賛否両論の女子敗者髪切りマッチが日本武道館のメインイベントに!挑戦者の中野たむが「丸坊主になって宇宙一不細工なアイドルレスラーになっても構わない」と覚悟を叫ぶ!
18日、都内某所にて3月3日に日本武道館で開催される『レック Presentsスターダム10周年記念 ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA』の記者会見&調印式が行われ、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王座と互いの髪をかけて闘うジュリアと中野たむが調印式を行った。
ジュリアはイタリア人の父と日本人の母のもとに生まれたロンドン出身のハーフ。2017年に22歳でプロデビューを行い、2019年にスターダムに入団すると“ドンナ・デル・モンド”を結成し大活躍。昨年7月には悲願の白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム王座)を戴冠し、2020年のプロレス大賞では女子プロレス大賞を受賞した。
たむはアイドル活動を経てアクトレスガールズとして2016年にプロデビュー。その後大仁田厚の弟子となり、電流爆破を幾度となく経験する。2017年にスターダムに入団し、現在はグラビアアイドルレスラーの白川未奈&ウナギ・サヤカとともに『COSMIC ANGELS』を結成しアーティスト・オブ・スターダム王者(6人タッグ王座)となっている。
ジュリアとたむは2020年の一年間で幾度となくお互いを意識した戦いを繰り広げてきたが、この関係を精算するべくジュリアが日本武道館大会での髪切りマッチを提案。たむもこれを受ける覚悟を見せたが、これがネット上では賛否両論渦巻く結果に。
13日の後楽園ホール大会で白いベルトを防衛したジュリアは、翌14日にたむとの髪切りマッチを白いベルト戦にすることを宣言。「この試合を女子プロレス史上でもっともやべぇ試合にしてやる」という覚悟を語っていた。
会見に出席したたむは普段の明るい笑みは見せず「アイドルにとってキレイな髪の毛は、なくてはならないものだと思います。私は、丸坊主になって、宇宙一不細工なアイドルレスラーになっても構わない。『この髪の毛なんてどうでもいい』と思えるほど……ジュリア、あんたと本当に本当に本当に闘いたかった。負けることは考えてません。スターダム10周年記念大会の大トリで私が勝って、文字通りスターダムの中心に立ちます!」と終始真剣な面持ちで覚悟を語る。
対するジュリアは「すべてを失うリスクがあった方がジュリアにとってやりがいになるんだよ。今回のたむは、お前の覚悟は十分に伝わった。私もすべてをかける。そして、私は去年得たものを、大事に大事に守ってちびちび生きていく……それだけは勘弁なんだよ!もう一度言う。すべてをかける。そして、21世紀史上最大の潰し合いを……お前とやるよ」と静かな闘志を燃やしながら低い声で語った。