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　8日、幕張メッセにて開催中の東京コミックコンベンション（以下、東京コミコン）の初日に、ブシロードグループの女子プロレス団体『STARDOM（スターダム）』が参戦した。

　東京コミコンとは、6万人以上が来場する日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱ったイベント。ディズニーやDCコミックスなども出展する他、有名ハリウッドスターたちが来日することでも注目を集めている。
　新田真剣佑さんや『スター・ウォーズ』シリーズに出演するユアン・マクレガー氏（オビ＝ワン・ケノービ役など）総勢10人のハリウッドスターが来日し、撮影で実際に使用された『スター・ウォーズ』『アイアンマン』『バットマン』『チャーリーとチョコレート工場』などの貴重なアイテムが展示され大盛りあがりの場内。

　その一角にプロレスのリングが組まれ、この日はメンズアイドルライブや、ガンダム00の水島精二監督やアニメ監督プロレスラーの福士“赤天狗”直也らが出演するDJイベントが開催。そのトリとして、Youtube100万人登録者を突破した世界最大の女子プロレス団体『STARDOM』が［Queen’s Quest］AZM＆林下詩美＆天咲光由vs鈴季すず＆星来芽依＆HANAKOのスペシャル6人タッグマッチを実施した。

　試合が始まると、始めてプロレスを見る人にもわかりやすい高身長のHANAKOが会場を沸かせ、天咲をボディスラムで叩きつけていく。しかし鈴季が出てくるとQQの連携で逆襲に転じ、場外乱闘でもコスプレイヤーが持ち込んだ竹刀を鈴季が奪って殴りかかるも、天咲もバケツのフタで応戦しこれをガード。さらに竹刀を奪って鈴季のボディにフルスイングする。その勢いを継いだ林下がコウモリ吊り落としでHANAKOを叩きつけ、さらにジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪った。

　その後行われたトークショーでは客席から「新日本プロレスの選手で戦いたい人は？」と聞かれ、AZMが「私高速爆弾娘って言われてるんですけど、新日本にもTIME BOMBと言われている高橋ヒロムさんがいる。ヒロムさんと組んで、（エル・）デスペラードさんと（スターライト・）キッドのタッグと戦いたい」と好カードを提案。
　林下は「棚橋弘至さんと逸材対決をしたい」と発言し会場を沸かせた。

　1時間のステージを終えたスターダム勢は、最後に12月29日に両国国技館で行われる大会をアピール。両国では鈴季すずvs舞華の赤いベルト戦や、林下＆上谷の持つタッグ王座に刀羅ナツコ＆渡辺桃の挑戦が決定済み。豪華カードを前に、始めてプロレスを見るファンに存分にアピールする機会となった。

『スターダムスペシャルマッチinTCC2023』
日程：12月8日（金）
会場：幕張メッセ東京コミコン内・特設リングステージ
開始：18:00

▼STARDOM Special Match：6人タッグマッチ
［Queen’s Quest］AZM／○林下詩美／天咲光由
25分45秒　ジャーマンスープレックスホールド
鈴季すず／星来芽依／●HANAKO