賛否両論の女子の敗者髪切りマッチは日本武道館で白いベルトをかけての王座戦へ!「この試合を女子プロレス史上でもっともやべぇ試合にしてやる」

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 14日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『Go to BUDOKAN! STARDOM Valentine Special~Day-2~』が行われ、3月3日の日本武道館大会で行われるジュリアvs中野たむの試合が白いベルトをかけて時間無制限の王座戦となることが決まった。

 ジュリアはイタリア人の父と日本人の母のもとに生まれたロンドン出身のハーフ。2017年に22歳でプロデビューを行い、2019年にスターダムに入団すると“ドンナ・デル・モンド”を結成し大活躍。昨年7月には悲願の白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム王座)を戴冠し、2020年のプロレス大賞では女子プロレス大賞を受賞した。
 たむはアイドル活動を経てアクトレスガールズとして2016年にプロデビュー。その後大仁田厚の弟子となり、電流爆破を幾度となく経験する。2017年にスターダムに入団し、現在はグラビアアイドルレスラーの白川未奈&ウナギ・サヤカとともに『COSMIC ANGELS』を結成しアーティスト・オブ・スターダム王者(6人タッグ王座)となっている。
 ジュリアとたむは2020年の一年間で幾度となくお互いを意識した戦いを繰り広げてきたが、この関係を精算するべくジュリアが日本武道館大会での髪切りマッチを提案。たむもこれを受ける覚悟を見せたが、これがネット上では賛否両論渦巻く結果に。


 この日のセミファイナルでは、林下詩美vsジュリアvs中野たむvs上谷沙弥の4WAYマッチが実施。ジュリアとたむ、そして日本武道館大会で赤の王座(ワールド・オブ・スターダム王座)をかけて争う詩美と上谷のダブル前哨戦とも言えるこの試合は、序盤こそ互いの意識する相手のみに突っ込んでいくシングルマッチ×2の様相を呈したが、自身の標的を他人に取られたくないというプライドもあってかジュリアとたむ、詩美と上谷がときに共闘を見せる場面も見られた。
 終盤にはジュリアとたむが正面から互いの顔面をビンタで張り合い、意地と根性をぶつけ合う。たむがジュリアをフォールして試合が終わるかと思われたところで詩美がたむをぶっこ抜いての投げっぱなしジャーマン・スープレックスを決めてみせるが、その隙を見逃さなかった上谷が新技のスワンダイブ式ウラカン・ラナで詩美から直接3カウントを奪った。

 試合後、ジュリアはたむへ「日本武道館で、お前が丸坊主になるまであと2週間ちょっとだな。昨日このベルト防衛したから、防衛戦にしようと思います。日本武道館。そこでお前は終わりだ。私は、この試合をスターダムいや、女子プロレス史上でもっともやべぇ試合にしてやるんで、見に来いよ」と髪切りマッチに白いベルトをかけることを宣言。
 これに対し、たむは「ジュリア、私は、もう覚悟は出来てる。だから、今何も言うことない。ただ、髪切りだけが先行してるこの試合だけど、私は他のどの試合よりも、ジュリアとやべー試合を見せる自信がある。他のどのカードにも負けないし、そしてジュリア、あんたにも絶対に負けない」と正面から受けて立つ覚悟を見せ、両者はベルトを挟んで睨み合った。

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