元史上最年少レスラーのラム会長がスターダムに初降臨し吏南との“悪童タッグ”結成へ!

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 8日、東京都・品川インターシティホールにてスターダム『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 3』が開催され、スターダム初参戦を果たしたラム会長が吏南との新旧悪童タッグを結成した。

 『NEW BLOOD』とは、スターダムが主催する新世代の若手が中心となる大会であり、他団体の選手も数多く参戦する新シリーズ。新しい選手の発見・発掘が主な目的とされており、普段は見られない豪華カードが並ぶ今シリーズは3大会連続でチケットが大会前に完売するなど大いに注目を集めている。

 今大会でスターダムに初出場を果たすラム会長は、2005年3月6日に史上最年少の小学生レスラーとしてデビューしTVでも紹介されるなど注目を集め一躍人気レスラーとなった“元祖・チビっ子レスラー”。2006年に同じく小学生レスラーとしてデビューしたりほ(現:里歩)とアイスリボンで名勝負を繰り広げていたが、2009年に引退。しかし、2016年10月に当時窮地に陥っていた666を救うために電撃復帰。666軍を率いて佐野直率いる奇妙な軍団との奇妙な抗争を展開してきた。

 2019年からアイスリボンを主戦場に正統派のプロレスラーとしても闘い始めたラム会長は、3WAY王座を戴冠するなど実績を残し、東京女子プロレスなどスターダムのライバル団体にも参戦を続けている。そんな業界を股にかける“666の女帝”ラム会長がついにスターダムのリングにも登場。女子プロレス界に存在するとされる“見えない壁”を軽々と飛び越えていく特異点と呼ぶべき存在の1人となった。

 ラム会長は、記者会見で自身をイロモノ扱いした対戦相手の月山和香にエクトプラズムを噴射して身体中真っ白にし、別の記者会見でも「謝罪のために菓子折りを持ってきた」と騙して再びエクトプラズムまみれにして「スターダムぶっ潰してやるからな」と啖呵を切るなど“女帝”ぶりを見せつけてきた。


 そんなラム会長に対抗するためか、この日の月山はまるでラッツ&スターのように顔を真っ黒に塗った状態で現れ、ラム会長の度肝を抜くことに成功。
 ラム会長もチョーク攻撃からのマウントエルボー連打と得意の形に持ち込むが、月山も並々ならぬ気迫を見せて変形キャメルクラッチやミサイルキックの連打で猛攻。月山がカバーに入りついに初勝利かと思われたが、ラム会長がマッドハンドでレフェリーのカウントを叩く手を止めてしまい、レフェリーへ抗議する月山の顔面にエクトプラズムを噴射。
 白い肌に黒いものを塗った月山の顔面を再び白く染めるという混沌とした状況に陥れ、最後は怨霊直伝の怨霊クラッチで3カウントを奪った。

 試合が終わるとさっさと帰ろうとするラム会長だったが、月山が呼び止めて再戦を熱望。
 これを受けたラム会長は「一応現時点でいただいてるオファーは今日までなんですけど?全然原田さんからメールとか来てないんで」とブシロードファイトの原田克彦社長とのメールのやり取りの有無まで明かす唯我独尊ぶりを発揮。

 月山が「私が(原田社長に)土下座してカード組んでもらうよ!」と食い下がり、タッグマッチでの再戦を熱望すると、15歳になった大江戸隊の悪童・吏南がラム会長のパートナーに立候補。新旧悪童タッグが結成されることとなり、再びラム会長の姿をスターダムで見られることになりそうだ。

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