1・4東京ドームにも出場した白いベルトの王者・星輝ありさが電撃引退!「首は良くなりましたが脳の調子は変わらず良くない」

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 女子プロレス団体『スターダム』が、所属選手の星輝ありさがかねてより負傷していた首、及び頭部負傷のため引退することを発表した。星輝が保持していたワンダー・オブ・スターダム王座は返上される事となる。
 星輝は2011年にスターダム一期生として当時中学生ながらデビューを飾ったが、2012年には学業への専念を理由に引退。2年前に突然の復帰を果たしてからは復帰戦で勝利を飾り、一昨年のシンデレラトーナメントで優勝。その勢いのまま白いベルトの同王座最多防衛王者であった渡辺桃を下して王者となり、以後10度の防衛を重ねるなど恐るべき強さを発揮していた。

 星輝からのメッセージとして「スターダムファンの皆様、プロレスファンの皆様、お久しぶりです。そしていつもありがとうございます。星輝ありさです。一度「待っていてね」と言ってからやっと公表できることになりました。3/8の後楽園大会から首と脳の不調で欠場しておりましたが、医師や原田さん(克彦/ブシロードファイト社長)、小川さん(ロッシー小川/スターダム・エグゼクティブ・プロデューサー)との話し合いの結果、引退することとなりました。不調が出たのは1年前からでしたが、プロレスをやることが楽しかったのと好きな気持ちが勝っていたのでなんとか続けることができていました。
 ですが、今年に入ってから体調が悪化してこれまでの試合で色々蓄積していたこともあり、精神的にも肉体的にもバランスがとれなくなってしまいプロレスはもちろん、運動すら続けられる状態ではなくなってしまいました。現在、首は良くなりましたが、脳の調子は変わらず良くない状態です。
 そして、私がこのような状態になってから早くベルトを返上したかったのですが、新型コロナウイルスなどの影響でタイミングが合わなくて返上できないままで、モヤモヤした方も多かったと思います。私もでした。夏(すみれ)選手主催興行から始まった(刀羅)ナツコ選手との決着、東京ドームから始まったジュリア選手との決着、そして大切で大好きなツンデレな相方・(中野)たむちゃんとの約束。白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム王座)をかけてこの3人とは特に闘いたかったのですが、私の身体のせいで果たせず、この3人、楽しみに待ってくれていたファンの皆様、ごめんなさい。最後はリング上でファンの皆様にお伝えしたかったのですが、引退と同時に返上する形になってしまいました。スターダムの大会ができない中での発表となってしまい本当にごめんなさい。今後は、身体やメンタルの様子を見つつ、この状態の私でも続けることができるお仕事をやっていきます。皆様、短い時間でしたが応援してくださり本当に本当にありがとうございました。星輝ありさ」と発表。

 別途、Youtubeの『スターダムチャンネル』にて星輝ありさ本人からの動画として「スターダム、星輝ありさをいつも応援してくださっている皆様、いつもありがとうございます。えっと、公式からリリースがあったとおり、私星輝ありさはプロレスラーを引退させていただくこととなりました。
 復帰してから半年たってからずっと首と頭の調子があまり良くなくて、でもプロレスが好きだったのと楽しかったということがあって続けることができていました。今年に入ってから状況が悪化してしまいまして、3月9日の刀羅ナツコ選手との白いベルト戦から急な欠場とさせていただいておりました。今医師や小川さん、原田さんとずっと相談を重ねてきて、このまま続けることは不可能ということになりまして、引退という形になっております。
ほんとはリング上で皆さんにお伝えしたかったんですけど、コロナで自粛というのもありまして動画で伝えさせていただいております。
 ベルトの返上もタイミングが合わなくてずっとすることができなくて、私もこういう状況になってからすぐに返上したかったんですけどできなかった。で、えっと引退とベルトの返上を同時にさせていただくということになりました。ほんとは刀羅ナツコ選手や、ジュリア選手や、あとはすごい大切なツンデレのパートナーの(中野)たむちゃんとの約束っていうものを果たしてからって考えていたんですけどそれもできず、ほんとにその3人には特に申し訳ないなと思っています。今まで星輝ありさを応援してくださった皆さま、星輝ありさと戦ってくださった皆さまほんとうにありがとうございました。今後は今の私の体の状態でもできる仕事をやっていきたいと思います」とビデオメッセージが投稿された。

 この発表の後、ロッシー小川RPは「公式から発表がありましたが星輝ありさが引退しました。スターダム一期生としてデビュー前から見守っていたけど、期待を込めて星輝(シャイニングスター)という代名詞を与えた。本来なら来年の10周年大会で岩谷麻優と10年ぶりの対決を計画していた矢先…残念だが今度は OGとして姿を見せて貰いたい」とTwitterにてコメントした。

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