち望んでいたカードなんじゃないかと思います。“ゴールデン・フェニックス”、完全復活します」

葉月
「5度目の挑戦でも白いベルトが獲れない……あぁ、獲れない……(※床に大の字になる)でも、獲るまで諦めない。絶対に葉月の腰に白いベルトを巻きます(※そのまま這いながら去っていく)」

第7試合


 AZMのドロップキックを避けたキッドがヘッドシザースホイップからロープに飛んでドロップキックも、避けたAZMとフォール合戦からAZMがカサドーラ。すぐに避けたキッドとフォール合戦も両者一度距離を取る。

 AZMがソバットからロープに振ろうとするが、キッドが低空ドロップキックからロープに振ろうとするも、AZMがスネを蹴ってコケさせると、お互い低空ドロップキックの打ち合いからAZMが走り込むが、キッドは足を取ってマフラーホールドへ。AZMはロープを掴みブレイク。

 キッドはコーナーに振って、駆け上がろうとしたAZMの尻を叩いてエプロンに落とすとドロップキックで場外に落とす。
 キッドはケブラーダを狙うが、AZMが足を掴んで引きずり落とすと、エプロンに登りサッカーボールキック。キッドも足をキャッチして場外に引きずり落とす。
 場外でAZMがブレーンバスターからリングに戻り、コーナーを駆け上がってプランチャを投下。

 リングに戻り、エプロンに登ったキッドをへデックでリングに入れると、ブーメランアームホイップから無道で捕らえるがキッドはロープを掴みブレイク。

 AZMはコーナーに登るが、キッドは正面に登るとエルボー。コーナー上でエルボーの打ち合いからAZMがエルボー連打で場外に向けて断崖式フットスタンプを発射するが、キッドが避けるとケブラーダを発射。

 リングに戻ったキッドがコーナーに登り旋回式ダイビングボディプレス。フォールも2。

 キッドはマフラーホールドも、AZMは回転してフォールも2。

 AZMはあずみ寿司を狙うが切り返したキッドが後頭部に蒼魔刀。
 キッドはコーナーに乗せると雪崩式スパニッシュフライを狙うが、耐えたAZMをエルボー連打でエプロンに落とす。髪を掴んで引きずりあげようとするが、AZMはハイキックからエルボーで逆さ吊りにし、コーナーに上ると断崖式フットスタンプ。
 AZMは再度コーナーに登りダイビングフットスタンプを投下し、再々度コーナーに登りダイビングフットスタンプを投下。フォールも2。

 AZMはラ・ミスティカからラ・マヒストラルを狙うが、切り返したキッドが掟破りのあずみ寿司も2。

 AZMは掟破りのキッチャーマンも1。

 キッドがライトニングスパイラルからフォールも1。

 両者ロープに飛ぶと、AZMのドロップキックが顔面にヒットし両者ダウン。

 AZMが走り込むも、キッドがショルダースルーでエプロンに落とすがAZMがハイキック。
 AZMはスワンダイブミサイルキックも、キッドがキャッチしドラゴンスクリューからマフラーホールド。そのまま黒虎脚殺もAZMはロープを掴みブレイク。

 キッドは黒虎天罰を狙うが、切り返したAZMがあずみ寿司もキッドが切り返すがAZMも回転してフォールも2。

 AZMのハイキックを避けたキッドがタイガースープレックスホールドも2。

 キッドは黒虎天罰で突き刺しフォールも2。

 キッドはAZMをコーナーにのせて雪崩式スパニッシュフライ。これを空中で切り返したAZMがあずみ寿司も2でさらにあずみ寿司も2。

 キッドが投げようとするが、AZMがラ・ミスティカ
。逃れようとしたキッドにNumero Unoを狙うもキッドが丸め込むが2。

 キッドがビンタからゼロ戦キック。AZMがトラースキックからバズソーキックを叩き込みフォールも2。

 AZMはカナディアンデストロイヤーからあずみ寿司も2。

 キッドのビンタをキャッチしたAZMがそのままリングに叩きつけ、腕へのパントキックから髪を掴んでコーナー上に乗せると、チョップから正面に登りアメシストストームでギブアップを奪った。

 試合後、2人は指切りを交わし、再戦を誓いあった。

<試合後コメント>

スターライト・キッド
「ハイスピード最多防衛記録……AZMのEternal foe(永遠の敵)の私でも仕留めきれなかった。それは、AZMのほうが上だったってこと。ただ、AZMはハイスピードを2回巻いて、私はハイスピードの座を降りて卒業したつもりでいて、勝手に上に行ったと思ってしまっていたのかもしれない。だけど、ハイスピードのベルトとか関係なく、なんだろうなあ。ハイスピードのベルトの存在価値も十分に上がっている。白のベルトといい勝負くらいのベルトになってきてるんじゃないかなって。今回AZMとキッドのほうが試合順がワンダーより上だったということは、私たちのカードのシングルマッチのレベルと価値が上がったと証明できたことだと思う。だけどやっぱり、名古屋でこのベルトをかけてメインで出来なかったことはすごく悔しい。だから今回で、私たちのハイスピードバトルは、最後……だったかもしれないけど、次は必ず、次のステップで、AZMとビッグマッチのメインをやりたいと思います。私もハイスピードは終わりだけど、白、赤、その他のベルトも、まだまだ貪欲に黒虎は狙っていきたいと思う。AZMに負けたからって、SLKは終わりだと思うなよ?」

AZM
「これで、何年も動かなかったハイスピードの歴史を、このAZMが動かしましたぁ~!いやあ、手強いね、キッド。1年ぶりのハイスピードとは思えないよ。キッドから見たら、今までの私の防衛戦は少し余裕に見えたかもしれない。余裕では無かったけどね?でも、他とは違うキッドの重さとか速さとか全部あって、危なかったねえ。まあ、ハイスピードでは私の勝ちかな?1つ言うなら、キッド、ハイスピード、最後にやってくれてありがとう。そして、最多防衛記録して、これで私はまだ終わりじゃないから。次、決まってるよね?そう!鹿島沙希!なんかよく分かんないルールで挑戦権手に入れたかと思うけど、キッドの次に私に勝てるかな~?」

第8試合


 ジュリアはテーブルを持って入場。
 
 ロッシーを含めて記念撮影をしようとしたところ、ジュリアがロッシーからベルトを奪って雪妃を殴打し奇襲。ナックル連打からバックドロップ。
 雪妃は場外に転がり降りる。

 ジュリアは髪を掴んで場外を連れまわし、客先に叩き込んでいく。雪妃も逆に客席に叩き込み、本部席のロッシーに因縁をつけてからカウント18でリングに戻る。

 雪妃はサッカーボールキック連発。ロープに飛んでPKからフォールも2。
 雪妃はフロントネックで捕らえ、これを離すと髪を掴んで引き起こす。ジュリアがエルボーで仕掛け、エルボーの打ち合いからジュリアがエルボー連打。ジュリアが挑発し、雪妃はローキックからミドルキック。さらにエルボーから雪妃がミドルキックもキャッチしたジュリアがキャプチュード、ジュリアが走り込むが、雪妃もキャプチュードからロープを貫いてのランニングニー。
 雪妃はそのまま場外に連れ出し、花道でブレーンバスターを狙うが、ジュリアが逆にファルコンアロー。
 ジュリアは机を場外にセットし、雪妃の髪を掴んで机に寝かせようとするが、雪妃が逆にジュリアの顔面を机に叩き込む。お互い髪を掴んで机に顔面を叩き込みあい、エルボーの打ち合いから髪を掴んで睨み合う。カウント18で両者リングに戻る。

 雪妃がハーフガードから左右のビンタからパウンドを落とそうとしたところをジュリアが三角締めを狙うが、そのまま回転して両者場外へ落下。

 レフェリーが引き剥がすと、ジュリアがサッカーボールキックからストンピングを落としリングへ戻る。

 雪妃もリングに戻るとジュリアが低空ドロップキックからフォールも2。

 ジュリアは投げようとするが、切り返した雪妃がトラースキック。ジュリアは髪を掴んでヘッドバッド連打。これで倒れた雪妃を、髪を掴んで引き起こしてビンタ。さらにスリーパーから胴締めスリーパーへ。雪妃はロープに足を伸ばしブレイク。

 ジュリアはバックドロップからフォールも2。

 ジュリアはランニングニーも、キャッチした雪妃がビンタを避けて左右の掌底連打。ジュリアは足を止めて受けきっていき、雪妃がソバットからハイキック。さらに串刺しランニングニーからスライディングレッグラリアート。フォールも2。

 雪妃はコーナーに登るが、ジュリアはビンタから正面に登り雪崩式ネックチャンスリー。
 ジュリアはコーナーに登るが、雪妃はビンタから正面に登ると雪崩式ブレーンバスターを狙うが、ジュリアはヘッドバッド。ビンタの打ち合いから雪妃が左右のビンタを連打しヘッドバッドの相打ちからもつれあって場外に落下。


 場外でジュリアがマウントをとって強烈なエルボーを打ち込んでいき、左右のビンタから髪を掴んで引き起こし、机に雪妃を乗せると机上パイルドライバー。
 だがすぐに立ち上がった雪妃は机の破片でジュリアの背中を殴りつけ、ジュリアも髪を掴むと場外でのブレーンバスターから鉄柱に叩きつける。
 雪妃はハイキックからもう一台セットされていた机の上にジュリアを乗せると、机上タイガードライバー。雪妃が走り込むも、ジュリアはカウンターのノーザンライト・ボム。そのまま場外カウント20で両者リングアウトになった。

 試合が終わっても両者髪を掴んで殴り合い、セコンドが引き剥がした

ジュリア「(延長の声に)あ?当然だよ。どうする?するかばーか。雪妃真矢、足元にお気をつけてお帰りください。
雪妃「終わりだと思ってたのに、求められちゃいました。いつか会うときまで、その時まで、アリヴェデルチ」
ジュリア「・・・またな」

 帰ろうとしたジュリアの前に、中野たむが現れジュリアを素通りしてリングへ

たむ「ジュリア!しけた顔してんね。あんた言ったよね?ジュリアには、中野たむが必要だって。あたしにも、あんたが必要だ。スターダム最大のビッグマッチ!横浜アリーナ!ジュリアの相手は、中野たむしかいないでしょう。この、赤いベルト、賭けて、私と戦ってほしい」

ジュリア「また、中野たむかよ。あれ?月山の子守は終わったのか?」
たむ「終わってね~よ!終わってないけど、月山のことも勝たせるし!私はあんたの持つその赤いベルトがほしいんだよ!何賭けたっていい!髪だって名前だって財産だってなんだって賭けるよ!あんたと戦えるなら奴隷になったって良い!」
ジュリア「なぁ、今のさ、私達だったら、別に、このベルト賭けるだけで十分なんじゃねーのか?だがしかしよ、たむ!お前は、また、地獄に、突き落としてやるから楽しみにしとけよ。アリーヴェデルチ、まったな~」
たむ「また、宇宙に漂う塵にしてやるよ」

<試合後コメント>

雪妃真矢
「とりあえず、結果はちょっと……すみません。熱くなりすぎて不透明な終わりになってしまって、勝てなかったことが、雪妃に思いを託してくださった方が多かったので、今回の試合に関しては。本当に、悔しい思いを外に出せずに何年も経った人がたくさんいて、今回こういう試合をすることになって、そういう人たちの気持ちを背負って勝ちたいと思っていたんですけど、勝てなかったことが本当に申し訳ないですね。今回『スターダムに上がらない』とずっと言っていたんですけど、過去のこと随分とどいつもこいつもほじくりたがるなと。自分はなきことにして自分の世界で生きていると思っていたんですけど、『みんな過去とか因縁とか好きね』って思ってたんですよ、闘うまで。だけど、一番過去にこだわっていた人間っていうのは、ジュリア選手に関わらないようにしようとか、スターダムに触れないようにとか、そういうふうに決めて意固地になっていた自分が一番過去にとらわれていたのかなって、そう思っています。なので、本当にRebel&Enemyのメンバーにはこうやってスターダムに連れてきてくれて、自分が踏み出すきっかけを作ってくれて、本当にレネミーに感謝しています。ただ、対戦相手のジュリア選手に関しては、過去にもちろん色々あって、恨んでたというか、本当に憎かった時期があったけど、彼女が今の地位を築くまでに並ならぬ努力があって今の彼女があるなんていうことはそんなのは闘う前から当然わかっていて、同じ業界にいて活躍は見たくなくても目に入りましたし。だから、彼女のリスクを省みないところとか、貪欲なところとか、ファイターとして、プロレスラーとして、言い方によっては、パフォーマーとして、エンターテイナーとして、羨ましいなって本当に素直に思うこともあって、自分には持っていないもの、こうやってリスクを省みずにどんどん行動できること。……全然嫌味じゃないですよ?(笑)嫌味で言ってるんじゃなくて、本当にすごいことだと思いますし。ただ、なんでしょうね。『これからも嫌い同士の両想いでいよう』よという感じですかね、私としては。で、勝てなかったことで、私は“スターダムを追放された女”として生きていこうと、ゴングが鳴ったときに思ったんですけど、お客様からは、『決着をつけろ』という声が聞こえたので、おかしいなと。追放したかった人がいたはずなのに、それはどうなのかなと。知らないですよ?私は先のオファーを受けたわけではないですし、このベルトを防衛したら、横浜?は出なきゃよ?ってのは聞いてましたけど、それ以外はスケジュール、なんも聞いてませんので、追放されるのかな?それはそれでいいですよ。私のキャッチコピーは、“クリスタルスノー”から“スターダムを追放された女”とキャッチコピーを変えさせていただいて、はい、やらせていただけたら。とりあえず、雪妃真矢に気持ちを託してくれた皆さん、すみませんでした。そして、ありがとうございました。どちらにしても、私が追放されるにせよ、されないにせよ、ラム会長、尾崎妹加選手を、スターダムのファンの皆さん、よろしくお願いします。ジュリア選手は、もしかして、同じ業界で、結局日本の女子プロレスを盛り上げたいと思っている志はきっと同じなんでしょうから、同じ業界で続けていたら、きっとまた会ってしまうでしょう。アリベデルチ、その日まで!またな!」

ジュリア
「あのさ……なんだろう……。悔しいよ?雪妃真矢はやっぱり強かったよ。ああ。なんだろうね、これもなんかの縁というか運命なのか分からないけど、もういっちょ、まあ、もういっちょ、やってやるよ。ああ、あと!中野たむ!アンタと次賭けて闘うのは、この赤いベルト。今のウチらには髪の毛も財産もなにもかも、そんなこまけー話、いらねーよ。この最高峰!その証をかける。これで十分だよ!横浜アリーナまで、楽しみだなあ。またな!」

第9試合


 先発は世羅と壮麗。ロックアップから壮麗がロープに押し込むが、切り返した世羅がクリーンブレイク。
 ロックアップから壮麗がヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルで倒すと世羅は場外へ。
 世羅はイスを持ってリングに戻り殴りかかるが、壮麗がキャッチすると世羅がガットショットからボディにイス攻撃。世羅は振りかぶるが、朱里が後ろからキャッチしてイスでのスリーパー。さらに壮麗とMIRAIも朱里を手伝い3人でイスを引っ張って絞り上げる。これはくるみがカットし場外乱闘へ。
 リングに戻ると世羅が壮麗の後頭部を踏みつけていき、壮麗は膝立ちでエルボーも世羅はケンカキックから髪を掴んでエルボー。ロープに飛ぶが、壮麗はカウンターのデスバレーボムからフォールも2。壮麗は朱里にタッチ。

 朱里はドロップキックから串刺しニー。さらにネックチャンスリーからフォールも2。
 エルボーの打ち合いから朱里のビッグブーツと世羅のエルボーの打ち合い。世羅がエルボー連打からビッグブーツをキャッチして足裏へのナックル連打。朱里はミドルキックを連打し、世羅がキャッチするとスパイラルボム。だが朱里がすぐに丸め込むも2。

 朱里はラリアットを避けて投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がった世羅とエルボーの打ち合いから世羅がエルボー連打。ロープに飛ぶが、朱里はハイキックからロープに飛ぶ。世羅がカウンターの羅紗鋏から両者タッチ。

 くるみと壮麗がショルダータックルのぶつかり合い。これを制したくるみがロープに飛ぶが、壮麗はダブルチョップからショルダータックル。受けきったくるみが走り込むが、避けた壮麗がショルダータックル2連発で倒す。
 壮麗はチョップ連発からロープに振ろうとするが、耐えたくるみとラリアットの相打ちから壮麗がラリアット連発。受けきったくるみにガットショットからコーナーに振っていくが、くるみが走り込みラリアットの相打ちへ。両者ロープに飛んでラリアットの相打ちでダウン。両者タッチ。

 MIRAIとすずがエルボーの打ち合いからMIRAIがエルボー連打。すずが強烈なエルボーからロープに飛ぼうとするが、MIRAIが腕を掴んで動きを止めるとエルボーからロープに飛ぶがすずが追走ニーからロープに飛んで側頭部にドロップキック。
 すずが串刺し攻撃も、避けたMIRAIがエルボーからコーナーに振って串刺しバックエルボー2連発。さらに串刺しラリアットからコーナーに登りミサイルキックからフォールも2。
 MIRAIはバックドロップを狙うが、耐えたすずが巻き投げるとくるみがトラースキック。そのままコーナーに座らせすずが串刺しランニングニーから世羅が串刺しダブルニー。さらにくるみがキャノンボールで潰し、すずがロックボトムからフォールも朱里がカット。
 すずがロープに飛ぶが、壮麗が追走ニーから朱里がDDT。MIRAIがホイールバローからフォールも世羅がカット。
 朱里が世羅をカッキーカッターで、壮麗がくるみをラリアットで迎撃し、MIRAIがすずをフェイスバスターで叩きつけるとロープに飛んでラリアット。避けたすずに逆の腕でラリアットからフォールも2。

 MIRAIはミラマーレで捕らえるが、これは世羅がカット。
 MIRAIはロープに飛んでジャンピングラリアットから担ぐが、すずはヘッドバッドからナックル。くるみがMIRAIに人でなしドライバーから世羅がすずをおぶってのダイビングダブルニードロップ。フォールも壮麗がカット。
 壮麗が世羅にラリアットも、くるみが壮麗と朱里をダブルラリアットでなぎ倒す。すずがMIRAIのバックを取ると投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がったMIRAIがラリアットでなぎ倒すが、すずもすぐに立ち上がりリバースフランケンからテキーラショットも2。
 すずはジャーマンスープレックスホールドからぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドで3カウント。

すず「プロミネンス優勝!そしてアーティストのベルトも防衛!なに泣いてんだよ。見たかスターダム!これがプロミネンス。一年前、スターダムに乗り込んで来た時は、好き勝手言われてたプロミネンス、これがプロミネンスなんだよ!ユニットの、頂点!それが、プロミネンス。プロミネンスが、代々木の大会で勝って?アーティストのベルトの防衛して、トライアングルダービー、初代、ちょ、棒がないんだけど!?棒どこ行った!?さっきまであっただろ!なんか布持ってるだけみたいだけどうちら優勝してもらえるやつだから!ちゃんとこれ三角だからね!トライアングルのね!OKOK、これもプロミネンス、今日ここに見に来たお客さんプロミネンスの試合を見て満足したことでしょう!いえーい!プロミネンス!(プロミネンスコールが起きる)すげー!プロミネンスコールだ!皆プロミネンス大好きってことですね。ということで、代々木の大会も、プロミネンスのしめでしめちゃおうじゃねーか!えー、ちょっと、皆さん、せっかく声が出せるんでね、一緒に叫んでください。右手が人差し指、そして左手がピース。あそこのカメラで写したほうが良いな。私たちが、レッツゴーと言ったら、皆さん大声で、指を高々と上にあげてプロミネンスでお願いします!行くぞー!レッツゴー!プロミネンス!」

<試合後コメント>

PROMINENCE&Queens Quest
(※PROMINENCEの3人が「棒がない!」「棒がないよ!」と難儀しつつ優勝フラッグを広げながらやってくる)
すず「やったぁ~!」
世羅「先程すずも言ってましたけど、乗り込んで1年ちょっとですよ。優勝しちゃう?代々木締めちゃう?防衛しちゃう?ちょっとちょっとちょっと、PROMINENCE、キてんじゃないですか?」
すず「すごくね!マジで!」
世羅「TRIANGLE DERBY、14チームの頂点ですか?すごくない?14チームの1位よ?」
すず「メッチャすげーよ!」
世羅「こんなにチームがあってPROMINENCEが1位よ?ただね、どうしても1つ引っかかってることがあって。我々、調子いい感じで決勝トーナメントまで来ましたけど、負けてどうしても悔しかった奴らがいる。覚えてるよね?千葉、メインイベント」
すず「覚えてるに決まってんでしょぉ~……」
世羅「Queens Quest。我々、負けたでしょ?アレねえ、やっぱり悔しいよ。そのあと、『PROMINENCEが(アーティストを)持ってるのが悔しい』とか言ってたよなあ、アイツら」
すず「たしかに」
世羅「防衛戦させろや」
すず「たしかに」

(※ここへQQのAZM、詩美、上谷が乱入してくる)

AZM「おいおいおいおいおいっ!」
世羅「うわぁ~!来たぁ~!」
AZM「呼んだかおいっ!」
世羅「呼んだわ!メチャクチャ呼んだわ!」
AZM「言ってやれ!」
詩美「今、解説でお前ら3人見て、そのアーティスト、ずっとQueens Questがっ……」

(※AZMが世羅がひざ掛けのようにしていたフラッグを払い落とすちょっかいをかける)

すず「おい!なにしてんだよちょっと!」
世羅「喋ってんだろーが!」

(※思わぬ事態に詩美が一瞬フリーズ)

詩美「……ずっとQueens Questはそれが欲しくて、解説で見てたらもっともっと欲しくなったし、今Queens Questって言ったよね?」
世羅「言った」
すず「言った」
詩美「やりたいってこと?」
世羅「やりたい」
詩美「私たちもそのベルトかけて、やりたい。だから、私と上谷、そしてAZMさんの3人でそのアーティストのベルト、是非挑戦させてください。挑戦させてください。させろ」
すず「いーよっ!させてやろーじゃねーか!」
詩美「聞きました?小川さ~ん!」

(※遠巻きに見守っていたロッシー小川EPを呼び寄せる)

AZM「小川さ~ん!決定で!」
すず「試合決定で?」
世羅「ええやん!決定で!」
AZM「どっち?」
詩美「決定だ!」
世羅「決定だ!」

ロッシー「決定してもいいけど、日にちがまだ……」

(※世羅らが口々に「どこでもいーっすよ!」「どこでもやってやるよ!」などとと返答)

AZM「PROMINENCEが持ってんのいけすかないから、なるべく早く。小川さん、組んでください」
詩美「早めで」
AZM「なる早で」
世羅「いいよ。我々もなる早でやってコイツらぶっ潰したいんで」
すず「たしかにね」
世羅「負けてますからね」
詩美「負けてますからね」
AZM「チャンピオンなのに負けてますからね?」
詩美「やりたいですよね?負けてますからやってあげますよ」

(※QQが去っていく)

すず「お前ら余裕こけてるのも今の内だけだからな!」
世羅「こっちは優勝してんだよ!」
すず「そーだよ!PROMINENCEがスターダムのユニットの頂点なんだから!あんな奴らに負けるわけないだろう!なあ?」
世羅「おう」
すず「なあ?」
くるみ「おう」
世羅「棒用意しとけよお前ら!」
すず「棒がないから大変なんだこっちは!」
世羅「ゆるさねーかんな!棒用意しとけよ!」
すず「どうやって持って帰る?これ?(※トロフィーを置き忘れたことに気づいて取りに行く)あっ、危ないよ」
世羅「持って帰るよそれも」
すず「これもちゃんと持って帰るかんな!」

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