会見中に“ビッグダディ三女”林下詩美へ挑戦者が強烈ビンタ!詩美は「赤いベルトの挑戦者史上最も甘い挑戦者」と一蹴!

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 18日、都内某所にて3月3日に日本武道館で開催される『レック Presentsスターダム10周年記念 ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA』の記者会見&調印式が行われ、セミファイナルで赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王座戦をかけて闘う林下詩美と上谷沙弥が調印式を行った。

 詩美はバラエティ番組などに数多く出演する“ビッグダディ” 林下清志さんの三女であり、2018年にスターダムでデビュー。その直後から破竹の快進撃を続けて数多くの王座を戴冠。そして昨年11月の仙台大会では、岩谷麻優を撃破してデビュー3年目にして最上位のシングル王座であるワールド・オブ・スターダム王座(赤いベルト)を戴冠し、今年1月5日には団体の顔として新日本プロレスの東京ドーム大会に出場し提供試合を行った。

 そして先月17日の後楽園ホール大会で舞華を破って赤いベルトを防衛した詩美へ、詩美を慕う後輩でありタッグパートナーでもある上谷沙弥が「私は何の実績もないですが、必殺のフェニックス・スプラッシュがあります」と3月3日に開催される日本武道館大会での挑戦を宣言。
 これに対して詩美は「フェニックス・スプラッシュは確かにすごい技だと思うけど、それだけで勝負は出来ると思ってる?私は、上谷とこの赤いベルトを賭けて闘うのは、正直不満ばっかりだよ」と突き放したものの、2人の王座戦が正式決定してからの前哨戦で次第に詩美は挑戦者として上谷を認めていき、14日の後楽園ホール大会ではついに上谷が詩美からピンフォール勝ち。上谷はようやく詩美から「上谷との防衛戦、楽しみにしてるよ」という言葉を引き出した。

 調印式を終えた上谷は「詩美さんがどう思ってるのか?……どぉ~でもいい。追いつきたい、認めたい……そんなんではなく、私は超えたい!この1ヵ月間、赤いベルトのことだけを考えてやってきました。私にはまだ出していない技もあるし、3月3日、日本武道館ではこの“未来のスターダム”のこの私が!みなさんに驚くような結末をお見せします!」と、詩美を慕ってついていくだけの新人から脱皮し、対等な存在になるべく気炎を上げる。

 対する詩美は、団体の至宝たる赤いベルト戦がメインでないことに「少し思うところもあります」と述べつつ、「今大会は、団体対抗戦、そして髪切りマッチ。どれもスターダムの歴史に大きく残る試合だと思います。ただ、この赤いベルトをかけた上谷沙弥と林下詩美の闘いこそが、新時代のスターダムを象徴する試合になります」と断言。
 しかし、「『まだ私には出してない技がある』とか、そんなこと言ってるようじゃ、まだまだ甘いです。この赤いベルトはそんなに簡単なものじゃない。上谷はこの団体最高峰のベルトに挑戦するときからずっとずっと、甘いことばっかり言ってきた。ワールド・オブ・スターダム挑戦者史上最も甘い挑戦者・上谷沙弥から私は圧勝して、まだまだスターダム新時代、この林下詩美が作っていきたいと思います」と王者としての余裕を見せる。


 これに怒った上谷は「私の覚悟分かってんのかよ!」と激高して詩美にビンタを見舞って荒々しく立ち去る。詩美はその背中を見つめながら「上谷沙弥のやる気、武道館で爆発してもらって、この赤いベルトの試合こそが最高の試合だと、見せます」と語り、静かに闘志を燃やした。

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