180cm・90kg超えの世界最強女子2人がプロレス界を破壊?!初来日の大恐竜が大怪獣とタッグ結成で王座一発奪取!
3日、東京都・大田区総合体育館にてマリーゴールド『MARIGOLD FIRST DREAM2025〜初夢〜』が開催。“大怪獣”ボジラ&“大恐竜”タンクがツインスター王座戴冠を果たした。
ツインスター王座(※タッグ王座)は初代王者決定トーナメントを制した【ミライサク】MIRAI&桜井麻衣が初代王者として無類の強さを見せて防衛を続けてきたが、昨年12月の新宿FACE大会にて【ダーク・ウルフ軍】野崎渚&CHIAKIが王座奪取。マリーゴールドでの王座創設以来初の王座移動を成し遂げた。
しかし、試合後の乱闘のさなかで野崎のイス攻撃がダーク・ウルフ軍の仲間であるボジラに誤爆。
これでブチ切れたボジラは「お前らみたいなふざけた奴らと一緒にやっていくつもりはない。ダーク・ウルフ軍のつもりもない。新しいパートナーを連れてそのベルトに挑戦する」といきなりのユニット離脱&王座挑戦を表明してマリーゴールドのリングを混沌とさせた。
ボジラのパートナーとなったのは“大恐竜”タンク。タンクは181cm・91kgのボジラに引けを取らない180cm・96kgの体格に筋骨隆々のバキバキボディを持つ世界トップレベルのパワーファイター。オランダを拠点に世界各地のリングに参戦してきたが、今回のマリーゴールド参戦が初来日となる。
改修工事を終えたばかりの大会開催となる大田区総合体育館だが、大怪獣&大恐竜の大暴れによってまた工事が必要になるかもしれない事態へと発展した。
この日、元アクトレスガールズでマリーゴールドの練習生となっていた轟もよ子が悪のマネージャー“メガトン”になって登場。ボジラ&タンクを率いて登場する。
試合は荒っぽい場外戦に始まり、メガトンも積極的に介入してクロスボディを放つなどさらっと試合デビュー。
野崎はノアール・ランサー、CHIAKIは顔面ウォッシュなど得意技を繰り出して反撃するも、最上位技を出すまでの余裕は作れず。ボジラ&タンクが野崎をダブルのフラップジャックで排除。CHIAKIに集中攻撃を加え、ボジラのムーンサルト・プレス、タンクのチョークスラム、ボジラのハイアングル・パワーボムと畳み掛けて3カウント。わずか7分10秒で試合を決めた。
この日のメインイベントでは、林下詩美がSareeeを下して団体最高峰の真紅のベルトを奪取。
外敵を下して新エースとなった詩美の前にタンクが現れ、真紅のベルトへ挑戦表明。詩美も受けて立つ姿勢を見せ、タンクがいきなり二冠王となる可能性が浮上した。
ボジラ、マイラ・グレース、ゼイダ・スティールに続く4人目の新規参戦外国人となるタンクは一躍トップ戦線に躍り出た。
ロッシー小川は「どんどん世界の無名な選手を探してこようかと思って。その方が面白いじゃないですか」と語っており、さらなる強豪の来日も期待できる。ロッシーが得意とする興行外国人の招聘でマリーゴールドはさらに突き抜けることが出来るか。